エアウィーヴを買ってみた

 ふだん、スノコベッドに綿のフトンを敷いて寝ているのですが、ぐっすり眠れるか……というとそれなりに不満もあります。

 一方、妻の嫁入り道具(?)に有名メーカーのベッドがあって、横になってみるとあっという間に寝てしまうことがしばしばでした。

 なるほど寝具を変えるだけでこんなに違うものか……といろいろ考えた末、いま使っているフトンの上に重ねればよいもの、と、とりあえずエアウィーヴを買ってみました。27,000円也。

 「とりあえず」というのは、エアウィーヴは30日間返品保証があって、実際に寝てみて気に入らなかったら返品できるからです。(返送の送料だけ負担)

 実際に家で1か月試してよいというのですから、お店に行って数分間寝転んでみるよりも、さっさと買ってみるのがよいのかなと思いました。


 ……するとどうでしょう、日曜(6月10日)に届いてさっそくその晩に寝てみましたが、夜中に何度も目を覚ましてしまいました。いずれも目を覚ましてほどなく再度寝入れはしたものの、そんなことが何度もあってちっとも熟睡できなかったのです。

 月曜の晩も同じで、どうやら寝返りを打つたびに目を覚ましているような感覚です。

 寝返りをサポートする寝具どころか、目が覚めちゃうくらい負担なんじゃなかろうか、、、

 あと、固いので、寝返りの回数も増えているんじゃないでしょうか。

 それと、通気性がいいことの裏返しなんでしょうけれども背中がとっても寒くて、冬用カバーの面で寝ていても明け方4時ごろになると肌寒くて目が覚め、毛布が手放せません。……今の季節でこれでは、冬はどうなることか心配です。


 これじゃぁ仕事の能率も落ちるばかりで、火曜の晩から使うのをやめました。

 水・木の晩は妻に貸して寝てもらったところ、妻はぐっすり眠れたと言います。


 休みの日なら眠くても昼寝すればいいので、金、土の晩にまた使ってみました。

 土曜の晩になってようやく7時間以上眠ることができたものの、起きても「よく寝た!」という感覚がありません。


 寝ている間に休息しているというよりは、なんだかずっと運動をしているかのような感じで、寝るたびに背骨が矯正されているような、ストレッチをして肩や首の具合はよくなったような感覚ならあります。

 肩や首の具合がよくなるのはありがたいことではあります。……でも、自分は寝ている間にストレッチがしたいんじゃなくて、ぐっすり休みたくて何万円もする寝具を買ったわけです。


 説明書には、寝具を変えると筋肉痛のような症状が出ますが2〜4週間で解消します、と書いてあって、慣れるまでに30日間のお試し期間が終わってしまいそうです。
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スーツケースのキャスター交換

 4泊6日で海外旅行(いわゆる新婚旅行)をすることになりました。

 自分用のスーツケースは大きさ別に3種類持っているのですが、一番大きいのと2番目に大きいのはキャスターが壊れていました。

 2番目に大きいのは2年前に中国へ行ったときに松戸の夢工房さんでキャスター1個2,000円で交換してもらったので、一番大きいのも直すことにしました。


 車輪のゴムが完全に割れたものと、ヒビが入っていてそろそろやばそうな、2つのキャスターを替えてもらおうと4月7日(土)に持ち込んでみたところ、

「これはベアリングの車輪ですね、それだと1か所4,000円なんです。2か所替えると8,000円になってしまいますがどうします?」

と言われてしまいました。確か1万円台前半で買ったイトーヨーカドーPBのスーツケースなので、キャスター交換で8,000円とは買いなおしも視野に入ってきます。


 ただ、その日は飲み会に行く途中で、持ち帰るのも荷物になるのでひとまず明らかに割れている1か所を交換してもらうよう依頼しました。

 出発はいつです? と聞かれ、急ぎだと翌日には仕上げてもらえるそうですが、出発はGW明けなので急がないですと答えると、1週間後の14日(土)から受け取れるように直しておきますとのことでした。

