とりあえず規定時間で「みきわめ」

IMGP6294.jpg 今日の休みは上京の予定だったのをとりやめて、午後から教習所へ行きました。

 けん引教習最後の3コマです。

 1コマ目で初めて当たる指導員に担当され、今までの指導員とはまた違ったアドバイスを受けます。

 おお、折ったり伸ばしたりしないでも、一発で入りますよ!


 1時間の休憩があって、いつもの指導員と「みきわめ」のかかった最後の2コマ。

 こんどは、日が暮れて調子が狂います。

 さっきの時間は失敗しなかったのに、こんどは入ったり入らなかったり。

「一発で入れようとするからだよ、入らないと思ったら折ったり伸ばしたりしなきゃ」
「これが検定なら『はい、今日の検定はこれで中止です』だよ」


 ……まぁ、「みきわめ」をもらってからも検定までの間は「自由練習」という教習を受けられるそうなので、それ含みでみきわめをもらったような雰囲気でした。


 24日(土)の検定を予約しましたが、それで落ちると当分、検定がある火・木・土でなおかつ予定のない休みがないのでどうにかして受からねば……。
(ヘタすると次回は12月!)

 が、明日(17日)〜21日まで教習所が5連休、22日・23日は私が出張なので、検定までに自由練習に行ける日もないんですよね。。。


 写真は、指定場所以外禁煙の掲示ですが、この教習所を経営している交通安全協会って警察の外郭団体ですよねぇ?

 この種のキャラクターも一般の市民権を得つつあるということなんでしょうか。
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自動車運転はスポーツだ!

 おとといの教習で、果たして終わるのか? と思っていた、けん引の方向変換ですが、どうにか3回に2回くらい入るようになりました。

 折って、伸ばして、押し込んで、また折って、伸ばして、最後に車体が曲がっていたら頭を振って…の感覚もなんとなく分かってきました。

 検定を一発で通過するには、練習で10回中12回入るくらいのレベル(!?)じゃないと厳しいのかもしれませんが、残り3コマあればどうにかなりそうな。


 予約担当の事務の方に配慮をいただき、明日、まとめて3コマ予約できました。

 明日で教習は一気に終わりにしようという魂胆です。


 それはそうと、方向変換はずっと半クラッチ+体をよじって後ろを向いている+片手でハンドルを右へ左へガンガン回すので、2コマの教習が終わると体のあちこちが痛いです。

 そういえば、出身大学には「自動車部」という競技スポーツセンター(=他大での「体育会」に相当)の運動部がありましたっけ。

 しかも体育科目にも「自動車」があって、担当教授は私の大学院時代の指導教授(自動車工学)だったんですけど、講義要綱に「ワセダ式運転法を体得する」とあるのがずっと謎でした。

 研究室の学生としてはできが悪かった私は、ついに教授から「ワセダ式運転法」について聞きだすことができないまま大学を出てしまいましたが、どんな運転なのやら……。。。
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規定時間で終わらせるかどうか

IMGP7935.jpg けん引の第一段階教習が終わり、第二段階に入りました。

 第二段階は「狭路の通行」から「踏切の通過」までの10項目と「方向変換」の11項目(+みきわめ1項目)なのですが、実際は方向変換ばっかり7時限やるようです。

 ……前回は第一段階の見きわめのはずが、実際には大型用の大きい方向変換コースを使って方向変換の予習でしたし。

(方向変換は第一段階にはない)


 あ、そうそう、第一段階は規定の5時限で終わりました。

 …普通車も、大型二種も、規定時間では終わらなかったので人生初記録(のはず)です。

#私が普通車を取った1998年当時は所内2段階+路上2段階の合計4段階もあったので、どれか1段階くらいは規定どおり終わっていたかもしれません。。。


 今日は2コマあるうちの1コマ目は大型用の広い方向変換コース、2コマ目はけん引用の狭いコースで、ひたすら方向変換ばかりやりました。

 特に2コマ目で狭いコースに移ってからは、とにかく右バックの練習。


 2コマ目の指導員は、よくも悪くもアドバイスを次々とくれる人で、「あーそこでハンドル切っちゃだめ!」「ここはどんどん回す!」「もう入りません、前へ出て最初からやり直しましょう」等々、結局、一度も脱輪やポール接触がなかった代わりに、一度もアドバイスなしに凹部に入りませんでした。o..rz

 最後のほうは、どちらへハンドルを切ってよいのか自分では分からなくなり、指導員にあきれられる始末。


#教習中なんだから、してもいい失敗はさせてくれたっていいじゃないか!


