太鼓の役割

IMGP3071.jpg 慶大−日本国際大戦、慶大江藤監督、日本国際大古葉監督の「プロ出身監督対決」です。

 試合そのものは4-4のまま迎えた9回表に慶大が2点を追加して突き放し、創部47年目にしてリーグ戦初優勝、日本選手権初出場で準決勝進出、と勢いに乗る日本国際大を下しました。

 さて、きょうは午前中の雨が昼ごろに上がる天気予報が出ていたので、11時からの第一試合を中止にせずに13時からにする、という臨機応変な対応で、第二試合の慶大−日本国際大戦は15:22試合開始。

 9回表の慶大攻撃中に18時を過ぎてしまいました。(写真)


 神宮球場は18時を過ぎると、太鼓・シンバルの類が使えなくなります。


 太鼓がないバンド(吹奏)って、こんなに締まらないものだとは!

 太鼓が果たしている役目ってのは大きいんだなぁと思いました。


 そういえばプロ野球の応援には太鼓使わないですけど、一応形にはなってますよね。……それ前提で編曲してある、、、というか、プロ野球はメガホンがプラスチック製で結構いい音がするのであれが太鼓代わりといったところでしょうか。


 太鼓といえば、幼稚園の時に発表会(学芸会)で鼓笛隊をやるのに楽器の割り当てがあったとき、太鼓だけは難しそうだと思ってピアニカを希望したんです。

 いっぽう、園児の間では「太鼓が一番簡単、叩くだけだもん」という評判で希望が多くて、鍵盤楽器は人気が少なかったんです。

 不人気楽器を真っ先に希望して自分の思い通りになったんですが、あのころの自分は「楽器=音程を使って奏でるもの」という先入観を持っていて、どういう思考回路だったのか、太鼓でも音程を叩き分けるもんだと勘違いして「そんな難しいこと自分には絶対無理!」と思ってたんですね。


 難易度はピアニカよりはるかに容易だったかもしれませんが、鼓笛隊の中での重みは、やっぱり太鼓が一番だった、人気があるのも当然、と振り返ってみると思います。
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BAT FOREVER!

IMGP3050.jpg 今春の東京六大学野球リーグ戦では、スコアボードが「野球開催における必要な最小限の表示」だったので「アオダモ資源育成の会」のPR映像は流れなかったんです。

 大学選手権では久しぶりに見ることができて、六大学野球応援マニアとしては嬉々となって「バットフォーエバー!」「アオダモ〜!!」と絶叫してきましたよ。(写真は昨日のもの)

 東京六大学の応援席では、どの大学も応援を中断して「BAT FOREVER!」とPR映像に声を合わせるのが慣例です。


 よそのリーグから来ている応援団からは、PR映像が流れ始めると応援席の観客が手を挙げる謎のポーズを取り始めて何をやっているのかと思われていることでしょうが、神宮球場ではこれが普通です。


 逆に、よその応援団では普通のことが、我々にとって違和感ありありな部分もあります。

 代表的な例は、「リーダーが白手袋を着用する」点でしょうか。

 東京六大学応援団連盟の各応援団で白手袋を着用するのは旗手(と立教のチア)だけなんですが、全日本学生応援団連盟ではエール交換時にリーダーが白手袋を着用するよう規約で定めています。(そのわりにきのうの農大応援団は白手袋してなかった気がするけど……)

#東京六大学の応援団は「全日本〜」に加盟してません


 さて、きのうの愛知学院大−東北福祉大戦ではバンドが来ていた愛知学院大応援席ですが、きょうは野球部の控え選手とチアのみでアカペラ応援です。

 吹奏楽団なしにアカペラで応援曲の類をやると指揮者不在でテンポがどんどん速くなる特徴があり、チアは追いつくのが大変そうです。

#飲み会などで「紺碧の空」をやるときも、実態としては指揮のほうが歌に合わせているので同様の事象が発生する


 試合は1-1のまま9回に入り、これは延長タイブレーク突入!? とヒヤヒヤしましたが、9回表に慶應が3点を入れて突き放し、4-1で試合終了となりました。

 次回は古葉監督率いる、創部47年目で東京新大学野球リーグ初優勝→大学選手権初出場で準決勝に進出、と勢いに乗る東京国際大学と「プロ出身監督対決」です。
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青山ほとり

