照明を振り替える

DSC05202.jpg 引きこもり部屋(カッコよく言うなら「書斎兼寝室」)に2つある照明具の片方が、壊れてしまいました。
(もともと2部屋用の間取りを前の住人が分譲時に1部屋にしたらしく、壁を真ん中に置けるような照明配置になっている)

 球切れか、部屋の配線不良か何かかな、と、部屋に2つ同じものがある照明具の取り付け箇所を差し替えてみたり、電球を差し替えてみたりしても、壊れたほうは何をしても点灯しなくて(もう片方は点灯する)、どうやら照明具が壊れたようです。
(後日メーカー系列の「街の電器屋さん」へ持って行ったら、壊れている+30年近く前の古い型で修理不可の由でした)

 ちょうど、3年前の秋にLDKの照明を変えたときに照明具を1つ買った+それまでのは捨てないでしまってあったので、LDKの照明は元に戻して、3年前に買ったのをベッドの真上に取り付けました。

 ……さて、電球型蛍光灯の100Wタイプ(消費電力は21W)×3灯でLDKをピッカピカに照らしていたこの照明なのですが、電球3灯のうち1灯がどうも具合が悪くて、体育館の水銀灯のように点灯直後はボヤ〜ッとしていて明るくなるまで時間がかかるのです。

 LDKで使うには不満でしたが、ベッドの真上で使ってみると、これが実に都合がよくて気に入っています。

 照明具のヒモを引くと、3灯→1灯→豆球→消灯、と切り替わるので、「1灯」で点灯する箇所に具合の悪い電球をつけておきます。

 目覚まし時計が鳴ったら頭上のヒモを2回引けば、「徐々に」部屋が明るくなってくるので、目覚めがとてもよいです。


 同じ部屋に2つちぐはぐな照明具がついて不格好にはなってしまったものの、来客を通す部屋ではないのでいまのところは気にしないでいます。

 ただ、いつか住まいを変えて賃貸に出すとしたら、照明具を2つとも変えないとですね。
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レースのカーテン

DSC04662.jpg 自分は曇りガラスとか障子とか、外がまったく見えなくなってしまう建具が好きではありません。

 どうにも押し込められている気分になってしまいます……大学受験生時代の代々木ゼミナールの教室がそうでした。

 さて、現在の我が家は、北向きと西向きの窓からは眺めがよいのですが、残念ながら南向きの窓は目の前に別の号棟が建っていて室内からの視界は悪いです。
(ベランダに出れば、東西線の電車やスカイツリーなどが見えてなかなか悪くない)

 我が家は11階建ての6階にあって、隣は6階建て、しかもその向こうには高い建物がなくて東京湾のほうまで見通せるので、もう1つか2つ上の階だったら! と、もどかしいことこのうえないです。
(しかも我が家の真上の8階が現在空室の模様)

 その一方、交通量の多い道路から2棟目の我が家にとって、隣の建物が防音壁代わりになり、立地のわりに静かに過ごせるメリットもあります。


 で、最初に書いたように外が見えない窓は好きではないので夜以外はカーテンを開け放していたのですけれども、LDKから南側の窓を見るたびに、見えるのは隣の号棟の廊下で、つくづく残念感がつのるばかりです。

 我が家には南側に面して和室もあり、そちらの窓は障子がついているのですが、一番上に書いた理由でやはりそちらを居室にする気分にはならないです。
(そのうち雪見障子か何かに取り替えようと思っている)


 そんなある日、あんまり閉める機会がなかったレースのカーテンを閉めてみたところ……実は案外悪くないことに気がつきました。

 障子や曇りガラスのように外がまったく見えなくなってしまうわけではなく、かといって、眺めが悪いのはうまいこと消してくれて、とても気分がよいです。


 住み始めたときから買ってつけてあった代物ですが、あまり使っていなかったので、いまさらながら、よいツールを見つけた気になりました。
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金杉台団地(2)

 安い物件は100万円台から売りに出ている船橋市の金杉台団地で、678万円などという値付けをしている物件があったので少し気になりました。(この物件

 エレベータなし5階建ての1階とはいえ、物件によっては100万円台で売りに出ている場所でです。

 金杉台団地は外から見ただけで(前回の話)一度中を見てみたいと思っていたこともあり、不動産屋さんに問い合わせて見せてもらうことにしました。


 現地で不動産屋さんと待ち合わせることにして船橋駅から乗った路線バスは、前回のことがあったので40分くらいかかる見当をつけて早いのに乗ったら、なんと不動産広告通りに20分で着いてしまいました。