「規定の7時限は残り5コマだけど、5コマしかないと思うか、5コマあると思うかはあなた次第です、オーバーしてもいいと思うのも結構、ただしお金はどんどんかかりますからね。きょう仕事帰りですか?(←私がネクタイをしていたので)ああ、それじゃぁ頭はスッキリしてないでしょう。効果的に教習を受けてくださいね」


 ……ごもっともではあります。。。
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やはりペースは遅いらしい

IMGP7725.jpg けん引教習3コマ目です。

 …前回から9日経っており、前回と同じ指導員から「もうあれから何回か乗ったんかい」と聞かれ「いえ、あの時の次が今回です」と答えると、少々あきれられた様子です。

 後退は次回らしいですが、教習車が止めてあるスペースから出すのにバックで出しました。
(「車庫」というには程遠いものの、教習コース脇のスペースに頭から突っ込んで止めてある)

 トレーラーがどう動いているのかわけも分からず、指導員に言われるままハンドルを回して出しました。


 今日は1コマだけで、「外周8の字」(外周とその真ん中を横切る道を「8の字」に走り、外回りと内回りと右左折の練習)を繰り返し、最後の15分間でS字とクランクをやりました。

 クランクは大型二種(バス)にはなかったので、11年前に普通車の教習を受けたとき以来ですが、歩くよりも遅くソロソロ通過してどうにかいけました。

 トラックは普通車と違ってボンネットがないので、ポールに当たりやすい部分はサイドミラー、と、運転席の目の前にあるぶん却って普通車よりやりやすいかもしれません。

 S字はバス用の大きなS字コースではなく、普通車用の狭いコースでやるのでヒヤヒヤしましたが、やはり、脱輪しやすい場所は運転席から見えるのでそのまま通過できました。


 要注意なのは、S字を出て外周に戻るとき、すっかり安心してハンドルを切るとトレーラーがS字からまだ抜けていないのでそこで脱輪してしまうことですね。(一回やってしまった)

 次回、直線後退をやるらしいです。

 規定どおり進んでいれば、次回で第1段階の教習は終了……の見込みです。


 ところで、写真でクリアファイルに入っているのは教習原簿。

 原簿にはすでに持っている免許がハンコで目立つように押されるのですが、「大型二種」のハンコがないらしく、「<二種」と手で書き加えられています。。。

 いかにも、大型二種を取ってから別の免許を取る物好きはお前くらいだ、と言われているかのようです。
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けん引入所しました

IMGP7711.jpg 「卒業後1ヶ月以内に別免許で入所すると教習料金21000円引き」などという甘言にのせられ、けん引で教習所に再入所してしまいました。

 今月1日が一種の入所日だったので手続きに行くと、21000円引きのほか、入所時の適性検査は1月に大型二種で入所したときに受けたものが使える、とのことで適性検査料金(2940円)も教習料から差し引かれました。


 入所時の配布物に教本がなかったので窓口で聞くと、けん引は教本がないのだそうです。

 いろいろ調べると、どうやら大型一種の技能教本にけん引について記述があるようなのですが、8t中型(旧普通)から大型二種を直接取ってしまったので手元にありません。

 書店では流通してない本で、教本の発行元から直接購入できるようです(こちら)が、個人購入するには送料や手数料を含めると2000円以上かかりそう(しかも、けん引ではなく大型一種がメインの教本)だったので、市販の参考書を購入しました。

 それと、模型があるとトレーラー独特の動きが分かりやすいと聞いて、先日池袋へ行ったときにビックカメラのおもちゃ売り場でトミカを購入。(写真)

