まるでジャングル鉄道

IMGP1603.jpg 鹿児島中央〜枕崎を結ぶ指宿枕崎線に乗りました。

 日本最南端…だった駅、西大山駅もこの線です。
 (いまは沖縄のモノレールが最南端)

 途中の指宿、山川まではそれなりに本数もあるのですが、そこから先はとんでもないローカル線です。

 最後の有人駅、西頴娃を過ぎるとさらに本数が減り、終点の枕崎までは1日6往復。

 地図を見ると分かりますが、指宿経由のJRは大きく遠回りをしています。
 枕崎から鹿児島までほぼ直線で向かう道路と、鹿児島〜指宿のJRで二等辺三角形のようになっていて、枕崎まではその2辺を大回りしているあんばいです。

 利用者の少なさもさることながら、やはり、最果て感を醸し出してくれるのが、ほかのどの路線よりも強い、南国の雰囲気。


 その辺をひらひらと飛んでいる蝶々の色まで違いますし。

 それに、深々と生い茂る木の葉っぱも、群馬の吾妻線なんかで見るのとは何やら違います。


 なんだかジャングルを突き進むかのような路線です。
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エクセルパス

IMGP1538.jpg「バーン」
「エクセルパス! 速い、らくらく、おトク!! 特急通勤じゃー!!!」
「通学にも使えるのね!!」

 JR九州エリアのあちこち(特に福岡近郊)で散々見かけた、「エクセルパス」のポスター。

 「サラリーマン金太郎」と「はだしのゲン」を足して2で割ったようなキャラクターが妙に印象に残りました。


 小倉駅には、「フレックス」(山陽新幹線=JR西日本の定期券)との値段の比較までしてあったほどで、よほど気合の入った商品のようです。

 ネーミングも悪くないです。

 JR四国の同種の定期券は「快て〜き」でなんだか野暮ですし、JR東日本に至っては「定期券用月間料金券」……あの〜、買うのに書類と印鑑が必要でしょうか? と勘違いしそうな名前ですし。

 ちなみに、九州新幹線の定期券は「フレックス」ではなく「つばめエクセルパス」。


 特急が15〜30分おきにじゃんじゃん走っていて、通勤・通学にも使われるなら、その都度特急券を買わずに済むのはいいなぁ、と思います。

 高崎線の特急「あかぎ」にも設定してくれませんかね。
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都市対抗野球九州予選 JR九州×三菱重工長崎

IMGP1504.jpg 心配していた雨の予報でしたが、9時半ごろにほんの5分ほどザーッとスコールのように降ったあとは1滴も降りませんでした。

 12時半ごろ、長崎県営野球場(ビッグN)に到着、JR九州側受付で応援グッズの赤いメガホンと入場券を受け取って入場。


 対する三菱重工長崎も、赤いうちわを配っています。
 ……どちらも、コーポレートカラーが赤なんですね。


 去年の東京ドームで見たような、駅員さん姿の応援団や、客席を走る“つばめ号”はありませんでしたが、球場のすぐ隣を長崎本線が通っているので、ときおり、「かもめ」やら「シーサイドライナー」やらが走り抜けてゆきます。


 試合そのものは3-0でJR九州が勝ち、九州第一代表に決定。

 試合終了と同時に割られたくす玉の「全国制覇へ出発進行」という言葉が、鉄道会社らしくていいじゃないですか。
 JR九州のこういうところが個人的に好きです。

 それと、チアリーダーの中には感極まっている方が2〜3人いて、ああ、社員に愛されている会社なんだなぁ、と少しうらやましくなりました。

 去年の都市対抗野球で敗退したときも、毎日新聞のニュースサイトには、泣き崩れる応援団員の写真が何枚も載ってましたし。
 これ、他の会社の応援風景ではまず見られない光景だと思います。

……勤務先の会社が予選を突破したとき同じようにする社員がいるのか微妙ですし、同様に去年と一昨年の負け試合のときもあっけらかんとしたものでしたし。


 試合終了後、「東京ドームまでバスで行きます! JRバスです! ガイドは私です!」と、応援席のステージ(指揮台)上で叫んでいるチアリーダーがいましたが、きっと、JR九州バスのガイドさんなんでしょうね。
(JR九州とJR九州バスは別会社なんですけど、、分社化したのは最近ですし)
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明日の予報が雨……

