マイクロツーリズムで養老渓谷へ(3)

 最終日は10時チェックアウトで、大浴場は9時から清掃で入れなくなるので、朝食を8時に食べ始めて9時頃までゆっくり食べたら荷造りをして帰途につきます。

 実はチバニアンは養老渓谷から近い場所にあり、カーナビをセットして立ち寄ります。

 素人目にはただの崖にしか見えない場所で、ビジターセンターで聞いた説明が最大の収穫、というスポットでしたが、「チバニアン」の名称しか知らなかった自分にはじゅうぶん勉強になりました。

 娘は言葉を理解しているはずもないのに、スタッフさんの説明を相槌のような声を出しながら聞いていて、これは将来地質学者の素養があったりするのだろうかと親ばかぶりを発揮して考えてしまったり。

 そのあとは、昨晩の宿泊分のGoToトラベル地域共通クーポンを消化するのと、妻の買い物などをもろもろ満たせる帰り道の場所として「おゆみ野」にカーナビをセットします。

 12時半ごろにおゆみ野に着いて、さっそくクーポンが使える回転寿司屋へ……と思ったら娘がチャイルドシートですっかり寝ていて、先にバースデイ(しまむら系列の子供服の店)で買い物です。(クーポンの消化ではなく、単に自宅近隣にない店への寄り道)

 買い物を終えて「回転寿司やまと」おゆみ野店に入ったのは13時半。昼の営業は14時ラストオーダーというので、あわててあれこれ頼んで口に詰め込むことになり、いつも行く銚子丸よりおいしかったのですが、ちょっと落ち着かなかったのが残念でした。

 すし屋で5,000円ばかり散財してなお地域共通クーポンが1,000円分残ったので、近くにあったツルハドラッグで娘の離乳食を買い込んで使い切り、千葉東金道路〜京葉道路を通って15時ごろ家に着きました。
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マイクロツーリズムで養老渓谷へ(2)

 2泊3日のうちの真ん中の1日です。

 同じ宿に2泊するときは真ん中の1日はのんびりする日ですが、お昼を食べるところにも事欠くエリアで、マイカーで来ていることもあり、比較的アクティブに過ごしました。

 まずは朝食を済ませたら部屋に戻らず養老渓谷を少し散策。

 とてもベビーカーで降りられる場所ではなく、きのうの道の駅に続いてベビーカーのほかに抱っこひもを持ってきて正解でした。

 部屋へ戻ったら少しのんびりして、11時ごろマイカーで出発して亀山ダムを目指します。

 亀山ダムの駐車場は何か所かあって、しかも橋が1か所工事中で通行止めになっていて、カーナビを「亀山ダム」にセットして通行止めのルートを遠回りして案内された場所は貸しボート屋しかない駐車場で、とても散策できる場所ではなくてがっかりです。

 ほかの駐車場は来た道を戻る+昼食に目星をつけていたそば屋と方角が逆だったので、散策は後回しにして先に昼食にすることにします。

 そうしたら、そば屋に着いて昼食を食べ終えて外へ出ると「閉店しました」の文字。売り切れ次第終了のお店とはいえ12時半に終わってしまうとは思わず、先に散策していたら食べられないところでした。(おいしかった)

 何が幸いするか分からないものです。

 ふたたび亀山ダムへ戻り、ダム堤体のところの駐車場にクルマを停め、観光案内所で散策マップをもらって歩き始めましたが、進めど進めど散策コースは全然湖畔沿いではなくただの山道です。

 結局、駐車場へ戻って観光案内所と逆の方向へ進み、トキタボート(という貸しボート屋)手前に公園を見つけました。

 紅葉には時期が早く、しかも月曜日の昼とあって、あたりは釣りをしている人が1人いるだけで、観光協会が手配したと思しき作業員の方々が草刈り機の音をさせている以外は静かで、ぼんやり過ごすには最高のシチュエーションでした。

 30分ほどの滞在でひきあげることにして、カーナビが最初に案内した別の駐車場へ道を遠回りしたり、観光案内所でもらった散策マップであさっての方角へ歩き始めた時間ロスがもったいなかったです。

