1年ぶりの「スーパー白鳥」

DSC00540.jpg 久慈から八戸へJR八戸線で移動して、八戸から蟹田へは「スーパー白鳥」に乗りました。

 特急「スーパー白鳥」といえば、去年乗ったとき、485系へ運用変更になってしまった苦い思い出がありました。

 奇しくも1年前と同じ、12:16発の「スーパー白鳥9号」でしたが、今回はJR北海道の789系でしたよ!


 グリーン車は3列革張りシート!
(再履修なので、前回と同じグリーン車にしました)


 一時期はJR東日本も特急のグリーン車は3列にしていた時期がありましたが、近年の新車は再び4列になりましたね。
(おとといの「つばさ」グリーン車も4列だった)

 3列か4列かはグリーン車需要との兼ね合いもあるのでしょう(4列なら単純計算で3割多く需要に応えられる)から、一概にどちらがよいとは判断しかねますが、とにかくJR東日本のグリーン料金(=JR北海道より安い)でJR北海道仕様のグリーン車に乗れるわけです。


 列車が発車すると、、

「きょうもJRをご利用くださいまして、ありがとうございます。特急スーパー白鳥9号、函館行きです」

大橋俊夫キター!! 声が渋い!!!!


 JR東日本の新幹線や特急の車内自動アナウンスはフジテレビの堺正幸アナウンサーですが、JR北海道はTOKYO FM出身の大橋俊夫アナウンサーなんですね。

 エフエム東京はすでに退社されていますが、いまでもTOKYO FMのニュースや、月曜深夜(3時〜)の「DAYBREAK」に登場している方です。

 プロフィールを見ると、お世辞にもテレビで活躍できそうな顔には見えません(失礼)が、ラジオで声だけ聞いていると、非常に落ち着いた声と雰囲気の持ち主……という印象を私は持っています。


 声が落ち着きすぎなのか、音量が小さいのか、列車の騒音にかき消され気味なのが少々残念です。


 JR東日本の英語放送にある「The stop after Omiya will be Takasaki.」の「will be」は「〜でしょう」ではなく確定した未来を表す…とかどうとかいう解説をどこかで耳にしましたが、こちら(JR北海道仕様)は

「The stop after Asamushi-Onsen is Aomori.」

でしたね。……どちらにせよ、ネイティブスピーカーの監修は受けているのでしょうし、両方合っているのでしょうが。

 看板などは英語を詳しく知らない人だけでも作れてしまうので、間違った英語が公共の場に堂々と掲出されるケースがありますが、アナウンスの場合、少なくとも吹き込む人がおかしいと思えば指摘して直すでしょう。


 ほかにも天井のパネル板を見ながら、あ、701系と同じだ(スピーカーがない部分を板でフタしてあるのも同じ!)……特急のグリーン車でもデザイン次第ではこういうところでコストダウンできるんだな、、とか、そういうことばかり考えながら乗って、蟹田で降りました。


 それと、グリーン車の乗客の2割くらいが欧米の外国人だった、、というのも印象的でした。

……飛行機でまっすぐ新千歳、、、ではなく鉄道で北海道へ向かう外国人旅行者もいるんですね。
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「♪一度は来てよね さんりく」 → 来てしまいました

DSC00519.jpg 以前、この動画の「♪一度は来てよね さんりく」というあたり(2分25秒)に「絶対行きます!」というコメントがついていた(今は流れてしまった模様)のを、あきれながら見ていましたが、まさか自分が来てしまうとは……。orz


 三陸鉄道は開業当初こそ黒字経営で話題になった(←国鉄が経営を手放した赤字ローカル線なのに黒字で運営できるなんて!)そうですが、さすがに近年は赤字だとかで、宮古駅でグッズをいくつか買いました。(↑のCDとか)

