育児休職6週目(最終週)

 カレンダー上では3連休明けとなった火曜日に市の保健師さんの家庭訪問があり、リビングを片付けました。

 妻は趣味が片づけなんじゃないかと思うほどよく片づけをしますが、それでもたまには来客を招かないと家が散らかる一方だと実感しました。

 そのほかにも、来週から自分は月〜金でフルタイムで出勤をするようになり、家には帰って寝るだけの暮らしが始まりますから、自分の時間をそれなりに取れるうちにやっておくことはいまのうち……と尻に火がついた1週間でもありました。

 飲料や家電のキャッシュバックキャンペーンやら購読誌の休刊に伴う返金やらでもらった郵便為替を、散らかった自室からようやく掘り起こして郵便局に持って行ったり、自作パソコンを組んだり、3〜5週目の過ごし方とは一転して急に生産性が高くなりました。

 ……本当はそんなことは育児休職に入ったらさっさとやってしまいたかったのですが、結局最終週になってしまい、人間とはそういうものなのでしょうか。

 娘はといえば、寝る前に授乳を終えたら朝まで一度も泣かなくなり、こちらが心配になるほど授乳の間隔が延びました。……これまでの「2時間おきに起こされて昼も夜もなく寝られるときに寝る暮らし」は意外と早く終わり、夜寝て昼起きていられる暮らしになりました。

 昼の授乳は引き続き2.5〜3時間おきくらいですが、ミルクを飲むと寝てしまうので、次の授乳までの間にベビーカーに乗せて外出するぶんには特に泣きわめくこともなく、買い物や外食も難なくできてありがたいことです。


 来週からは基本的に妻のワンオペ育児になり、実際に始まるとそれはそれでトラブルに見舞われるのかもしれませんが、昼も夜もない授乳とオムツ交換で大人の生活リズムが狂いっぱなしだった時期を自分と妻の2人体制で乗り切れたのは大いによかったと感じています。
author by よんなん
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