 クルマを宿へ走らせて、滝見苑を通り過ぎて系列の「ごりやくの湯」(宿泊者は入浴券がもらえる)へ行ってみましたが、妻は入浴せずに待っているとのことで、カラスの行水で宿へ戻りました。


 夕飯は、昨日とは別のメニューでしたが、ほかのテーブルから聞こえるスタッフさんの案内に耳を傾けると、きのう私達が食べたものが供されているようでした。……全体を日替わりメニューにするのではなく連泊者だけ作り分けているようです。

 1歳の娘は料金が発生していないのですが、それにもかかわらず白米を出してくださったり、どうやら子連れのグループだけ別の部屋にまとめているようで、周囲も子連ればかりなので娘が多少はしゃいでもあまり気兼ねせずに済み、子連れにはサービス満点の旅館です。
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マイクロツーリズムで養老渓谷へ(1)

 夏の旅行は幕張のアパホテルに2泊して終わってしまったので、もうちょっと遠くへ行こうと妻と示し合わせて月・火の休みを取りました。

 妻の職場では不要不急の県外への旅行を控えるように言われていて、県内で探すことにしてJTBのパンフレットをもらってきて銚子へ行こうと考えました。

 勤務先の福利厚生ポイントを使ってJTBのパックツアーを申し込むには、勤務先の福利厚生センターへ電話するか、勤務先系列の旅行代理店の実店舗へ行かなければいけないのですが、GoToトラベル景気なのかどうか前者はいつ電話しても話し中、後者は営業時間短縮中で平日は行くことができず、週末に行ってみると90分待ち(!)です。

 勤務先系列のオンライン商品なら福利厚生ポイントを使えるのですが、そこでは扱っていない旅館なので、いろいろ迷った末、扱っている宿から選ぶことにします。

 JTBのパンフレットには利用者アンケートに基づく旅館やホテルの点数が載っていて、楽天トラベルには口コミが載っているのですが、勤務先系旅行代理店のパンフレットも予約サイトもそういう参考になる指標が載っていなくて、楽天トラベルの口コミと首っ引きで選び(不便)、養老渓谷の滝見苑を選んで2泊することにしました。

 そういえば、千葉県に40年以上住民票を置いていて養老渓谷は初履修です。


 勤務先系のGoToトラベル対象商品は(なぜか)1泊ずつしか予約ができなかったので、1泊目の地域共通クーポンは2日目までに使わないといけません。

 取扱店舗を探すと、使えるお店は宿から片道30分以上かかる場所ばかりで、2日目をお買い物に費やしたのでは何のために2泊するのか分からなくなります。

 幸い、チェックイン前でも15時になったら使える電子クーポンだったので、15時前に「道の駅木更津うまくたの里」に着いて15時になったら会計できるように、13時過ぎに我が家を出発することにしました。

 日曜午後の京葉道路〜館山道下りは上りの混み具合を横目に順調に進みましたが、「道の駅木更津うまくたの里」はすごい車と人の数です。(写真は撮り忘れた)

 いったん娘をベビーカーに乗せてクルマを降りたのですが、とてもベビーカーで立ち入れるありさまではなく、クルマへ戻って抱っこひもに切り替えて店内に突入です。そのくらい混んでました。

 6,000円分の地域共通クーポンで職場や我が家へのお土産を買い込み、再び車を走らせて16時半ごろチェックインしました。


 JTBや楽天トラベルのように点数で評価されたり口コミをインターネット上で公開させられることがない旅行代理店のプランで予約したので、通された部屋は渓谷ビューどころか眼下は露天風呂付客室の屋根、というまぁまぁのハズレ部屋でしたが、そもそもそんなことは(過去の苦い経験の数々から)織り込み済みでこの代理店を使っているのでよしとします。


 お部屋は決して豪華ではないものの、壁紙は新しくなっていたりきれいで、夕食も目を引くものが出るわけでもなかったのですが、スタッフの方々の接遇もよく、楽天トラベルの口コミどおりのよい旅館でした。
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GoToイートでとりあえずポイントをためてみる