 「鉄道むすめ」って、箱の中身はランダムなのでは…と思いましたが、持ち帰って箱をあけたら、ちゃんと“久慈ありす”(これ)が入ってましたよ。

 そういえば、ゴールデンウィークに1200部限定で特大A1サイズポスターが三陸鉄道で発売されたと耳にしていましたが、 ま だ 売っていた(3000円)ので、これもついカッとなって買ってしまいました。

#帰宅後に調べると、ポスターはわざわざ持って帰らなくても、三陸鉄道による通販が始まっていました。(参照

 A1大のポスターなんて、世間のオタクの皆さんはどうやって折り曲げずに持って帰るのだろうなぁ、と出札窓口の おばさん おねいさんに聞いてしまったのが間違いでした。

 「箱に入っています」…と奥のほうから目の前まで持ってこられてしまうと、「要りませんから戻してください」とは言いにくいじゃないですかっ!(←言い訳)


 こういうグッズで5000円弱のお金を落としたところで、実際、三陸鉄道の手元にいくら残るのかは分かりませんけれども。。。
(きょう乗った宮古〜久慈の運賃1800円は、全額が三陸鉄道のものになりますが)


 前置きせずに延々と書きましたが、世間には「鉄道むすめ」という、鉄道会社や鉄道関連会社の実在の制服姿(で、人物は架空)のフィギュアがあります。

 こういう商品に対してはいろいろ考えもあるでしょうが、人形を売るだけでなく、イベントや小説化やそのほかの企画も合わせて総合的に考えると、面白いんじゃないかなぁと個人的には思っています。


 去年(2008年)の11月12日付日経MJの一面で、三陸鉄道が「久慈ありすのスイーツ列車」というイベント列車を走らせたら全国から人がやってきた、という記事を見たときは、オタク…というか、「大きいお友達」の購買力はすごい、、、と思ったものです。

 ……残念ながら、この人たちが落としたお金の大半は、三陸鉄道、、、というより、「スイーツ列車」の発着駅=北リアス線(とJR八戸線の)久慈駅へ往復するのに利用した交通機関に落ちている(←タナボタもいいところ!)、というのも事実だとは思いますが。

(スイーツ列車の参加費4000円に対して、東京〜久慈のJR往復運賃・新幹線特急料金は29760円!……「三連休パス」でも26000円)


kuji.jpg その久慈駅には『鉄道むすめ』のコミックス発売記念、とかでスタンプが置いてありました。

 単行本にスタンプを押すスペースがあるのだそうですが、そんなもの持っていないのでノートの余白に押してみました。

 それにしても、東京から一番遠い久慈駅に置く、というあたりがポイントですね。

 JR八戸線経由で久慈へやってきても、そのまま八戸線で引き返す人もあまりいないでしょうし、最低でも宮古までの1800円区間を乗ってくれる……はずです。

(ただ、JRの「三連休パス」で三陸鉄道も乗れるようになったので、実際に乗ろうが乗るまいが三陸鉄道の収入面ではどっちでもよいのでしょうが)


 ……にしても、本物の運転士さん(♂)も観光客(=私ではない)の写真撮影に気さくに応じてポーズ(敬礼とか)をとったりしていたのには、感心しました。

 イベント列車でなくても、団体バスツアーに組み込まれて(マニアではない)観光客が結構乗る路線だと、ファンサービスもしやすい雰囲気になるのかもしれませんね。
(高崎で新聞折り込みに入っていた読売旅行のチラシにも、三陸鉄道に乗るバスツアーが載っていた)
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押角駅で降りてみた

IMGP7321.jpg 岩泉線に乗りました。

 当初のプランでは、岩泉まで行って引き返してくるつもりでしたが、岩泉線ってすでに高校生のころに乗っているので、乗りつぶしをする必要はありません。


 列車が宮古駅を発車してから、ふと思い立って、押角駅で降りてみることにしました。


 そうと決めてからの、このワクワク感といったらどうでしょう!