IMGP3052.jpg 早慶戦で慶應の優勝を見届けたのちの三田「つるの屋」で、慶大鉄研出身の勤務先の次長・部長を鉄研三田会の方に紹介していただいたことは前に書きました。……で、後日次長と部長に

「あらためまして、塾野球部の優勝おめでとうございます。全日本選手権で東京六大学代表としての日本一を期待しております。」

なんてメールをお送りしておきながら、予定は空いているのに応援に行かないのでは口だけになってしまいますから神宮球場へ行ってきました。はい、すみません、ただの言い訳です。


 さて、春の大学選手権・秋の神宮大会は、全国から応援団が来るのでそういうのを見るのも楽しみのひとつです。

 応援団がなくて控えの選手がステージ(指揮台とかリーダー台とか呼ばれる台)上で騒いでいるだけの大学もありますが。。。


 慶應の初戦の相手は、北海道学生野球連盟代表「東京農業大学生物産業学部」。……農大オホーツクキャンパス(@網走市)ですね。

 ただし応援団は網走からではなく、世田谷から来ているようです。


 農大の応援団といえば「青山ほとり」(通称大根おどり)ですよ。

 群馬在勤時に高崎経済大学応援団の団祭に「友情出演」で来ていたのを見たことがあります(当時の日記)が、実際のスポーツ応援で見るのは初めてです。


 下級生が大根を持って踊っているのですが、チアもポンポンを持って同じポーズをしているのが特徴的です。さすがにチアに大根は持たせないか……。
(誰ですか大根足を連想するなどと言っているのは)


 あと、東京六大学や東都一部以外の応援団によくある傾向として、農大もチアやリーダー下級生がグラウンドのほうを向いて応援している点が挙げられます。

 東京六大学だと、リーダーやチアはグラウンドではなくスタンドの観客のほうを向いているのが当たり前なので対照的です。

 「リーダー」「チアリーダー」の名前の通り応援席の観客をリードするための応援団と、(観客が来ないから)自分で応援する応援団の違いですね。


 農大応援団は最近の野球応援ではめずらしくチャンスパターン(応援曲)をほとんど使わずに基本的に応援歌ばかりで応援していたのは特筆されます。(応援歌≠応援曲)

 「コンバットマーチ」や「ダッシュKEIO」が登場する前の野球応援ってあんな感じだったんだろうなぁと思いました。


 まぁしかし、農大応援団は箱根駅伝にこそ(ときどき)出てくるものの、農大野球部は東都では2部リーグ(@神宮第二球場or各大学のグラウンド)ですし、あんまり応援団が露出する機会ってないはずなのにあれだけの部員がいるというのはすごいなと思いました。

 農大といえばマンガ「もやしもん」の舞台のモデルと言われてますけど、応援団のWebサイトを見たら「活動情報」に「収穫祭宣伝パレード」がありましたから、やっぱりスポーツ応援というよりは学内の盛り上げ役をメインに活動していそうだな……というイメージはありますね。


 あとついでに面白いなと思ったのは、農大生産学部野球部のユニフォームは背中の背番号の上(プロや社会人なら名前が書いてあるところ)に「OKHOTSK」と書いてあるところです。

 野球リーグによっては「ユニフォームの背中に選手の名前を入れてはいけない」と決めているところもあるようですが、チーム名であれば特にとがめられることはなさそうです。


 試合は慶應が農大を4-2で下し、明日は愛知学院大と対戦です。
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かんぱ〜い

IMGP2943.jpg 早慶戦2回戦に行ってきました。……タイトル、読み方は同じでも慶應と早稲田では字が違います。

 4点差を終盤に1点差まで追い上げるという試合展開だけを見れば「完敗」というよりは「惜敗」かもしれませんが。

 しかし最終回、K4-3Wで迎えた9回裏、2アウトで同点のランナー3塁にいる、という場面でのキャプテン土生選手の見逃し三振が、すべてを物語っていると思います。

 あと、8回裏の、1アウト1・3塁で市丸選手のバントで3塁ランナーの杉山選手がスタートしなかったんですよ! なんでだ!!

