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青山ほとり

IMGP3052.jpg 早慶戦で慶應の優勝を見届けたのちの三田「つるの屋」で、慶大鉄研出身の勤務先の次長・部長を鉄研三田会の方に紹介していただいたことは前に書きました。……で、後日次長と部長に

「あらためまして、塾野球部の優勝おめでとうございます。全日本選手権で東京六大学代表としての日本一を期待しております。」

なんてメールをお送りしておきながら、予定は空いているのに応援に行かないのでは口だけになってしまいますから神宮球場へ行ってきました。はい、すみません、ただの言い訳です。


 さて、春の大学選手権・秋の神宮大会は、全国から応援団が来るのでそういうのを見るのも楽しみのひとつです。

 応援団がなくて控えの選手がステージ(指揮台とかリーダー台とか呼ばれる台)上で騒いでいるだけの大学もありますが。。。


 慶應の初戦の相手は、北海道学生野球連盟代表「東京農業大学生物産業学部」。……農大オホーツクキャンパス(@網走市)ですね。

 ただし応援団は網走からではなく、世田谷から来ているようです。


 農大の応援団といえば「青山ほとり」(通称大根おどり)ですよ。

 群馬在勤時に高崎経済大学応援団の団祭に「友情出演」で来ていたのを見たことがあります(当時の日記)が、実際のスポーツ応援で見るのは初めてです。


 下級生が大根を持って踊っているのですが、チアもポンポンを持って同じポーズをしているのが特徴的です。さすがにチアに大根は持たせないか……。
(誰ですか大根足を連想するなどと言っているのは)


 あと、東京六大学や東都一部以外の応援団によくある傾向として、農大もチアやリーダー下級生がグラウンドのほうを向いて応援している点が挙げられます。

 東京六大学だと、リーダーやチアはグラウンドではなくスタンドの観客のほうを向いているのが当たり前なので対照的です。

 「リーダー」「チアリーダー」の名前の通り応援席の観客をリードするための応援団と、(観客が来ないから)自分で応援する応援団の違いですね。


 農大応援団は最近の野球応援ではめずらしくチャンスパターン(応援曲)をほとんど使わずに基本的に応援歌ばかりで応援していたのは特筆されます。(応援歌≠応援曲)

 「コンバットマーチ」や「ダッシュKEIO」が登場する前の野球応援ってあんな感じだったんだろうなぁと思いました。


 まぁしかし、農大応援団は箱根駅伝にこそ(ときどき)出てくるものの、農大野球部は東都では2部リーグ(@神宮第二球場or各大学のグラウンド)ですし、あんまり応援団が露出する機会ってないはずなのにあれだけの部員がいるというのはすごいなと思いました。

 農大といえばマンガ「もやしもん」の舞台のモデルと言われてますけど、応援団のWebサイトを見たら「活動情報」に「収穫祭宣伝パレード」がありましたから、やっぱりスポーツ応援というよりは学内の盛り上げ役をメインに活動していそうだな……というイメージはありますね。


 あとついでに面白いなと思ったのは、農大生産学部野球部のユニフォームは背中の背番号の上(プロや社会人なら名前が書いてあるところ)に「OKHOTSK」と書いてあるところです。

 野球リーグによっては「ユニフォームの背中に選手の名前を入れてはいけない」と決めているところもあるようですが、チーム名であれば特にとがめられることはなさそうです。


 試合は慶應が農大を4-2で下し、明日は愛知学院大と対戦です。
author by よんなん
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