 長崎にやってきました。

 明日、長崎県営球場で13時から行われる、都市対抗野球九州予選決勝戦(第一代表)JR九州×三菱重工長崎を見に行くつもりなんですが、、、、


 Yahoo!天気予報によると

> 22日は、梅雨前線が朝鮮半島南岸付近に南下してくるため、全般に雨となり、昼過ぎから雷を伴い激しく降る所があるでしょう。


……って、試合が昼過ぎからなんですけど、、、


 確かに、3時間ごとの時間予報を見ても、12時までは曇りマークで降水量もゼロ、15時に傘マークと降水量4mm/h。

……1時間に1〜2ミリの雨なら試合はやると思うんですけど、4ミリとなると、どうだか。

 問題は降り始めの時間です。“昼過ぎ”がいつなのか、12時の時点で曇りとして、12時半なのか、13時なのか、14時なのか、15時なのか。

 15時に突如降り始めるのなら、13時試合開始で2時間あれば降雨コールドで試合成立もありえます。

 いっそのこと朝から強い雨なら、あきらめもつくというものなんですけども。


 特急「つばめリレー」車内で流れていたニュースによれば、九州は明日から1週間近く雨続きになるとか。

 何とか日程を工面して、1日延期になっても見に行こうと思っていたんですけど、それもどうだか、、、


 長崎といえば、学生時代に少しお世話になった方がいらっしゃるはずなんですが、連絡先を知らず、これはこれで残念です。
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目にも留まらぬ車内改札

 博多18:25発の特急「ソニック47号」に乗りました。

 列車は大分行きですが、夕方の通勤時間帯でもあり、博多発車時点で5両編成の車内は通路にも何人か立っている人がいるほどです。

 博多から小倉を通り越して19:24着の下曽根まで自由席特急料金が500円なので、高崎線の特急以上に気軽に利用できるのです。
 おまけに、快速電車より圧倒的に速いですし。

 しかも、上野駅と違って特急用の改札口がありませんから、特急券を買わずに乗ってくる人もいるはずです。
 博多の次は18分後の赤間。ここまでに車内改札(検札)を終えないと、どんどん人が降りて行ってしまいます。


 5両中、1号車、2号車半分、5号車のうち16席が指定席、残りが自由席。
 これを2人の車掌で改札していた模様なのですけど、、、、


 私が乗っていた4号車にやってきた車掌さんの手早いこと手早いこと!
 みるみるうちに進んできます。

 その動きを観察していると、まさしく職人の域です。
 JR東日本とJR九州では、使っている器具(スタンプとか端末とか)なども違うのでしょうけれど。

 見事に赤間に着くまでに終えたらしく、その車掌さんは次の折尾(博多を出て31分後)で降りていってしまいました。


 その職人技を見ただけでも、九州に来た甲斐があったと思ったのでした。
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またスカイマーク

IMGP1285.jpg 3月に神戸へ飛んだとき以来の国内線ですが、今回もスカイマークにしました。

 「前割7」で福岡まで12000円。

 ただ、スカイマークは「悪天候時の〜」という注意書きが気にならないでもありません。

1. 欠航、引き返し及び遅延による航空機乗継不能等の運送契約の全部不履行または一部不履行の場合、会社都合も含めいかなる事由によるものであっても、以下のいずれかの対応のみとさせて頂きます。(お客様による選択が可能です)
(A) 当社別便への振替(空席状況により翌日以降便の場合もございます)
(B) 運賃の払戻し
(C) 航空券の有効期間の延長(上記の全部不履行または一部不履行が会社都合の場合のみ)

2. 以下の対応は一切行いませんのでご了承ください。
・ 目的地空港までの他社便/他交通機関振替
(ただし、ご搭乗便出発後、目的地空港以外へ着陸した場合にのみ、目的地空港までの当社便/他社便/他交通機関振替を実施します)
・ 空港から最終目的地までの交通手配
・ 宿泊の手配/斡旋
・ 食事券/喫茶券の配布

 でも、これって、JRと基本的に同じです。
 鉄道での旅行に慣れていれば、そんなもんだろうと思います。

 っていうか、ほかの航空会社は、遅れで終電に間に合わなかったりしたら、全員のお客を家まで送ってくれるんですか??

 それは、飛行機が高嶺の花だった時代の名残でしょう。

 いまどき、飛行機の運賃を、新幹線グリーン車と比較する人なんていないです。
 高速バスより安い運賃で乗っておいて、そういう対応を当然だと思うほうがどうかしています。
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準備はいつも間際

 明日夕方のスカイマークで九州へ飛びます。

 なのに、旅行の行程すらまだ決まっていません。
 いちおう、2泊目までと、帰りの行程は決めて、宿ときっぷを押さえました。

20日:(泊まり勤務明け)スカイマークで九州入り、「ソニック」で別府泊
21日:「九州横断特急」「いさぶろう」「はやとの風」「つばめ」「つばめリレー」「白いかもめ」、長崎泊
22日:都市対抗野球九州予選@長崎

24日:夕方の「ひかりレールスター」「こだま」を乗り継いで、豊橋泊
25日:飯田線、篠ノ井線、長野新幹線で高崎へ帰る。
26日:出勤
27日:休み

 22日に野球を見たあと24日の夕方まで何をするか、決めていません。

 というか、決まりません。


 九州は、乗ったことがないJR以外の路線が結構あって、そういうのに乗り始めると2日じゃ足りませんし、じゃぁ、その中からどれを選ぶか……迷います。(←それがいけない)

 ああ、もう1日休暇を申請しておくんだった、と思うものの、たぶん、それだけ長い休みを確保したら九州ではなく小笠原へ行こうとしていたはずです。
(ちょうど、22日東京発、27日東京着の「おがさわら丸」がありますので)

