クルマのリース考

 群馬暮らしをしていた頃、マイカーはオリックス自動車のリース車でした。
いまのりくんというサービス)

 毎月19845円(≒2万円弱)で、税金やらオイル交換費用やら車検代やら全部入ってて楽でした。……多少のキズをつけても修理代10万円分までなら見逃してくれます。

 60か月(5年)契約のところ、24か月(2年)経つと違約金なしで返却できるのが、2〜3年おきに転勤がコロコロあるリスクを抱えるサラリーマンにとってポイントです。

#前回借りたときは、契約から1年半で新宿へ異動+高崎の寮からは追い出されるというハマリに遭ってしまい、残り半年以上の間、実家(浦安)でクルマの置き場に苦労しました。
(2年経たずに返すと、乗りもしない残り期間のリース料を払わなきゃいけない)


 自分で買っちゃって、要らなくなったら中古車として売れば? という考え方もあります。たぶんそれが一般的だと思います。

 が、前回乗ってたプレオは2年半借りてリース料59万5360円(≒60万円)だったところ、中古車買取会社へ電話してみたら「5〜25万円で買い取る」という話でした。

 仮に最高額で買ってくれたとしても、スバルのプレオバン(当時の国産車で一番安いクルマだった)といえども85万円であれこれオプションつけて新車で買えたんだろうか……という気がします。

 実際には、あれやこれやキズがついているだのなんだのと買取額が下がっても文句言えなさそうですし。
(しかもリース料には税金や車検代なども全部入っていた←貨物車は新車でも2年で車検)


 購入場面ではメーカー(orディーラー)との価格交渉力、売却場面では中古車オークションへの出品ノウハウを持っているオリックスに任せちゃったほうが、いくらかオリックスを儲けさせたとしても、こちらにはお釣りが来るんではないかという考えでした。


 さて、次に「クルマがあったほうが生活が便利な地域」へ異動があったらどうしようかなぁ、と、つらつら考えています。

 前回はなかったサービスは「中古車リース」。新車リースより納車が早くてリース料も安めなのがポイントです。


 まず参入したのが「ニコリース」。ニコニコレンタカーの会社です。

 リース料は1日500円(≒月額15000円程度)〜、1か月単位でいつでも契約解除可能(急な転勤でクルマが不要になってもすぐ返せる)、と、一瞬は魅力的に見えるのですが、

・初期費用53000円(返ってこない)
・キズをつけた場合の負担なしは修理代5万円まで
・車検代(工賃)は自分持ち

等々の違いがあり、月額のリース料ほどのメリットはないのでは? という気分になります。


 と思ってたら、オリックスも中古車リースを始めたようです……が、値段は安いランクのクルマを新車で借りるのと大差ないようです。それに、「いまのりくん」のように2年経ったら返せるような仕組みでもなさそうです。


 それとも、何年か乗ったら捨ててもいいような値段で売ってる中古車を探そうかなぁ。

 軽自動車でマニュアル車、4WD、パワーウインドウ(←運転席以外の窓を開けてくれる同乗者がいないから)、FMラジオ、ABS、エアバッグつきなら、あとはガソリンを入れて走ってくれさえすればよいのです。ハッキリ言って。
author by よんなん
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大学には行った方がいいか

 きょう久しぶりに会った方から、

知り合いの知り合いの知り合いが「大学へ行きたくない」と言い出して、専門学校出身の俺は、大学くらいは「親」というスポンサーがいるうちに出といたほうがいいと思うんだけど、大学を出てるタカハシさんはどう思います?