 帰りも道が意外にスイスイで25分で着いてしまい、スムーズなときはこんなもんみたいです。……このくらいスムーズなら、都心へ出るのに現在の我が家からの所要時間+30分くらいで済むのではないかという気がします。


 さて、現地で合流した不動産屋さんも物件について「はっきり言ってオーバースペック」と言ってました。自分も、この値段(仕様)でこの立地で誰が買うのかという気がしますが、「公団住宅でもここまでやれる」というリフォームの実例を見られる貴重な機会だと思います。

 見せてもらった限りでは…


DSC04519.jpg1.各室のエアコン配管……「できる」

 この公団の間取りでは、3DKのうちDKしかエアコンの穴がなくて、ふすまを取ればつながる2部屋はともかく残り1部屋は夏どう過ごすのか、と思ってました。

 1つのエアコン穴に何本か通せるらしいにしても……思ってたら、なんと、エアコン用の穴は使わず、キッチン換気扇の開口部から出すという、自分のような素人には思いつかないウルトラCでした。
(写真中央の、管がヘビみたいに何本かにょろにょろ出ているところ)

 隠蔽配管なので、換気扇の開口部までドレンの勾配を確保しながらどこをどう通しているかは分かりませんが…。


2.浴室から洗面・キッチンへの給湯……「できる」

 システムキッチンと洗面台がシングル混合栓だった(=瞬間湯沸かし器ではない)ので、給湯はどこから引いているのだろう……と思ったものの、浴室の壁貫通タイプの給湯器以外に見当たらないので、ここから引いているようです。

 民間の分譲マンションだと、「スケルトン」にすると本当に「ただの箱」になって、給湯だろうがエアコン配管だろうが引き回せるのですが、公団住宅は内部にも壊せない壁が少なくないようで、浴室が最たるもののように聞いています。

 壁が壊せないなら現在ある開口部を使うしかないわけで、扉部分をどうにか工夫したとしか推測できませんが、とにかくそうなっています。

 洗面台でお湯が出るというのはいいですね。


DSC04527.jpg3.浴室の換気扇……「できない」

 公団住宅にユニットバスが入らないのは分かっていることなので、次なる関心は換気扇ですが、金杉台団地ではつけられなかったようです。

 窓があるとはいえ、換気扇がないのでは、カビとの闘いが熾烈になりそうです……住むうえでこれが最大の難関ではないかという気がします。

 浴室に換気扇がないということは、浴室暖房乾燥機が後付タイプだろうが何だろうがつけられないということです(確か)。……まぁ、雨の日の洗濯物や冬のヒートショック問題は別に対応する方法もありますが。。。


DSC04523.jpg4.浴室に隣接した洗濯機置場……「できる」

 古い公団住宅は洗濯機置場がないケースが多いようです。リフォーム時にどうにか給排水が取れる場所を捻出して作ることになります。

 給水は上水道の圧があるので引き回せばどこでも水が出ますが、排水は勾配をつけなければ流れません。

 既存の排水口は風呂かキッチンかトイレ、洗面台ですから、その付近に確保することになります。(排水口への距離が長くなるほど、洗濯機を高い位置に置いて勾配を確保しなければならなくなる)

 上記のように浴室乾燥機がつけられないので洗濯乾燥機は必須と予想され、この場所に作れるのはよいです。(ただし、洗濯機パンのサイズを測りそこねてしまったので、洗濯機のサイズによっては入らないかもしれない)

