20年近くの時を経て

IMGP2581.jpg 花敷温泉のバス停にあった看板。

 「国鉄バス」とシールで貼ったような跡があるんですけど、その下には何て書いてあったのやら。

 万座・鹿沢口駅の「のりかえ案内」の看板には、「国鉄」を塗りつぶして「JR」と書き換えた跡がある「JRバス」という表記があって、そういうのなら分かるんですけど。

 JRバス花敷線は、草津線と比べてかなりの閑散路線とはいえ、1日8往復の便がある路線なのに、書き換えに来ないんですかね。
(バス停そのものは書き換え済み)

 懐古趣味である鉄道マニアにとっては、そのほうが嬉しかったりもするのですが。


 さて、その先の野反湖へ行く国道には、「国鉄バス」と書かれたカーブミラーも。

 こちらは、夏の約1か月間だけ、1日2往復走るのみですから、半ば放置されていても分からなくはないんですけど。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

野反(のぞり)湖

IMGP2582.jpg 尻焼温泉・花敷温泉からさらにクルマを走らせると、野反湖という発電用のダム湖があります。

 温泉付近の紅葉がまだまだいまいちだったので、このあたりなら…と少し期待したのですが、逆にここまで標高が高くなると木が生えないようです。

 高山植物のシーズンだともう少し楽しめるのかもしれませんが。

 実はこのダム、私が山をクルマで登ってきたのとは反対側に堰提があります。
 ……つまり、群馬県内でありながら、日本海側へ向かって流れる川なんですね。


 関東地方とは思えないほどの場所で、周囲に人家はありません。

 あるのは東京電力の施設と、キャンプ場(営業は10月まで)、湖畔の売店くらいです。

 ここまで人の少ない観光地のダム湖は、北海道の朱鞠内湖並みではないかと個人的に思います。

 ちなみに、キャンプ場にあった公衆電話はなんと「衛星公衆電話」(10円で6.5秒)。
 電話が線では引かれていないようです。


 バスは、7月から8月にかけてのハイシーズン(約1か月間)だけ、JRバスが長野原草津口駅方面から1日2往復やってきます。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

尻焼温泉

IMGP2577.jpg 休みだった今日、尻焼温泉へ行ってきました。(Wikipedia尻焼温泉

 あいにくの雨でしたが、少し早めの6時半ごろに寮を出て、クルマで2時間半ほど。

 尻焼温泉は、旅館や日帰り入浴施設でも入浴できるものの、名物なのは川をせき止めてある「川の湯」という“野天風呂”。

 「川の湯」のほうは、まさしく川で、その川底から湯が湧いて35℃〜40℃くらいになっている、というあんばいです。

 入浴施設でよく見かけるようになった「表示」を仮にするとすれば「加水あり」ということになります。

 ですが、「加温」などありえない環境なので、今日のように雨で川の水が増えたりすると一気に10℃前後まで下がって(温泉としては)入れなくなります。

 脇に粗末な小屋があって、その中にも湯船はある(「かま湯」)ので、川の中に入りそびれても湯には浸かれます。


 すぐ近くには誰でも停められる駐車場がないので、少し離れたところにある村営(?)の駐車場に停めてそこから歩きました。

 「かま湯」に先客が一人いて、その人から「どこから来ましたか?」と聞かれて高崎と言えば「近くていいですね」なんて。
 高崎からでも2時間半かかったのに「近い」と言うのですから、よほど遠くから来たのでしょう。

 「かま湯」の小屋にちょっとした棚やすのこがあるので、脱いだ服はその棚に載せて湯船へ。
 洗い場はないので、出発前に風呂に入ってくるなど、体はあらかじめ洗っておく必要があるでしょう。

 せっかくここまで来たからには「川の湯」が気になるわけですが、先客のおじさんに聞いてみると「やめたほうがいいだろうなぁ、あれだけ水が流れてるもの」。

 やめたほうがいいと言われるのを無視して行くほどの勇気はありませんでした。


 1時間ほど浸かったり上がったりして、先客のおじさんに「え、もう帰るの? 俺なんか昼までいようと思ってるのに」などと驚かれつつ、「かま湯」を後に。

 紅葉もいまひとつでしたし、「川の湯」も含めて再履修が必要のようです。


 意外にもこの尻焼温泉、電車・バスで訪問可能です。(前項参照)
 尻焼温泉は、バス終点の花敷温泉から歩いて10分ほど。

 とはいえ、電車やバスで来るなら、日帰りよりは泊まりがけでのんびり来るのがよいような気がします。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

花敷温泉行きJRバス

IMGP2575.jpg 尻焼温泉へ行く途中に、私の後ろを走ってきました。

 長野原草津口駅から1日8往復。(ただし、土曜・休日・休校日は4往復→時刻表

 草津温泉行きが吾妻線の全下り電車(最終除く)に接続しているのに比べると影が薄いものの、地道に走っているようです。


 とはいえ、花敷温泉へ来る便にも、長野原草津口駅へ帰る便にも、乗客はおらず。

 こんな状況では、いつまでも安泰とは思わないほうがよさそうです。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

祖母島駅

IMGP2050.jpg 高崎に配属になっても、去年の今ごろまではこの駅名の読み方を知りませんでした。

 「うばしま」

 です。


 吾妻線の電車に乗っていて、近隣の駅に比べて極端に乗り降りする人が少ない駅のひとつでしょう。

 実際に行ってみると、県道から「→祖母島駅500m」という看板の角を曲がって、え、本当にこの先にJRの駅があるの? というような道(「警笛ならせ」の標識もある)の先にありました。