と聞かれました。

 また聞きのまた聞きなので詳しいことはよく分からないものの、高校2年生で、音楽をやりたいとかどうとか。


 音楽といってもどんな音楽をやりたいかによりますが、メシの種にするのが難しいジャンルであれば、まずは安定した収入を得る=安定した職に就くこと=最低限でも正社員の立場を得ることが最優先だと思います。

 東大へ行けちゃうほどの学力がある、だとか、世の中を変える仕事がしたい、学者になりたい、などの夢でもあれば別ですが、収入はきちんと確保しつつ趣味に生きたい、ということなら、いま通っている高校は出るとしても、大学は行っても行かなくてもいいんじゃないか、という気がします。

 この時代、学歴よりは資格と職歴のほうがモノを言うんじゃないか、というのが33歳にして社会人8年目、肩書きはヒラの自分の考えです。


 一昔前なら、「貧乏な思いをしない人生を送る手っ取り早い方法は、大学を出て会社で出世すること」だったかもしれません。

 でもそれは、結婚したら片方が専業主婦(まれに主夫)になって一家の大黒柱が家族を養うのが当たり前だった時代の価値観だと思います。

 きょうび、結婚しても夫婦が正社員で共働きなら、あるいは独身の正社員であれば、必ずしも出世を目指さなくても世帯収入はある程度豊かな暮らしをするのに充分な水準で得られるはずです。


 いまどき正社員をめざすのに大卒である必要はありません。

 むしろ大学を出ても、世に言う「ブラック企業」に職を得てしまう人や、職にも就けない人だって大勢いるわけで、学歴と生活の豊かさや安定度が比例するわけではなさそうです。

 そりゃぁタカハシさんは**社に本社採用で勤めているから「負け組」の気持ちなんか分かるはずがない……という向きもあろうかと思いますが、仮に今回のケースで「勝ち組」「負け組」の線引きをするなら、残業がそれほど多くない会社を探して正社員になれれば、充分「勝ち組」といえるのではないでしょうか。


 正社員になろうにも新卒で入れなかったらおしまいだ……というのも過去の話で、私の勤務先を例に出せば、年々、採用人数に占める社会人枠の比率は大きくなっているので、なにがしかの社会人経験を経てチャレンジすることも充分可能です。

 再チャレンジを目指す近道は、大学へ行くことより、社会人経験を積みながら技術系の資格(←重要)を多く取っておくことだと思います。


 そんなわけで、本人が大学へ行きたがらないのならまずは就職を目指すのが本人も家族も幸せなのでは? という考えを持っています。

#新卒時点で正社員にも契約社員にも派遣社員にもなりたくない、というのは料理人なり職人なりの道へ弟子入りするのでもない限り却下


 なにより、大学は後から行くこともできるのです。……実際、社会人経験がある学生のほうが意欲も高い傾向にあるようです。

 また、奨学金を借りて就職後に返している人は周囲に何人もいますし、通信や夜間の大学だってありますし、自分自身がスポンサーとなって大学へ行く方法もさほど珍しくはありません。

#ほかにも、大学へ行かせてくれる会社を探して就職する、などの方法もあります。

 ……って、それは親のスネをかじって修士号まで取らせてもらった自分が言えた口ではないのですけれども。
author by よんなん
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地元の稲門会に入ることになった

DSC01756.jpg きのう日色君から千葉稲門祭に誘われて、そのまま船橋稲門会に入ることになりました。

 地元の稲門会はそのうち入ろうと思ってましたから、それはよいです。

 が、聞けば、若手がほとんどいなくて、自分や日色君が最若手みたいじゃないですか。


 最若手ということは、いろいろ事務局的なことをやらなきゃいけないということです。


 まぁ、出身大学はOBの数の多さも国内有数ですし、いろいろ携わる過程で会社の外にそれなりの知り合いを増やす機会を持てるのは利点の一つです。


 それに、日色君が市議のかたわら青年会議所やこうした稲門会の用件も一人でこなすのを見て、ともに船橋に住む大学時代からの知人+支持者として、自分にもできることくらいは分担しないと男がすたるというものです。(いいのかそこまで言い切っちゃって)

