金環日食でした

DSC02978.jpg 金環日食でした。

 金環食の時間帯は雲の向こう側にうっすらと見えるあんばいで(写真)、観察グラス越しには真っ暗、肉眼で観察して(本当はよくないのかもしれませんが)ちょうどよいくらいでした。

 予報はくもりだったものの6時台は日がさすほどの晴れで、欠けはじめが観察グラスではっきり見えて期待はふくらんだんですけども、7時を過ぎると急に雲が増えてきてしまいました。

 金環食の時間が終わるとまた晴れてきて、なんとも間の悪い話……という気もしなくはありませんでしたが、後で写真を見てみると、肉眼で観察できる程度の明るさになったのはそれはそれで稀有な体験だったんじゃないかという気がしています。


 まさにドリカムの「時間旅行」に出てくる「2012年の金環食」で「太陽の指輪(リング)」を、真っ黒なフィルター越しじゃなくて写真のように見たんですから。

 ちなみにこの曲、ウォークマンに何年も前から入れっぱなしで、何回も繰り返し聞いてたのに、今回の金環食のことを歌っていると気づいたのが3日前、という体たらくであります。……どこに耳をつけて音楽聴いてたんだか。。


 さて、正月くらいから今年は金環日食があるらしいことと、5月21日(月)という日付が耳に入ってきましたが、日食=太陽が出ている時間=平日はどうせ仕事中、という先入観があって、上述の曲に出てくる話とも気づかず、あんまり関心を持ってませんでした。

 間際になって朝7時半ごろの6〜7分程度と知って、会社へ出かける前に余裕で見られるじゃんか、と金曜日に新宿の家電量販店で観察グラスを買って帰りました。

 天気予報はあんまりよくなかったですが、観察グラスの値段は830円で、まぁそのくらいなら無駄になっても、買わずに当日晴れて後悔するよりマシ、と思える値段でした。


 ……ふと思ったんですけども、量販店にしてみれば日食が終わったら途端に不良在庫になる品なのに3日前でも豊富に品揃えしていた(=絶対にそれなりの数が売れ残る)、ということは、1枚あたりの利ざやをかなり多く設定しないと商売にならないですよね。

 ヨドバシでは2〜3枚買うと何百円引き、4枚だか5枚買うともう1枚プレゼント、なんてのをやってたのがその証左と思うわけですが、3日前になって思いついて買いに行っても品切れでなく、しかもそんなにべらぼーな値段でなく手に入ったのだからありがたいことでした。


 それとも、今回の在庫は6月6日の金星の日面通過へ向けて再び売るのかな。
author by よんなん
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