 宮脇俊三が、初めて乗る路線に列車が入っていくときの高揚感を作品に書いていますが、こういう感じなんでしょうか?


 もちろん、列車を降りたのは私一人です。

 在りし日の深名線蕗ノ台駅のように、車掌さんが降りるのをやめるように言うかどうかドキドキしていましたが、キップを見せると、その筋のマニアと分かったのかどうか何も言われず、私一人を残して1両のディーゼルカーは発車していきました。


 ……しまった。


 待合室くらいはあると思っていた自分のばか!

 ほんとうに板切れでできたホームしかありません。


 過去に、南下沼駅とか、わけのわからん駅にはいくつか立ち寄っていますが、屋根つきの待合室はありました。。。
(待合室があっても屋根と柱と壁だけで、床がなくて土の地面という駅も結構ありますが、、、)


 いま降りた列車が岩泉から折り返してくるのは1時間50分後なので、雨が止んでいたのが救いです。


 で、、、高校生のときに乗ったときは、駅前に釣り橋があって対岸の道路に出る構造だったように記憶していましたが、釣 り 橋 が あ り ま せ ん 。

 もしかして、駅から一歩も出られませんか?


 さっそく降りてしまったのを後悔し始めましたが、線路脇にけもの道のようなものを発見。

 こんなところ歩いていいのかな…と思いつつ、他に出るところがないので歩いていくと、果たしてそこには比較的新しそうな橋が架かっていました。

IMGP7331.jpg 手すりは片方にしかないし、傾いているし、増水したらあっという間に流されてしまいそうですが、対岸に渡って道路に出ると「←押角駅」と看板があったので、どうやらこの橋と線路脇のけもの道が、公式に「押角駅前通り」のようです。

 対岸にあった家は廃屋になっていて(前回は明かりがついていたように記憶)、駅周辺は無人地帯かと思いましたが、ドコモの基地局があったり(ウィルコムは当然ながら圏外)、さらに付近をフラフラしていたら畑と軽トラと人影と犬を見かけ、もし何かに巻き込まれても電話を借りるくらいはできそうです。。。


DSC00512.jpg 水郡線からキハ110が転属してきてこのあたりもワンマン運行が始まったかと思い込んでいましたが、岩泉線も山田線も2両編成はもちろん単行でも車掌が乗務しており、おまけに無人化されただろうと思っていた茂市駅では、駅員が懐中時計を見つめながら緑の旗を振る合図をして車掌が発車させているじゃありませんか。

 20〜30年前のローカル線は全国でこんな様子だったのだろうか、と思うと懐古趣味の鉄道マニアにはたまらない路線のような気がしました。
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横手駅の顔出し看板

IMGP7290.jpg 横手駅で北上線に乗り継ぎます。

 横手市は『釣りキチ三平』の作者、矢口高雄の出身地だとかで、写真のような“顔出し看板”があるんですけど、、、、


 まぁ、観光地にありがちなのは、歴史的にゆかりのある人物(戦国武将とか)の顔の部分がくりぬかれていて、観光客がそこから顔を出して写真を撮るような代物ですが………


 魚ですよ魚!!

 三平に釣られちゃってる魚ですよ!


 しかも、顔の部分じゃなくて、胴体(エラ?)から顔を出すようになってますし…。。

 一人旅じゃなかったら絶対に写真を撮っていました……かね?
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朝の山形駅

IMGP7266.jpg 昨晩泊まったホテルは7時から無料サービスの朝食があるそうでしたが、7:08発の列車に乗るので6時半ごろチェックアウトしました。
(きょうの朝食は松屋のソーセージエッグ定食大盛450円)

 山形駅は、入るなり「おいしさに感動!! やまがたの米 山形米 庄内米」という、どでかい垂れ幕があって、あぁ、関東地方ではない場所に来たな……と実感します。

 というかですね、駅周辺の高層ビルで目立つのは、駅となりのNTTドコモのビルと、その向こうにあるJA(!)の建物、というのが農業県という雰囲気が出ています。


#ドコモがなぜあんなに大きなビルを山形駅前に持っているのかは謎。


 群馬県はTBSラジオで「グッドぐんまの新鮮野菜」とCMを流してこそいますが、高崎駅や前橋駅にこのようなポスター類はありません。


 それはそうと、駅前のファミリーマートでSuicaが使えなかったので、NEWDAYSで…と思ったら、山形駅のNEWDAYSは7時からだなんて!