 青年会議所はさすがに敷居が高い(月会費1万円+諸活動あり)ですが、地元の稲門会くらいは。


 とはいえ、何年もやっているわけにはいかないのも事実です。

 当面はともかく、長い目で見れば引越を伴う転勤はまたいずれあるでしょうし、仮に転勤がなくても仕事はそれなりに忙しくなることでしょう。たぶん。


 私が最若手を脱するには、誰か次を探さないといけないわけで、さてこれはどうしたものかなぁ、と今から考えています。
author by よんなん
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稲門鉄研・(現役)早大鉄研の懇親会

 私が提案しておきながら、まったく調整もしないままだったのが、先輩方の尽力により開催の運びになりました。

 来年、早大鉄研が創立60周年を迎えるに当たり、OBOG会である稲門鉄研を中心に記念事業が進んでいます。

 ……慶大鉄研のOB会「鉄研三田会」は活動が活発で、「鉄研三田会○○周年」で記念の団体列車を走らせたりしていますが、稲門鉄研はまだそこまでの組織ではありません。

 大学の校友会にも登録してませんし。


 私が知っているだけで(=21世紀に入ってから)過去2回、稲門鉄研の事務局が機能不全に陥っており(事務負担が特定の人に集中しすぎた)、残念ながらあまり褒められたOB会組織ではありません。

 伝え聞くところによると、現在は早大鉄研の代の引継のとき「稲門とは極力関わらないように」という、私が幹事長の頃にはなかった引継事項があるのだとか。。orz


 今夏、若手OBと現役会員の間でちょっとした(と言い切れるほど決して小さくはない)すれ違いが起こりましたが、振り返ると「情報や認識を共有してこなかったことによる誤解の積み重ねが生んだ不幸な結果」だと思っています。

 稲門と関わってこなかったからか、現役の執行部は10年前の50周年事業についてあまり知ることもなかったようで、あらぬ誤解がありました。

 じゃぁ現役諸君が悪いのかといえば、あんな引継事項ができたということは、過去に稲門鉄研も何かやらかしたのでしょう。(何があったかは知る立場にありませんが)


 短期的視点で来年の60周年記念事業のことだけを考えれば、あれこれやりたいOBと、あんまり余計なことに巻き込まれたくない学生諸君、という現実を前にいまごろ接触を試みるのは無駄に見えるかもしれません。

 それに、残念ながら稲門鉄研は、10年おきの周年事業でしか活動が活発化しない、情けない歴史を繰り返してきました。


 ただ、「ポスト60周年」の再来年以降どうなるやら分かりませんが、70周年を前にまたアタフタするのでなく、せめてそれまでの間、早大鉄研の公式コンパには年何度か稲門鉄研の執行部が呼ばれるくらいの関係は恒常的に持っておいたほうがいいんじゃないか、とは思うのです。。。
author by よんなん
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3.11から何も学んでいない

 台風15号が来ました。

 といっても、休職中の身ですから、こんな日は外出を控えるに限ります。


 本当は、夕方以降になって直撃となる前に床屋で髪を切ってくるか……と思っていたら、午後1時ごろになると雨の量がとんでもないことになってきて、あきらめました。


 朝の時点でYahoo!天気予報を見ると、18時の時雨量が「25ミリ」などと信じられない数字になっている一方、21時には1ケタに収まるようです。

 きょう出勤する人は、定時に帰らないで21時ごろまで会社に篭城しているのが勝ち組だろうなぁ、程度のことは、こんな自分でも分かります。


 が、報道によると、15時を過ぎて業務を切り上げて従業員を帰宅させる企業が次々と出たようです。

 17時ごろには風雨も強まって、首都圏の大半の鉄道が運転見合わせです。

 ニュース速報を見ると、渋谷駅前など、バスを待つ人たちがほんの半年前に見たような光景を再び繰り広げているじゃないですか。(日刊スポーツ

 3.11の帰宅困難から何を学んだのでしょうか。


 ましてや、地震の事前予知といえば緊急地震速報が関の山なのと違い、相手は天気です。21時にはある程度まで回復することは分かっているのに。

 東京都副知事、猪瀬直樹氏の考え方は個人的に好きではないのですが、たまにまともなことを言う方で、

台風はスピードを上げて関東地方を通過中。運休の路線が多いのは強風のため。無理に帰宅せず、しばらく残業を。たまっている仕事を片づけるころには動き出すでしょう。繰り返しますが大江戸線は大丈夫。(Twitter