 弱すぎます。

 これまで自分の在学中の四連覇をはじめ、昨年の50年ぶりの早慶プレーオフを経てさらに神宮大会初優勝など、いいものを散々見せてもらいましたから、当分は弱い時代が続いても自分は文句ないです。


 写真は、昨秋の早稲田優勝時と同様、優勝パレードの準備を急ぐ慶應側のスタンドからほとんど人がいなくなった後に出た「優勝 慶應義塾大学」の文字。

 昨秋はおそらく出待ち対策だろうと思っていましたが、今季は……。
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明治大学応援団の「リーダー」

 2008年から吹奏楽団・チアリーデンィグ部の2部体制になっている明治大学応援団です。

 2008年以降は、試合開始前・7回のエールのときのみ、吹奏楽団の人が壇上に上がってテクを振るだけで、それ以外のときは壇上にはチアリーダーがいるだけでした。
(あと吹奏のカラーガードが上がるときもある)

 今シーズンは、リーダー部の復活はないものの、吹奏・チアが壇上の中央に一人立ってリーダーテクを振るようになったとか。


 いつもは早稲田の試合が終わると帰っちゃうんですが、きょうは飲み会の約束があったので第2試合の慶應・明治戦も(慶應側で)見ていくことにしました。

 おー、やってますよやってますよ。

 もう二度と神宮球場では見られないと思っていた「M字切り」も吹奏の人がやってますよ。

 ついに、吹奏やチアがジャンプして応援曲に入って、テクのない曲では壇上の真ん中で仁王立ちしてグラウンドを見てるじゃないですか。リーダーそのものです。

 慶應側に陣取っていたマニアの皆さんはあまりの衝撃に大騒ぎです。


 曲によってチアの振り付けはリーダーテクと同じポーズもあるんですが、よく見ると微妙に違って(両腕を回すときにが手が交差するとかしないとか)、チアリーダーだけどチアコスに上着を着てリーダー役をやるときはあくまでリーダー用のテクを振っているようで、かなり本格的です。


 「そら○○」で四股を踏むようなポーズがあるんですが、チアがやるときは足を前後にさせるのが目新しいですね。

 さすがにチアはそういうことやらんか……と思ってたら、「覇者明治」の

♪パッパラパパパパ〜 め! い! じ!

のところで、あのポーズで突きやってますよ! すげえ!


 六大学応援団連盟的にリーダー以外の人があんなことするの許されるのか! とマニアの皆様は大憤慨していらっしゃいましたが、個人的にはちょっと痛快でした。

 明治大学応援団は「リーダー部の存在が許されなくなった」という(明治大学特有の)環境の変化に合わせ、3年のときを経て変わったわけで、そこへ「あくまであれはリーダーでなければやっちゃダメだ」とか「リーダー部を復活させるのが先」などと言ってしまっては、それは明大応援団にとってただの無理難題というものではないでしょうか。


 あるいはリーダー部を解散させた明治大学当局にとって「リーダー的行為」は許されるのか、という話もあるようですが、そのへんは早大OBに過ぎない自分には知ったことじゃありません。

 いや、応援団組織がどうこうということについても、本当はただのマニアでしかない自分はあれこれ論評できる立場にないのでありますけれども。
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♪ゆっくり〜 ゆっくり〜 下ってく〜

IMGP2716.jpg 今シーズンの早稲田のチア曲は「夏色」(ゆず)です。

 6年半前でしたか(当時の日記→12月6日参照)、明治のチアがラグビー早明戦のハーフタイムに「世界に一つだけの花」をやってたんです。

 優勝のかかった試合で応援団が「♪ナンバーワンにならなくてもいい」と応援するとは何を考えているのかと内心大笑いしたものですが、これじゃ明治大学を笑えませんよ!

