中国料理 松里

IMGP5389.jpg 吾妻線の電車に乗っていると、羽根尾駅と袋倉駅の間で、ただ1軒だけぽつんと建って営業している中華料理屋が見えるんですよ。

 なんでこんなところにあるんだろうか、こんなところで誰が来るんだろうか……と気になっていたので、草津まで来たついでに行ってみました。

 一応、Yahoo!グルメに掲載はされているものの、クチコミなど事前の情報はまったくありません。

 個人的な予想だと、

・妙なこだわりを持った変な店主がなかなか人も来ないような場所に店を開いたか、
・おっかない筋の人たちが内密に出入りするような店(電車からは丸見えですが)

で、知らずにふらりと店へ入ろうものならラーメン1杯で1万円くらいぼったくられるのではないか……もめたって警察なんか近所にありませんし、1日に何度か決まった時間に電車が通過するほかは人通りなんかほとんどないし、、、などなど考えていました。
(↑知らないことはいつも最悪のケースばっかり考える人)


 場所は、電車からだと変な場所にあるように見えましたが、国道から袋倉駅へ入る道に左折(←渋川方面からの場合)してすぐの場所でした。(国道にも看板が出てる)

 そんなに変な場所ではなかったのが判明はしたものの、12時半ごろだというのに店内は電気もついていませんし、もちろんお客さんもいません。……昼食どきなのにいよいよ不審じゃないですか。

 ごめんくださーい、と、電気がついている奥のほうへ声をかけると、予想に反して愛想のよいおばさんが出てきて、店内の電気とテレビをつけてくれます。


 北海道を旅行していると、こんな妙な場所に構えている店だとたいてい知る人ぞ知る名店だったりしそうなものですが、メニューを見ると何の変哲もないものばかりです。

 おすすめも特に…とのことで、五目チャーハン(600円)を注文。


 夜の営業がメインらしく仕込みに忙しそうで、チャーハンが出てきてからはしばらく放って置いてくれました(←こちらも気が楽)が、こちらが食べ終わるころになると出てきて話が止まらなくなりました。


 うかがった話だと、夜は嬬恋村のあちらこちらの会合で需要があるらしく、そこそこ繁盛しているようです。

 もともと嬬恋村役場のあたり(=大前駅から歩いて数分)で30年以上前から店を開いていたのが老朽化して、子供は会社勤めの道を選んだのでいずれは店をたたむことだし、建て替えるよりは景気がよかったころにスナックに貸していたこの建物があったので移ってきた由。
(お住まいも袋倉なのですぐそばなんだそうです)


 そんなわけで、妙ちくりんな主人のこだわりの店でも、おっかない筋のアジトが中華料理屋にカムフラージュしてあるわけでもなく、当たり障りのないラーメンやらチャーハンやら一品料理やらが普通に食べられるお店でした。

 群馬県は小麦粉とコンニャク以外に特に群馬県ならではの食べ物というのもないので、おばさんから1時間くらい地元の話が聞きたい人は立ち寄ってみるとよいのではないでしょうか。
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草津温泉

IMGP5340.jpg 草津温泉に来るのは2年ぶりです。

 今回は日帰り温泉の「大滝乃湯」(800円)へ。

 日帰り温泉にしては高めの値段設定なうえに脱衣所のロッカーが有料だったり、少々不満な部分もありますが、1時間半ほど滞在して満足しました。

 なにしろ、前回はゴールデンウィーク中でごったがえしていたのが、今回は平日の午前中で人も少なく落ち着いていたのがよかったです。


 さて、個人的に草津温泉といえば写真の「ゆもみちゃん」です。

 萌えキャラともまた微妙に違うからか、いつぞやの「まほろちゃん」(佐賀県大和町のキャラ→佐賀市に合併でほぼお蔵入り)並みにブレイクする兆候などまったくみられませんが、長野原草津口駅などに飾ってあるとついぼけーっと立ち止まって見てしまいます。

 道の駅の売店でグッズが販売されており、前回は路線バス(=本数が少ない)で途中下車は難しかったのが、今回はクルマなのでちょっと立ち寄って入手しました。
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草津栗生郵便局

