青森の「さいはて」感

 青森県のJR津軽線や大湊線は、沿線の荒涼とした風景が好きな路線の一つです。(3年前に乗りに行ったときの記事→津軽線大湊線

 津軽海峡を経て北海道へ渡ると、東京からは遠くなるのですが却って都会になるような雰囲気があり、再び「さい果て」感が出てくるのは稚内近くや釧路を過ぎてからです。


 先週末の青森訪問で、象徴的だなぁと思ったのは、青森ではサッポロビールの新商品の入荷が遅いこと、でした。

 まぁ、サッポロビールは北海道の会社(本社は東京ですが)ですから、北海道で新商品が先に出回るのは分からないでもないんですけれども。


 2月中旬にサッポロのノンアルコールビールがリニューアルされました。

 サッポロビールとしてはなかなか力を入れているようで、正月の箱根駅伝テレビ中継でも発売前だというのにCMをじゃんじゃん流していました。


 我が家近辺では、さっそく新バージョンが店に並びました。(ディスカウント店で旧バージョンの見切り品特価を期待してたのにがっかりしたのは内緒)


 それが、青森で酒屋に入ったら……いまだ堂々と置いてある旧製品!

 青森では酒類の消費量がやたら多いそうなので、ノンアルコール商品は売れ行きがよくない=旧商品がなかなかなくならない、ということなのか分かりませんけれども。

 それでも、正月からTVCMをバシバシ投入している新商品が、青森では発売から半月経っても店頭にないというのは、軽く衝撃を受けました。

 電車に乗っても、ポスターも出てません。

 もしかして、「サッポロプレミアムフリー」が新しくなったことそのものが、この地域では周知されていないのではないか……。。。


 むろん、北海道では苫小牧に上陸するなり、JRの車内広告に出ているのを見つけました。

 セイコーマートなどの店頭で確かめるのを忘れたのが悔やまれますが、まぁ……地元の交通機関に広告出しといてコンビニに置いてない、ってことはたぶんないでしょう。。
author by よんなん
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