 隣の金島駅は県道を曲がってすぐですし、駐車スペースもあるのと対照的です。
(このあたりの主な無人駅は、実質的な「パークアンドライド」型になっています)

 駐輪場はあるものの、隅に寄せられた放置自転車とおぼしきものだけです。
 ただし、いまは学生が夏休みです。

 それでも、上り電車の時間が近づくと、5人ほどの人が集まってきました。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

金島駅

IMGP2040.jpg 吾妻線で渋川の次の駅です。

 このあたりの地名は「川島」で、近くには「金島」という地名が見当たりません。
(小学校と中学校の名前が「金島」となっているだけ)


 駅ができた昭和20年当時はこの辺りが「金島村」だった(参考:渋川市公式ページ)のですが、この「金島」という村の名前が、さらに昔に合併する前の村の名前を組み合わせた名前のように推測できます。
(金井村+川島村+α→金島村?)

 市町村合併で造語のような名前にしちゃうと、次に合併したときに地名が消えて公共施設だけに名前が残るんでしょうか。


 さて、写真は、下り線側の駅前の様子。

 事実上のパーク・アンド・ライド駅です。
 こちらは路上駐車状態ですが、上り線側は、側線の跡と思われる空き地があって、そちらにもクルマが停まっています。

 となりの渋川駅と違って、こっちなら駐車料金タダ、駅員がいないから電車もタダ……なんていう使い方をしている人もいるのかどうか。
(渋川駅からは6kmほど離れていますが)
author by よんなん
- | trackbacks (0)

こしきの湯

IMGP2013.jpg 奥四万湖(四万川ダム)のほとりにあります。(群馬県公式サイト

 ダム資料館併設で、5人も入ればいっぱいな浴室、というこじんまりとした日帰り温泉。
(露天風呂もなし)

 でも、かけ流しのお湯が、文字通り、入ってきただけどんどんあふれていくのです。


 いちおう「るるぶ群馬」にも掲載されているものの、手前に四万温泉がありますし、バスも四万温泉までなので、ここまで来る人はあんまりいないようです。

 源泉は、ダムを一周する道路から分かれている林道(通行止)にある「湯の泉」。

 ……ゲートの手前にクルマが2台くらい停まっていたのはそのためだったんですかね。
(2004年末に、旅館へ湯を供給するために湯の泉では入れなくなったという情報もあるんですが)


 さて、「こしきの湯」のほうは平日の夕方、閉館1時間前(17時まで)、ということもあってか、ひとり占め。


 座敷の本棚には「美味しんぼ」などマンガの単行本がそろっていて、充実したひと時がすごせました。


 そんなの、マンガ喫茶へ行けばいいじゃんか、という気もするものの、ユースホステルだとか、日帰り温泉の座敷だとか、こういうところで「美味しんぼ」やら「課長 島耕作」を見つけると、つい読みふけってしまうんですよね。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

世のちり洗う四万温泉

IMGP2011.jpg 「上毛かるた」の「よ」です。

 四万郵便局で郵便貯金をすると、やはり「●世のちり洗う四万温泉」というスタンプを通帳の空欄に押してくれます。
(●は温泉マーク)


 写真は、奥四万湖(四万川ダム)の提体から、ダムの真下にある公園を見下ろしたもの。

 歩道のタイルで「世のちり洗う 四万温泉 ● 群馬県」という文字が見えます。
(●は温泉マーク)
author by よんなん
- | trackbacks (0)

奥四万湖

IMGP2007.jpg 夕方までに帰るには、そろそろ引き返したほうがよかったのですが、せっかく中之条まで来たなら……と、四万温泉方面へクルマを走らせました。

 地図を見ると、四万温泉のさらに先、国道の行き止まりに「奥四万湖」というダム湖があり、そこまで行ってみることにしました。


 ダムの提体の上は、心地よい風が吹いていて、見晴らしのよさとあわせ、しばらく立ち止まっていたい気分になります。


 あいにく、水があんまりなくて地面が見えてしまっているのは、興醒めでしたが。


 ダムを一周する道路があって、その途中で分かれる道を入っていくと「しゃくなげの滝」という、ガイドブックにも載っていない、知る人ぞ知る滝があります。

 今回は、早く帰りたかったのと、雨の予報も出ていたのでダムのほとりにある温泉に入って引き返しました。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

中之条

IMGP2004.jpg 「まもなく 中之条 中之条です。四万温泉と沢渡温泉へお越しのお客さまは、駅前からバス・タクシーをご利用ください」

 JR吾妻線に乗っていて、こういうアナウンスは何度も聞いたことがあるものの、降りたことはありませんでした。
(今回はクルマで来てしまったのですけど)


 中之条といえば小渕総理です。

 前の町長は、小渕総理の兄です。

 自民党の掲示板には、小渕優子のポスターです。


 四万温泉も、去年のNHK連続テレビ小説「ファイト」に出てきて認知度急上昇でありましょう。


 駅前にマル通の営業所があるあたりは、ローカル線の拠点駅に共通です。

 上野行きの特急も全部停まります。
author by よんなん
- | trackbacks (0)
  1. 無料アクセス解析