「時間のかかる料理店」 ミセス・ロビンソン
2010.11.12 Friday | よんなん的旅行 > 2010/11北海道
twitter上で私が北海道にいる旨をつぶやいたところ、いとうあ氏から
と返信がありました。
#昨晩以来、なんていう店だったっけ、という段階で誰からの返信だったかも思い出せず、このほんの2日前の返信をTL上から探し出すのに苦労して、諸悪の元凶QT(=引用つき返信)が多すぎる某嬢のフォローを外しました。みんなやってる、って、友達が少ない自分(←重要)の周りでツイートがQTばっかり(←もっと重要)でしかも突出して数が多い(←さらに重要)のはあなただけです! …が、別にあなた自身が嫌いじゃないですので念のため。。。>私信
旅行も後半で、特に予定が決まっているわけでもなく、行ってみることにしました。
……にしても、電話番号の入力だけできちんと現地まで案内してくれるソニーのポータブルナビ(というか内蔵の地図を作っているはずのゼンリン)はすごいですね。13時半に入店。
さて、この手の店は下川町の「モレーナ」で経験済みなので、「注文してから出てくるまで1時間かかる」と知っていて入店すれば、そこは私にとって天国ですよ。むふふん。
店主(この人が「ミセスロビンソン」?)が一人であれこれやっている間に、10分ほどじっくりとメニューとにらめっこして、
・「まず」コーヒー(ホイップクリーム別添)
・「とりあえずの一品」に北の逸品盛り合わせ
・「メイン」にビーフシチュー
・それと、ライス・スープ・サラダセット
・「おみやげ」にガーリックトースト
を注文。あいにく「北の逸品盛り合わせ」はスペアリブしか用意できないとのことで「スペアリブ単品」に変更。
あと「ライス」も炊飯器の底のしか残っていないので、大きめのガーリックトーストをこの場で食べて残ったのを持ち帰ってはいかが、というおすすめがあり、スープ・サラダセット+ガーリックトーストにしました。
……よく考えたら、シチューを注文したんですから、パンがないと最後に困りますよね。ありがたいアドバイスでした。
で、コーヒーとスペアリブ、ガーリックトーストはすぐに出てきました。
私の席から厨房が見えてしまいましたが、スペアリブはなんと真空パック。
オーガニックと謳っているコーヒーも、どの家にもありそうなコーヒーメーカーで落としたものを、魔法瓶のポットでドン。後はセルフサービスで飲み放題です。……「とりあえず」の品だけは素早く提供するのを心がけている様子です。
となりのテーブルで食後のコーヒーを飲んでいた方と30分ほど話が弾み、その後は持ち込んだ本を読みながら、だらだら、うだうだ、コーヒーを継ぎ足し継ぎ足し、ゆっくりゆっくり食べます。
元々自分は食事が遅いほうで、勤めていた頃は昼休みに職場のグループで社員食堂へ行けば最後はいつも全員を待たせて口に詰め込んでごちそうさま→モグモグしながら下膳口の列、でしたし、父親には「早メシ早××(伏字)芸のうち」と何度聞かされたことか。
そんな私にとって、こんな環境、極楽浄土以上の場所ですよ。
で、スペアリブがそろそろなくなりそうなところで、スープがやってきました。
冷めない程度にそれなりに素早くいただきますが、猫舌なので、これもゆっくりゆっくり。
……肉やわらけー、と思ってましたが、店を出るときに「本日のスープ 牛すじときのこのビーフコンソメスープ」って、あれスジ肉だったの!?
で、注文して1時間後、メインのビーフシチューの到着です☆
いままでの写真にも腕時計を入れて撮っておけばよかった……とはいえ、ブログ用にサイズを加工する前の元の写真データには撮影日時が記録されているので、自分が家のパソコンで見る分には困らないんですけれども。
メインメニューにも、ローストやステーキ、ハンバーグなどいろいろあるなかでメニューを見ながら考えたことは…
・ただ焼くだけ等、素材の美味しさがそのまま出るものは東京「でも」金さえ払えば食べられる
・ハンバーグもミンチ肉にするなど一手間かけているけど、素材の味を活かす点は同様
・そのままでは食べられない肉をいかに美味しくするか、この店で「しか」味わえないものを…
というわけで、1700円のビーフシチューです。
使っている肉も、他のメニューとは一線を画して「オーストラリア産」。
北海道の農家レストランが地元産ではなくオーストラリア産肉を使っている時点で、こいつがどう化けるか味わってくれ! と言っているかのようです。
で、TVリポーターがシチューを食べて「肉のうまみが…」とか言っているのがバカジャネーノ? と思えるほど、とにかくこの店のビーフシチューは「そのままではとても食べられない部位を料理人の腕でおいしく食べられるようにしてある」見事な作品でしたよ!