 ……教習車と違ってトレーラーが長いので、あんまり参考にはなりそうもないですが。。。

 連接バスに至っては、車体が曲がりもしませんし…。。

#連接バスは道路交通法上は大型二種で運転でき、バス会社が社内基準として「けん引二種」を所持する運転手に限定して乗務させているだけだそうですが。


 さて、入所したはよいものの、技能予約がなかなか取れず、今日が第1回目でした。

 バスとトラック(しかもけん引)では車体感覚などに微妙な違いはあるものの、普通車と大型車ほどの違いではありませんし、なによりコースは大型二種の教習で散々走ったのと同じ所内ですし、直進する分には特に差し支えありません。

#けん引は路上教習がありません

 大型二種のときは「復習項目」(=ハンコもらえない、というやつ)の嵐でしたが、今日は1コマ目で「1〜3」、2コマ目で「4、5」の教習項目を終了しました。


 大型二種(バス)との最大の違いは、教習項目1「車の乗り降りと運転姿勢」。

 …車の乗り降り、ってバカにしてんのか、と最初思いましたが、バスは乗客と同じドアから乗るので歩道側から乗っていたんですよ。

 しかもバスは車内に階段状のステップがある(中古路線バスで2ステップ車だった)ので特に難儀しないんですが、トラックは車道側から高い位置にある運転席に直接「ハシゴ乗り」をするんですね。

 あらかじめ読んできた参考書では「ドアを運転者が乗れる程度静かに開ける」「片手でドアを押さえながら素早く車に乗り込む」という話だったんですが、「ハシゴ乗り」をするのに手で持つのはドアではなく車内の取っ手です。

 指導員も、ドアをパカーンとあけて乗り降りしてますし……。。。

 降りるときも、道路側に背中を向けて「ハシゴ降り」をするのが、本のイラストと違うところでした。


 あとは、1コマ目も2コマ目も、外周を左回り・右回り、右折・左折を繰り返して終わりました。

 思った以上にハンドルをガンガン回してトラクター部分を曲げないと、トレーラーがカーブや曲がり角についてこないんですね。

 1コマ目では何度か縁石に乗り上げたり、逆に外側にふくらみ過ぎたりしていましたが、2コマ目になると次第に感覚もつかめてきました。


 指導員からは「直進は問題ないね、でも、けん引の後退は話に聞いてるとは思うけど訳わかんねーぞ」と(上州では普通の言葉遣いで)言われて終了。

 第一段階は所定5時限で、10個ある教習項目の残り5項目も

6.時機をとらえた発進と加速
7.目標に合わせた停止
8.カーブや曲がり角の通行
9.後退
10.教習効果の確認(みきわめ)

なので、残り3時限の大半は「9.後退」に費やされるのでしょう。
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大型二種免許取得しました

IMGP7629.jpg 高崎から日帰りで、幕張の免許センターへ行きました。

 学科試験は午前と午後の2回で、午前の受付は9時までなので、高崎6:20発の朝一番の新幹線で上京、京葉線で海浜幕張へ向かいます。

 ……なぜ午前かって、もし落ちても午後もう一回受けられる(かもしれない)じゃないですか。

 平日だからガラガラだろう(って、学科試験はもともと平日しかやってませんが)と思ったら、建物に入るなり黒山の人だかりですよ。

 ああ、世間は夏休みだから学生が免許を取るシーズンなんだな……とすぐに分かりました。
(自分は、夏休みに入所して11月までかかりましたが……orz)


 普通一種とは別室受験だろう、、と思いきや、受験番号で区別しているらしく、同じ試験場で受けました。

 9時29分に試験が始まると、、、難しい! 難しいよ!! 群馬で練習したトレーニング用問題よりレベルが高いよ!!! と思うような問題の連続で参りました。

 たとえば……踏切内で故障したときは、旅客を踏切外の安全な場所に誘導して発炎筒などで列車の運転士に知らせる……というところまで分かってれば群馬では「○」「×」が判断できたんですが、今日の問題にはさらに「車両を踏切外に出す措置をとる」って、、、学科教習のビデオで“吉田君”はどうやってたっけ???

