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マイル消化とワンマン特急(2)

 羽田8:25の便に乗るのに1時間前には空港に着くのがよいかな、と4時半に起きて身支度をして下総中山駅6:21発の電車で出発です。

 秋葉原・浜松町で乗り継いでモノレールに。

 これから飛行機で出発するというときのモノレールはいつ乗ってもワクワクして楽しいです。まるで子供です。

 羽田空港には7:25に着きましたが、日帰りなのでリュックサックひとつで預ける荷物もなく、保安検査場もすんなり通過してしまい、ちょっと早すぎたようです。

 検査場の先は食事処のかけそばが700円の世界で、朝食を済ませてくるか調達してくるんだったと思いつつ、海老天せいろ1,310円をいただきました。

 NH243便は8:30にドアが閉まり、やや遅れて出発します。……福岡空港の着時刻から、博多駅の初時刻まで54分しかないのですが、地下鉄で5分なのでなんとかなるでしょう。

 羽田は雨模様でしたが雲の上に出てしまえばもちろん晴れ。前夜は5時間しか寝ていないこともあり、目を閉じていたらいつの間にか寝ていました。

 ふと目を覚ますとちょうどCAがドリンクサービスにまわってきていて緑茶をいただき、福岡空港には15分ほど遅れて到着しました。

 機内では遅れを詫びるアナウンスに続いて「羽田行き○○便へお乗り継ぎのお客さま……」と放送が流れました。

 かつかつの乗り継ぎで羽田へ引き返すなんて、どう見てもマイル修行僧です。……話には聞いていましたが、本当にいるんだ、、、


 11:19の特急に乗り遅れたらどうしようと少し心配していましたが、地下鉄に乗り継いで10:57に博多駅に着きました。……指定席券売機で予約済みの「九州ネットきっぷ」を受け取り、駅弁やお茶を買う時間もありました。

 博多から乗った特急「ソニック19号」は自由席は立っている人がいるものの指定席はガラガラで、本当にグリーン車満席・指定席残席わずかだったのかなぁと思っていたら、小倉からどっと乗ってきて満席になりました。

 ……小倉から列車の向きが変わることをすっかり忘れて博多発場面の進行左側の席を取ってしまい、海辺を走る路線の山側になったばかりか、日なたの席になってしまいました。orz

 車内アナウンスを聞いていると、車掌が博多発場面で4人、小倉を出て3人乗務していて、7両の特急に破格の車内改札体制です。「ソニック」は速達タイプの列車を「当面の間運休」(減便)しているので、要員にゆとりがあるのでしょうか。(満席なのだったら復活運転すればよいのに…)

 883系の車内は、木目の床ははげ、座席の樹脂の部分もずいぶん塗装がはげていてずいぶんくたびれていましたが、なんと自分が座った席はリクライニングのボタンが取れていましたよ。

 リクライニング故障? と思いつつボタンの取れた跡の穴に指を押し込んでみると背もたれが倒れました……。

 そんな車両でも揺れは少なくて、スマホのスピードメーターでは130km/hで走っていても、あまり揺れないのが印象的でした。


 博多駅で買った駅弁は、福岡の食べ物がいろいろ入っているという「やまや特駅弁」(1,300円)を選んでみましたが、よく考えたら東京にある「やまや」のランチで食べられるものばかりだったような……。


 小倉で満席になった車内は途中停車駅ではあまり乗り降りがなく、別府でほとんど降りてしまいました。

 満席になるほどの乗り具合だからといって速達タイプを復活運転させたらこちらがガラガラになってしまうに違いなく、逆にガラガラになるからといってこちらを運休させたら特急が通過してしまう駅をかかえる自治体が怒り出しそうです。

 なんだかいろいろと難しそうです。

 大分駅には1分遅れて13:27に着きました。
author by よんなん
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