肉の繊維方向には箸で十分なほど簡単に裂ける一方、繊維を横に切ろうとナイフの歯を立てれば切れた頃にはグチャグチャになってしまう肉ですよ。
最後は、パンでキレイに胃におさめてごちそうさま。
……お土産用のは残りませんでしたな。タカハシ君。
食べ終えてからも、コーヒーポットのおかわり(一度コーヒーを頼めば無料)をもらい、16時ごろまでだらだらうだうだしてようやくお会計です。〆て3880円。
16時半ごろ今晩の宿に着いて、「ついさっきミセスロビンソンでたらふく食べてきたので夕飯は遅い時間でいいです」と告げたら
「え、あの店もついにこんな時間まで(昼ごはんが)出てこなくなったんですか!?」
と、地元の人も驚くほどのスローペースぶりでしたとさ。
稚内まで行かれるんすね。昨年夏抜海の宿に止まった時、兜沼の近くの「ミセス・ロビンソン」という食事出てくるまでに超時間がかかるけど超美味い洋食屋があるという話をききました。よろしければ行ってみて感想聞かせてほしい http://bit.ly/aJmL1f
と返信がありました。
#昨晩以来、なんていう店だったっけ、という段階で誰からの返信だったかも思い出せず、このほんの2日前の返信をTL上から探し出すのに苦労して、諸悪の元凶QT(=引用つき返信)が多すぎる某嬢のフォローを外しました。みんなやってる、って、友達が少ない自分(←重要)の周りでツイートがQTばっかり(←もっと重要)でしかも突出して数が多い(←さらに重要)のはあなただけです! …が、別にあなた自身が嫌いじゃないですので念のため。。。>私信
旅行も後半で、特に予定が決まっているわけでもなく、行ってみることにしました。
……にしても、電話番号の入力だけできちんと現地まで案内してくれるソニーのポータブルナビ(というか内蔵の地図を作っているはずのゼンリン)はすごいですね。13時半に入店。
さて、この手の店は下川町の「モレーナ」で経験済みなので、「注文してから出てくるまで1時間かかる」と知っていて入店すれば、そこは私にとって天国ですよ。むふふん。
店主(この人が「ミセスロビンソン」?)が一人であれこれやっている間に、10分ほどじっくりとメニューとにらめっこして、
・「まず」コーヒー(ホイップクリーム別添)
・「とりあえずの一品」に北の逸品盛り合わせ
・「メイン」にビーフシチュー
・それと、ライス・スープ・サラダセット
・「おみやげ」にガーリックトースト
を注文。あいにく「北の逸品盛り合わせ」はスペアリブしか用意できないとのことで「スペアリブ単品」に変更。
あと「ライス」も炊飯器の底のしか残っていないので、大きめのガーリックトーストをこの場で食べて残ったのを持ち帰ってはいかが、というおすすめがあり、スープ・サラダセット+ガーリックトーストにしました。
……よく考えたら、シチューを注文したんですから、パンがないと最後に困りますよね。ありがたいアドバイスでした。
で、コーヒーとスペアリブ、ガーリックトーストはすぐに出てきました。
私の席から厨房が見えてしまいましたが、スペアリブはなんと真空パック。
オーガニックと謳っているコーヒーも、どの家にもありそうなコーヒーメーカーで落としたものを、魔法瓶のポットでドン。後はセルフサービスで飲み放題です。……「とりあえず」の品だけは素早く提供するのを心がけている様子です。
となりのテーブルで食後のコーヒーを飲んでいた方と30分ほど話が弾み、その後は持ち込んだ本を読みながら、だらだら、うだうだ、コーヒーを継ぎ足し継ぎ足し、ゆっくりゆっくり食べます。
元々自分は食事が遅いほうで、勤めていた頃は昼休みに職場のグループで社員食堂へ行けば最後はいつも全員を待たせて口に詰め込んでごちそうさま→モグモグしながら下膳口の列、でしたし、父親には「早メシ早××(伏字)芸のうち」と何度聞かされたことか。
そんな私にとって、こんな環境、極楽浄土以上の場所ですよ。
で、スペアリブがそろそろなくなりそうなところで、スープがやってきました。
冷めない程度にそれなりに素早くいただきますが、猫舌なので、これもゆっくりゆっくり。
……肉やわらけー、と思ってましたが、店を出るときに「本日のスープ 牛すじときのこのビーフコンソメスープ」って、あれスジ肉だったの!?
で、注文して1時間後、メインのビーフシチューの到着です☆
いままでの写真にも腕時計を入れて撮っておけばよかった……とはいえ、ブログ用にサイズを加工する前の元の写真データには撮影日時が記録されているので、自分が家のパソコンで見る分には困らないんですけれども。
メインメニューにも、ローストやステーキ、ハンバーグなどいろいろあるなかでメニューを見ながら考えたことは…
・ただ焼くだけ等、素材の美味しさがそのまま出るものは東京「でも」金さえ払えば食べられる
・ハンバーグもミンチ肉にするなど一手間かけているけど、素材の味を活かす点は同様
・そのままでは食べられない肉をいかに美味しくするか、この店で「しか」味わえないものを…
というわけで、1700円のビーフシチューです。
使っている肉も、他のメニューとは一線を画して「オーストラリア産」。
北海道の農家レストランが地元産ではなくオーストラリア産肉を使っている時点で、こいつがどう化けるか味わってくれ! と言っているかのようです。
で、TVリポーターがシチューを食べて「肉のうまみが…」とか言っているのがバカジャネーノ? と思えるほど、とにかくこの店のビーフシチューは「そのままではとても食べられない部位を料理人の腕でおいしく食べられるようにしてある」見事な作品でしたよ!
肉の繊維方向には箸で十分なほど簡単に裂ける一方、繊維を横に切ろうとナイフの歯を立てれば切れた頃にはグチャグチャになってしまう肉ですよ。
最後は、パンでキレイに胃におさめてごちそうさま。
……お土産用のは残りませんでしたな。タカハシ君。
食べ終えてからも、コーヒーポットのおかわり(一度コーヒーを頼めば無料)をもらい、16時ごろまでだらだらうだうだしてようやくお会計です。〆て3880円。
16時半ごろ今晩の宿に着いて、「ついさっきミセスロビンソンでたらふく食べてきたので夕飯は遅い時間でいいです」と告げたら
「え、あの店もついにこんな時間まで(昼ごはんが)出てこなくなったんですか!?」
と、地元の人も驚くほどのスローペースぶりでしたとさ。