IMGP5336.jpg 朝6時半に寮を出てクルマで草津へ向かいました。

 1局目の草津栗生郵便局に、午前9時5分前に到着です。

 郵便局は9時からなので、局活動をするのに非常に理想的です。


 この郵便局は「国立療養所栗生楽泉園」の敷地に入って、福祉棟にありました。


 名前でピンと来る方がいらっしゃるか分かりませんが、国立ハンセン病療養所です。

 今でこそ自由に訪問でき、見学も受け付けているようですが、平成8年までは「療養所」「楽泉園」といった名前とは裏腹の強制隔離施設だったという場所で、敷地内をくわしく歩くと「特別病室」という名の重監房の跡があったりする……とか。


 草津の温泉街から3キロほどの距離でクルマなら数分です……が、敷地の隣にはごみの処理施設や火葬場など、群馬県内だとたいていは人里離れた山の中で見かけることが多い施設が並んでいたりすると、やはり複雑な気分になったりしないでもないです。


 今回は郵便局を履修するだけでさっさと次へ向かったので敷地内はざっと見ただけですが、こうした郵便局や町役場の出張所のほかにも「栗生ショッピングセンター」なるスーパーマーケット的な店舗やら町内会の集会所のような建物まで一通りそろっています。

 長屋のような形の住居棟や、山中に立地していることも合わせて、北海道に跡地が点在する炭鉱集落の現役時代を見ているかのような感覚になりました。


 帰宅して、敷地の広さを公式サイトやWikipediaで調べると、私の勤務先の研修センターのおよそ1.5倍ありました。

 定員は分かりませんが、ピーク時(昭和20年ごろ)はおよそ1300人が暮らしていたとかで、これは研修センターの定員とほぼ同じです。


 あの研修センターの敷地がさらに5割増し!
 で、定員はほぼ同じ!

#私の勤務先とその研修センターをご存知の方にしか分からない比較対象ですみません。


 ただ、そういう点では、一歩も外へ出ることが許されなかったとはいえ、一定の生活環境・生活水準は確保されていた(のかもしれない)、というふうにも思えましたが、どうでしょうか。


 どうでもいいですが、療養所の名前はふりがなが「くりゅう」、郵便局の名前は「くりう」になってます。。。なんでですかね?
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焼きまんじゅう

IMGP5107.jpg 浦安に帰るときの群馬みやげで一番喜ばれるのが、「焼きまんじゅう」です。

 具のない饅頭(←こしあん入りは邪道)に甘い味噌ダレをつけて焼いただけなので、どこにでもありそうな気がしますが、Wikipediaによると群馬県地方の郷土食なんだそうで。


 基本的には串に刺して焼いて売ってるんですが、おみやげ用だと家で焼くようになっています。(オーブントースターで焼ける)


 で、先日、人と会う約束をしていて手土産に用意しておいたらキャンセルになり、賞味期限が来てしまったので自分で食べることにしました。

#23日の件ではないです>私信


 おみやげに買っていくことはあっても、自分で食べることはなかったんですよ。

 初めてなのでタレも焦げ目も控えめにしてみましたが、食べてみると、もっと盛大に塗ってガンガン焦がした方がよかったですね、これは。(→なので、写真は失敗作)

 あと半分残っているので、明日の朝食はそうしようと思います。


 ところで、いつも買うのは「田中屋製菓」という店ので、たまに違う店のを買って帰ると家族から文句が出ます。……おそらくこの店のがおいしいんでしょう。

 田中屋製菓のは高崎駅構内のおみやげ屋(←キオスクとかNEWDAYSではない)で手に入るんですけど、最近品薄だそうで店頭に並んでいないことが多く、見つけたときに買っておくようにしています。

 おみやげ屋では違う店のと2種類扱っていて、箱入りだとオレンジ色の包み紙のほうです。
(量が半分で箱には入ってないビニールパックのものは、無地のパックのほう)

 NEWDAYSで売っているのは、また違う店のです。


 ちなみに、この甘い味噌ダレだけでも至福な気分になれますので、焼いた後にあまったら、スプーンでも指でも何でもぜひ行儀悪くお試しください。
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本宿どうなつ

IMGP4872.jpg 先週の金曜、軽井沢へ行く途中でこんな名産品を見つけて購入しました。

 行きは局活動を兼ねて行ったので、郵便局のある集落をなるべく経由して「和美峠」(県道43号線)を越えて長野県入りしたんです。

 ……そしたら、この道は「上州姫街道」と呼ばれる道(Wikipedia)なんだそうで、群馬県側の最後の郵便局がある「本宿」(もとじゅく)という集落は、宿場町のような雰囲気です。(下の写真)

IMGP4865.jpg で、この辺りにあるはずの郵便局を探してクルマをノロノロ走らせていたら、こんな山奥の小さな集落(マピオンの地図)にしては妙に繁盛していそうな和菓子屋があり、「本宿どうなつ」なる商品があるらしい貼り紙を目にして、郵便局のあとに立ち寄りました。

 しかし、本宿の先にある和美峠も実際に通ってみると、舗装こそされているもののヘアピンカーブが連続するセンターラインのないとんでもない細道で、こんなところを経由して軽井沢へ行き来する観光客はまずいないような気がします。

 商売として成り立つんでしょうか?


