マンションに惹かれる

 高崎東口はこのところマンション建設ラッシュの様相です。

 今年に入ってから、寮から駅までの間に2棟、新マンションが建ちました。

 一軒はサーパスマンション、もう一軒はポレスターマンションとかいう、近頃耳にするようになった(本庄の北口にも建った)マンションの名前です。

 新聞の折込チラシを見ていたら、ポレスターマンションが東口徒歩1分にもう一軒建つみたいなんですね。

 確かに、東口のイーストタワーの裏へ行ってみると工事しています。


 チラシの図面を見るとベランダは駅と直角に向いていて、西口のAPAマンションのように駅を見下ろせる立地ではありませんが、ちょうど新幹線が行き交うのがよく見えそうです。

 いい立地じゃないですか。(笑)

 しかも、単身者向けの間取りもあるときたもんです。

 惜しむらくは、高崎の花火大会会場(駅の北西方面)とは反対側を向いていることですかね。(ただ、1部屋だけある駅に面したルーフバルコニーつきの部屋なら、そこから悠々と見えるはず)


 いまの社員寮は、超激安家賃+光熱費定額とはいえ、部屋の狭さには参っています。
 自炊派としては、洗面所兼キッチンが部屋から遠い+共用なのも難儀です。

 新入社員の頃よりは収入も少し増えましたし、そこそこの貯金もできました。
 買おうと思えば、ローンの頭金くらい自分で工面できるかもしれません。

 新幹線の停車駅が目の前ですから、関東甲信越ならどこの支社へ転勤になっても通勤圏です。(新潟だって新幹線なら1時間20分弱です)


 でも、2軒隣に「109シネマ」という映画館があって深夜も人通りがある+高崎駅は深夜2時前まで電車が走ってて、貨物列車は夜通し通過する場所でもあるという難点もあります。

 映画館の建物にはセブンイレブンがあったんですけど、どうも万引きが多かったらしくて、あれだけ客が入っていたのに撤退してしまいましたし、そういうエリアってどうなの、という気もします。

 現時点では、新幹線の改札口から建設現場まで、コンビニはNEWDAYSしかありません。……あの店の品揃えを考えると、少し寄り道してローソンへ寄るのは不便かなぁ、とか。

 それに、駅からの帰りに寄れるような場所にスーパーマーケットがないんですよね。
(いまの寮も似たようなもんですが)

 まぁ、住む人が増えれば進出してくるかもしれませんが。


 などなど妄想をし始めると尽きないんですけど、一番安い部屋(=たぶん一番狭い単身者向けの部屋)で2450万円だそうです。

 毎月6万円ずつ返して34年かかる計算です。
 ……いまの収入で住居費に毎月6万円もかかっていたら、ボーナス以外で現金の貯金ができなくなります。(^^;)

 それに、先輩方の前例を見ていると、収入は今後一時的に下がることが予想されます。

 たぶん、仮に買ったとしても、すぐ賃貸にしちゃって、自分はしばらく寮を使い続けるんじゃないかなぁ、なんて。

 それじゃ、ただの財テクです。


 それだけ、いまいる寮の家賃が安いということで、いくら狭くたって、自炊するには不便が多くたって、ありがたいと思うほかなさそうです。
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うな丼を食べる

IMGP3634.jpg 高崎駅ビル「モントレー」の食品売り場で、中国産(!)の鰻(698円)を買ってきたのを半分に切って夕飯は鰻丼にしました。

 ご飯は炊いたのがあるので、400円足らずで食べられたことになります。
(吉野家でも490円で食べられますし、某早稲田界隈の弁当屋では400円で提供していましたが)
#写真は、後日に残り半分を食べたときのものです。
 
 30日が土用の丑だそうなので、その日を待って少しまともな店で食べようと思っていたのですけど、きのう、きょう、と仕事でずいぶん疲れを感じていたので手を出してしまいました。