 電車が来ちゃうんだから発炎筒を持ってひたすら走らなきゃなのか、発炎筒で電車が止まっている前提なのか、、、、

 あと、高速道路にまつわる問題も目立った気がします。

 高速道路上で故障して路肩に停めたら、旅客を降車させてからレッカー手配………? 普通一種だったら柵外に避難だけど、不特定多数の旅客がむやみに降りると他のクルマにひかれるからバスに乗ったままのほうが安全なのでは? (←鉄道の場合と混同している)

 いや、普通車同様、路肩とはいえ高速道路で停車していると後続車が追突しないとも限らないし、やはり柵外に誘導して降車させたほうがいいような、、、むむむ。。。


 あーあーあー全然自信ないよー、西村堂の問題集(←千葉県で免許取った人なら知ってる)買ってもう一度受けに来なきゃかなぁ、、、と思いつつ学科試験場を出ましたが、およそ20分後の発表(←結果出るの早い!)では無事合格でした。

 一人で「よっしゃ」なんてブツブツつぶやいて怪しさ満点オーラを醸し出していましたが、電光掲示を記念に撮影する間もなく「40番のタカハシさん」とアナウンスで呼ばれます。
(あわてて撮ったら激しく手ブレだった……orz orz)

 合格後の適性検査は深視力があるので、普通一種の皆さんが大勢来る前に先にやるようです。

 視力は、裸眼でどうにか大型のレベルをクリア。
 ……裸眼では不安だった深視力は、、、、、やはりダメです。

 メガネ持ってますけど…と言おうとしたら、「12番の検査室で測りなおします。メガネで測ると『要眼鏡』がついちゃいますからね」と言ってもらえました。

 検査室へ行ってみるとすっごいアナログな検査方法で、本当に目の前を物理的に棒が前後してるんですよ。

(視力検査の機械をのぞき込んでボタンを押す検査でも、機械の中で実際に棒が動いているんだとは思いますが)

 今度はどうにかちゃんと見え、本免許には「要眼鏡」がつきませんでした。
(仮免許のときは、教習所の機械=今回最初に測った機械と同じので見えなかったので「要眼鏡」でしたが)


 で、写真撮影を終えて、免許交付。

 1月に更新したばかりの旧免許証と、群馬県公安委員会発行の仮免許証はあっけなく回収されてしまいました。

 旧免許証に穴を開けて返してくれるのは更新のときだけなんだそうです。

 仮免許証のほうは、11年前に普通一種を取得したときは、千葉県外で取得した仮免許証の人は返さなくてよいのを横目に県内取得の私は泣く泣く返納してしまったので、今回は手元に残るぞ……と思っていたんですけれども。

menkyo.jpg 何人かの方から聞かれた免許証の記載ですが、左の画像のようになりました。

 「大二」って、大型二輪みたいじゃん…と思いきや、バイクのほうは「大自二」(=大型自動二輪)という記載らしいです。

 これで、大型特殊とけん引以外は、あらゆる四輪車を運転できる……わけですが、意外にシンプルですね。。。

 有効期限は、1月に更新した旧免許の期限(=5年)と同じ平成26年1月。
 新規に大型二種が加わっても、ゴールド免許のままでした。

 なお、帰りの電車で気づきましたが、「中型車は中型車(8t)に限る」という条件は記載されませんでした。

 1月に更新したときは、大型免許でも記載のあるなしで将来の更新時に深視力で引っかかったときに違いが出てくる、という説明だったんですが……。。

 と思って帰宅後に調べたら、それは平成19年の法改正(中型新設)以前に旧普通+大型を持っていた人だけで、改正後に8t中型(=旧普通)から大型を取得して、将来深視力に引っかかると8t中型を通り越して新普通に格下げになる由です……。。。(えー)


 ともかく、これで勤務先を何らかの事情で放り出されても、とりあえずは時給800円のアルバイトではなく時給1200円程度のパート運転手で食いつなげられることになりました。
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大型二種の教習所にかかったお金

 さて、教習所を卒業しまして、卒業するまでいくらかかったか計算してみました。

 所定の教習料金は409,700円。(参照
(後述しますが、なぜか10,500円引きだった)

 それに加えて、

+技能オーバー3回(第一段階1回+第二段階2回)=9,500円×3回=28,500円

+修了検定(=第一段階の終わりの仮免許の試験)時の
「仮免許試験手数料」=2,000円
「仮免交付手数料」=1,200円


合計=44万1400円。

と相成りました。


 何気に、某早稲田大学で文科系の博士課程へ1年間通える学費(40万2000円+施設費6万円)に、ほぼ匹敵しますね。。。(笑) (参照
(↑実は、博士課程になると国立大学の標準額=53万5800円より安いという事実!)