 GoToイートっていうのは飲食店ではなくグルメサイトが儲かるだけの施策のようで気に入らない面もあるのですが、使わにゃソンソンなのも事実であります。

 すかいらーく系列の一部飲食店はポイントは使えないけれどグルメサイト経由の予約でポイントがたまるので、さっそく予約して行ってみました。

 まずは、10/14(水)に船橋のららぽーとにある「ブッフェ ザ フォレスト」へ。

 この日は12時から写真スタジオで娘の1歳の誕生記念の写真を撮ったりしてからだったので、14時半の予約を考えていましたが、GoToイートのポイント付与は14:59までは1人500ポイント、15:00から1人1,000ポイントと倍違うので、もう30分おなかをすかせて待つことにして15時の予約で行きました。

 お店のランチ時間帯(16時入店まで)と、GoToのディナー時間帯(15時から)が違うので、ランチ料金でディナー分のポイントをいただける皮算用です。

 その週末の10/18(日)は、同じすかいらーく系列の「しゃぶ葉」へ。

 こちらのランチ営業は16時までなのですが、ランチ時間帯で予約できるのが14時半までで、「ランチ料金でディナー分のポイントをいただく」という芸当はできませんでした。


 家族3人で行くのですが、1歳になったばかりの娘はブッフェザフォレストもしゃぶ葉もタダ(注文をしないのではなく、3歳以下無料)だったので、2人分の代金で3人分のポイントがいただける……はずです。たぶん。


 日々の夕食も外食なので、いっそ毎日どこかを予約して食べてくれば……という気もするのですが、日ごろ丸亀製麺や立ち食いそば屋のように10分程度で食べ終えて帰れるお店で夕飯を済ませているので、居酒屋のような落ち着いた店で1時間ほど夕飯に費やせるのは、金曜くらいかなと思います。

 さっそく今日の夕飯は「三代目鳥メロ」を予約して行ってきましたが、入店から退店まで75分ほどかかりました。
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「底辺声優の所感」がグサッと刺さった話

 2月にバズっていた「底辺声優の所感」を書いた泉水みちるさんという方の文章が結構おもしろかったので、久しぶりにnoteを見に行ったら、「底辺声優の所感」が賞を取っていたのだそうで、その話を読んでいたら結構グサグサ刺さるお話でした、ということを書きます。

 この方が「底辺声優の所感」を書いたときは

ある日の夜10時から朝方まで、8時間くらいぶっ通しで書いて、ほとんど手直しをせず、そのまま投稿しました。

とのことで、40年と少しの人生の間にかれこれ失敗を重ねた身には「『深夜のハイテンション』で書いたメールやブログをそのまま出してはいけない」と思えるエピソードですが、とはいえ自分自身でも、そういえば勤務先の作文コンクールに書くまともなネタが思い浮かばないまま締め切りが近くなってしまい「大事なのは内容じゃなくて『出したか出さなかったか』だ」という社畜の掟でまさに深夜にあわてて後先考えずに書き上げて提出したのがそれなりに社内選考を進んでしまった、なんてことが今年ありましたっけ。


 今回読んだエントリで一番グサッと来たのは

書いているときは、もうとにかく書きたいこと、伝えたいことがあふれてきてキーボードを打つ手が止まらなかったのを覚えています。

わたしが書かなきゃだれが書くんだ!!! 書きたい!!!! 伝えたい!!!! 伝われ!!!!!!!!