最後の一言は余計ですが(笑)、まったくその通りです。
(実は、都電荒川線が通常運行していた、という話にもびっくり)

 というようなことを、窓の外でとてつもない轟音が響くのを久しぶりに聞きながら、思いました。


 ……マンションは一戸建てと違って雨戸がないので、何かが飛んでくれば一発で窓ガラスを突き破られてしまうこと確実で、かなりgkbrしてましたよ。。。
author by よんなん
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その気になれば

DSC00718.jpg 一昨年の11月、泊まり勤務から日勤職に異動して失ったものは「泊まり勤務明け」と「平日休み」でした。

 それまでのおよそ4年間「明け」と「平日休み」がある勤務に生活が慣れてしまい、カレンダー通りの日勤職では、仕事が終われば外はもう真っ暗だわ、週末はもとより連休に至ってはどこへ行っても混んでいるわ、パック旅行は連休料金を取られるわ、すっかり調子が狂ってしまいました。

 役所も銀行も行けませんし、昼しか営業していない店へ行くには週末を当てるしかありません。(泊まり勤務の頃は勤務が終わってからでも行けた)

 泊まり勤務の頃、何かの拍子に泊まり勤務明け+2〜3連休が入ったりすると、カレンダーとは無関係の休みなので、全国どこへ行ってもすいていましたし、有給休暇をつけ足して海外へ行けば航空料金は安いし、いいことばっかりだったんですが。

 とりあえず、独身でいるうちはそうです。


 今回、「青春18きっぷ」3日分を使った旅行でしたが、おとといの岡山から引き返すと、同じく大阪23:50発の「青春中央エコドリーム24号」をつかまえることができます。(昨日と同じく大阪駅で12分しか待ち時間がないんですが)

 夜行バスを活用して京都・大阪起点なら、普通列車を使った旅行でも2日あれば四国を軽く一周できるわけです。案外遠くへ行けるものだなぁと思いました。


 泊まり勤務だった4年間、土日の用事に有給休暇を使うことがあった(←ここが世間とは違う点)ように、逆にこれまで所定の休みで出かけていたところを、たとえば水・木に有給休暇を取得して、火曜の夜行バスで出発すれば、丸々2日間を楽しんだ上で金曜の朝には新宿の職場へ出勤できるのです。

 金曜日の仕事は夜行バス明けでつらいかもしれませんが、すぐ土曜と日曜が来ます。

#意外にも今回の旅行で疲れが出たのは帰宅当日ではなく2〜3日後だった


 今回の旅行は、復職後の、個人的なリフレッシュ方法を見いだすきっかけになったような気がします。


 それはそうと、「青春中央エコドリーム24号」は途中の谷保駅(南武線)は30分ほど早着していたものの、新宿駅には若干遅れて9時ごろに着きました。

 新宿の職場は4月からフレックスタイム制になったので10時までに出勤すればよく、もしこのまま出勤するのでも時間的な余裕はあります。……心配なら谷保駅などで降りて電車で新宿へ向かう方法もあります。


 今日のところは休職中の身なので、新宿御苑前のジョナサンで朝ごはんをゆっくり食べながら、地下鉄の時差回数券が使える10時になるのを待って帰りました。
author by よんなん
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工務店へ差し入れする派の憂鬱

 昨今、大工さんや植木職人さんなどにお茶などを出さない施主も多いようですが、個人的には、ちょこっとした差し入れで気分を悪くする人はいないだろう、という考えで、「差し入れする」派です。