 あと、幕張の免許センターで学科試験の「試験手数料」2000円、「交付手数料」2100円がかかりますから、1回で学科試験に合格すれば、

総計=45万5000円

ということになります。


 なお、所定の教習料金(40万9700円)の内訳は…

入所金 52,500円
教本代 3.250円
適性検査料 2,940円
路上教習料 11,550円
高速教習料 2,000円
写真代 1,000円

学科料 43,320円

特別割引 -10,500円(←初めて行ったのに、なぜか適用)

(入所時必要料金=116,560−10,500=10万6060円)

技能教習 9,500円×(第一段階12コマ+第二段階17コマ)=275,500円
修了検定料 11,550円
卒業検定料 14,700円
高速教習料(?) 1,890円

総計=40万9700円


でした。

 高速教習料って、入所時に2000円取られてるんですが、実際に高速教習をやったときも、技能教習料9500円にプラスして1890円引かれてたんですよ。

 高速料金かなぁ…、と思って調べると、前橋〜渋川伊香保の高速料金は950円なので、往復1900円で計算が合いません。

(しかも、教習車はETC車なので、平日昼間でも割引適用で片道650円→往復1300円なんですよ)


 そのあたりが謎なだけで、あとは“明朗会計”なんでしょうかね?

 卒業生が1か月以内に別の免許で入所したときは21000円引き……って、入所金52500円と合ってないし、写真代1000円は持参すれば必要ないのか(その辺の駅にあるスピード写真なら700円くらいでできるし、最近はデジカメ+パソコンでも作れる)、とか、そういう細かいところを気にするといけませんが。。。
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教習所卒業しました

IMGP7617.jpg きょう、大型二種の卒業検定(技能検定)があり、無事合格して教習所を卒業できました。

 指定教習所なので、幕張の免許センターでは技能試験が免除になります。


 卒業検定のコースは第2段階教習で一通り乗っていたので、免許センターで見ず知らずのコースを走るのと違って、(教習で乗るよりは緊張したものの)安心して受けられました。

 きょうの検定コースは3種類あるうちの「1コース」。

 教習所周辺を走る途中に、指定位置停車(電柱や街路灯や交通標識をバス停のポールに見立てて、中扉の位置を合わせる)を3回。

 普段の教習で乗っている教習車なので、運転席から振り向いたときに指定された目標物がドア位置ひとつ前の窓の桟に合っていれば、ちょうど中扉にピッタリ、という目印が使えるのも、教習所で技能試験を受けられるメリットでしょうか。

 それと、乗車前にバスの周囲を1周したとき、「仮免許 練習中」の札が裏返っていた(=大型1種を持っている人は仮免許なしに路上教習できる)ので、文字があるほうの面を表にしようと思ったら、指導員(試験委員?)から出さなくていいと言われました。

 方向幕(=行先表示)に「検定中」という文字が出ているので、それでよいそうです。
(普段は「教習中」になっている)


 それはそうと、バスに乗車したあと、採点が始まるまでの「練習区間」は所内半周と、教習所の正門を出てすぐ隣の交通機動隊の正門まで……って、路上の練習区間はほんの数十メートルしかないですよ!!

