松之山温泉合宿

 大学の鉄道研究会時代の後輩諸君が毎年この時期に雪深い温泉に行く企画をしてくれます。

 今回は新潟県の松之山温泉ということで妻と出かけました。

 松之山温泉の最寄りはほくほく線のまつだい駅で、まつだい駅といえば11月に北越急行の「鉄分ほっくほくツアー」に妻と参加して、上越新幹線とほくほく線で行ったばかりです。

 同じルートじゃ面白くないし、たまには飯山線も乗りたいなぁ、と11/12(土)東京駅11:24発のはくたか号に乗りました。

DSC02885.JPG はくたか号しか停まらない新幹線の駅なんてそんなに降りる人もいないだろうと思いきや、飯山駅は外国人観光客で大賑わいです。

 ただ、そんな彼らは飯山駅からバスで野沢温泉へ行くようで、飯山線はがらがらでした。

 ……それでも、桑名川駅で突然外国人2人が降りていって、改札にいた出迎えの人も外国人でしたし、ほんとどこでどうやって調べてこんなローカル線の無人駅に外国人がやってくるのか不思議です。

DSC02890.JPG 妻は「新幹線を降りてさらに1時間半も乗るなんて聞いてなかった、だまされた」と言いつつ、ローカル線での過ごし方がサマになっているあたり見どころがあります。

 十日町駅で乗り換えたほくほく線は、まつだい駅まで1駅ですがほぼ直線のトンネルをビューンとかっ飛ばして、飯山線ののろのろ度合いと対照的です。……まつだい駅には宿の迎えの車が来ていて、松之山温泉を目指します。

DSC02897.JPG 妻との参加なので2人部屋を割り当てられ、飲み部屋とは別なのはありがたかったです。……この手の合宿では、高確率で飲み部屋に割り当てられて温泉でのんびり過ごすはずがなかなか寝られなくてしんどいのです。

 次回は、同じ日に同じ旅館を別に2人で予約して行こうかな……と考える程度には協調性のない自分です。


DSC03027.JPG 帰りは宿のクルマで送ってもらったまつだい駅からほくほく線で越後湯沢駅に出て、そこで妻には新幹線で先に帰ってもらい、自分は只見線に乗って郡山から新幹線で帰りました。
author by よんなん
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『ずんずん式★壮絶メンタルトレーニング』を読んだ

 通勤途上の乗換駅にあるエキナカ書店で見かけて買いました。(楽天ブックス

 なんでこんな本を手に取るのかというと、うつ病になって1年半会社を休んだ挙句復帰してそろそろ7年が経とうというのに相変わらずうだつが上がらないからですよ決まってるじゃないですか。

 その間、むかつくベテランの先輩にはへこまされ、上司は取り合わないし、だからといって心がふたたび本当にへこむよりマシかもしれないとはいえ職場のロッカーをへこませて扉が閉まらなくなったり、我が家の風呂のふたをひん曲げたりしているようでは、先が知れているわけです。

 勤務先で社外へ出向して、特に欧米へ出向して戻ってきた面々は、業務の分量も精神面でもめっちゃハードだったみたいに言うわけです。

 まさかそんなハードなところに身を置いてやっていけるとは思えませんが、いまの職場にいたって上記のありさまなのに、理不尽のカタマリともいわれる本社で渡り歩いている人たちはどういうメンタルの持ち主なのか、スーパーマンなのか……と思っていたら、表題の本を本屋さんの棚で見かけてパラパラめくったら外資系企業で働くすごい人の話が書いてありそうだったので買ってみました。


 かなりくだけた言葉で書いてありますし、行間も広いですし、プロローグに「この本はたぶん読むのに1時間もかかりません」と書いてはありましたが……


 事例を読み進めれば読み進めるほど、過去の悪しき思い出が連想されてなかなかしんどい本でした。

 3連休に温泉に2泊3日して、真ん中の一番ごろごろぐだぐだする日(=一気に読み進められるはずの日)に読み始めたのですが、少し読んでは本を閉じ、さらに少し読み進めては本を閉じ、読み終えたのは帰りの電車の中、しかも夕飯にビールなんぞ飲んで半分いいかげんな頭で文字だけざーっとなぞってようやくでした。


 そりゃこんだけのことができれば、世界を渡り歩いて行けるだろうよ……


と思う一方、人事が流動的な世界で通用する話なのでは……? という気もしました。

 転職が活発な世界や、社内の人事異動がかなり多い世界での事例が多かったようにも思います。(使えない奴は消える世界)

 自分はついに現職まる5年ですし、その間に異動するのは上司ばかりという世界ではなかなかどうしたものか……仮に自分が使えなくて消える側にいるにしても、5年以上動いていないわけですから。
(そういう人ばかりが集められた部署なのかもしれないけど)


 とはいえ、真ん中からあとの部分の「リーダーかくあるべし」みたいな内容は、なんかちょっとは役に立つ日が来るといいなぁとのんきに思ったりする程度には、調子が復活してきた気もします。

(二度と浮上できない立場に追いやられているのにいいかげん気づけよ自分)
author by よんなん
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