川越氷川神社に初詣

 縁結びで有名な川越の氷川神社は2016年に初めて初詣をした年に妻と知り合い、2018年に妻と初詣に行った年には妻が娘を妊娠して、かなりご利益があると思っています。

 その川越氷川神社の初詣(元朝祭)は例年鏡開きまでのところ、去年からは節分までやるようになりました。

 去年は混まない時期を考えているうちに節分を過ぎてしまい、しかも1人で行ったのですが、今年は1月のうちに家族で行くことにして、妻が土曜休みだったきのう出かけました。

 8時半ごろ家を出発、総武線と山手線(秋葉原乗換)で池袋へ出て、東武鉄道の「小江戸川越クーポン」(1,020円)を購入。東上線の急行で川越へ向かいます。川越10:15着。

 まずはバスで氷川神社へ向かい、さっそく祈願を申し込みます。

 祈願は30分おきにやっているのかと思いきや、人が集まり次第順次やっていて、祝詞の奏上を省略して、榊の奉納、お払いがあって二礼二拍手をして神職の方の挨拶があっておしまい、という簡単なもの。神職の方のお話では、昨年からこのスタイルなのだそうで、祝詞は別途責任を持って奏上する由。
(去年は元朝祭の時期を過ぎてお参りしたので、通常通りの祈願だった模様)

 元朝祭だと“おみやげ”に絵馬や人形(ひとがた)も入っているので、絵馬に個人的な煩悩の限りの願いを書きまくって奉納し、3人で人形を流します。それと、おみくじも引きました。

 昨年のお札やお守りを返納して11時半ごろ。

 バスに乗る前に娘がおなかがすいた様子だったので、神社向かいのスペースで神社が出していたキッチンカーで「塩(えん)むすび」(200円)を購入して娘に食べさせ、川越駅行きのバスに乗ります。

 バスを川越市役所前で降り、札ノ辻まで歩いて「えぷろん亭」で昼食。……この店は料理研究家が開いたさつまいも料理の店のはずだったのですが、きょうのメニューはとろろ御膳とソースカツ御膳の2つのみ。

 僕も妻もソースカツ御膳(1,300円)を食べ、娘に少し取り分けて昼食を済ませて店を出ます。まったく川越らしさのかけらもない昼食になってしまいましたが、店内はすいていたので妻も満足のようです。

 困ったのは娘が歩かず妻に抱っこをせがむことです。一応、家を出る段階で自分がヒップシートを身につけていたのですが、自分が抱っこしても「おかあさん!」「おかあさんとだっこ!」と妻に向かって身を乗り出して叫ぶばかりです。

 結局、妻がヒップシートを引き取って娘を抱っこして散策することになったのですが、妻もだいぶ疲れているようです。

 菓子屋横丁をぶらつき、時の鐘を眺めたあたりで妻が帰ろうと言い出します。……事前に妻がリサーチしていたおしゃれなスターバックスも、さつまいもチップスの小江戸おさつ庵も寄らずにに帰ろうというのですから、よほど疲れたのでしょう。

 蔵づくりの街並みの埼玉りそな銀行の前から川越駅行きのバスに乗って川越駅13:58発の東上線快速池袋行きで帰途につきます。

 総武線で座りたかったので、来たときとは違い、山手線と総武線を新宿で乗り継ぎます。

 小岩を過ぎたあたりでスマホに着信があるのに気づき、小声で出ると貸家の入居募集をお願いしている不動産屋さんからで、内見の希望があるというではないですか。……昨年9月に退去があってから募集をかけていて何の音沙汰もなかったのに、川越氷川神社へ初詣へ行った帰りにそんな電話がかかってくるなんて、やっぱりすごいご利益だなぁと思うのでした。
author by よんなん
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