 それに、「周遊きっぷ」九州ゾーンの有効期間は5日間(今回は20日〜24日)ですし。

 旅先で予定を変えたことはあるものの、予定を決めないで出発してしまうのはたぶん初めてです。
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そうだ 九州、行こう

 先月末に触れた5連休の話です。

 香港でも行こうかと思っていたのですが、目当てといえば香港のICカード「オクトパスカード」で地下鉄に乗るくらいしかなく、それで5日間は長すぎるよなぁ、と。
 ……ついでにマカオや台湾に寄るという選択肢もありますが、これから計画を練るには時間がなさ過ぎます。


 そこでふと思いついたのが、九州。


 前回行ったのは4年前で、まだ九州新幹線に乗ったことがないのです。

 行先が九州でしかも5連休なら、片道は空路としても、帰りに「ひかりレールスター」や飯田線など、乗りに行きたいと思っていた電車に乗りながら帰ってくることができます。

 8日にレポートを提出したら、さっそく時刻表を買ってきてプランを練ろうと思います。
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大規模温泉旅館ほぼ初体験

 ひょんなことから1泊会に誘われ、水上のホテル聚楽へ行きました。

 そこそこの規模の旅館なら職場の旅行でも行きますが、TVCMも流しちゃうような大規模旅館へ行くのは小学生のときハトヤホテルへ行って以来です。

 が、いつも電車から水上の温泉街を眺めていると、そもそも温泉街全体が凋落著しいのに加えて、ホテル聚楽そのものも外観がだいぶくたびれていますから、あんまり期待しないでクルマを水上へ走らせました。


 ところが、到着すると、まず「カギをお預かりします」と言って駐車場へクルマを回送してくれるのにびっくり。


 外観はくたびれているのに、玄関を入ると内装はきちんと手が入ってなかなかのものです。

 そして早速食事。
 食事はバイキングでしたが、ローストビーフやら天ぷらやら寿司やらはコックさんや板前さんがその場で作っていますし、ごはんは係の人が盛ってくれます。

 冷静に考えれば、別にそのくらいは浦安のブライトンホテルのブッフェでも赤坂プリンスホテルの立食パーティーでもやってますけど、最初の期待が小さかったですから。


 それから温泉です。
 ……循環式(しかも加水)なのは致し方ないとして、こちらもまぁまぁ充実。

 大浴場が3つあって、2〜3回入る程度なら同じところに入らずに済んで飽きないのがいいですね。


 まぁやっぱり気の毒なのは、週末なのにこれしか泊まってないのかなぁ、という程度のお客の数だったことでしょうか。

 これでも普段より混んでるんじゃないの、と同行者の一人が言ってましたけれど。


 ちなみに宿泊費は、幹事が集めた会費等を元に公式サイトから推察すると1泊2食11700円のプランだったようです。
 部屋も広かった(6人部屋ですけど)ですし、部屋の備え付けテレビも少し大きめのワイドテレビで、なかなか悪くないかな、とは思いました。

 ロビーを行き交うお客の格好がほぼ全員Tシャツだとかそんな程度の普段着、というのがむしろ場違いな気さえしましたし。

 いままで、温泉街にそびえ立つ鉄筋コンクリートの高層ホテルなんて……と、あんまりいいイメージはありませんでしたが、少しだけイメージが変わりました。

 一人だとか家族で来ようとは思いませんけれども、普段なら飲み会で済ませてしまうような集まり(たとえば同窓会とか同期会とか)を、たまには1泊会でやろうよ、なんてときにはいいのかもなぁ、と。


 ただ、そう思えるのは、高崎からなら電車や高速道路で1時間程度と近いからでしょう。
 東京からわざわざ電車賃や高速代をかけて来るほどか、というと疑問符がつくのも確かかもしれません。
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パリの地下鉄204円均一

「1.40ユーロ 204円(1ユーロ=145.72円換算)」

 今日届いたクレジットカードの明細に記されていた、パリ地下鉄の1回券の明細です。

 そうかー、改めて考えてみると、パリの地下鉄って約200円均一なんだぁ、なんて思いました。


 それに比べれば、東京の電車ってのは割安ですよね。

 東京メトロが初乗り160円で、230円あればたいていのところへ行けます。
 JRに至っては初乗り130円で、山手線内の大半は190円で事足ります。

 まぁ、パリのメトロは路線網が東京以上にきめ細かい上、深夜1時ごろまで頻繁運行しているなど、利便性も高いのですけど。
(駅には時刻表がなく、初電と終電の時間しか書いてありません……それだけ頻繁に来ます)

 それに郊外直通の急行地下鉄「RER」もパリ市内の区間なら共通運賃ですし。

 おまけに、1回券からクレジットカードで買えますし、券売機は仏、独、伊、英の4か国語対応ですし。


 まだまだ日本の鉄道が海外から学ぶべき点はあるようです。
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