 最初はもう少し奮発してマシなのを買ってこようと考えていたものの、高島屋の地下食品売り場でも、モントレーの食品売り場でも、国産品とは言ってもどこかの工場で焼いてパックにしたような、添加物表示もずいぶんとされているものばかりです。

 そんなのなら近所のスーパーで売ってるのと同じじゃないか、と、格安だった中国産に手を出してしまったのでした。


 浦安魚市場へ行けば目の前で焼いて売ってるんだけどなー、とは思うものの、もし浦安駅界隈に住んでいても、魚市場は朝しか営業してないので、今日みたいに夕方思いついて買いに行くわけにはいかないんですよね。
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「金麦」のTVCM

 きょうベルクの酒類コーナーで、サントリーの「金麦」に手が伸びました。

 先日、発泡酒の類は買わないなどと書いておいて、いいかげんなものです。

 6缶パックで買うつもりにはならないものの、たまにはいいか、なんて。


 きょうの東京新聞で取り上げられてましたけど、今テレビでやっている「金麦」のコマーシャルは、BGMが「ビタースウィート・サンバ」の独自アレンジ版で、妙に耳に残ります。

 商品公式サイト(←音あり)で冒頭の部分が延々と繰り返し流れるのを聴いて、あー、この曲って「サンバ」なんだっけ(笛が使われるあたり)、とふと思ったり。

 「オールナイトニッポン」で流れる原曲(を放送用に長く編集したもの)にはあまりそういうイメージがありませんでしたので。

 笛が使われてればサンバか、というと違うのでしょうけれど。


 あのCMで「金麦と待ってるから〜!」と、白の半袖シャツブラウスとオレンジやら緑のスカートにエプロン…というベタベタな奥様スタイルで叫んでいる女の人は、「壇れい」といって、もと宝塚の人なんだとか。

 宝塚のことはよく分からないので、「男役ではなかった出身女優」と聞いても、NHKの朝ドラでヒロインをやっていた純名里沙(純名りさ)くらいしか思い浮かびませんが。

 Wikipediaによると、1971年生まれだそうで、私の7つ上です。

 35歳ですよ。

 ……で、CMでの設定は公式ブログによると「若奥様」だそうですから、はー、自分もまだせかされる理由はないんだなー、などと、都合よく考えたりするのでした。
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世論調査の電話がかかってきた

 夕方の何時ごろだったか、部屋の電話が鳴りました。

 この電話にかけてくるのは浦安の家族か、セールスの電話くらいなので、誰だろうと思って出ると「上毛新聞社です」……世論調査の電話でした。

 現在の電話世論調査は「RDD法」といって、パソコンでランダムに発生させた電話番号にかける手法が主流なので、私の部屋の電話が鳴ってもおかしくないわけです。

 …と、私はその辺りを知っているからよいものの、かつて同様の調査に(電話をかける側として)協力したときは怒られるケースのほうが多かったですから、調査員の人も大変だよなぁと同情しながら回答します。


 まずは、電話番号抽出の説明(ランダムに発生させた番号にかけているので、何らかの情報をもとに電話しているのではない旨)と、この番号は事業所の電話はなく家庭の電話かの質問(←電話帳などで分かる事業所の番号はあらかじめ除いて抽出するはずですが)に続いて、回答者の確定作業(今回は“家族”が私しかいないのですぐ終了)。

 内容は参議院議員選と群馬県知事選についてでした。
 高崎の寮には通勤の都合でいるだけで住民票は浦安に置きっぱなしですから、比例区以外は「行かない」「決めていない」「わからない」と答えざるを得ないのですが。


 「『小選挙区』で投票する方はすでにお決めになりましたか?」

……って、いくら群馬県選挙区が「1人区」でもその言葉は間違いだろう、と思いつつも、調査員は決まった質問票を読み上げるしかない(=調査員が独断で質問を変えると、答えも変わってしまうことがある)はずなので、その後に続いた選択肢から選んで回答します。


 最後に年代を聞かれたので答えると、「しっかりしていらっしゃいますね」……って、モノは言いようです。
 何歳だと思われていたのでしょうか。
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クーレンズでメガネ