 ……で、4月29日(日)に引き取ってきたら、持って帰る途中でやばかった(今回交換しなかった)もう1か所のキャスターのゴムが割れてしまったではありませんか。


 次の土曜日が出発なので、また松戸へ出しに行って引き取りに行くのは大変です。……じゃぁこれから新しいスーツケースを品定めするのか、、、、

 でも、キャスター交換は自分でもできることは何となく知っていたので、チャレンジしてみることにしました。


 材料はAmazonで探してみたらありました。さっそくポチります。

 車輪径や軸の長さなどいくつか種類があるようで、いま持っているスーツケースのキャスターのサイズを測るのに、ずいぶん前に買ったまま引き出しに入れっぱなしだったノギスが活躍しました。

DSC00666.JPG あとは金属を切れるのこぎりが必要で、これは近所の100円ショップで買いました。


 床に新聞紙を敷いて、その上にスーツケースを置いて金ノコでキコキコキコ……

 力は要らないが時間がかかる、とはGoogle先生に教えてもらっていたので、本当に切れているんだろうか、と不安になりながらも手を往復させます。

DSC00669.JPG 一応、切り粉が新聞紙の上にいくらか落ちていたので切れているんだろうと信じて作業をすること25分近く、ようやく取れました。

 あとは買ってきたのをつけるだけで完成です。ワッシャーを通すのが意外とめんどくさかった!

 さすがにお店でやってもらうのとは仕上がりの見た目が多少は違いますが、実用には困らなさそうです。


 学生時代から使っているこのスーツケース、まだまだがんばってもらいます。
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最近の寝る前のおまじない

 とっくの前に睡眠薬を処方されなくなって、ときおり眠れない日が続くときはあれこれ試していましたが、最近やっているおまじないじみたことを書いておきます。

 特に科学的(医学的)根拠を知ってやっていることではないので、所詮はおまじないの領域だと思っています。せいぜいプラシーボ効果くらいでしょうか。


 まずはグリシン。……味の素から「グリナ」の商品名で市販されている補助食品の主成分ですが、食品添加物としてのグリシンも他社から売られています。

 それと牛乳。なんとなくですが、牛乳を飲んだあとは寝つきがよくなる気がしています。甘いものを飲んだ時は特にそうなので、砂糖を溶かしたホットミルクを飲んでいたこともありましたが、カルピスは疲労回復によいなどと耳にして最近はカルピスを牛乳で割って飲むことにしています。

 ただカルピスをホットミルクで割るとなぜか固まってしまうので(カルピスをお湯で割っても固まらないのに!)、冷たいままです。

 これにグリシンを溶いて飲んでいます。


 寝るのにもエネルギーが要るらしく、すごく疲れたときは却って夜中に目を覚ましてしまうので、以前は疲れている晩には寝る前にキューピーコーワゴールドを飲んでいましたが、無水カフェインが入っているのに気づいて、ハイチオールCに変えました。

 いちおう、ハイチオールCの効能書きに「倦怠感」があるので、なんとなく疲れた、みたいなのにも効用がある……のかな? と思うことにしています。


 あと、以前お風呂は朝だけでしたが、昨秋に顎関節症で口が開かなくなったとき以来、歯医者さんからのアドバイスで寝る前に湯船に浸かることにして、最近は発泡入浴剤を入れるようにしました。

 外のお風呂屋さんにあるような高濃度炭酸泉に比べると、家庭用入浴剤の二酸化炭素は何十分の一レベルの濃度らしいですが、それでも炭酸ガスのお風呂に浸かってから寝ると、かなり寝つきがよいように思います。

 発泡入浴剤は各社からいろいろ出ていますが、毎日使うのでコスパ重視で西友のPB(20個入り398円)を使っています。香りはかなり微妙ですが。


 最近はそんなので朝までぐっすりの日がかなり増えました。
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首の痛いのその後

 おととしの6月に首を痛め、最初に行ったかかりつけの内科医の指示で整骨院に通っていましたが、1年半たった昨年末になっても治る兆しがありませんでした。

・通院は週2回(→土曜以外に平日のどこか行かなきゃいけない)
・場所は浦安(電車で往復1時間くらいかかる)
・混雑していて、待ち時間と施術を合わせて受付から終わるまで2〜3時間かかる