 結局ファミリーマートへ引き返して、朝刊や飲み物を買いました。。。


 東北地方のNEWDAYSは文字通り「セブンイレブン」なのか? と思いきや、新庄駅のNEWDAYSは5時半から営業、横手駅のNEWDAYSも朝6時から、と、なぜか山形駅だけ遅いスタートみたいです。
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山形へ向かっています

IMGP7227.jpg 今月の勤務が発表されたのを見たら、7日が泊まり勤務明け、8・9・10日が3連休でした。

 …2連休すら珍しいのに(今月も、この3連休以外は連休なし)、3連休とあっては、これはどこかへ出かけざるを得ません。


 勤務発表(=3連休があることが判明)から日にちがないなかで考えた末、北東北のローカル線を乗り歩くことにしました。


 まず手始めに、早稲田での講義を受け終えて18:08発の「つばさ127号」で出発です。

 実は、山形新幹線って乗ったことがないんですよ。

 中学2年のときの鉄研の合宿のルートに入っていたんですが、前年の合宿費用(…青春18きっぷ主体の行程で19000円)と比べて一気に5万円超に跳ね上がったのに反発して参加しなかったんですね。。。


 ここは、社会人の可処分所得にモノを言わせてグリーン車を奮発。


 東京駅ですでに入線していた列車はE3系でした。
 ……次に山形新幹線に乗るのはいつのことやらと思うと、400系は乗らずに終わってしまうんでしょうか?


 E3系「つばさ」といえば、座席のAC100Vコンセント。
 グリーン車は各座席についています。

 前のノートPCを使っていたころなら重宝したでしょうが、いま使っているVAIOは3〜4時間ほどバッテリーが持つので、今回は使いませんでした……。。

#東京から新庄までずっとDVDを再生する、とか、電池の消耗が早い携帯電話などを使っていると、重宝するかもしれませんが。。


IMGP7242.jpg それと、車内販売のカタログに「生ビール ¥500〜 ※山形新幹線の一部列車にて販売しております」というのを見て、「一部列車」ってE3系のことだよね? よね? と意気揚々と車内販売のおねーさんを呼び止めたものの、この列車は缶ビールしか扱っていない由でした。。。orz
(缶ビールならグランスタの「はせがわ酒店」で調達済み)


 ……まぁ、帰宅ラッシュ時の下り新幹線で生ビールなんぞ販売しようものなら、大宮や宇都宮までの通勤客が次々注文して、7両編成に1人しかいない車内販売員がてんやわんやになりそうなのは目に見えていますが。。。

#おそらく小田急ロマンスカーと同様、ワゴンにビールサーバーを積むのではなく、列車内のどこかにあるサーバーへ注文のつど販売員が往復する……はず。


 福島には東京から1時間38分後の19:46着。
 「MAXやまびこ」と切り離して新幹線の高架から下ってゆくあたりの車掌さんのアナウンスで

「これから山間部に入ります。これまでの区間よりも揺れが激しくなりますのでご注意ください」

というくだりや、ときおり通過する踏切に、すっかり気分が高揚します。


 ……といってもすでに20時近くで外は真っ暗なんですけれども。
 それでも、右へ左へ、新幹線ではありえない勢いでカーブする様子は分かります……が、いずれ再履修したいところです。。。

 今回は、とりあえず乗りました、ということで。。
author by よんなん
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日本中央バス「シルクライナー」