IMGP3630.jpg 高崎線の電車で、ドアの上に広告を出しているクーレンズというメガネ屋へ行ってみました。

 今度試験を受ける国家資格では、「要眼鏡」という免許の条件がつくことが分かっています。(学科講習の際に通告されました)

 この資格は今後の仕事で使うので、出勤時にメガネを忘れると一発アウトです。
 ……そこで、予備のメガネをひとつ職場のロッカーに入れておこう、と考えたのでした。

 予備のメガネなんだし、安いのでいいや、と、前から気になっていたこのクーレンズの大宮店を訪れました。

 いま使っているメガネの処方箋があったほうがいいんだろうか、、と本棚を引っかきまわしたものの出てきません。フレーム+レンズで5250円〜とはいうものの検眼料とか取られるんだろうなぁと覚悟して電車を大宮で降ります。

 店頭に並んでいるフレームからひとつ選んで受付へ。
 今お使いのメガネはお持ちですか? と訊かれたので差し出すと、機械にかけてどんなレンズを使っているのかを調べていました。……どうやら処方箋がなくてもメガネを調べれば分かるようです。

 以前作られたのはいつ頃ですか? 同じ度数でもお作りできますが、再度測りなおしましょうか、料金は変わりません、と言うのでせっかくですから測りなおしてもらうことに。

 検眼の係の人に呼ばれると、いまお使いのメガネは強めですね、相当ハッキリ見えるのでは……と言われます。

 事前の情報だと、メガネ屋で検眼をすると強めのメガネを作られる→度が進行しやすい→また作り直しにメガネ屋へ行く羽目になる、という話でしたが、全然そんなことはなさそうです。

 すでに持っているメガネで左右1.5に矯正されるところ、今回は1.0になるように合わせてもらい、会計を済ませます。本当に5250円です。

 ……今使っているメガネのレンズ代より安いような。

 こんどのはレンズがかなり分厚いので、レンズが安いんだろうなー、と思うのですが、今回は(安いフレームなので)フレームの縁も太く、厚さは分かりませんよと言われます。確かにそうです。

(仕上がり後に街を歩いてレンズが厚いので気になったのは、視線を動かすときに若干視界がゆがむ程度でした……じきに慣れるでしょう)

 会計を済ませてから仕上がりまでが45分とのことで、その間に東急ハンズやルミネで買い物をします。

 受け取るときも、一度かけて、さらにフレームの形を調整してくれるという念の入れようです。


 こんなのでやっていけるんだろうか、とは思うものの、3連休ということもあってか次から次へと客がやってきて、以前私がメガネを作った店よりスタッフ一人当たりの売上は多そうです。


 待ち時間に、少し高め(12000円くらい)のフレームを見ていて、あ、これいいかも、と思ったら棚には「お子さま向けフレーム」の文字。

 えー、サイズもちょうどいいんだけどなぁ、と思いつつ表示を見ると、子ども用には処方箋を持ってきて欲しいことと、処方箋を持ってくればポイントカードのポイントを2倍にする、と書いてあります。

 この「処方箋〜」って、子どもだけなんですかね。
 大人でも同じなら、次回は本棚や浦安の家をまた探して何とかして前回作ったときの処方箋を発掘しようと思います。

 それと、もらったポイントカードを見ると、「お友達紹介」制度があったんですね。
 紹介した人も紹介された人もポイントが余計にもらえるそうで、それだったら、周囲にクーレンズのメガネを使っている人が何人かいたのですから、紹介してもらえばよかったことになります。

 ……ちなみにポイントは、1000円ごとに1つ、50コ集めると5000円引きなので、単純には5万円分のメガネを買わないと恩恵を受けられないのですが、ポイント2倍とか、紹介した相手が買った分のポイントもつく、などがあれば、もっと手っ取り早く特典が得られるわけです。


 って、こんなに誉めてばっかりでいいんですかね。これじゃまるで回し者です。
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今年の都市対抗野球