 バスの免許なんですし、せめて次のバス停までとか……。

  ただ、それを言ったら、バス停代わりの「指定位置停車」だって10か所なきゃおかしいことになるわけで(何の試験だ)、まぁ、「試験区間」の長さを考えれば、そんなものでしょう。


 逆に、勤務先で取得した国家資格の技能試験との共通点といえば、「普段どおり運転してはいけない」ですかね。

 検定前の説明で「普通一種の方には『普段通り運転すれば大丈夫』と言っているんですが、二種の方は普段通り運転しちゃだめですからね?」と言われ、どこかで聞いたような話だなぁと思いましたっけ。

 ただし、ここでの「普段通りの運転」は、勤務先での機械の操作とは全然違って、制限速度や一旦停止や駐停車禁止などの「法規を守っていない」ことを指しての話でしたが。

#ちなみに普通二種(=タクシーや運転代行)は、駐停車禁止箇所の間際で停車の指示があって、禁止箇所を避けて停車する検定項目があるのだとか。

 法規云々は別にしても、検定での指定位置停車は中扉の位置に合わせるとはいえ、実際に走っている路線バスが停留所に止まるときは、先頭がポールの位置ですよねぇ。。。

 ……しかも、教習車(=元神戸市バス)は前扉と後扉しかないので、中扉の位置は黄色のシールで印がしてあるだけ(=指定位置に合わせても誰も乗れない)ですし。。。。


 所内に戻ってからは鋭角(右折)と縦列駐車のみで、左に曲がる鋭角と方向変換はありませんでした。(3つあるコースのどれに当たるかで変わる模様)

 鋭角で2回切り返しても曲がれず、これでだめなら失格…とヒヤヒヤしましたが、どうにか通過。
(鋭角の切り返しは3回までで、たいていは2回で通過できる)

 縦列駐車はハンドルを戻すのが早かったのか、バスを停止させてギアをN+ハンドブレーキを引いて「はい」と告げると、「右がはみ出ています。運転席から後ろを見てポールが見えますか? 見えなければはみ出ています」

 …んー、ポール1本の半分が見えなくはないような、、、だめですか? と思ったものの、やり直し。

 鋭角にしても縦列駐車にしても、自分でも普段の教習どおりにできないな…とは思っていたので、やはり緊張していたのでしょうか。


 気を取り直して再度の縦列駐車では普段どおりきちんと決まりました。(ポールもちゃんと見えた)


 バスを降車するまでが試験で、その後、試験委員(?)からのアドバイスとして2点、

・左折するときの、左手をハンドルにかける位置のクセ
・ヤマダ電機前の交差点を右折した際の直進車への譲り方

がありましたが、あとは「おおむね良好」とのことでした。(縦列駐車のやり直しによる減点はなかったとか)

#あのヤマダ電機前の交差点は、対向車が有賀園ゴルフの脇の妙な道から出てくるので、直進車か右折車か区別しにくい、クセのある交差点なんですよ……って、現地を知らないと分からない話ですみません。。。



 ……ともあれ無事合格して、前もって余計に収めていた教習料金の残りを返却してもらい、所長室で「卒業式」。

 写真の卒業証書(=学科試験時に必要)を受け取り、その後、所長室の応接用ソファ(←超ふかふか!)に座ってマンツーマンで学科試験の説明を受けました。

 大型二種は教習生が少ない(前回の“卒業式”は2人だったそうですが、今日は私一人でした)ので、こういうことができるんだと思います。


 ちなみに、私は千葉県民なので学科試験は幕張の免許センターで受けることになり、あくまで教習所となりの群馬県総合交通センターで受ける前提の話は「参考」とのことでした。

 人によっては一時的に住所を移して群馬で学科を受ける人もいる、とのことですが、いまそれをやったら総選挙に投票できなくなってしまいますので。。。
(住民票を移したあと3ヶ月間は選挙で投票できない)


 ともあれ、あとは1年以内に幕張の免許センターで学科試験に受かるだけになりました。

 教習所を卒業しているので、学科に受かれば即日交付です。

#「一発試験」の人は、指定教習所で応急救護講習などを受けた後に交付

 幕張の免許センターは平日にしか試験をやっていないので、休みが土日に限定されない今の仕事が非常にありがたいんですが……そういうときに限って次の2連休は土日だよ! まったく!!
(いや、そのおかげで今週末は学生時代の友人知人との飲み会に顔を出せるんですが…)

 あるいは、幕張日帰り…ですかね?