IMGP7106.jpg 京都からの帰りに利用したのが、前橋に本社がある日本中央バスの夜行「シルクライナー」。

 この便の始発は大阪(なんば)で、京都でも乗車ができて群馬県内では富岡・藤岡・高崎・日高パーキング(=前橋市内)・前橋、と乗客を降ろしていきます。

 シルクライナーは他に4便あり(=合計5往復)、それぞれ関西圏での停留所と群馬・栃木県側の停留所が違って、たいていの群馬県内〜関西圏の夜行需要には対応しています。


 今週、関西を2往復して、

「プレミアムドリーム号」(プレミアムシート)
「サンライズ瀬戸・出雲号」(ノビノビ座席)
「ぷらっとこだま」(グリーン車)

と利用して、あーだのこーだの、家で横になって寝るのと比べて不満を述べましたが……


も 、 、 、 申 し 訳 あ り ま せ ん で し た ァ ッ


 あらためてスタンダードな夜行バスを利用してみると、こんなに窮屈だったっけ? と思い知らされます。

 初めて夜行バス「ドリーム号」に乗ったときは、鉄道の座席夜行(「ムーンライトえちご」とか急行「能登」とか)と比べてはるかに楽だと思ったんですけどね。


 座ると、シートピッチ(=前後の座席間隔)は鉄道のほうが広いですし、リクライニングも新幹線「MAX」の普通車のほうが倒れるのでは…という気がします。

 というかですね、発車後の車内アナウンスで「背もたれを目いっぱい倒しますと後ろの方のひざに当たりますのでおやめください」って、夜行バスでリクライニングを目いっぱい倒さなくてどうするんだー!!!

 あと、「禁酒禁煙」の旨アナウンスがあり、禁煙は分かるものの禁酒は公共の乗り物ではあんまり耳にしないですね。……ましてや夜行バスです。


 鉄道と違ってレッグレストはあるんですけど、脚が載るほど伸ばせませんし、結局使いませんでした。


 逆に鉄道と違ってよいところは、

・大きなフットレストがある(靴が脱げる)
・カーテンの遮光性が高く、照明も足元灯だけなのでほぼ真っ暗で眠れる
・毛布が備え付けられている
・シートベルトで体を座席にしばりつけるので、寝ている間に体勢が崩れにくい

…でしょうか。


 もともと疲れていたこともあって、断続的に目を覚ましはしたものの途中休憩も気づかず眠れましたが、翌日はやはり少々疲れが残っていました。


 ところで、JRの夜行バスは三ヶ日に営業所があって交代の乗務員が待機している(仮眠している?)のでワンマン運行ですが、日本中央バスは途中に拠点がないのでツーマン運行で交代しながら運転するんですね。

 運転しない乗務員は、ただの便乗者なのか、車掌扱いなのか、どうなんでしょう?

 大型二種の教習所に通って初めて知ったんですが、バスに車掌が乗っていると、バックするときや警報機のない踏切を通過するのに車掌の誘導が「義務」なんですね。
(↑観光地の駐車場でバスガイドが笛を吹きながら誘導するのをよく見るのはこのため)

 まぁ、高速道路のSAで大型バスが駐車するのにバックが必要なところもないでしょうし、ましてや踏切、しかも警報機もない踏切を夜行高速バスが通過することもないのでしょうが。


 あと、路線バスは早発禁止が交通法規で決まっている(←これも大型二種の学科教習で初めて知った)んですが、降車専用バス停はどうやら早発OKなのか、富岡・藤岡…とどんどん早く発車して、高崎バスセンターには6:20着のところ5:45には着いてしまいました。
(早発不可なら、群馬県側最初の富岡で所定の時刻まで時間調整するはず)