そんな想いで書きつづけました。

のくだりでした。

 私が自分で書いたブログを読み返してみて、最近のは面白くないなぁと思っていました。

 こんなブログでも7〜8年くらい前は、感想のメールが年1回あるかないかのペースではあっても(見ず知らずの方から)届いたりしていたものですが、最近はそんなこともなく、自分が読んでも面白くないのですから、そりゃ誰かに響くこともないでしょう。

 かつて活躍されていた鉄道ライターの種村直樹さんの文章が、くも膜下出血を患われてから精彩を欠いていた(とWikipediaにも書いてある)ように、自分もメンタルを患った前と後で違ってしまったのだろうかと思っていました。

 しかし、このnoteを読んで、頭の働き云々以前の話として、誰かに伝えたいという思いがなくなって、ただの個人的な備忘録と、ただ炎上しないことだけを意識した文章しか書かなくなっていたんじゃないか、とふと気づいたような気がしました。


 もともと誰かに何かを伝えるというよりは個人的備忘録のブログではありましたが、それでも「つまらない」という反響を含めて反響がありました。(もちろん「つまらない」以外の感想や情報などの反響もありました)

 「つまらない」という(今でいえばクソリプ相当の)反響はまさに「個人的備忘録だからそもそも人に読ませるものじゃない」というスタンスで気にしないでいましたが、それでも心の奥底には「伝えたい!」「だれか読んで!」という気持ちは無意識レベルであったのだろうと思います。

 ……そんな性格でなかったら、学生時代にラジオ局で番組を作ったり、就職活動でアナウンス職なんか受けたりしないです。


 メンタルを患う前後で変わったことといえば、批判を極度に避けるようになったことじゃないかなぁという気がします。……そんなのに耐えられるメンタルじゃないんだから当たり前ですが。

 あと、こだわりは意識的に持たないようにしたというのもあるでしょうか。こだわりを持つあまりにメンタルを病むくらいだったら、自分の思いと違ってもそんなのどうだっていいじゃないかと思うように心がけることが増えました。

 「伝われ!」ではなく「炎上しないことが第一」、「結局はどうでもいい」ようなお話なんて、そりゃぁつまらないわけです。


 もちろん個人のブログが炎上して(へたすると)仕事を追われる、なんてことになってはかなわないので、その辺は引き続き気をつけるとしても、いくら個人的備忘録のブログだとはいっても、「だれか読んで!」「(万人受けじゃなくてもいいから)伝われ!」という気持ちはいま一度意識してみようかと思ったのでした。
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妻の帰省に同行したら、祖父母が娘の誕生を祝っていた話

 4連休の最初の2日は妻が娘と帰省すると言います。

 その土曜日はもともと歯科医院へ定期健診に行くつもりでいたので、2人で行ってきたらとも思ったのですが、歯医者さんは次の機会でもいいかと思い直して同行することにしました。

 土曜日は8時半に家を出ると妻が宣言していたものの、出発できたのは9時半でした。京葉道路が途中10キロも渋滞していて、1時間少々で着けると思っていたのがたっぷり2時間かかりました。

 ……その日や次の日のニュースでも見ましたが、新型コロナウイルス感染症の出控えが始まって以来、GWやお盆はどこも閑古鳥だったのがうそのような4連休になりそうです。

 お昼は義母特製のカレーをいただきましたが、2時間運転をしてきた(妻はそのあいだ助手席で寝ていた!)こともあって急に眠くなってきても、妻の実家で我が家のように急にゴロゴロし始めることもできず困ったなぁと思っていたところ、娘の昼寝の時間にかこつけて別室で昼寝をさせてもらいました。

 祖父母の家はいろんなものがあちこちに置いてあるので、娘は昼寝の時間なのに興味を示してなかなか寝ないのにも困りましたが、遊び疲れていったん寝てしまったら3時間近く寝ていたでしょうか。
(実は昼食後に娘の誕生ケーキを用意してあったらしいのですが、翌日に食べることになりました……すみません)

 夕食は近所の天ぷら屋さんを予約してあるとのことで行って個室に通されてみると、模造紙に「●●ちゃん(=娘の名前) おたんじょうび おめでとう」と大きく書いてあってびっくりです。義父が書いたんだそうです。

 こんな場に妻一人と娘だけで行かせていたら夫の立場なんてまるでなくなってしまう話で、歯医者さんを次の機会にしたのは正解でした。。。


 翌日は、朝食のあとケーキをいただき、また娘とともに朝寝をして昼食も義父母宅で済ませて帰途につきました。

 帰りもそこそこ渋滞していましたが、1時間半ほどで帰着しましたよ。
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お誕生日おめでとう