 たまにキッチンに洗濯機置場を確保しているケースが見られるものの、そんな場所で乾燥運転したら、夏はDKが暑くてたまらないことでしょう。たぶん。

 風呂に近いと残り湯が使える、というメリットも一応あります。

 この場所にもともとあったはずの洗面台は、他の物件では「物置」になっている場所にうまいことおさめてあります。


5.テレビドアホン……「できる」

 ここは、ほとんどの住戸でいわゆるキンコンチャイム(音声のやりとりはできない)しかついてない団地です。

 キンコンチャイムは、機械だけ交換すればその配線のままインターホンにできるものとできないものがある、と聞いたことがあります。

 金杉台団地のキンコンチャイムは、インターホンに置換えができるようです。……インターホンができればテレビドアホンもできます。


 ……ざっと自分が気になっていたところはこんな感じです。

 あと、浴槽に実際に入って大きさを実感してくるのを忘れてしまいましたが、浴室のサイズはどの物件も同じはずですからそんな機会は他にもあるでしょう。


 不動産屋さんによると、金杉台団地では、高齢化した4階や5階の住人が階下へ買い替える需要があるのだとか。……売主も、1階の物件なので手を入れた、という話です。

 お客さん本当に金杉台に住むつもりですか? 評判聞いてます? みたいに言われて適当に生返事してしまいましたが、金杉台団地の問題点といえば「高齢化」と「買い物難民」が思い浮かぶものの、他に、知らずに住み始めたら後悔するレベルの何かがあるのかしらん、と後で気になりました。

 聞いとけばよかったな。。。
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金杉台団地

DSC04395.jpg 以前気になっていた金杉台団地へ行ってみました。

 不動産屋さんに連れて行ってもらったのではないので、外見だけです。

 不動産広告では船橋駅から「バス20分」とありますが、帰りにバスに乗ったら降りるまでたっぷり35分かかりました。……ただ、バスは昼間でも1時間に5本あり、およそ12分おきに頻発しているので、この点で不便はなさそうです。
船橋グリーンハイツは1時間に2本しかなかった)

 しかし船橋駅でJRから乗り換えて30分超となると、京成のユーカリが丘とか京成佐倉あたりから通勤するのと同じようなものです。……山手線の西側にある職場までの通勤時間は、(前任地の)高崎から新幹線通勤するのとたぶん同じくらいです。

 ただ、バスは団地の中央まで入ってくるのと、敷地内にバス停が3つあるので、たいていの号棟へは停留所から徒歩1〜2分でアクセスできそうです。

 どんなに都心から離れた場所でも、鉄道駅(乗り物を降りる場所)から徒歩1〜2分という立地の格安物件はそうそうないはずで、そういう点では便利かもしれないです。


DSC04373.jpg 鉄道の最寄駅は新京成線の滝不動駅で、歩いて20分くらいです。新京成線の駅へバスで行こうとすると、「金杉中央」バス停から三咲駅行きがあります。

 で、団地から新京成の駅へ出るバス停がある「金杉台団地入口」の交差点へ向かう道がすごい上り坂! (坂の下から写真撮ればよかった…)

 生協やジェーソン(ディスカウントストア)やコンビニはこの交差点付近にあります。(団地敷地内のスーパーは撤退してしまった)

 坂があるらしいとは聞いていたものの、金杉「台」だから団地から外へ出るには下り坂だと思っていたら、逆です。

 歩けば5分くらいのこの坂を自転車で行き来するのはつらいものがありそうです

 何かの紹介記事で、立地について「すり鉢状」と書いてあったのを読んで、「台」だからすり鉢を逆さにかぶせたような地形かと思ってたら、文字通り団地に向かって下っていくのでした。

 帰りの船橋駅行きバスでは、この坂を上りきった「金杉中央」バス停で降りる人もいました。……なるほど、この団地から通勤するならバスの定期を買うんだから、この距離でもバスに乗ればいいのか。12分おきに走ってるし。


DSC04392.jpg さて団地の建物は、外見で判別する限りでは、浴室があるはずの北側に換気扇用の通気口のようなものが見当たりません。

 古い公的住宅だと風呂に換気扇がない(勤務先の社宅も築年数が古い物件だと風呂の換気扇がない)ケースがあり、内見しないと分からないものの、気になるところです。
(浴室暖房乾燥機は、換気扇がない浴室にはつけられない……はず)


 あと、Yahoo!不動産を見る限り、南側に面して2部屋(LDK+1部屋)あるはずなのですが、エアコンの配管用の穴が1箇所しか開いていません。

 ただ、窓のサッシは手を加えてよいのか、窓の一部をパネルに替えるなどしている住戸も見受けられたもののきわめて少数で、夏はどう過ごしているのか……。


DSC04390.jpg ポイントハウスなんかも残っていて、公団住宅マニアには面白い団地ですが、確かに不動産としての価値はほとんどないんじゃないかという気もします。

 2LDK100万円台後半から売りに出ていますが、分譲エリアのほかにURの賃貸エリアもあり、分譲エリアの値段から察するにタダみたいな値段で借りられるのでは……と思ってURのWebページを調べたら、月5万円以上取るのか! ありえん!