 しかも、京都を発車した時点で、順調に走ると早着することと、各停留所の早着見込み時刻もアナウンスしていて度肝を抜かれました。


 ……降車側停留所は、到着のたびに室内灯を点けて車内アナウンスもするので、6時過ぎまでグースカ寝ている算段だったのが5時過ぎには起こされてしまい、その後再びウトウトしても停留所の都度起こされてしまいました。orz

 東京などの大都市発着ではない以上、こうしてこまめに需要を拾っていかないといけないわけで、分かるとはいえつらいです。

IMGP7108.jpg 一方、日本中央はタクシーもやっている(というか、もともとタクシー会社)ので、頼んでおくと降車側停留所では早朝でもタクシーを確保して待っていてくれるんですね。

 ようやく朝早くから明るくなる季節になりましたが、まだ薄暗い時期は、人通りの少ない道を歩いて帰るのに抵抗がある人にとってありがたいサービスでしょう。きっと。


 それはそうと、大阪・京都から群馬まで、てっきり東名道〜関越道かと思いきや、名古屋から中央道〜長野道〜上信越道経由だったんですね。

 在りし日の急行「ちくま」から長野新幹線に乗り継いで帰るルートですか。
(↑鉄道に置き換えないと分からない人)

 シルクライナーには京都始発〜金沢・富山経由(京都駅18:00発→高崎駅4:55着)もあって、鉄道で言えば京都から特急「サンダーバード」に乗って金沢で急行「能登」に乗り換えるようなもの(京都19:54発→高崎4:05着)です。

 東京近郊で育った身には、高崎も「東京駅から所要1時間の場所」という認識で、どこへ行くにも(どこから戻るにも)東京を経由するもの…という頭しかなかったりすると、群馬に本拠地があるバス会社が取るルートは新鮮です。
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「おけいはん」になる一日

IMGP6933.jpg 「スルッとKANSAI2daysチケット」の残り1日分は、京阪電車を乗り歩いて使いました。

 1日分1900円ですが、月曜日の南海電車+山陽電車でおそらく3800円分の元は取ったはずで、のんびり乗り歩きました。


 京阪の車掌は、関西では珍しくドアが開くとホームに降りるのが所定です。

 ……そのほかは南海の6両以上とほぼ同じで、車掌スイッチも下に引っ張って開け、上に押し上げて閉めるタイプです。

 運転士側のドアは、助士側と同じものがついていて開ける向きが逆なのも、南海と同じです。
(10000系などの新型だと、よく見るとまったく同じではなく落とし窓の取っ手の場所が違う、という素敵なこだわりがありました)

 旧型車だと乗務員室ドアの上に車掌スイッチがあって、ドアを閉めるときの体勢はなかなか面白いです。

 写真の「車掌知らせ灯」って、あんまりよく観察してませんでしたが、「運転士知らせ灯」と同じランプなんですかね? ……最長でも8両編成だしホームに降りて側灯を見るなら特に要らないのでは、、、という気もしますが、


 そのほかたまげたのは、ほとんどの駅で停車中のブレーキシリンダ圧が「0」だということです。

 運転士さんのほうを観察していても、やはりブレーキ弁ハンドルは緩め位置です。……ブレーキなしで電車は転がっていかないんですかね??

 あと、関西の電鉄は運転士も駅停車中のホーム看視をするんですけど、京阪はそのとき車掌スイッチにカギを挿すんですね。……危ないと思ったら運転士側でもドアを開けたりするんでしょうか。 
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造幣局「桜の通り抜け」

IMGP6917.jpg 私が早大鉄研の幹事長だった年に慶大鉄研の代表だった方が在阪の同業他社にお勤めなので、久々にお会いすることにしました。

 京阪電車の天満橋駅で20時半ごろに待ち合わせをすると、まず連れて行ってくれたのが橋を渡った先にある造幣局。

 造幣局の「桜の通り抜け」はきのう(15日)から始まったとか。

 ……え、桜って東京都内はもちろん高崎・前橋でもとっくに散ったのに? と思ったら、八重桜なんですね。


 東京の上野公園だと酔っ払いの巣窟と化していますが、こちらは「通り抜け」の名のとおり、立ち止まってはいけないルールです。
(東京ミレナリオと同じ)