 それ以前に、きょうの卒業検定を有給休暇を使わずに受けに来れている時点でありがたいのです。(卒業検定は月・水・金なので、普通のサラリーマンは有休以外で受けに来れない)


 なにはともあれ、入所した頃は所内のカーブもまともに曲がれなかったのが、まるで本職のバス運転手!? みたいなレベルにしてくれた指導員のみなさんに感謝したいと思います。

 ……というか、仮免許の期限が来月16日までだった! 勤めながらの教習とはいえ危なかった!!
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最後の早稲田

IMGP7607.jpg 科目等履修生として受講していた、前期火曜4限「教職研究IV(生涯教育)」の教場試験でした。

 問題は、「生涯教育、生涯学習をめぐる議論や、国内の政策を踏まえたうえで、今後、日本の生涯学習はどのような点に重点を置き、進めていくべきか自分の考えを述べなさい」

>自分の考えを述べなさい
>自分の考えを述べなさい
>自分の考えを述べなさい

というもので、前段の「〜を踏まえたうえで」の部分で講義の流れを大きく外れていなければ、評価はともかく単位は来るだろう、という気がします。

 これで単位がくれば、書類をそろえて千葉県教育委員会へ持参するだけで、高校理科の一種教員免許がもらえることになります。

 …残念ながら今年の4月から教員免許は更新制になったので、10年後には期限が切れるのですが。(それ以前に取った人は、教職に就かなければ終身有効)

(更新講習は現職教員のほか、期限切れの教員免許を持っていて教職の内定がある人しか受けられない、、、って、そもそも教員免許を切らした人が教職の内定なんてもらえるの?)


 3月に出願したときは、正社員のサラリーマンとして勤めながらの履修になることから、何度か会社を休めずに欠席せざるを得ないかなぁ、、と予想していましたが、勤務を作成する上司のおかげで一度も欠席せずに終えることができました。


 普段は、鉄研の部室へ顔を出して、講義を受けてまっすぐ帰るだけでしたが、今日は演劇博物館に寄ったり、図書館へ行ったり、うだうだと20時ごろまで早稲田界隈にいました。

IMGP7608.jpg 今日初めて気づいて驚いたのは、南門真向かいのam/pmの2階テナントが「株式会社キャンパス」(=早稲田大学の関連会社)になっていたことです。(!)
(株式会社キャンパスのwebページによると、2月から入居している模様)

 am/pmの2階といえば某左翼過激派組織の拠点(と言われていた場所)で、年がら年中カーテンが閉じているわ、隣にあった旧第一学生会館と両方見渡せる場所に(大学敷地内なのに)堂々とたこ焼き屋の屋台が出ているわ、知る人ぞ知るスポットだったはずです。

 たこ焼き屋は、一般のテキ屋だったら大学当局が敷地内での営業許可を出すとは思えないにもかかわらず、大学が な ぜ か 敷地から排除しないので「公安たこ焼き」というもっぱらの評判でしたね。。(行けば普通に売ってくれた)

 第一学生会館もなくなって、新学生会館は歩いて10分ほどの戸山キャンパスの向こうになって不便になりましたし、なにより、彼らにとって学内から数千万〜億単位といわれる資金を吸い上げられそうな利権もなくなりましたから、わざわざあの場所に家賃を払って入居する理由もなくなったのでしょう。

 それにしても、□とか○が出て行った跡に大学関連会社が入るとは、たいしたもんです。
(もう元に戻ることはありえないし、彼らの跡が空きテナントにならないなら大家も追い出しやすかったのでは……と推測)


IMGP7611.jpg あとは、図書館で平山郁夫の「熊野路・古道」を眺め、3階雑誌コーナーにある「W形」のソファーで『谷中根津千駄木』をパラパラ読んだり。
(大学図書館で創刊号から全巻所蔵している)

 帰り際にふと目に入った掲示によると、今年の3月から「校友図書館カード」発行には年額5000円の校友会費(=OB・OG会費)納入が必須になった、とのことでがっかりです。

 いま持っている「校友図書館カード」は今年3月で期限が切れており、今年度は科目等履修生の学生証で入館できますが、来年度以降は“図書館利用料”年間5000円ですよ。
(私は、気が向いたときに立ち寄ることはあっても、特に頻繁に利用することはない)

 「校友会費」なんて当局が何に使っているのか得体も知れないのに、そんなもの払えるか!