 ただ、勤務先の賃貸住宅手当を考慮すると、社宅の家賃とそんなに変わらないくらいで住めそうな予感です。(買うのはちょっとあほらしい……かも?)

 まぁ、賃貸で住んじゃうと、設備(二重サッシ等々)を好きにカスタマイズできないなど不便もありますし、遠隔地に転勤したときにどうする(勤務先は持家か否かで転勤先の住まいを誰が手配するかが変わる)、という最初の動機とはかけはなれてしまうのですが。
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船橋グリーンハイツ

 きょう、午前半休を取得したので役所での用を済ませて14:20までに職場へ行けばよく、市役所の出張所へ行く足で表題の民間団地を見てくることにしました。

 Yahoo!不動産で船橋市内の中古物件を見ると、前項に書いた金杉台団地に並ぶ低価格帯で売りに出ているところです。

DSC03932.jpg 鉄道の最寄駅は新京成線の高根公団駅。市役所の高根台出張所も駅前にあります。

 「公団」の名の通り「高根台団地」という公団住宅が駅の東側にあるのですが、今回の目当てはそちらではなく、駅の反対側へ歩いて15分〜25分ほど。(敷地がべらぼーに広い)

 不動産広告では「船橋駅バス20分」とあり、JR駅へのバス便もあります。

 立地は、金杉台団地の800mほど南で、鉄道駅が近いわけでも幹線道路があるわけでもなく、やはり「なぜこんなところに住宅団地?」と思う場所です。

 なんとWikipediaにも項目があって、デベロッパーは大成建設。

DSC03954.jpg 後日Wikipediaを見て知ったのですが、バス停がある「中央通」が都市計画道路の一部なんだとか。

 この部分だけ道が立派(広めの片側1車線)で不思議に思ってたら、なるほど開発当初は幹線道路が通る構想があったわけですね。

 ただ、団地の造成から40年近く経っても、できあがっているのは団地の敷地内だけで、市中心部へ向けて延びる気配がまったくありませんが…。

 船橋市の財政がかなり健全(年によっては地方交付税不交付団体)なのは、公共投資を控えてきたからと聞きますが、こういう現場に立つと、実感を持ってよく分かります。


DSC03951.jpg さて、古い団地のよいところは、中庭が充実している(築年数のぶんだけ樹木がいい感じに育っている)ことが一つ挙げられると思うのですが、ここは見事に中層フラット棟、駐車場、中層フラット棟、駐車場……がギッチギチに詰めて建てられています。

 残念ながら住戸からの緑は望むべくもなさそうです。

 この点は、(まだ現地には行ってませんが)公団が開発した金杉台団地に少し期待してみたいところです。(地図を見る限り、そちらは建物がまばらなので期待できそう)


 金杉台団地では問題になっている(らしい)買い物の便は、こちらは敷地内にリブレ京成があって買い物難民化は避けられそうですが、競合店はないので物価は決して安くないです。

 ……まぁ、新京成で通勤するなら、新津田沼駅のイオンで買ってくればいいのかな。


 さて、帰りのバスですが昼の船橋駅行きは30分おきで、しっかり20分少しかかりました。

 ……船橋グリーンハイツが始発バス停なのに2分遅れて発車して、おまけに20分じゃ着かなかったので、あやうく午前半休で休める時間に遅れるかとヒヤヒヤものでした。
(高根公団駅から歩いてきたらちょうどバスが行ってしまって30分待ってこのざまだったので、バスの時間を調べておけばよかった)