#もっとも、お茶が出なかったからといって仕事のできばえが悪くなる業者は失格ですが

 お茶でも持って現場へ顔を出し、休憩がてら職人さんとコミュニケーションを取れば、お互いの信頼も深まろうというものです。


 去年のリフォームは、月〜金は自分が仕事をしながらの工事で、唯一顔を出せた土曜日には飲み物を買って現場へ足を運びました。

 住み始める前のリフォーム工事で、現場が広く、昼食や3時の休憩は新しく床下地を敷いたばかりで広々としたLDKでとっていたので、自分も弁当を買ってそこに混ざってコミュニケーションをとったものです。


 で、今回の工事にあたっても、麦茶をたくさん煮出して冷蔵庫に冷やしておき、職人さんは何人来るだろうかとコップも数を買い揃えて、氷も冷凍庫にどっさり作りました。

 ……が、現場が北側洋室しかなく、LDK・和室には自分が住みながらの工事なので、実際に工事が始まってみると現場は資材と機材で足の踏み場もありません。

 お昼も、3時の休憩も、職人さん2人は外へ行ってしまいます。食後の休みも含めて外で済ませるようで、12時に出て行くと、13時きっかりに戻ってきて作業再開です。


 リクリート系の「ホームプロ」というサイトを通じて依頼したので、食事や休憩時のお茶出しなどで施主の手間を煩わせない“いまどきの工務店”なのかもしれません。


 それならせめて、冷たいペットボトルでも置いておいて、適当なときに飲んでくださいね〜、とやりたいものの、この時期に冷たいペットボトルなど置いておけば、あっという間に水滴で周囲が汚れてしまいます。

 飲み物を置けそうな場所も、塗装前の木の窓枠とか、積んであるベニヤや断熱材など、濡れては困るに違いない場所しかないんですよ。

 なにより、できれば冷たいものを飲んでもらいたいのに、室内に出しておいたらあっという間にぬるくなってしまいます。


 かといって、冷たいのが冷蔵庫に用意してありますから言ってくださいね〜、では、「飲み物ください」と施主に言う、という時点でハードルになってしまいます。


 付け加えて、去年のリフォーム(6月)はわりと過ごしやすい時期だった一方、今回は熱中症の心配があります。

 職人さんたちは作業中にちっとも水分を取らないので、そこへただのお茶を出しては却って脱水を招いてしまい、この季節にそれをやっては非常に危険です。

#麦茶を作ったのは、食事などで何か塩気のあるものといっしょに飲む前提

 最適なのはスポーツドリンクですが、砂糖の入った飲み物を好まない人もいます。


 ……と、まぁ、これといった妙案も思いつかず、特に飲み物をお出しできずに日にちだけが過ぎていたところ、きょう、職人さんがポカリスエットを持ってきてたんです。

 それをふとツイートしちゃったら(←それがいけなかったのかもしれない)、「ついっぷる」の「@返信」欄(TLではない)に高校の同級生からこんなメッセージが。

暑い中来ている工務店の方に差し入れとかしないんか? RT @yon_nan: 引きこもり部屋の室温はすでに31℃に達している……金曜まで飲み物を持って来ていなかった職人さんも、さすがに今日はスポーツドリンクを持って来ている。

 「暑い中来ている」工務店の方に「差し入れとかしないんか?」 って、まるで自分が職人さんの労苦なんかまったく気遣わない人間であるかのような言われようで、まったくもって心外だ!

 そりゃ、暑い中汗して自分の家を改修してくれてる職人さんに、差し入れくらいしたいよ!

 しかし、実際問題として、事前打ち合わせの際に「工務店の皆さんに」と菓子折りをお渡ししたのと、あとは現場に扇風機を置いただけで、それ以外に何も差し入れできてないのですから、「できない理由」は所詮言い訳であります。


 そうか、、自分は気配りが足らない人間なんだ、、、確かに会社でも散々騒ぎを起こしてきたし、社会に復帰してもいずれまた逆戻りだ、、、他人を傷つけるばっかりで社会人失格だ、、、と昨晩はちっともよく眠れませんでした。
(眠れたけど疲れが取れた感じがしなかった)