 とりあえず10個入り1000円のを買って(5個入り525円のは売り切れ)、帰ってから googleで検索してみると、かなり引っかかりました。

 取り上げられ方をみると、知る人ぞ知る名産品のようです。

 あんな山奥(失礼)まで行かなくても、スズラン(←群馬ローカルのデパート)や高崎の高島屋などで物産展があるとそこで手に入るほか、包み紙の中にあったパンフのウラはFAXでの注文表になっていて、通信販売でのお取り寄せもできるようです。

 このパンフに「喫茶 古月堂(軽井沢店)」の記載もあるので、軽井沢で喫茶店も直営しているんでしょう。きっと。(そこでこの菓子が手に入るのかは分かりませんが)


 で、持ち帰って朝食代わりに(3〜4個ずつ)食べてますけど、中身は大部分が白あんで、いわゆる「あんドーナツ」…というか揚げまんじゅうみたいではあるものの、その割には甘さはしつこくなく、一度に何個か食べられます。

#自己責任でまだ食べてますが、消費期限は7月20日(=翌々日まで?)です。

 薄いまんじゅう部分の生地は例によって群馬県産ではあるものの、白あんの原料である白インゲンははるか遠い北海道のものだとか。
(まぁ、インゲンマメの国内生産は、北海道が90%のシェアだそうですから)

……群馬県名産の小麦をうまく活用した名産品、と好意的にとらえておくのがよろしいのでしょう。
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ヒマは「やる」ものですか??

 昨日の記事では何の迷いもなく「先月はじめにヒマをくれた初代W-ZERO3」と書きましたけど、今朝読み返して、あれ? と思いました。


 「あげる」という(あまり乱暴な意味でない)意味での「くれる」は群馬の言葉だったか……?


「ヒマをやる」でgoogle検索
「ヒマをくれる」でgoogle検索

 「ヒマをくれる」だと同じ使い方をしているのが上位にヒットしていないのに対し、「ヒマをやる」だとちらほら見られます。


 goo辞書で「ひま」を調べると、用例は「――を遣(や)・る」になってますね。orz

 同じく「くれる」を調べると、「他者に物を与える。受け手をややいやしめた言い方」とは一応出ています。


 今回は相手が電話機という「物」なので、別に「くれる」でもいいんじゃないか、と思ったり思わなかったり。

 ……でも、標準語で「花に水をやる」とは言っても、「花に水をくれる」と言わないですよね。。。(群馬では言う)


 地方出身の学生がアナウンサーを志望すると苦労するのはこういうことなのか、と、ようやく分かった気がします。
(就職活動当時は生まれてずっと浦安在住24年だったので無縁だった)


 東京近郊在住の方、「ヒマをくれる」って言わないですか??

 ……群馬歴たった4年でこんなこと悩むようになっちゃうものなんですねぇ。。。
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ベイシア併設のスターバックスで

IMGP3330.jpg 渋川のスカイテルメへ行った帰り、吉岡町にあるベイシアの駐車場の一角にあるスターバックスへ寄りました。

 ベイシアが20時で終わる(早っ!)のに、このスターバックスは22時までやっています。

 いつも買い物に来るたびに見かけていたのですが、毎度タンブラーや暇つぶし用の本などを忘れて、今回ようやく勉強道具とタンブラー持参で初めて入りました。

 さて、私のタンブラー(写真右奥)は、5年前に伊丹空港のスタバで買った神戸タンブラーなんですけど、レジに差し出すなり

「懐かしいタンブラーをお持ちですね。私も持ってますよ、神戸の」

と店員さんに言われたのには驚きました。

 スターバックスって、チェーン店なのにモスバーガー以上に店員さんが気さくに話し掛けてくれるのが特徴だと思っているんですけど、群馬でこのタンブラーに反応されるとは思っていませんでしたから。