 ……まぁ、実際に今シーズンの早稲田大学野球部は「何かを持っていた」昨年の主将がプロ野球に全部持ち去ってしまったかのような弱さです。

 弱くなる前評判はありましたから、好意的に評価してチアリーダーズの選曲の真意は

ブレーキいっぱい握りしめて ゆっくり ゆっくり 下ってく」

というところにあるのかもしれません。

 それとチア曲は吹奏が演奏するので当然歌詞なしですが、ただ、歌っちゃう奴が応援席にいるんですね……この曲でそれだけはよしたほうがいいと思います。。。


 あとは、吹奏楽団のカラーガードやドリル隊が指揮台に上がるようになったのが今シーズンの特筆点でしょうか。

 個人的には、応援部の主要コンテンツでありながら定期演奏会くらいでしか出番がないよりは、応援の現場でどんどん使ったら、とは思います。

 ……ただ、自分は他大の応援席にあまり入らないので詳細は知らないのですが、明治大学応援団がすでにやっていて、早稲田は二番煎じなのだとかどうとか。


 試合後の和民では、マニアの皆様+応援指導部リーダーOBから異論噴出でした。

 確かに、応援部の中で指揮台に上がるハードルが下がるのは、どうかなという気はしなくもないです。

 ただ、先日書いた「自粛」の中身をどうするかもそうですけど、基本的には現役諸君が決めることでありましょう。
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ヤザワ効果

IMGP2637.jpg 最初この言葉を聞いたとき、ヤシマ作戦・ヤシマ効果の仲間かと思ってしまいました。

 正解は、東京大学野球部の打撃コーチに就任した谷沢健一氏(早大OB・元中日)の指導の効果、という意味でした。


 いや、本当に東大は野球がうまくなりました。

 早稲田も弱くなりましたけど。


 土曜日はどうにか4-0で勝ちましたけど、きのうは3-3のまま3時間の時間切れ引き分け(今シーズンの節電ルール)、きょうは9回裏に2点差まで迫られてなお満塁をどうにかシャットアウトしての辛勝でした。

 東大相手に3戦やる時点でおかしいんです! 

#昨秋は実は斎藤と大石で東大に負けてるんですが…

 しかも3戦合わせて14点って、東大が相手なら1試合で取るような点数でしょう!
昨年春の対東大2回戦


 うーん、今シーズンの東大は強そうです。

 応援席も楽しそうです。(←重要)


 そういえば、きょうは応援席に入らないで内野席で見てたんですが、早稲田の応援歌「ひかる青雲」は1番だけでした。

 まぁ、先輩が作ってくれた歌詞まで変えるような自粛路線の中では妥当なところでしょう。
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行き過ぎた「自粛」

 今季の東京六大学野球リーグ戦での応援席は例年通りということでしたが、消息筋から

・応援が華美にならないように
・相手をけなさいこと
・津波等を連想させる応援をしないこと

という注意事項ができたという情報が入り、ウェーブをやらないんだな程度に思っていたら、早稲田の応援部員が応援席に向けて見せているボードが修正されていました。

<大進撃>
(相手校)ぶっつぶせ GO! GO! GO!
  ↓
早稲田 かっとばせ GO! GO! GO!(きのう)
  ↓
(選手名)かっとばせ GO! GO! GO!(きょう)

<コンバットマーチ>
(相手校)たおせ オー!
  ↓
早稲田 かっとばせ オー!

えー! なにこの高校野球スタイル!! 「相手をけなさない」って、ここまで徹底してやるの!?

 それじゃぁ応援歌「早稲田健児」や「ひかる青雲」はお蔵入りじゃないか…と思ったら、なんと「早稲田健児」が今日出てきて

(正) 情けは無用 それぶっつぶせ ぶっつぶせ たたきつぶせ
  ↓
(改) 情けは無用 それかっとばせ かっとばせ 闘志を燃やせ

えええーー!! それって、もはや「作詞:青島幸男」とクレジットできない代物じゃん!!!


 対する東大は「ビクトリーマーチ」で堂々と「ワセダーをーたおーせー」ってやってますよ!