 今年の都市対抗野球出場チームが決まったようです。(参考:日本野球連盟

 鉄道会社で出場しているのはJR東日本とJR北海道だけじゃないですか。

 去年は、休部中のJR西日本を除いてJRのチームは6チーム全部出場してたのに。

(ただし厳密には、JR東日本には国鉄から引き継いでいる「JR東日本」「JR東日本東北」のほかにも、JR化後にできた「JR秋田」「JR盛岡」「JR新潟」「JR水戸」「JR千葉」の5チームがあります→Wikipedia:社会人野球チーム一覧

 個人的に好きなJR九州とJR東日本東北を予選で破って出てくるのは、どちらも初出場の「熊本ゴールデンラークス」と「岩手21赤べこ野球軍団」。

 「熊本〜」は地元スーパーマーケットの野球部、「岩手〜」はクラブチームだそうで。どちらも2005年にできたばかりのチームで、これはこれで楽しくなりそうですけど。

 あと、今年は日産自動車のブラシ踊りも見られません。

 その代わり、七十七銀行が2年ぶりに出てきます。
 あの“コール七十七銀行”(=慶應義塾の「コールケイオー」で「K」「E」「I」「O」の代わりに「七」「十」「七」「銀行」を入れる)が今年は聴けるんですね。

 今年は今年で、去年とはまた一味違った面白さがありそうですが、鉄道会社があまり出ていないとなると、有給休暇を使おうかどうしようかなぁ、、、と考えてしまうところです。
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ホッピーを飲む

 私はふだん、自室で飲む用の酒はビールを買います。

 スーパーへ行くと発泡酒とか、さらに安いビールふう飲料の値札につい魅力を感じてしまいますが、それに手を出すくらいならホッピーにしています。

 ちょうど、去年の春に一泊会をしたときにあまった甲類焼酎をもらって帰ったのがまだ冷蔵庫で眠っていますし。

 ホッピーは近所のベルクで330ml瓶が105円です。

 「ホッピーは甘ったるい」という声を耳にします。
 確かにその通りですが、ホッピーブラック(=黒ビールふう)ならそういう感じはありません。私が買うのはブラックのほうです。


 ところで、居酒屋で出てくるホッピーって、ジョッキに氷が入って、マドラーもついてくるんですよね。

 ホッピーの公式ページにも「氷を入れると風味が損なわれます。ご注意を」「かきまわさないのがコツ」って書いてあるんですけど、なぜなのやら。

 氷が入っているホッピーって、炭酸の泡もビールというよりサワーみたいな感じですし。

 泡の消えたビールを飲んでいるようなもんだと思っているんですけど、年配のみなさんはホッピーといえばこういう飲み方のようですね。

 去年はこんなこともありました。

 勤務先の企画部門の方々と野球観戦の帰りに神田のガード下で飲んだ際、ホッピーが人数分注文されて、おばさんが持ってきたものは……氷の入ったグラスとホッピーの瓶と、、、ウイスキー。

 ホッピー=ビールふう飲料、という認識しかなかった私は、いわゆる「ナカ」には余計な風味のない甲類焼酎を使うものだと思っていましたから、度肝を抜かれました。

 氷が入って泡が消えているうえに、ウイスキーの味がする(←もともとウイスキーは苦手ですし)なんて、こんなのありかよー、こんなのホッピーじゃないよー、と渋々グラスに口をつけていたのでした。

 まぁ、ホッピー公式サイトでも、「ホッピーカクテル」として別の酒類を使う飲み方も紹介されていますし、週刊『モーニング』連載の「神の雫」で「爆弾酒」と称するウイスキーのビール割りが紹介されていましたし、別にウイスキーをホッピーで割ったっておかしくはなさそうですけど。