 娘が1歳の誕生日をむかえました。

 夫婦で休みを合わせて

写真スタジオで記念撮影〜木曽路のテイクアウト弁当受け取り〜ピーターパン(というパン屋さん)で「お祝いパン」受け取り〜自宅でお祝い

というプランだったのですが、娘が保育園に復帰した(妻の職場でのクラスターは保健所から終息宣言が出た)ころから鼻水を垂らしはじめ、(発熱はないものの)当日も治まらなかったので大事を取って写真スタジオは延期しました。

 こんなご時世なので父方・母方ともに(娘の)祖父母は呼ばず、3人でお祝いをすることにします。

 1歳の誕生日といえば「一升餅」ですが、餅が1升あっても食べきれないので、船橋で有名なパン屋さんが似たような「お祝いパン」を作ってくれるのを見つけてお願いしました。

 選び取りの儀式は、お店でお祝いをやればお店が段取りをしてくれるのでしょうけれど、家でやるので選び取りカードは自作しました。……AllAboutの記事を参考に「定番」とされている6種類と、私と妻の仕事にちなんだ道具の合計8種類のイラストを「いらすとや」で探し、MS-Wordに貼り付けて(何かのときに買ってあったプリンタ用の厚紙に)印刷してできあがりです。「いらすとや」は本当に便利です。

 12時に木曽路、12時半にパン屋さんの予約をしてあり、順に受け取って家に帰り、まずは食事です。

 そのあと、娘がずいぶん長い時間昼寝をしてしまったので、「一升“パン”」と選び取りの儀式は夕方になってしまいましたが、いつも娘を遊ばせている2畳ほどのベビーサークル内を片付けて、8枚のカードを並べてパンを背負わせると、しばらく結び目を気にしたあと急に一目散にカードに向かってハイハイをして真ん中に置いてあった「定規」を選びました。

 几帳面で大きな家を建てるようですよ。

 たまたま真ん中に置いてあったものを取っただけのような気もして、家を建てるにも先立つものが必要でしょうから、「サイフ」を真ん中に置いておくんだったかな、、、とも思いつつ、ランダムに並べたのだからそれもまた思い出でしょう。
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『医者が教える食事術』を読んだ

 ずいぶん前に通勤途上のエキナカ書店で見かけて(楽天ブックス)、そのうち読もうと思ってそのままだったのですが、近所の古本屋で見つけて思い出し、購入。350円(税抜)でした。

 中身は「ソースは自分が今まで読んできた論文(キリッ」と、根拠をあまり示していないので話半分くらいに読んだほうがよさそう……でしたが、内容の8〜9割くらいは身近な医者(父親、妻)の食生活に思いあたるところもあり、まったくのトンデモ本というほどでもなさそうです。

 特に強調されているのは「血糖値を上げない」ことで、私自身、父方にも母方にも糖尿病の親戚がいて、自分自身の人間ドックでも毎回HbA1cの値が基準値上限すれすれの身には、大きく参考になる点もありました。

 これまで血糖値を上げないためには「ベジタブルファースト」「低GIの食品を食べる」くらいしか知識がなかったのですが、ジュースがNGとか、ヨーグルトは食事の最初に食べるとか、新たな知見でした。

 もうかれこれ20年くらい、朝起きたらコーヒーとオレンジジュースを飲んで排便を促すのを習慣にしていたので、いきなり毎朝のオレンジジュースをゼロにするのは難しいですが、これまで毎朝180〜200cc飲んでいたものを、150ccにして、120ccにして徐々に減らし、いまは100〜110ccにしています。

 朝食時に飲んでいた野菜ジュースも、「野菜汁100%」のものを選んでいましたが、それでも成分表示を見ると糖質が高かったので、とりあえずトマトジュースに変えました。

 そうしたら、「朝食を済ませて家を出て電車に乗っただけなのにヘトヘト」ということが減った気がします。


 仕事中も、どうしても昼食から退勤までの間に甘いものをいくつか口にしていたのですが、血糖値の急上昇と急降下を招いて却ってよくない、とのことでミックスナッツを買ってくることにしましたよ。