というあんばいで、最初は2〜3か月くらいの辛抱かなと思って通い始めましたが、1年半たってまだ続けなきゃいけないとなるとなかなか負担も大きくなっていました。

 平日の退勤後にかかりに行くと、終わるのが21時ごろで帰宅して就寝するのは22時前後になってしまいます。翌朝は4時半起きだっていうのに。

 土曜にかかりに行くとせっかくの休みが半日つぶれてしまいます。


 せっかくよくしていただいている柔道整復師の先生には申し訳ありませんでしたが、妻のすすめもあり、昨年の暮れに近所の整形外科クリニックへかかり直すことにしました。

 そこではまずレントゲンを撮って、見事なストレートネックですねと言われました。

 そして頚椎椎間板ヘルニアの疑いで大きな病院へMRI検査を受けに行って画像CDをクリニックに持ち帰ったところ、診断が確定しました。

 その整形外科クリニックはリハビリテーション科併設で、理学療法士の先生から指導を受けながらリハビリに取り組むことになりました。


 ストレートネック(=要は姿勢が悪いの)を直さないといけない、とストレッチポールを使った肩甲骨まわりの運動と首や腰の筋トレ(といっても静筋力トレーニングなので激しくない)が中心です。

 整骨院と同じなのは、首のけん引や肩の温パック(と言うのか、アイスノンの温かいバージョンみたいなのを肩に載せる)と先生のストレッチを中心とした施術です(首旋回→バキバキやるのはないですが)。……医療機関だからか、けん引は整骨院が6kgだったのに対して8kgです。

 リハビリは予約制なので、受付をしたらものの5〜10分ですぐに呼ばれます。30分もあれば会計を済ませて帰れるうえ、家から歩いて10分の場所にあるので、土曜に通っても9時に始まれば10時には家に帰れます。


 療法士の先生には「体幹の筋力がまるでありませんね」と言われ、家でもストレッチポールを買ってきて(たまに忘れる日もありますが)毎日やることにしました。


 ……するとどうでしょう、整骨院に通わなくなってリハビリを始めるまでに再発していた指先のしびれがあっという間に寛解しました。

 2月中旬にリハビリがスタートして3月の終わりには、通院が終わりました。


 整骨院とリハビリ科の一番の違いは、家でやることを指導されることでした。……今回でいえば、ストレッチポールを買ってきてあれこれ運動することです。

 そういえば市民講座で市立リハビリ病院の院長先生が「内科や外科は患者が嫌がっていても医者が投薬でも手術でもして治すが、リハビリ科は本人が治そうとしない限り治らない診療科」とおっしゃっていたのが、なんとなく分かったような気がしました。


 1年半通っていたのは何だったのか、なんで実家近くのかかりつけ医は整形外科でなく整骨院を紹介したのか、いろいろもやもやはありますが、いくら幼少のころからのかかりつけ医とはいえ家から電車を乗り換えたりして30分かかる実家近くに行けば、そりゃぁ紹介される先も家から電車を乗り継いで30分以上かかるわけですよね。

 「医者選びは、一に近いこと、二に近いこと、三、四がなくて、五に腕前」という言葉を久々に思い出しました。
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風邪をひいたら朝が楽になった

 3月の最終週、期末決算の準備をしなきゃいけない時期に風邪をひきました。

 現在の職場では、各担当者が1人で担務を持っていて、その人が休むとすぐに代われる人がいない、という(リスクが高すぎるとしか個人的には思えない)マネジメントをしていて、まぁ要はおいそれと休めないわけです。