 それはそれとして、私が飲むときは「3冷」というやつで、ジョッキは冷凍庫で、甲類焼酎とホッピーは冷蔵庫で冷やしておいて、ビールふうにしています。

 公式サイトでも「25度の焼酎:ホッピー=1:5」って書いてありますけど、焼酎に弱い私は、焼酎をもう少し少なめにしています。(20度の焼酎を1:5で割る)

 そのあたりを加減できるのも都合がよいです。

 ところで、焼酎を飲んだ翌朝にトイレで用を足すと、独特の匂いがしますけど、あれはなんなんでしょうかね?
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大きい…けど薄いスライスチーズ

 ピザトースト用に、とろけるスライスチーズを買いにベルクへ行きました。

 そうしたら、QBBの「大きいとろけるスライスチーズ」なんてのを売ってました。

 食パンのサイズに合わせてあるのだとか。

 値段は、従来サイズのがトップバリュ(イオンのPB)で158円、こちらが208円。
 大きいならこれを買ってみるか…とこれをカゴに入れました。

 で、早速パンに載せて焼いてみると……薄っ!

 ピザソースのでこぼこがそのままチーズに透けて見えてるんですけど…。


 次に買いに行ったときに、それぞれを見比べてみると、トップバリュのも、この大きいのも、ともに10枚入り180g。

 大きいからといって、チーズも多めなのではなくて、同じ量のチーズを引き延ばしてあるだけだったんですね。

 なぁんだ、と今度は158円の従来サイズのものを買って帰ったら、、こんどはやはり食パンに載せるには小さいなぁ…と思ってしまったのであります。


 スライスチーズじゃなくて、グラタン用などの、袋に1kgくらいドーンと入ってるタイプのなら好みの量を加減できるんですけど、食べきる前にカビが生えてしまうんですよね…。

 チーズのカビは食べられるんでしたっけ??
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居酒屋とファミレスの客単価と人件費

 きのう、御徒町駅近くのガード下にあるジョナサンというファミリーレストランで、17時半ごろから22時半ごろまで、延々5時間にわたってだべっていました。

 夕飯も兼ねて食事とサラダセット(含むドリンクバー)で、私の会計は1448円。
(割り勘ではなく、別々で会計できるのも都合がよいです)

 居酒屋なんぞへ行こうものなら、3〜5000円はかかっていたに違いありません。

 ……ふと、こんなのでファミレスってのはやっていけるのかな、と心配したりするのです。


 今回は、同席していた人が、はかま姿の制服で知られる某ファミレスでアルバイト経験がある人だったので、そのあたりを聞いてみました。

 すると、この程度の客の入りなら厨房も含めて2〜3人のスタッフで回せるとのこと。

 確かに、今回は5時間もいたわりには、最初に食事を注文しただけで、あとはセルフサービスでドリンクバーへ自分から足を運んでいました。

 これが居酒屋なら、食べ物がなくなれば注文して、飲み物がなくなれば注文するわけです。…注文を受けて料理を運ぶスタッフも必要なら、厨房にも注文のたびに料理を作る人員を配置する必要があります。

 それを考えれば、客単価がファストフードに比べればはるかに高い1000円台半ばで、ソフトドリンクさえ揃えておけば客が勝手に“働いて”くれるわけですから、充分ペイできるんでしょう。

 かといって、居酒屋が“酒類のドリンクバー”を始めようものなら、酔っ払いがあっという間に散らかしたり、子どもが勝手に飲んでしまうに違いありません。
(セルフサービス方式のビアガーデンへ行っても、酒のコーナーだけは有人ですし)


 …と思えば、ドリンクバーで5時間ほど居座っても、後ろめたさを感じる必要はちっとも無いわけですね。(笑)

 ジョナサンのドリンクバーは、サイゼリヤとかジョイフルに比べてだいぶ充実していましたし、また使おうかなぁ、なんて。
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ポストドクター