 確かに、これまでは昼食後に社内の売店で買った甘いお菓子を15時過ぎに一つ二つつまんだだけではちっとも満足できずに、結局退勤までに一袋開けてしまうこともしばしばでした。


 今年の人間ドックは読み終えて数週間後だったので、今回コレステロール値が下がったのはさっそく効果が出たのか関係ないのかよく分かりませんでしたが、来年のHbA1cの値は少し楽しみにしたいと思います。
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娘と日帰り旅行をした話

 土・日・月の3連休を作って家族旅行をするつもりが、いろいろあって金曜から日曜まで比較的近くのホテルに泊まって過ごすのに終わりました。

 月曜は休みでなくてもよくなってしまったのですが、妻はすでに休暇を取得済みで、自分が出社をするとせっかく取った休暇が娘の世話で終わってしまいます。
(娘の保育園は我が家から遠い+妻の職場の近隣にあるので、妻が休みの日は登園しない)

 そこで、自分も休暇を取って娘と2人で日帰り旅行をして、妻には家で一人の時間を過ごしてもらおうと考えました。

 プランはいろいろ考えた末、9時ごろの新幹線で盛岡へ行き、昼食を済ませて2時間半ほど滞在し、東京駅へ16時ごろ戻ってくる新幹線で帰途につく、というものにしました。

 6時半を少し過ぎたころに娘を起こしてミルクをやり(離乳食は省略)、7時半をまわったあたりで娘をベビーカーに乗せて出発します。

 唯一の心配は、働き方の変化で混雑が緩和している+ピークを少し過ぎた時間とはいえ、朝ラッシュ時の総武線で東京方面へ向かうことでしたが、自宅最寄駅の場面では最後部車両のベビーカースペースが空いていて、どうにか秋葉原駅まで行けました。
(都内に入るとぎゅうぎゅう詰めとはいかなくても徐々にそれなりに混んできて、そこへベビーカーごと乗るのは大変かもしれなかったです)

 秋葉原駅での総武線から山手線へのバリアフリールートは、総武線ホームから一度地平階まで降りて再び山手線のホームへ昇る、という(階段やエスカレーターに比べると)遠回りではありましたが、思ったほど時間はかからなかったです。

 山手線は各車両にベビーカースペースがあるのですが、真ん中の車両は混みあっていて、電車を1本見送って結局先頭車両のベビーカースペースに乗りました。(東京駅のエレベーターも一番前にあるので)

 東京駅9:08発「はやぶさ11号」で出発です。車いすスペース(≒ベビーカースペース)がある1号車6番B席が取れなかったので、偶数号車の最後部席(=トイレとデッキが近く、背もたれと壁の間にベビーカーを置ける席)の指定を取ったところ、上野駅のホームで1号車付近にベビーカーを押す母親らしき姿が見えました。きっとこの人が先に指定を取ったのでしょう。考えることは同じようです。

 赤ちゃんは抱っこすればタダ、席に座らせればこども運賃・料金が必要なので、ひとまず抱っこで出発です。

 上野駅のトンネルを出て、大宮駅へ着くころには娘も笑顔になってきて、窓の外を見てキャッキャッと声を上げ始めます。……泣いたら困るなとは思っていましたが、はしゃぎ声をあげるだけでも、周囲の目を気にしてしまうものです。

 大宮を出ても隣は空席のままだったので、荷物を置いたり、娘を遊ばせたり使わせてもらいました。白石蔵王駅を通過するあたりでようやく寝て、盛岡まであと50分ほどで着いてしまうのに困ったなとは思いつつ、そのまま盛岡が近づいてきてベビーカーに乗せて降ります。1分早着して11:20に着きました。

 さっそくあらかじめ調べておいた盛岡冷麺を食べよう、と駅前広場の向かい側のビル2階にある「盛楼閣」へ。(駅を出るとほんと目の前なのですが地上から行ったので横断歩道を通るのに少し遠回りしました)

