日本ロマンチック街道

IMGP1999.jpg 沼田から中之条へ抜ける国道145号線に入ります。

 地図を見ると「日本ロマンティック街道」という文字。


 秋は紅葉の名所になるのだとか。


 途中には、何週間か前の週刊少年マガジン「もう、しませんから」で、作者がバンジージャンプをやらされていたロックハート城もあります。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

棚下不動の滝

IMGP1992.jpg 前項の永井食堂を出て北上、渋川市と沼田市の境辺りにくると、ようやく対岸に渡る橋(綾戸橋)があります。

 津久田駅から永井食堂へ行くには、ここまで来るか、敷島駅付近まで戻る必要があります。


 さて、橋を渡ると、「日本の滝100選 棚下不動の滝 →」という看板が目に入り、寄り道して行ってみることにします。

 山間に突如現れる棚下の集落を抜けて、再び山間の道に入りかけたところに駐車場があり、そこから棚下不動への急坂を上っていきます。


 途中にお寺のお堂があって、さらに奥の石段を登ると滝があるのですけど、

「落石の危険がありますので ここから先への立入りは ご遠慮願います 赤城村」
「台風8号の影響により 落石が予想されますので 滝壷に近寄らないで下さい 赤城村」

なんて看板が立っています。

 せっかく登ってきたのに、こんなところで足止めですか。


 「赤城村」という時点で古い看板ですし、台風8号って、いつの台風8号なんだか、、、という気がするものの、軽い気持ちで無視して入って事故に遭ってもバカみたいなので、躊躇してしまいます。

 幸い、近くで土木工事をやっていたので、昼休み中のおじさんに「あのぅ、この先ってやっぱり危ないんでしょうか」と尋ねてみると、返ってきた答えは

「あぶなくなんかねーよぉ。昨日なんか、滝に打たれてる人がいたもの」

なーんだ、と安心して、滝の近くまで侵入。


 おお、……これは間近で見ないとまったく意味がありませんね。

 あまりに見事なので、ムービーデジカメを持ってこなかったのが非常に悔やまれます。


 写真では、手前の木が邪魔ですが、もっと近づいて裏側から眺められる(というか、滝の裏に棚下不動の「奥の院」はある)ほか、おじさんの言うとおり滝壷にも降りることが可能です。

 写真に洞窟のように暗い場所が写っていますが、奥行きはそんなになく、まさしく天然の「棚」のような感じです。そこに不動明王が飾ってあり、あ、「棚下」「不動」ってのは、こういうことか、と。

 日ごろ悪行ばかり働いている私には岩のひとつくらい本当に落ちてきそうで、おっかないですけど。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

永井食堂

IMGP1967-2.jpg 国道17号を北上して、上越線の津久田駅あたりに来ると、左手に「永井食堂」があります。

 国道と上越線は川を隔てており、川には橋がかかっていないので、電車で来るのはまず不可能ですが。


 もつ煮定食の店です。

 いわゆる「行列のできる店」なんですけど、駐車場には家族連れのクルマのほか、トラックやらNTTとかJRのメンテナンス部門の名前が書かれたクルマも停まっていて、どうやら日常的に来ている人も多いようです。

 行列があるといっても、回転がはやいので、すぐに入れましたが。

 写真は大盛(770円)。


 もつ煮定食というと、仕事でJR吾妻線方面へ行ったときに、長野原草津口駅前の「つるや」で食べることがあります。

 「つるや」で食べたときは、こんなもんかー、くらいに思っていたのですが、永井食堂のは、非常にやわらかいです。

 行列ができるのも分かります。


 ちなみに、メニューには「大盛」があるものの、ごはんは普通の(590円)でも大盛で、「大盛」は、もつ煮がさらに大盛になる、という位置づけのようです。

 もつ煮は適度な辛口でごはんが進むうえ、もつ煮の汁はおかわり自由なので、普通盛でじゅうぶんでしょう。
 今回は、ご飯が順調に減ってしまい、もつ煮を持て余しました。


 大盛のごはんなんて食べきれない、という人(確かに、残している女性の方も見受けられました)は、「半ライス」と注文すれば、世間一般で言うところの「普通盛」のごはんにしてくれます。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