 三田や日吉のとある義塾に比べて、OB・OG会費や寄付金の集まりが悪い、とかで、大学当局が業を煮やしての施策でしょうが、いまの白井総長はろくなもんじゃありません。
(同じ路線とはいえ前の奥島総長のほうがまだマシ)

 とはいえ、「何らかのご事情で校友会費をご納入いただけない方」は、校友課でその都度手続きをすると「一日利用」ができるのだそうです。

 校友課が休みの日曜日などは使えないものの、一応の抜け道は用意されているようです。


 ……まぁ、「有料図書館」として考えれば、六本木ヒルズの「六本木ライブラリー」が年額10万5000円なのと比べて、5000円とは破格の安さですから、頻繁に通うようなら大学当局の軍門に下るのも悪くはないかもしれません。


 それはそうと、高崎から新幹線で通学すると、早稲田キャンパスの行き帰りに「本庄早稲田」を通って行くことになるんですね。

 最後の最後にふと思いました。
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高速教習、次回は「みきわめ」

IMGP7603.jpg めずらしく、2日連続で教習所に来ました。

(写真は、応急救護のとき写真に撮れなかったジャミィ人形)

 きょうは連続2コマが取れず、合間の1コマで効果測定(学科検定)を受けました。

 学科練習用のパソコンを使ってセルフサービスで受けます。

 「駐車禁止の場所でなければ、道路(特定の村の区域を除く。)に夜8時から翌朝7時まで駐車してもよい」、、、、えーっと、連続して路上駐車していいのって何時間までだっけ??

 これを含めて5問間違えましたが、どうにか95点で合格できました。


 あと、「路線バスの運転者は、定められた時間よりも早く出発することは禁止されているが、遅れるのはかまわない」では、自信満々に「○」と回答して間違えました。

 終了後に渡された解説では「旅客のことを考え、基本的に定刻通りの運行に努めるようにする」だそうです。。。

 早発禁止は知っていましたが、、、、遅れてもいかんのですか。

 解説には「基本的に」という一言があるので、もちろん遅れてよいケースもある、という理屈なのでしょうが、この設問で「×」が正解だなんて、もし私の勤務先でこのような従業員教育をした日には大変なことになりそうです。。。



 さて、2コマ目は高速教習。

 ……というか、教習項目としては「12.地域特性に合った運転」で高速教習とは決まっておらず、地域によっては山道を走ったりするみたいです。

 普通車の免許を取ったときは、特別教習と高速教習が別にあって、特別教習では京葉道路、高速教習で東関道を走りましたっけ。

 普通車の高速教習では3コマくらい使って市川から成田まで行って帰ってきましたが、こちらは前橋ICと渋川伊香保ICを往復して1コマで終わりました。


 元神戸市バスの教習車が関越道を時速100キロで飛ばすのか! と思いきや、指導員から「80km/h以下で行ってください」と指示を受けました。

 関越道の前橋IC〜渋川伊香保ICは速度制限標識がない(=バスは100km/h以下)のですが、特別教習だからか、普通車の高速教習と違って「100キロ出さないと教習したことにならない」ということはないようです。

#普通車の免許を取ったときは、東関道が千葉北ICまで80km/h制限なので、そこから先へ行かないと高速教習にならない、という説明だった。


 それにしても、料金所のレーンはバスの幅ギリギリです!

 指導員から「ETCレーンは必ず20km/以下で通過してください」と言われましたが、言われなくても10km/h前後でソロリソロリと通過しちゃいます。

 ……ハイウエイバスに乗っても、こんなにノロノロ通過しているのなんか見たことありませんが、職業として運転している人はすごいですね。


 高速道路は道幅も広くて遠くも見通せて運転は楽ではありますが、前職で長時間機械を操作していたとき同様に、絶対眠くなるんだろうなぁ、という気はしました。
(一般道では障害物が多すぎてとても眠くなるヒマなんかない)


 最初のコマで「6.旅客輸送を想定した運転」もどうにかクリアでき、効果測定も終わりましたから、残すは第2段階教習のみきわめと、卒業検定だけになりました。
author by よんなん
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