 参考までに、12:55発のバスで船橋駅からJR(御茶ノ水から快速電車)を使って新宿駅に14:10着(←ほんとあぶなかった!)だったので、昼で1時間15分。

#総武線の快速電車はちょうどやってこない限り、5分おきの各駅停車を見送って待ってまで乗っても錦糸町で乗り換える各駅停車は結局同じかむしろ遅くなる

 「12:55発」「所要20分」なら船橋駅13:19発の各駅停車には乗れる、と思ってたらとんでもなくて、駅前のバス停に着いたのが13:18でした。。(5分後の13:24発に乗った)

 朝はバスの時間がもっとあてになりませんし、電車も遅れますから新宿まで1時間半かそれ以上でしょうか。


 船橋駅へのバスは、東葉高速線の高架(東海神〜飯山満)が見えてからが長かったので、夏見付近に東葉高速線の新駅構想があるのはなんとなく分かる気がしました。

 ……市当局にしてみれば、夏見付近から市中心部へ向かう道路を太くするよりも、線路はあるし電車も走ってるんだから請願駅(設置費用は市負担)でもいいから駅を作っちゃったほうが、費用対効果は高いと思います。

 ただ、東葉高速線は勤務先が定期券を買ってくれない限り乗るか微妙なところで、日常的にはそのままバスで船橋駅へ出てJRに乗ると思いますが、、、
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次なる物件の物色

 勤務先には転勤があります。……内示はなく7〜10日前に突然告げられるのが特徴です。

 いきなり遠隔地への勤務を命じられても、35歳未満なら独身寮を、それ以上でも結婚していれば単身寮(家族ごと引っ越すなら社宅)を会社が手配してくれます。

 ……35歳以上で独身だと、住まい探しなどという余裕もないうちに赴任しなければならない(自分負担でホテル暮らしを余儀なくされる…らしい)のですが、マイホームを持っていれば例外的に単身者と同様に扱われるのだとか。


 そんなのもマンションを1戸買って自分で住んでいる理由の一つです。
(35までに結婚するという確固たる意志などない)


 で、下総中山という総武線の各駅停車しか停まらない駅、とはいっても秋葉原まで電車1本30分足らず、とまぁまぁ「不便ではない」場所であります。

 賃貸に出せば、住宅ローンと管理費・修繕積立金を払ってもなお余る程度の家賃相場です。

 遠隔地へ転勤すれば、週末ごとに帰ってくるかどうかすら怪しいのに、この家を遊ばせておくのももったいない話です。


 とはいえ、他人に貸してしまうと単身寮に入る要件から漏れてしまうのと、2LDKの荷物をどこへ持っていくのか、という問題が発生します。


 そんなことをつらつら考えながら、ある日Yahoo!不動産を見ていたところ…

船 橋 市 内 に 1 0 0 万 円 台 で 買 え る 2 L D K が あ る の か !

物件名は「金杉台団地」。いわゆる公団住宅です。


 地図を広げると、鉄道が通っているわけでも、幹線道路があるわけでもなく、何でこんな場所に大規模団地があるのか不思議な立地です。

 アクセスは船橋駅からバスで20分ほど、または、新京成線滝不動駅から徒歩15分ほど。


 200万円を切るなら、手元の現金で買える、、、、

 銀行は、1軒目の住宅ローンはホイホイ貸してくれるけれど、1軒目を完済しないうちに2軒目はおいそれと貸してくれませんから、手元の資金で買えるのは重要です。


 そちらへ移って現在の我が家を賃貸に出せば、2年足らずで回収できる計算です。


 この立地で山手線の西側へ毎日通勤するのは骨が折れそうですが、上記のように遠隔地へ転勤してたまに帰ってくる程度、とか、あるいは千葉方面へ転勤したとすれば検討の余地がありそうです。

 ……と、現地がどんな場所かも知らずに考えていてもしょうがないので、平日の休みを取得したときにでも足を運んでみようと思います。
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ショートサーキット