×子持村× 温泉センター

IMGP1964.jpg 久々にクルマを走らせる休日です。

 まず向かったのは、渋川市にある旧子持村温泉センター。


 今年の2月に子持村が渋川市と合併したのに、温泉センターの看板は「子持村温泉センター」のまま。


 パンフレットだけ、「子持村」が塗りつぶされて「渋川市」とゴム印が押してありましたが。

 公営ないし第3セクターの温泉センターというと、大広間のカラオケはありがちなパターンですが、ここにはありません。

 料金も1時間250円から。

 単純にお風呂に入って、座敷で一休みして帰るだけのシンプルな施設です。


 以前はかけ流しだったそうなんですが、お風呂場を見る限り、入ってきたお湯があふれている様子もなく、“内湯”も含めて循環式になったようです。

 表示は館内でも混在しており、ちょいと困ったものです。


 それにしても、(新)渋川市は、(旧)渋川市、伊香保町、小野上村、子持村、北橘村それぞれに公設の日帰り温泉があり、全部引き継いだようです。
渋川市公式ページ
author by よんなん
- | trackbacks (0)

×池袋東口 ○高崎東口ビックカメラ

IMGP1961.jpg きのう、職場で古い資料が整理されていました。

 ……ダンボールに入れられた資料の中に見つけたものは、昭和の終わりごろのものと思われる、ビックカメラの袋。


 ロゴもキャッチコピーも今のものとは違います。

 私の記憶にある最も古いキャッチコピーは「3割4割引は当たり前!」「池袋東口ビックカメラ」ですが、


「本当に一番安いのはどこかよ〜く比べてください。 高崎東口ビックカメラ」


 しかも、高崎市内に5店舗あったんですねぇ。
 駅ビルにも入っていたなんて。


 あ、蛇足ながら、ビックカメラの前身は「高崎DPEセンター」という、高崎のDPE専門店だそうですのでよろしくお願いします。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

すし一丁

IMGP1280.jpg 職場のなかで希望していた仕事を担当させてもらえることになりました。

 そんなわけで、休みだった今日の昼食は奮発して回転ずし。

 先日の新聞折込にチラシが入っていた「すし一丁」という店へ行きました。

 ここは、平日11:30〜15:00は105円の皿が85円になります。安いです。

 ほかにも55円の皿とか、155円とか210円のも流れるなど、選択肢が豊富で、105円均一の「すしおんど」より満足できました。(すしおんどへ行ったときの日記

 すしおんどと違って、ちゃんと発泡酒ではなくビール(なんとヱビスまで)も置いてありますし。(寮から遠いので帰りの運転手を確保しないと飲めませんが)

 ご覧のように、ほかの色の皿も食べて、20皿で会計は1740円。


 これまで行ったことのある回転すしとは違って、職人さんが目の前にいません。
 流れてこないネタは、目の前のタッチパネルで注文する仕組みです。

 声をかけるタイミングに困らないで済み、気は楽です。
 まぁ、一人で行くと、誰とも全く口をきかずに黙々と食べることになるんですけど。


 ネタそのものは、以前どこかの卸業者で小売していた冷凍すしを思い出させるものが散見されたものの、味はまぁまぁ満足できます。

 店内のPOPによると、シャリの酢やら塩やらには少しこだわりがあるようですし。

 とはいえ、一番おいしかったのは、お茶でしたけどね。

 穴子や焼きサーモンなど、火を通してから握るはずのネタが冷たい(=すでに調理したのが冷蔵庫にしまってあるようです)のには萎えますが、1皿85円でそこまで期待するのが酷というものでしょう。


 普段なら15皿程度で満腹になるところ、今回は20皿と、いろいろ食べられました。
(1カンの大きさが少し小さいのかもしれません)


 この店は公式サイトがないのですが、高崎にある商建という建設会社が破綻した回転すしチェーンの店舗を譲り受けて営業しているようです。(参考

 だから、駐車場にプレハブ住宅をPRする看板が立ってるんですね。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

もったいない本庄

 本庄は群馬じゃなくて、埼玉ですけれど。
 ……伊勢崎の商圏ということで。(こじつけ)

 大学院の修士論文では、研究室が新規開発した電動バスを使って、大学のキャンパスがある本庄でコミュニティバスを走らせる下調べをしました。
 機械工学専攻なのに、まちづくりを少しかじった由縁です。

 しかし、既存の成功例や失敗例など調査の結果、現在の本庄で走らせても乗る人はあまりいないだろうという結論をまとめました。

 ちょうど「本庄早稲田」という、大学名までついた新幹線駅も開業間近で先生方は本庄キャンパスに大きく期待を寄せていたのか、発表会の席はだいぶ紛糾しましたっけね。
(よく無事に修士号を取れて大学院を出られたと思います)