 7月3日(火)の「クローズアップ現代」がポストドクターに関する話でした。
(ポストドクターとは→Wikipedia

 今回は、理系のポスドクに焦点を絞った話でしたけど。

 この30分で出てきたのは

1.東京大学の某研究室で研究を引っ張っている7人は全員ポスドク
2.生活のために研究を捨てて無関係の分野で営業マンになった博士
3.博士を採用しようとして頓挫した企業
 (↑どう見ても味の素です。本当にありがとうございました)
4.博士課程の学生に企業活動を身に付けさせる東北大学の取り組み
5.博士を活用できている上司がいる企業の例

と、結構中身の濃いものでした。
(短い番組なのに中身が濃いのがこの番組の特徴ですが)

 私が納得したのは「3.」の企業の担当者のコメントです。
 ナレーションで、この企業が博士を募集して定員の20倍もの応募があったにもかかわらず採用にいたる人材がいなかった、自分の専門以外のことになると具体的なアイデアを出す訓練を受けていない人が多かった、と紹介したあとに、

企業の担当者:
「私たちが求めている研究者というのは、自分で研究のプランを作って、大きな目標を立てて、それを実行に移せる人です。私たちは35歳の人を22歳で採用した人と同じレベルでは扱いません。やはり35歳なりの能力およびその将来性を期待します」

と続くのです。

 大学に35歳まで居続けたんじゃ、そりゃそうだろうなー、と思うのです。
 私自身については、よくあれで修士が取れたと思うレベルで大学院を出た(というか、追い出されたに近い)ので、そもそも博士課程に進める水準ではなかったと思っていますが。(笑)


 大学院の研究室の環境というか、特徴はというと、個人的に体験して実感した限りでは以下のようでした。

 ほとんどの研究室では1〜3年なんかで成果が出るような研究はしていませんから、学部の研究室配属後1年、あるいは修士2年では、研究は完結しません。

 私は偶然にも研究室での新研究テーマの立ち上げに関われました(で、大した戦力にならずに終わった)が、そうでなければ、研究室で先輩方が取り組んできた研究を数年間だけ引き継いで、途中経過を論文にして学位をもらい、後輩へ引き継ぐことになります。

 そこで求められる能力とは、プログラミングなどの計算処理能力や実験のための労働力であって、アイデアを出す能力や、問題を認識する能力ではありません。…シミュレーションをするときのモデルづくりで若干そういう頭を使うかもしれませんが。


 私立大学の場合、大学院生はさらに教員の仕事も一部します(学部生の指導、ゼミの指導など)。授業のTAは時給1200円が出ますが、これら研究室内の手伝いは無給です。

 はっきり言って、手足として使われるなら、こんなところへ学費を払って通うより、企業から給料をもらって同じことをしたほうがよほどマシだと思っていました。


 実際に就職をしてみると、ある程度の規模がある企業の場合、↑の担当者の言葉どおり、学部卒・修士卒に対する人材育成はかなり長い目で見た手厚いもののように思います。
……逆に言うと即戦力としては扱われないので、なかには「干されている」と不平を言って辞める人もいますが。


 アイデアと言えば、私の勤務先では「アイデア提案制度」があって、提出が盛んに奨励されています。
 一口にアイデアと言っても、雲をつかむような絵空事ではなく、自分で実行したような小さくても地道なアイデアのほうに重点が置かれています。

 大学の研究室では、この程度のアイデア発案+実行力すら養われない気がします。
(学生時代の私は、自分の手に負えない大風呂敷ばかり広げて窮地に陥って終わりました)


 とはいえ、同じ理系でも学科によって性格は異なるでしょうし、大学によっても雰囲気は変わってくるでしょう。
 ↑の「5.」のように博士を活用できている会社もありますし、逆に、20代前半の新卒者を即戦力にして半ば使い捨てのようにする会社もあるでしょうから、一概には言えないはずです。

 ただ少なくとも、博士課程には、高校を卒業→大学を4年で卒業→そのまま修士課程2年→さらに大学に残って博士…という画一的な人ばかりではなくて、高等専門学校などを経ての飛び入学だったり、いったん社会人を経験していたり、いろんな人がいたほうがいいんだろうな、とは思うわけです。
author by よんなん
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