 休養をしっかり取るために、夜は帰宅したらさっさと寝るとして、朝も4時半起きではなく5時15分ごろまで寝ることにしました。

 いつも朝4時半に起きて風呂に入って朝食を作っているのですが、さすがに外出前の入浴は風邪をひいているときはご法度なので就寝前に済ませることにします。

 朝食は外食にして、入浴時の洗髪も2日に1回にしました。


 するとどうでしょう、朝起きて着替えて顔を洗ってひげをそって歯を磨いてトイレに行くほかに、やらなきゃいけないことがないというのは非常に楽なものです。

 出勤途上の乗換駅で朝食を済ませるので、職場に着く電車は15分あとの電車になりますが、職場に着いたら手洗いうがいをして始業まで新聞でも読んでいればよいのも楽です。

 寝る前に髪を洗うとドライヤーでそれなりに乾かしても翌朝の寝ぐせがすごいことになるので、盛大に霧吹きをしたり面倒なのが唯一の難点でしょうか。


 片道2時間、往復4時間の遠距離通勤を4年半のあいだ毎日くりかえし、年齢も当時の34歳から39歳になり、体力面でだいぶ負担に感じるようになってきたなか、こうすると少し楽なのか、と意外なことに気がついたように思います。

 5時過ぎまで寝ていていいというのは、なるべく睡眠は7時間確保したいと思っている身にはかなりメリットがあります。
(9時半に寝ても夜中の2時ごろ目を覚まして1時間くらい寝付けない日が頻繁にあるので、4時半に起きると睡眠6時間台だったりします)


 あとは、朝食まで外食にしてしまうと、1日3食すべて外食になってしまうので、風邪をひいているうちはともかく元気なときにそれでいいのか、という迷いも少しあります。
author by よんなん
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スマホで更新しやすいもの 

 このところ、日々ふと思ったことなどをTwitterやらFacebookやらに主に書くようになってしまいました。

 ブログの更新は月ひとケタ回なのに、TwitterにもFacebookにも日々何か必ず投稿している始末です。


 Twitterに書いたものはTwilogで振り返ることが可能ですが、Facebookに書いてしまうとその日と次の日くらいはまだよいですが2〜3日経つと過去の自分の投稿を探して読むなどは手軽にはできない仕掛けになっています。


 それでもFacebookに何を食べただのこんなことがあっただの書いてしまうのは、ひとえに「スマホで更新がしやすい」ということがあります。

 日々往復4時間をかけて通勤していて電車内でのプライベートな時間はかなりあるのですが、座ってノートPCを広げていられる時間というとなかなかないものです。

 スマホなら立っていても片手で操作できますし、なによりスマホで撮影した写真はスマホの中にあります。


 ブログも、サービスによってはスマホから投稿しやすい執筆画面のものもあるのだと思いますが、このブログは自分で設置したもので、あいにくパソコンで投稿するのが一番やりやすい仕様になっています。

 あと、ブログに載せる写真は小さくサイズ変更してからUPしているので、画像編集ソフトを入れているパソコンからでないと写真をUPできない事情もあります。


 しかし、Facebookには気に食わない仕様があれこれあるので、できることならば、Facebookの クソ 仕様に左右されないこのブログに書き残したい、という気持ちはあります。


 さてどうするか……

1.スマホからも更新(+閲覧)しやすいブログツールに乗り換える

 パッと思い浮かぶのはWordPressですが、現在使っている「さくらのレンタルサーバ」は年額1,543円という破格値の「ライトプラン」なのでWordPressが設置できません。
 Serene Bachみたいな国産のブログツールでいいのがあるといいんですけど……前回TitterTotterからブログツールを変えたときにMovableTypeも検討しつつSerene Bachを採用したこともあり、いまさらMovableTypeの軍門に下るのもどうか、、、

 どちらにせよブログツールを乗り換えるとすれば、過去記事も移行させたくなるはずなので、そう気軽にできる話ではなさそうです。


2.ノートPCを広げやすい通勤経路にする

 ノートPCを広げてブログの更新をしようと思えば、せめて30分のまとまった時間は確保したいところです。
 勤務先に届け出ている通勤経路からは外れます=そのコストは自分持ちになりますが、ある程度まとまった時間を座っていられる通勤経路に変えるのも一つのやり方かもしれません。(通勤時間は片道+10分くらいです)


3.クラウドを活用する

 写真をUPしようと思うと、スマホで撮った写真はスマホの中に、デジカメで撮った写真はメインPCに取り込んであるので、通勤電車の車内で広げるモバイルノートからは写真をUPできません。