 っていうか、東大の「ビクトリーマーチ」って「鉄腕アトム」だよ。

 アトムとかウランとか、このご時勢、真っ先に引っ込められそうなものですけど。

#東大には「ウランマーチ」という応援曲もあります


 どうやら、早稲田が勝手に過度な自粛をしているようです。
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シーズン明けましておめでとうございます

IMGP2631.jpg プロ野球はすったもんだあったようですが、東京六大学野球はほぼ予定通りの開幕です。

 プロ野球問題のあおりで、今シーズンは照明を使わず日没コールド採用、日没対策で試合開始が1時間早くなって10時〜、それとプロ野球併用日の第2週は1日1試合という変則日程になりました。

 そのほか、東京六大学野球公式サイトによると

スコアボードの明るさも調整し、野球開催における必要な最小限の表示となります。

とのことで、「最小限の表示」ってどんなのかしら、と思ったらいつもと変わんないよ!(写真)

 BAT FOREVERの呼びかけ映像が流れなくなったくらいでしょうか?


 さて、東大を相手になかなかいい試合をするという、すっかり弱くなった早稲田ですが、どうにか4-0で勝利を収めて面目を保ちました。

 試合中から雨がぱらついて、いままでだったら試合を続行するような雨でしたが、第1試合終了時点で第2試合の中止が発表されました。

 ……去年までは話題の人気投手がいたので何が何でも日程を土日にやらなければいけない事情があったのが、今年はどうでもよくなったのかどうか。


 「はるか前は12時に試合が始まっていたというのに、12時に試合が終わるだなんて!」という皆さん方と、信濃町のプロント→外苑前の和民(15時〜)と飲み歩き、解散したのは17時でまだ外が明るい!!

 地下鉄で原木中山駅に降りてもまだ明るくて、そっかー、時計が1時間早くなるとこういう生活になるのかぁ、と思いました。
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大学ラグビーの決勝

IMGP1765_2.jpg キャンパスツアーガイドの先輩に誘われ、「ラグビーの決勝」を見に国立競技場へ行ってきました。

 神宮球場へ大学野球を見に行ったり、正月はテレビで箱根駅伝を見たり、なんてことは好きでやってますが、ラグビーの観戦は誘われないと行かないです。

 これまで、誘ってくれた人がチケットの手配もしてくれて、そもそも何の大会なのかも知らずに、「ラグビー早明戦」やらそんなのを見に行ってました。

 なので、正月2日にもう一度早稲田大学と明治大学の試合があったのも、なぜなのかさっぱり分からない、というレベルでした。(えー)


 早稲田大学ラグビー蹴球部の公式ページを見ると、いわゆる「ラグビー早明戦」は「関東大学対抗戦」(=リーグ戦)で、正月のは関東大学対抗戦の上位4チームが出場する「全国大学選手権」だったようです。

 全国選手権はトーナメント制なので、組み合わせ抽選と早稲田大学と明治大学が順当に勝ち上がっていった結果、偶然、今シーズンは早稲田×明治の試合がもう一度あった、ということなんでしょう。

 「だったようです」「でしょう」、っていうか、そうなんですよね。


 正月に聴いたラジオ番組で、誰だったかが

「ラグビーの試合に『大学を』応援しに来る人は多いが、『ラグビーの試合』を応援しに来る人は少ない」

と言っていて、ああなるほど、自分なんか典型的だなぁと思ったものです。


 ……アマチュア野球の応援席に比べてチケット代がべらぼーに高いうえに、ルールに詳しくないので何をやっているのか分かんない、というのがこれまでラグビー場に足が向かない大きな理由でした。

 とはいえ、最近のラグビー早明戦で応援部・応援団を呼んで校旗をあげて校歌をやったりしているのを見ると、「ノーサイドの精神」とかいうのがラグビーにあるのなら、応援スタイルを無理に野球式に合わせなくても、という気もします。


 まぁ、8年後の2019年にラグビーのワールドカップが日本で開催されるそうなので、2002年のサッカーワールドカップのときのように盛り上がるようなら、それまでにルールくらい覚えておけばきっと楽しいんだろうなぁと思ったのでした。
author by よんなん
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