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金杉台団地

DSC04395.jpg 以前気になっていた金杉台団地へ行ってみました。

 不動産屋さんに連れて行ってもらったのではないので、外見だけです。

 不動産広告では船橋駅から「バス20分」とありますが、帰りにバスに乗ったら降りるまでたっぷり35分かかりました。……ただ、バスは昼間でも1時間に5本あり、およそ12分おきに頻発しているので、この点で不便はなさそうです。
船橋グリーンハイツは1時間に2本しかなかった)

 しかし船橋駅でJRから乗り換えて30分超となると、京成のユーカリが丘とか京成佐倉あたりから通勤するのと同じようなものです。……山手線の西側にある職場までの通勤時間は、(前任地の)高崎から新幹線通勤するのとたぶん同じくらいです。

 ただ、バスは団地の中央まで入ってくるのと、敷地内にバス停が3つあるので、たいていの号棟へは停留所から徒歩1〜2分でアクセスできそうです。

 どんなに都心から離れた場所でも、鉄道駅(乗り物を降りる場所)から徒歩1〜2分という立地の格安物件はそうそうないはずで、そういう点では便利かもしれないです。


DSC04373.jpg 鉄道の最寄駅は新京成線の滝不動駅で、歩いて20分くらいです。新京成線の駅へバスで行こうとすると、「金杉中央」バス停から三咲駅行きがあります。

 で、団地から新京成の駅へ出るバス停がある「金杉台団地入口」の交差点へ向かう道がすごい上り坂! (坂の下から写真撮ればよかった…)

 生協やジェーソン(ディスカウントストア)やコンビニはこの交差点付近にあります。(団地敷地内のスーパーは撤退してしまった)

 坂があるらしいとは聞いていたものの、金杉「台」だから団地から外へ出るには下り坂だと思っていたら、逆です。

 歩けば5分くらいのこの坂を自転車で行き来するのはつらいものがありそうです

 何かの紹介記事で、立地について「すり鉢状」と書いてあったのを読んで、「台」だからすり鉢を逆さにかぶせたような地形かと思ってたら、文字通り団地に向かって下っていくのでした。

 帰りの船橋駅行きバスでは、この坂を上りきった「金杉中央」バス停で降りる人もいました。……なるほど、この団地から通勤するならバスの定期を買うんだから、この距離でもバスに乗ればいいのか。12分おきに走ってるし。


DSC04392.jpg さて団地の建物は、外見で判別する限りでは、浴室があるはずの北側に換気扇用の通気口のようなものが見当たりません。

 古い公的住宅だと風呂に換気扇がない(勤務先の社宅も築年数が古い物件だと風呂の換気扇がない)ケースがあり、内見しないと分からないものの、気になるところです。
(浴室暖房乾燥機は、換気扇がない浴室にはつけられない……はず)


 あと、Yahoo!不動産を見る限り、南側に面して2部屋(LDK+1部屋)あるはずなのですが、エアコンの配管用の穴が1箇所しか開いていません。

 ただ、窓のサッシは手を加えてよいのか、窓の一部をパネルに替えるなどしている住戸も見受けられたもののきわめて少数で、夏はどう過ごしているのか……。


DSC04390.jpg ポイントハウスなんかも残っていて、公団住宅マニアには面白い団地ですが、確かに不動産としての価値はほとんどないんじゃないかという気もします。

 2LDK100万円台後半から売りに出ていますが、分譲エリアのほかにURの賃貸エリアもあり、分譲エリアの値段から察するにタダみたいな値段で借りられるのでは……と思ってURのWebページを調べたら、月5万円以上取るのか! ありえん!

 ただ、勤務先の賃貸住宅手当を考慮すると、社宅の家賃とそんなに変わらないくらいで住めそうな予感です。(買うのはちょっとあほらしい……かも?)

 まぁ、賃貸で住んじゃうと、設備(二重サッシ等々)を好きにカスタマイズできないなど不便もありますし、遠隔地に転勤したときにどうする(勤務先は持家か否かで転勤先の住まいを誰が手配するかが変わる)、という最初の動機とはかけはなれてしまうのですが。
author by よんなん
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