 従来なら、ブログで使いそうな写真をいくつか選んでUSBメモリ経由でモバイルノートに取り込んでいましたが、朝6時半に家を出て夜8時9時に帰ってくる暮らしになって久しくメインPCは週1回起動すれば多いほうになってしまいましたから、メインPCからUSBメモリに……という時点で無理が発生します。

 写真はクラウドに保管すると、このあたりの課題が一気に解決しそうな気がします。


 ブログは自分自身で読み返すことも多いので、将来の自分のためにも、「この頃はこんなことを考えたりやったりしていた」というのをより多く書き残すようにしたいと思っています。
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顎関節症で口が開かない

 8月の終わりだったか9月のはじめくらいからか、顎関節症に悩まされています。

 これまでも顎が痛くて口が開かない、ということはあったのですが、何週間か辛抱していれば解消していました。

 それが1か月たっても2か月たっても収まる気配がありません。


 口が大きく開けられないので、おにぎりやハンバーガーなどかぶりつくものは非常に食べづらいですし、箸で食べるものも口に入れるというよりはわずかに開いたところに押し込むような食べ方になっています。


 おととい、行きつけの歯科医院へ定期検診に出かけたので訊いてみると、顎関節症は……


ストレスが溜まる → 歯を食いしばる(寝ている間の歯ぎしりもある) →首や肩やあごに変な力がかかる → 症状が現れる


というメカニズムで痛くなるみたいです。

 マウスピースを作ることもできるようですが、歯に負荷がかかるのを防ぐものらしく、歯を食いしばることそのものを軽減するものではなさそうです。


 それと、以前から歯の内側の歯茎がモリモリしているのが気になっていたのですが、先生曰く、歯を食いしばることが多いと力を受け止めるように顎の骨が増殖してこのような形状になるそうです。

 自分自身では、自分の口の中しか見たことがないのでそういう形のものと思っていましたが、大勢の人の口の中を見るのが仕事の先生がほかの人と比べて増殖してると言うのですから、歯を食いしばりすぎなのは確かなようです。


 「お風呂に入ってから寝るなどリラックスして寝られるように心がけて、仕事中はポカーンと口を開けて過ごすなどして歯をぐっと噛まないようにしてください」


とアドバイスをいただいて歯科医院をあとにしました。


 首の治りが悪いことといい、顎関節症といい、結局そこに帰ってくるのか……


 あるいは、ここ何か月か寝ている間の口呼吸が少し気になっていたので、寝るときは口を閉じるようにしていたのと少し関係があったりするのかもしれないです。

 口呼吸でのどが乾燥するのと、顎関節症で食事にも難渋するのとどっちがマシか、といえば当分は鼻呼吸や口呼吸にはこだわらないようにしようと思います。
author by よんなん
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深夜に目が覚めたときは

 夜中に目を覚ましてしまうことは、相変わらず週に何度かあります。

 再度寝付けないときのパターンは2通りあって、いろいろ考え事や不安なことが頭をぐるぐるして寝付けないこともあれば、物理的に寝苦しくて寝付けないこともあります。


 後者の場合、寝つけない不快な原因を取り除けばよいわけですが、いくら目が冴えてしまっているとはいえ、頭が冴えているわけではありません。

 尿意なのか、のどが渇いているのか、暑いのか……どのように不快なのか寝ぼけた頭ではズバリこれ! とは分からないものです。


 尿意ならトイレへ行けばよく、のどが渇いたなら台所で水を飲めばよく、暑いなら布団を減らすなり股関節を開く簡単なストレッチをして熱を逃がすなりすればよいわけですが、トイレへ行って布団に戻ったり、それでも寝つけず水を飲みに行ったり、布団から足を出してみたり、そんなことをしているうちに30分40分1時間……と時間だけが過ぎてゆきます。

 昨晩はどうやら暑いのは暑いのでも体内に熱がこもって寝苦しかったらしく、トイレに行ったりエアコンを止めたりして股関節のストレッチにたどり着いたときには2時半に目を覚ましてから1時間が経っていました。
(4時半には目覚まし時計が鳴るので、その後小1時間くらいはウトウトした計算)