 我が家は(マンションで言うところの)スキップフロアの中間階で外廊下がなく、外を歩く人を気にせず南北の窓を開け放すことができます。

 あと、角部屋なので南側のLDKには西側に窓があります。


 暖かい時期は南側から風が入ってくる日が多いです。


 で、昨夏はLDKで寝ていたのですが、今夏は北側の部屋で寝ることにして、例によって窓という窓を開けて寝ようとすると、風が吹いてこないので難儀しました。

 LDKには(生暖かいとはいえ)風がそれなりに吹いてくるのに。


 風が吹かないならエアコンを入れればいいじゃない、というわけで文明の利器のお世話になりましたが、なぜだ……。


ldk.jpg 夏も終わろうかという頃になって、やっと表題の単語を思い出したのでありましたよ……。


 暑いからといって「窓という窓」を全て開けてしまうと、LDKの南側から入ってきた風は西の窓から出て行ってしまうのであります。

 去年はLDKで寝ていたので気にならなかったんですね。。


 本で読んだときは、給気口(or開いてる窓)の“すぐ近く”に換気扇があるとそこだけで空気が循環してしまい、部屋全体の換気にならないという話でしたが、「2LDKの奥の部屋まで風が抜けない」という点では、「風が入ってくるLDKに窓が2つある」というのは本の事例とある意味同じなのでした。


 で、西側の窓を閉めてみたら、北側の部屋にも風が届くようになりました。……もう夜はそれなりに涼しく過ごせるようになってから気づいても、、、orz
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折り返し断熱

IMGP9271.jpg 築古マンションなので、断熱材なんか入ってなかった我が家です。

 しかも角部屋です。……角部屋はいろいろメリットがありますが、コンクリ壁の向こう側はそのまま外気、という欠点があります。

 2年前、購入時に南側のLDKをリフォームしたときは断熱のことなんか頭になくて、その冬はしんどい思いをしました。
(写真の白い壁が実は全部外壁……冬になると超冷たい)


 壁をふかして断熱材を入れておくんだったなー、次に直すときは気をつけよう、と考えたとき

「コンクリートでつながっている躯体のどこまで断熱材で覆うべきなのか?」

と思うのです。


 裏側が外気に接している薄っぺらな壁は当然内側から断熱材をかぶせるとして、梁や柱、天井、床は?

 壁が冷たいのに、同じコンクリートが「天井」「柱」「梁」に名前が変わっただけでいきなり冷たくなくなるわけがないよな……くらいのことは私のような素人でも分かります。

 せっかく壁を断熱しても柱や梁や天井が冷たいと、冬に部屋を加湿してると壁との境界で結露が発生してしまうでしょう。きっと。


 ……かといって、外気に接していない部屋はあんまり寒くないので、“コンクリートの箱”状になっている建物のコンクリート全体に冷たいのが伝わっているわけではないようです。


 長らく疑問でしたが、先日ふと思い出してgoogle先生に聞いてみたら、ヒットしたのがAllAboutのこの記事


 折 り 返 し 断 熱 と い う の か !


 外壁から45〜90cm(地域による)まで断熱材でコンクリートを覆ってやるのですね。……なるほど。


DSC02536.jpg そういえば去年、北側の部屋をリフォームしたとき、工務店が「中間階だから床の断熱は不要」と言い張るのを、いや、実際住んでて床が冷たくてたまんないから!! と納得せず床にも断熱材を仕込んでもらいました。

 床全面に断熱材を入れる必要があったかはさておき、北側の部屋は北・東・西の3面の壁が外壁なので、三方からそれぞれ90cm(=約1m)ずつ断熱材を入れたら、それなりの面積を覆うことになります。

 結果として北側の部屋に関してはほぼ正解だったことになりますが、工務店は断熱に関して実は無知だったわけで、次回やるなら内容に応じて工務店を選ばないといけません。。。
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窓を拭きました

DSC03418.jpg 我が家はベランダがない側の窓からの見晴らしがよいのですが、ベランダがない=外に出られないので窓掃除をあきらめていました。

 去年は大規模修繕工事があって、壁の高圧洗浄でついでに窓もきれいになったものの、1年経ってせっかくのスカイツリーも総武線の電車も中山法華経寺もみんな砂埃越しになってしまいました。

 ……先週末、せめて手が届く範囲でも、と始めてみたら室内からでも意外と広範囲に手が届くことが分かり、今週末の2回に分けて窓を拭きまくったら見違えるようにきれいになりました。

 高崎の寮に5年半いたときは一度も窓なんか拭かなかったんですけども、これからは気がついたらちょこちょこ拭こうと思います。


 さて、盲点だったのはリフォームで取り付けた断熱用の「内窓」。

 リフォームで内窓をつけると、掃除する窓の数が2倍になるんですね。orz

 当たり前と言えばそうなんですけども。

 外の窓がきれいになると、それまで全然気にならなかった内窓が意外と汚れているのが気になるものです。


 内窓は取り外せるので、内窓と外窓の隙間に手を入れて……なんてことをせずとも拭けるんですが、断熱重視でペアガラスにしたから重いこと!