IMGP3553.jpg 相手を思いやる気持ちが足りないから「できない」のだ、ともう一度よく考えて、きょうから写真のようにして飲み物をお出しすることにしました。
(100円ショップの保冷バッグに、お茶・アクエリアス・缶コーヒー・栄養ドリンク・塩飴・保冷材)

 ほら、やっぱり「できる」ことを「やらない」でいただけじゃないか。


 ……とはいえ、そんな返信一つ目に入っただけで大きく反応してしまうようでは、「いまの高橋さんはそういうメディアに触れてよい段階ではありません」となってしまいそうなので、そもそも視界に入らないようにtwitterの機能を一つ覚えました。

 耳の痛いことから目をそらすのか、30を過ぎてそういうことをわざわざ忠告してくれる人は貴重だぞ、という気もしなくはありませんが、やはり、いまはそういうことを正常に処理できる段階ではないのです。
author by よんなん
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そろいも揃って危険思想

 少し前の話ですが、経済産業大臣が九州の原発立地に赴いて町長から運転再開の了承を取り付けた、という一件がありました。

 短期的な「脱原発」の考え方には与しない自分ですが、「何をもって安全を担保するのか」が伝わってこないまま町長が了承したのには、首を傾げました。

 科学的な根拠なんか何もなくて、実は「経済産業大臣が『安全』と言ったから」という一点しかよりどころがなかったですよね。


 これには県知事が総理大臣にも経済産業大臣と同じ説明を……つまり踏み絵を踏んでみろと要求したのも、むべなるかなといった気がします。

 総理が踏み絵を拒否したうえ「ストレステスト」なんて薮蛇まがいのものまで出してしまい、経済産業大臣がハシゴを外されたも何も、「大臣閣下が安全と言ったら(科学的な根拠はさておき)とにかく安全」そんな理屈が本当に通用していたら、どこの独裁国家かと思うと恐ろしい話です。


 政権与党がそんな体たらくの一方、最大野党の自民党はといえば

自民党に報道チェック部隊、抗議や申し立ても(ヨミウリオンライン)

こんなことをやり始めているわけですよ。

 メディアチェックの導入は、石原幹事長が主導した。衆院の当選回数別の懇談会で、若手から「なぜ党の支持率が上がらないのか考えるべきだ」との意見が提起された際、石原氏は「自民党を批判するテレビのコメンテーターが悪い」と、テレビ報道に強い不満を示したという。

 組織がどんな報道をされているか、批評をされているかは、広報部門で粛々とチェックすればよい仕事だと思うのですが、表立ってメディアチェックなんてパフォーマンスを始めて何のつもりがあるのやら。

 ……というか、「マスコミからの弾圧攻撃を断固はねのけ云々」と声高に主張するどこかの労働組合と大して変わらないような、、、


 あんなに待ち望んでいた「政権交代可能な二大政党制」って、こんなものだったのか、、、とは、どうしても思いたくないんですけれども……。。。
author by よんなん
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復興大臣の辞任に思うこと

 典型的な「広報の失敗」の一つだと思います。

 あるいは、これは推測ですが、実は辞めたくてわざとやったか。……復興基本法が成立してじゃぁ大臣誰にするという段階でかなり固辞していましたし。

 個人的には、谷垣自民党総裁の「松本氏が『もう菅首相の下でやるのはいやだ』とやる気を失って、ああいう発言になったのではないか」という指摘はあながち的を外していないんじゃないか、と思っています。


 まるで人でなしのような論評が目立つ松本氏ですが、新聞に載っている「松本大臣はこんな人」的記事を読むと、どうやら「責任は大臣の俺が取るからお前ら思う存分やれ」みたいなキャラらしく、いわゆる「チームドラゴン」の部下の信頼は厚かったようです。