 公式サイトに

>日没後にぼんぼりなどでライトアップします。

とあって、ぼんぼりでぼや〜っとほのかに照らしているかと思いきや、ぼんぼり「など」と書いてある通り、ほんぼりではなく強烈な水銀灯で真っ白けになっちゃってたのが少々残念ではありました。


IMGP7021.jpg このあと京橋の「餃子の王将」で食事をして、帰り際に「ぜひ昼も通り抜けてみてくださいよ」と言われ、翌日の午後にもう一度通ってみました。

 桜といえばソメイヨシノしか頭にありませんでしたが、こうしてぽかぽか陽気のなかを歩いていると、この時期にきてよかったと思えます。

 ……ちなみに、後ろに写っているマンションは官舎だそうです。


 敷地の外では屋台(←祭のときに出るようなの)が軒を連ねており、「はしまき」(←お好み焼きのようなのが箸にクルクル巻いてある)とか「おたますくい」(←金魚ではなくオタマジャクシ)とか関東では見ないようなのがいくつかあって、こういうのを見るのも楽しいですね。

 「関東煮」という文字も見えましたが、いまでも関西では「おでん」のことを「かんとだき(関東煮)」なんて一般的に通じるんですかね?

 とはいいつつ屋台では何も買わず、昼食は枚方市のモスバーガーでした。(えー)
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大阪へ向かっています

IMGP6882.jpg 「スルッとKANSAI2daysチケット」の残りがもう1日分あるので、大阪へ向かいます。

 きょうは泊まり勤務明け・明日は休みなので、今日中に移動しておこうと、「ぷらっとこだま」の東京駅14:56発の「こだま」を押さえました。

 9:40に退勤してゆっくりしてから昼過ぎに高崎を出る列車で出かける算段でいたら、勤務終了後に勉強会があることが出勤後に判明して、結局職場を出たのは11:40でした。orz


 最初、東京駅13:56発のと迷っていたので、14時台にしておいてよかった! と思いましたね。
(「ぷらっとこだま」は購入後の列車の変更ができないので)


 こだま号だと東京〜新大阪に3時間57分、と、ほぼ4時間かかるんですが、どうせ泊まり勤務明けの日は寝不足でぼけ〜っとしているので、「のぞみ号」や「ひかり号」で急ぐ必要はないんです。

 とはいえ、在来線の各駅停車を延々乗り継いだり、「東海道昼特急」に乗っているほどの時間はありません。

 ……JR東海ツアーズの旅行商品「ぷらっとこだま」なら、+1500円でグリーン車に乗れて合計11500円で優雅に移動できちゃうんですね。

 ただし、、実は正規料金でガラガラの自由席に乗って6人分の席を独り占めするのが一番勝ち組ではないのか、と私は思っていますが。。。。
(学生時代に学割を使って東京〜名古屋で4人分を独り占めしたことがある=グリーン車よりも広々と使えます)


 ところで、「ぷらっとこだま」は安く移動できるだけでなく、350mlの缶ビールが1本サービスなんですよ。
(引換券をくれるので、JR東海系列の売店で引き換えられる)

 ですが、、、名古屋まででも3時間かかるのに、缶ビール1本でヒマをつぶせるわけがないじゃないですか!

 結局、おつまみやお弁当や追加の酒類など余計に買っちゃうんですよ。


 JR東海は商売がうまいなぁ……と思いつつ、今回は「グランスタ」(=JR東日本系列)で弁当だのおつまみだの酒だの3000円近く散財してしまいましたが。(笑)
(弁当1500円+おつまみセット1000円+ビール500ml缶340円)

 東京駅だったら、キヨスクよりもこういうエキナカのほうが充実しているのは事実です。
author by よんなん
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