 席に着き、注文の際に娘の離乳食をここで与えてもよいか尋ねると、快諾していただけたばかりか「温めるものがあったらおっしゃってください」とまで言ってくださいました。

 冷麺ができあがるまでの間に娘の食事をはじめ、半分食べ終えたころに私の冷麺がやってきます。自分が冷麺を一口食べ、娘に離乳食を一口やるのを繰り返し、おいしく食べ終えるとまだ12時20分ごろで、帰りの新幹線の時間まで1時間半ほどあります。

 外は曇り空でそれほど暑くもなく歩きやすそうだったので、ベビーカーを押して福田パンの長田町本店をめざします。途中、地下道しかない+エレベーターやスロープもない交差点があって、ベビーカーをかついで降りたり昇ったりはありましたが、10分ほどで着きました。

 LINEで妻におみやげの希望を聞いて、コッペパンを5つ購入。

 それでもまだ1時間ほどあり、まっすぐ駅へ戻っても時間を持てあましそうだったので、盛岡バスセンターの跡へ向かってみます。……徒歩で向かうと遠いのですが、バス通りに出てすぐの「石川啄木新婚の家」バス停で時刻表を見たら、循環バスの「でんでんむし」がすぐ来る時間だったのでそれに乗ります。バスは少々遠回りしますが、ノンステップバスですし、歩いて行くよりははるかに速いです。Suicaが使えてありがたいです。

 更地(イベントスペース)になったバスセンターを眺めて、ななっく前のバス停にやってきた盛岡駅行きのバスに乗ります。2ステップ車でベビーカーをかついで持ち上げます。Suicaが使えるのはどうやら「でんでんむし」だけのようで、さすがに盛岡のバスカードは持っていないので150円を現金払いして盛岡駅前に降りたのは13:20。新幹線まであと30分です。

 駅ビルのお土産屋さんを少しながめたり、多目的トイレで自分の小用や娘のオムツチェックを済ませたりして、13:50発の「はやぶさ24号」で帰途につきます。
(実は盛岡駅へ戻るバスに乗っているあたりで娘は寝ていたのですがトイレに入った時点で起きてしまいました……)

 帰りは車いすスペースがある1号車6番B席の指定を取れたので、(席がない)C席のスペースに娘を乗せたままのベビーカーを置き、出発です。

 行きは抱っこだったので、帰りはベビーカーに乗せたままで安心……かと思いきや、娘はバスの車内やお土産屋さん物色中にひと眠りしただけでリフレッシュしてしまったようで、さっそくぐずり始めてしまいます。

 おもちゃを与えたり、麦茶を飲ませたり、いろいろと手段を講じますが、結局どうにもならなくなってとなりの空席(A席)で遊ばせることになってしまいました。

 それでも行きは最後の1時間弱を寝て過ごしていたので、帰りも……と思ったら仙台駅を過ぎても興奮はおさまることがなく、再度ベビーカーに乗せてじっとさせようとすると泣き出してしまい、おもちゃや絵本を与えても床へ放り出してしまう(床に落ちると意外といい音がしてそれが楽しい模様)ありさまで、持参した乳幼児用せんべい(ハイハイン)を与えます。

 ハイハインを与えてもおとなしくしているのは食べている間だけで、3袋(6枚)食べてまだ大宮駅で、もう1袋開けたら食べすぎだと思い、東京駅までの残り30分はベビーカーを揺らしたり、しながら過ごしました…。


 新幹線であれだけはしゃいでいたのに、東京駅と市川駅で乗り換えた総武線の快速電車と各駅停車の車内では、すこぶるおとなしくしていましたよ、、、なぜだ。。。

 妻はずっと家でのんびりできたのかと思ったら、午後は買い物に外出したりしたそうです。……とはいえ、またこういう日を作りたいと思います。
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「ちば割」で幕張のアパへ行った話(2)

 9月4日(金)は、自分は前日の泊まり勤務の明け番(10時半勤務終了)から13時ごろ帰宅したあと、洗濯などの家事を済ませつつ16時半ごろの生協の宅配を受け取って、17時ごろ出発して電車で海浜幕張へ向かいます。