 戸建てだったら(よほどの寒冷地や小さな家でない限り)二重窓にするくらいならサッシごと取り替えないと、掃除をする人が大変だなぁと思いました。

 マンションは窓枠の交換に制限がある(=分譲マンションでも窓は共用部分だから)ので、樹脂サッシにしたかったら内窓しか選択肢がないのですけども。
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カーテンボックスではないけれど

IMGP9280.jpg 自分の部屋につけてあるカーテンはニトリの遮光カーテンで、閉めると写真のように真っ暗になります。

 ……が、昨年、二重窓をつけたときにカーテンレールを付け直したら、隙間から光が漏れてしまうようになりました。

 これは困る、元は漏れなかったのだから光が漏れないようにしてほしい、と工務店さんに話したものの、自分の日本語がどうも理解されなかったようです。

 いまは企画部門勤務(=いわゆる日勤)ですから寝るのは夜ですが、それでも夜間作業というものは年に何度かあって、外が明るくなってから帰ってきて昼間寝る職業なのです。
(いまは休職から復帰したばかりで通院も続けているので夜間の業務は外れていますが)


DSC03314.jpg どんなふうになったかというと写真のごとし。
(左下のモザイク部分はあまりに乱雑なので……)

 遮光カーテンの意味がぜんぜんないです。

 特に、天井は布団で横になっているときの視界の大半を占めるので、天井が明るくなってしまうのでは困ります。

 世には「カーテンボックス」という代物があって、そういうものを取り付ければ天井方面へ光が漏れるのを防げます。

 上記の工務店が言うには、幅3メートル以上もあるカーテンボックスなんて特注になっちゃいます、という話だったのですが……。

 ……職場でプロジェクター用に暗幕がついた会議室を観察してみると、何のことはない木の板で囲ってあるだけです。

 絶対に大工仕事で作ってるよな。


DSC03318.jpg 要はカーテンの上に板状のフタがしてあればよくて、どうせお客さんを通す部屋ではないので、通販で我が家に溜まっている段ボール箱で作ることにしました。

 見た目はみすぼらしいものになりそうですが、お客さんを通す部屋ではない、というのが重要です。

 捨てる前の段ボール箱を探したら、壁紙(クロス)を買ったときの箱が1辺15cmでちょうどよかったのでカッターで解体。


DSC03321.jpg ボール紙の地の色では光を乱反射してしまいそうなので、濃い色で塗装することにしました。

 ホームセンターへ行くと塗料は0.7リットルからの品揃えで容量が多すぎ、段ボールに塗るなら絵の具でよいものの絵の具で塗りつぶすには市販のチューブ絵の具では足りないです。

 そこへきてダイソーが100mlで水性塗料を売っているのはありがたいです。ハケもダイソーで105円。

 ……墨汁は、前に字の練習をしようと買ったものの三日坊主になっていた死蔵品。

 ダイソーの「ブラウン」はだいぶ明るい茶色だったので墨汁を混ぜ……うああ凝固した! という一幕はあったものの、まぁまぁそれっぽくなりました。
(水性塗料に墨汁を混ぜて色を調節したのは高校の鉄道研究部で模型を作っていたときにやってたんだけどな…)


 軽い軽いボール紙なので取り付けにビスなんか要りません。ガムテープでもマスキングテープでもメンディングテープでもいいんですが、今回は養生テープを使いました。

 ……養生テープならはがしても壁に粘着が残ったりしないよね、、、と思ってたら、貼ったりはがしたり調整しているうちに、壁の塗料がはげてしまいました。orz

 養生テープといえども意外と接着力が強かったので、マスキングテープあたりの方がよかったかも。。。


DSC03323.jpg で、どうなったのかというと、写真の通り。

 冒頭の写真に比べて、天井は劇的に暗くなりました。これで当座はしのげそうです。

 いずれちゃんとしたのをつけたくなったら、別途考えます。
author by よんなん
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