 ストレッチから試していった挙句ようやくトイレに行ったのが正解だった、という晩もありますし、どのように不快なのか自分でわからず悶々とするなんて、まるで泣くことしかできない赤ちゃんのようだ……という気がしています。
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胃カメラ初体験

 勤務先では34歳を過ぎると3年に1回、定期健康診断の代わりに人間ドックを受けられます。

 3年に1回のあいだの2年間は、全額自費で受ける何分の1かの自己負担で受けることもできます。


 タダ(全額会社負担)で受けられるやつでいいや、と、3年に1回の人間ドックを、しかもオプション検査なしで年度末35歳のときと同38歳のときに受けたのですが、知人の医師から

・その自己負担額で受けられるなら毎年受けたほうがいい
・バリウム検査なんか意味ないから、オプション料金払ってでも内視鏡飲んどけ
 (どうやらそういう考え方もあるようです)

とアドバイスを受け、申し込んでおきました。


 勤務先の健康保険組合が提携する病院リストの中から、東京近郊では数少ない胃内視鏡オプションが無料の病院を探して、茂原駅前の病院へ行くことに。(茂原まで行く電車賃<他院の内視鏡料金、だった)

 朝8時に病院に着くのに朝6時半の電車に乗らなければいけませんが、幸か不幸か、毎朝6時半の電車に乗って片道2時間通勤をしているので、その時間に起きるのはどうということありません。(泣)


 身長体重測定や眼底検査やエコー検査やらあれこれこなして、胃カメラの順番が回ってきます。

 胃カメラ室へ案内してくれた事務職員さんや、控室に入って引き継がれた看護師さんからは、この歳(満38歳……年度末39歳)で胃カメラが初めてということに軽く驚かれます。

 胃カメラの追加料金がない病院なのでそりゃ選ぶ人も多いだろうと思いますが、この病院も来年から胃カメラのオプション料金を取るそうで残念です。


 看護師さんからは、4つのコツを教わりました。

1.唾は飲まない。垂れ流していい。
2.目を閉じると恐怖感があるので、目は開けて遠くのほうをぼんやり見る。
3.力を抜く……難しいかもしれないが、力は自分で抜くしかない。
4.楽しいことを考える。

3・4に至ってはおまじないの域のような気もしますが、1と2は自分でどうにかできることです。


 いよいよ胃カメラ室に入って、検査台に座らされて先生が口の奥に麻酔を霧吹きします。……ほどなくして喉の感覚がほぼなくなり、なるほどこれで唾を飲み込むと正しく飲み込めず気管に入ってむせてしまうこと確実です。

 横向きに寝ころばされて先生が手に持った胃カメラは思ったほど太くなく、飲んでくださーいと言われはしたものの喉の感覚がないので、あまり自分で飲み込んだつもりもないまま入っていきました。


 背後では看護師さんが背中をさすり続けてくれ、アドバイスのお言葉に甘えてよだれはひたすら口の外へ垂れ流します。

 バリウム検査では発泡薬(?)を飲んで胃を膨らませますが、胃カメラは先端から空気も出るのかどうか、空腹で病院へ来たはずなのにときどきお腹がいっぱいになる感覚になり、どうにも不思議な気分です。


 さしたるトラブルもなく最後は胃カメラをズルズル引き抜かれて終わり、先生がすぐに写真を何枚か見せて何の悪いところもないと説明してくれました。

 看護師さんからは「上手でしたよ」と言われましたが、アドバイスのおかげです。


 これまで「涙を流しながらオエオエする」と聞いていた胃カメラですが、よだれはダラダラ流したものの別にオエオエ吐き出していたわけではなかったです。

 世間にはよだれをだらしなく垂れ流すことじたい耐えられないプライドをお持ちの方が飲み込もうとしてむせてしまうのかもしれませんが、そのあたりは、恥をかくのは全然苦にならない恥も外聞もない人の大勝利、といったところでしょうか。(ぇ
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高級カプセルホテル初体験