 妻は船橋市内の職場で15時半の勤務終了から娘を事業所内保育室で迎えて直接向かったので、自分が家を出るころにはチェックインを済ませていましたよ。

DSC06353.JPG 18時ごろにホテルに着いて部屋で妻や娘と合流したあと、さっそく18時半から予約してあった最上階のレストランでの夕食へ。

 実は千葉県内で一番高い建物はポートタワーではなくアパホテルで、その最上階で食事ができる(しかも半額)というのですから、千葉市さまさまです。

 ちょうど9月1日からディズニーランドの花火も再開したので楽しみにしてはいたのですが、幕張から見えるには見えたもののかなり小さかったです。

 食事はたっぷり2時間かかってしまい、最後のほうは娘の機嫌もだいぶ悪くなってそそくさと部屋へ戻ります。……娘はとっくに寝る時間を過ぎているので、入浴などを省略して寝かしつけました。
(ちなみにベビーベッドは無料サービスしてくれます。ありがたいです)


 9月5日(土)の朝食は別料金(2,200円)で、土曜の朝はつけてもらいました。……朝食料金込みから半額にしてくれたらいいのに、という気もするのですが、何か事情でもあったのでしょうか。

 娘が朝寝をしているうちに自分が大浴場へ行って、起きたら+戻ったら外出しよう、と考えていたのですが、生後11か月でもいつもの我が家と違う環境が分かるのか、すっかりはしゃいでしまって遊び疲れてようやく寝る、というあんばいで、そのあたりのタイミングはなかなか合わず、自分が部屋に戻ると部屋は真っ暗です。

 時間つぶしに持ってきた本を読もうにも部屋が真っ暗では読めませんし、カーテンの裏に隠れて過ごします。

 娘が起きて離乳食を食べさせ、13時を過ぎてからホテルを出て、幕張のアウトレットで妻や娘の日用品を買い、翌日の朝食を調達して、2時間ほどでホテルに戻ります。

 夕食は地下の鉄板焼き屋で、予約の電話のとき夫婦+赤ちゃんの旨を伝えたら「それですと個室のご案内になるのですが、土曜日は混みあっておりまして17時半しか空いていないのですがよろしいでしょうか」と言われたのですが、こちらも赤ちゃんはさっさと寝かせたいのでむしろ17時半に予約をしたかったのでむしろウエルカムでした。

 昨晩の反省もあり、娘の入浴を済ませてから部屋を出ます。……地下へのエレベーターの場所が分からず、ベビーカーをかついで階段を降り、17時半からスタートです。

DSC06380.JPG 鉄板焼き屋はあまり経験がなく、シェフの所作や一人で何でもこなすのに感心しながら食べ進めていきます。

 お酒の値段が前日のレストランの倍くらいで、前日は日本酒1合だったのをグラス1杯(それでだいたい同じ値段)にしたのですが、ペースも速くて1時間くらいで終わりました。……電話予約のとき土曜の晩で混んでいるという話でしたから、ペースが速かったのは次の予約があるからということもあったかもしれません。

 帰りにエレベーターの場所を聞いたら、バックヤードを案内され、すごいところを通りながら1階まで連れて行ってもらいましたよ。前身の幕張プリンスホテルとしては1993年開業の建物なので、そのあたりは前時代的な設備です。
(もっとも、鉄板焼き屋などベビーカー連れで来る店ではなかったのでしょうけれども)

 9月6日(日)は、チェックアウトの11時までのんびり過ごして帰ります。……みんな考えることは同じようで、6台しかないエレベーターは上の階ですぐにいっぱいになってしまい、途中階から乗ろうとすると何台も見送らなければいけないあんばいでした。。。

 帰りは妻が乗ってきたクルマを運転して、自宅近所の中華料理屋で昼食を済ませて帰宅しました。


 のんびり過ごすつもりで2泊したのに案外くたびれたのか、帰宅後はリビングで座椅子に座ったまま寝落ちしてしまいました。
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