 学生時代にあちこち利用した都内のスタバではよく「珍しいですね」と言われましたが、群馬だと県内に5店舗しかないうえ徒歩圏内に複数の店舗がない(=出先であちこちあるわけではない)ので、そもそもタンブラーの普及率がかなり低いはずです。

 高崎に来た3年前、高崎駅ビルのスタバでは店員さんがマイタンブラーそのものに戸惑っている感じでしたし、周囲の客にも「何あの人?」みたいな顔をされた記憶があります。

 そんな群馬県で、バイパス沿いのドライブスルー併設店舗(しかもスーパーセンターの敷地内)という、高崎駅ビルよりもさらに無縁そうなスターバックスで、ひと目で神戸のタンブラーだと分かる(しかもご自身でも持っているという)店員さんがいたのですから、すごい、の一言に尽きる気がします。

 それにしても、形が最近の曲線の入ったのではなくて、しかもフタに穴が開いている(倒せばこぼれる)形のタンブラーって、確かに「懐かしい」部類に入るんでしょうね。
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アステルのPHS基地局

IMGP3291.jpg 新前橋駅で高崎行きの電車を待っていたとき、ふと頭上を見上げると「ASTEL」というなつかしいロゴの入ったPHSの基地局が目に入りました。

 はて、アステル東京はすでにサービスを停止していたのではなかったか、という気もしましたが、何やらランプが点灯しているので電源は入っているようです。

 帰宅して調べてみると、案の定、アステル東京は1年以上前にサービスを終了していました。

 廃止したPHS基地局には、YOZANが無線LANサービス(でいいんでしたっけ?)の基地局を置くとかどうとか聞いたことがあったので、それか、とも思いましたが、サービスエリアはまだ23区内から出ていない模様ですし。

 たぶん、使っていないんだろうと思うんですけど、この電気代とか、JRの駅の中なんですから場所代とかがかかっているに違いないわけで、誰が負担しているのだろう、とふと思ったのでした。
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ヤマダ電機

IMGP2610.jpg  高崎駅東口にあった広大な青空駐車場が、10月末で営業を終了しました。

 きょう、重機が何台も入って工事が始まっているのが見えました。

 来年移転してくるという、ヤマダ電機の本社+併設店舗の工事でしょう。


 駅前立地のカメラ系量販店に対して、郊外立地の典型のような量販店でしたが、このところ大阪や広島などで市街地・駅前への出店をはじめています。
(確か渋谷にも進出予定…のはず)

 今回の移転は、ヤマダ電機に商談へやってくるメーカーの利便を考えて、新幹線の駅前…ということで場所が選ばれたのだとか。


 古くからの中心市街地がある西口ではありませんが、駅周辺がにぎわいそうなのは悪いことではなさそうです。
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秋の早慶戦3戦目

666.jpg きのうの帰宅後、土曜日の早慶戦の結果を見ると、早稲田の負け。

 で、ちょうど行われている日曜の早慶戦の速報を見ると、同点で延長戦に入っていました。
 ……結局、早稲田の劇的なサヨナラ勝ちで1勝1敗にしたようです。

 きょうは休みだったので、3戦目へ行ってみることにしました。

 試合は13時からで、開門は11時。
 高崎7:54発の「あかぎ2号」で、池袋・新宿と乗り継いだら10時ごろ、とかなり早く着いてしまいました。

 学生券売り場の列は、ほとんど列なんかありません。

 11時ごろ、いつも神宮で見かけるみなさんが現れ、一緒に入場。

 土日は外野も解放したほど学生が来たそうなのですけど、月曜日のしかも3戦目となれば、いつもの試合くらいしか人がいません。

 それでも試合前の校旗入場やら早慶賛歌やら一通りのセレモニーがあります。

 試合そのものは1-2で早稲田の負けでシーズン最終戦が終了。

 最後の早慶戦が終わると、いつもなら延々とセレモニーがあるのですが、今シーズンは早稲田が優勝してしまったので、紺碧の空と一通りの応援曲メドレーと4年生がステージに上がって校歌を歌っただけで終了。(「えんじの唄」はなし)

 17時から早稲田までの優勝パレード。

 学生時代に何度か歩きましたし、当時のように毎試合通って優勝したのとは違って、そのような感慨も特にはなく、千駄ヶ谷駅まで見送って、そのあと大宮駅から新幹線で帰りました。
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