 コミュニティバスが成功するには、市街地が賑わっていることが最低限の条件です。


 まぁ、市街地のにぎわいと交通機関の利便性とは、鶏と卵のような関係かもしれないのですけど。

 仮にそうだとしても、本庄は市役所を市街地の外へ新築移転させてしまいましたし、早稲田大学のキャンパスも市街地から田園地帯を隔てた「大久保山」という山(「早稲田山」と呼ぶ人もいるとか)に造られました。
 ……新幹線駅ができた大久保山周辺の田んぼには「本庄新都心」という、まさしく絵に描いた餅のような構想まであります。

 市街地を賑わせようという意思も熱意もありそうにないところに便利なバスが走ったって、にぎわいなんか生まれるわけないじゃないですか。


 もったいないな、と思います。

 夜8時〜9時ごろの本庄駅を見ていると、 高崎線の通勤特急「あかぎ」が到着すれば上尾や桶川に匹敵する数の人が降りてくるんです。

 どこかの群馬の山の奥のような市町村とは違うんです。
 人はいるんです。それだけでも本庄は恵まれているんです。

 どうして外へ外へと拡散させてしまうのかなぁ、と歯がゆくてなりません。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

「東京などでは恥をかきますよ」

 先日、香典に1000円を包もうとしたら、まるで世間知らずであるかのようなことを言われました。

 言われた私は、何でそんな言われ方をされなきゃいかんのか、逆に腹が立ちました。


 さて、きょうは、勤務先で年に1度外部講師を招いて開いているセミナーに参加。
 今年のテーマは「冠婚葬祭でのマナー」。葬儀屋の方が講師です。


 で、香典の話になったときに出てきたのが表題の言葉なんです。

 群馬では、大半の葬儀が新生活運動で営まれます。

 リンク先の高崎市公式サイトにも記されていますが、香典は1000円で香典返し省略です。
 2000円だと、香典返し(おまんじゅうやお茶など)があります。

 私が社会人になってから、職場の方の不幸などで香典を出したのは全部「新生活」だったんですね。


 東京や新潟などではこうした習慣がないので、香典は私のような20〜30代ならおおむね3000円あたりが通常なんだそうです。

 なるほど、だから、前回は恥をかいたわけなんですねぇ。
 危うく逆切れして恥の上塗りをするところでした。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

まだ花見可能

IMGP1182-2.jpg きょう吾妻線方面へ遊びに来たのは、この桜が目当てだったのです。

 万座・鹿沢口駅付近では、ようやく散り始めです。

 高崎で咲いていたのが4月始め、中之条付近で咲いていたのが4月中旬〜下旬、この辺りは今ごろなんですね。

 吾妻線方面なら、1〜2週間のずれ程度なら、沿線のどこかで桜を楽しめることになります。


 桜の名所とされる地域は、旅行の日にちが1週間もずれれば、満開の桜なんか見られずに帰ることになるんじゃないでしょうか。


 万座・鹿沢口駅の駅員さんによれば、ゴールデンウイーク中は夜のライトアップもしているそうです。


 それにしても、今年は1か月以上にわたって、東京やら高崎やらフランスやら、どこかしらで桜を見ていたことになり、何だかずいぶん得をしたような気分です。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

三原から日赤まで

IMGP1173.jpg> 万座・鹿沢口駅の「みどりの窓口」が「もしもし券売機」になり、岩手県にいるというオペレータとやり取りするようになったとき、
(参考:Wikipedia

「『三原から日赤まで』と言って岩手の人に通じるのか」

という冗談を耳にしたことがあります。


 現在のJR万座・鹿沢口駅付近と川を隔てた向かい側には、昭和37年まで草軽電鉄の「上州三原」駅があり、現在の地名も「三原」です。
(実際には、JR駅付近にあった草軽電鉄の駅は「嬬恋」駅だそうですが)

 「日赤」というのは、日赤病院が駅前にある群馬原町駅のことでしょうね。


 群馬以外のJRの人が「三原」と聞いたら、山陽新幹線の駅を思い浮かべるんでしょう、きっと。

 実際には、570円区間の近距離キップは従来から自動券売機で売っているほか、「もしもし券売機」の前にも案内の係の人がいるので、「三原〜日赤」が盛岡の人に通じなくてキップが買えないという事態にはならないのでしょうけれど。


 そういう話はさて置いて、現在でもバス停の名前は「上州三原」です。
 バス停の名前に「上州」をつけてわざわざ山陽新幹線の三原駅と区別しているのは珍しいです。

 上述の通り、同名の鉄道駅があった名残ということでしょう。

 写真の右奥には、JRの万座・鹿沢口駅に停車中の特急「草津」号の電車(白地に赤の模様)が見えます。
author by よんなん
- | trackbacks (0)
  1. 無料アクセス解析