 どこぞの総理大臣より、チームとしての組織の力を引き出す能力はよほど優れていると思うんですけども。


 そうはいっても、もちろん松本龍氏に会ったことなんかないですし、実績といえば昨年のCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)という、発展途上国と先進国で平行線のまま一致しない大荒れの会議を、土壇場でまとめあげた議長国の環境大臣、くらいしか知らない……というレベルでの話です。


 ただ、そんな松本大臣の方針も、とりたてて間違っていたとは思いません。

「みんながどういう知恵を出せるか、これからは知恵合戦だ。今度は知恵を出すところは助けますけど、知恵出さないやつは助けない」(岩手県知事に対して)

「私の基本的な立場はそれぞれの町で伝統や産業や文化が違うから、それぞれの話を聞いて、我々もしっかり見ながらやる。例えば、水産関係でも、(県内の漁港を)3分の1から5分の1に集約するって言っているけど、県でコンセンサスを得ろよ。そうしないと、我々何も知らんぞ」(宮城県知事に対して)

これからゼロベースで「まちづくり」をやるというところで、基本的には「地元の人がどうしたいか」は一番重要なことです。

 細かい部分で都市工学の専門家の“アドバイス”が必要になるところはあるかもしれませんが、根本的な部分が「内発的」であることは必須条件です。


 乱暴なたとえかもしれませんが、「おい国家当局! 『どうにかして』くれよ!」と言ってくるところと「我々は『こうしたい』と地域で合意したから、予算をくれ」と言ってくるところがあれば、そりゃ、真剣に向き合う相手は絞られてこようというものだと思います。


 そういう観点から見ると、それほど間違っているとも思いません。

 また、県内で合意が得られていない案件で、県当局サイドで勝手にまとめ上げて大臣に決済を仰いでも、そんな上から押し付けるだけの計画持ってくるな、というのも至極真っ当です。


 ただ、それ言っちゃまずいでしょ、と思うような発言が多々あったのも確かです。

 知事が後から入ってきただのどうでもよいこともそうですし、個人的には、岩手県知事に対しての「何市がどこの県とか分からん」というのが最たるものだと思いました。

 真意は何か別のところにあるにしても、「何市がどこの県とか分からん」大臣に復興案の決裁を仰ごうとする市町村なんかあるか、と思っちゃうのです。


 中身が正しくても、広報に失敗するとこういう結果になる好例ともいえますし、もしかすると冒頭に書いたように分かっていて確信的にやったのかもしれません。

 ただ、何か鬼の首でも取ったかのような論評にはひたすらしらけつつ、つらつらとこんなようなことを考えていました。
author by よんなん
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めずらしく芸能の話でも

杉崎美香、7歳年下の西武・涌井と熱愛!(SANSPO.COM)

 最近は寝坊が多い自分ですがもともと朝4時台に起きる派で、「めざにゅ〜」はありがたい存在です。……見始めたのは、確か2005年だったと思います。

 フジテレビに続いて日テレやNHKも朝4時台から朝の情報番組を放送するようになっても、「めざにゅ〜」派でした。


 ああそうとも! 杉崎キャスターのカレンダーや写真集も買ったさ! 悪かったな!!
当時の日記


 ……とまぁ意味のない前置きと放言はさておき、杉崎キャスターもずいぶん長く番組やってるよなぁ、もう32歳かぁ、と思うようになったわけです。

 同じ1978年生まれとしては、まだまだフケ込むには早いぞ杉崎美香! と応援したいのですが、ハイビジョンになったからなのかどうなのか、自分が番組を見始めた6年前とは変わったなぁ、という雰囲気は感じます。

 「女子アナ30歳賞味期限説」みたいなのには全く同意しない自分でも、24歳で番組に起用された頃の彼女のような次世代の人材が現れたらそれまで、という気はするのです。


 いつまで画面で見ていられることやら〜、と近ごろ思っていたら、冒頭のニュースですよ。

 そこまで考えて年下のオトコノコを射止めたのかどうかは知りませんが、仮にそうだとしたらなんと戦略的なことか、正社員アナウンサーと違うしたたかさだなぁ、と思いました。
author by よんなん
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