DSC09710.JPG 午前7時台に出勤することになり、川越市内の職場近くに泊まることにしました。

 そういうときに定宿にしていた川越駅前のカプセルホテルが去年リニューアルをして、従来型のカプセルのほかに「デラックスキャビン」なる部屋? カプセル? ができました。
(デラックスキャビンは完全な個室ではないのですが、「部屋」と書くことにします)

 察するに、最近名前をよく聞く「ナインアワーズ」や「ファーストキャビン」みたいなものでしょう。きっと。

 値段は、通常のカプセルが3,600円(→ネット予約で3,300円)のところ、デラックスキャビンは4,500円でネット予約などの割引はありません。


 2か月に1回くらいのペースで泊まっていた頃は、とにかく安く寝られることが最優先でしたが、ここ1年ほどは川越に泊まることもなかったので、たまに泊まるんなら、と少し奮発して「デラックスキャビン」を予約してみました。


 カプセルはよほどのことがなければ満室になることはなく、たかをくくって直前まで予約をしないでいたら、前日の晩にホテルのWebサイトから予約をこころみるとなんとデラックスキャビンは満室!

 金曜や土曜を中心に数週間先にも満室の日があります。

 予約手段によって空室が異なることは通常の旅館やホテルではよくあることなので、電話をしてみるとまだ空きがあり、どうにか予約ができました。

 当日、仕事を終えて21時ごろにホテルに着いてみると、宿泊代を払う券売機はデラックスキャビンのボタンに「予約の方のみ」と付せんが貼ってあり、どうやら本当に満室になってしまったようです。


 カプセルに泊まるときはロッカー室で寝巻きに着替えてカプセルへ向かうのですが、デラックスキャビンは部屋にロッカーがあり、寝巻きやタオルは部屋にあると案内されます。

 部屋はカプセル+着替えスペース+ライティングデスク、といったあんばいで、通路との仕切りはカーテンのみでカギはかかりません。フロントで渡されるカギは室内にあるロッカーのカギです。

DSC09711.jpg それからカーテンの上部は空いていて、空調は通路に吹き出しがある集中式……というのでしょうか、各部屋の個別空調ではありません。


 ベッドにあるテレビにはヘッドホンが備え付けてありました。……カプセルホテルの設備はホテルによって違いがあるでしょうが、ここのカプセルの場合はブラウン管テレビはあってもヘッドホンやイヤホンはないので、これまでテレビを見ようと思うと音をごく少量にしてひそかに見るしかありませんでした。
(もっとも寝るだけのために泊まるので、カプセルでテレビを見ることはほとんどありませんでしたが)

 さっそく寝ることにします……ベッドのカプセルのカーテンを閉めても光が漏れてきます。部屋と通路を仕切るカーテンの上部が開いているから通路の光が入ってきてしまうのか、、、、と思っていましたが、翌朝起きてみるとライティングデスクの電気がつけっぱなしで、すみません自分でつけた電気でした。。。。orz


DSC09715.JPG 寝る空間はカプセルとほぼ同じで、カプセルの樹脂の床(?)に敷いてある5cmくらいのウレタンマットレスにシーツが掛けてあるだけです。

 個人的に、先月に枕を専門店で買い替えたこともあり、この晩はいわゆる「合ってない枕」で寝たこともあわせて、熟睡できたかというと5時間少々で目を覚ましてしまい、「仮眠」といったところでしょうか。


 カプセルだと就寝している以外の時間に過ごす場所がロビーしかなかったのですが、こちらは部屋にライティングデスクがあり、こうしてパソコンを広げてブログの下書きをすることができました。

 ……ロビーにもパソコンコーナー(パソコンは置いてなくて、持参のパソコンを使う場所)はあったのですが、わざわざカプセルから移動してロッカーからパソコンを出してきて使うことはなかったので、部屋にあるだけで自分の時間をより有効に使うことはできそうです。


 本当に寝るだけならば通常のカプセルでも十分かもしれませんが、1,200円足せば寝るまで+起きた後の時間もまぁまぁ有効に使えるのは、悪くないなぁと思いました。
author by よんなん
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