古きよき日本

IMGP2618.jpg オーダー長さん(←mixi内)が同じタイトルで書いていらっしゃいましたので。

 高崎駅では深夜1時ごろ、国鉄色の特急型がホームの両側に並ぶわけですね。

 懐古趣味の鉄道マニアとして、嬉しくて仕方がないのは分かります。

 ……高崎にいると、国鉄色の電車なんてちっとも珍しくないのですが。なんて。


 実際には、古いことがいいことだとは思っていないわけですが、まぁそれはそれとして。


 個人的には、2番線に停まる急行「能登」と、4番線に停まる快速「ムーンライトえちご」の車掌のポジションの違いに注目です。

 「能登」はJR西日本の担当、「えちご」はJR東日本の担当なんですね。

 下り「能登」は、真ん中の4号車にある車掌室からドアの開け閉めをします。
 「えちご」は一番後ろの1号車です。

 さて、高崎駅の在来線ホームには、一番後ろの乗務員室からドアを開け閉めするための目印なら、「2」とか「3」とか「4」とか「5」とか「6」とか書かれた黄色い四角の印がベタベタ貼ってあります。

 電車が停まったときに車掌の場所がその辺なら、ドアを開けていいですよ、と。

 ……ところが「能登」は真ん中でドアを開け閉めするわけです。
 しかも「9」という目印はそこに貼ってありません。


 どうやっているのかな…と思ったら、ちょうど車掌室が停まるあたりに緑色のテープが貼ってあるんですね。

 あと、白丸の印も見えます。

 きっとこれを目印にしているんでしょう。
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アテネ・ドバイ旅行中の記事:もくじ

 30分ほど前に帰りました。

 旅行中の話は追々更新してゆくことにします。
 記事はあとから追加したりしますので、ここに目次を。
(記事を追加したら、ここも更新します)

4日目:10月5日(木)
横浜市営地下鉄?
アテネにもSPAR
トラムに乗る
衛兵交代@無名戦士の碑
異国で食べる群馬の味

3日目:10月4日(水)
ギリシャの都市レベル
入り江のレストランでタコを食べる
トロリーバスに乗る
ボーダフォン健在
地下鉄の車掌
遺跡=要は廃墟
地下鉄シンタグマ駅の展示コーナー
ギリシャの朝マック
ユースホステルの難点

2日目:10月3日(火)
男女同室のユースホステル!?
リカヴィトスの丘
「タベルナ」というレストラン
東京の地下鉄と同じ描き方
ギリシャでダイキンエアコン
地下鉄線の郊外乗り入れ
シンドラーのリフト
空からエーゲ海クルーズ
クウェート! イラク!! バグダッド!!!
ドバイ国際空港
スパークリングワインは有料です

1日目:10月2日(月)
名古屋〜ドバイ経由ヨーロッパ、往復77000円
出発前の不安
在来線経由、世界へ
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アテネにもSPAR

IMGP2393.jpg 知人のブログでも触れられていた、海外のSPARですが、アテネでもトラムの車窓から見つけることができました。

 あと、スターバックスも。
 今回は時間の都合で見送りましたが、アテネタンブラーなんて置いてあるのでしょうか?
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横浜市営地下鉄?

IMGP2396.jpg で、アテネのトラムのマークですが、丸を下へずらせば横浜市営地下鉄のマーク…だと思いませんか?




(参考:横浜市公式サイト「市営地下鉄の乗り方」)
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トラムに乗る

IMGP2394.jpg 2004年に開業したとかいうアテネのトラムに乗ります。

 4月にストラスブールのトラムに乗ってしまったので、いまさらLRV(超低床車)だとか芝生軌道だとかにはもう感激しないのですけれど。

 LRVなら日本でも導入実績は徐々に出てきてますし。

 面白かったのは、車両にウインカーがついていて、始発駅や交差点の分岐などでは電車の曲がる方向に点滅させることくらいでしょうか。


 シンタグマから出ていて、T字型に3系統(途中駅折り返しにも系統番号が振られていて、路線図には5系統)あり、意外と路線が長いです。

 最初に系統5をシンタグマから終点まで乗ったら1時間かかりました。

 沿線は、海沿いを走ったりしてなかなか楽しいので、乗りつぶしたり散策するなら、半日〜1日は当てたほうがよいかもしれません。
(私は乗りつぶしのみで午前中いっぱいを要しました)

 JTB版のガイドブックにはトラムの存在が触れられておらず、昭文社版のに路線図つきで紹介されています。
 これといった観光名所は沿線にないので、JTBが取り上げないのも無理はない……というか、昭文社が鉄道マニアを意識したとしか思えません。

 あと、昭文社版ガイドブックからは分からないのですけれど、メトロの24時間券で乗れます。
(券の裏面にトラム会社のマークも入っています)
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衛兵交代@無名戦士の碑

 ガイドブックに「毎時0分」と書いてあったので、午前9時の5分前に行ってみたら、もうやってました。

 毎時0分に始まるのではなく、毎時0分に交代し終わるのでした。


 衛兵交代といえば、ロンドンのバッキンガム宮殿のが有名ですけど、日本にはこういう類のがないですよね。

 日本には伝統的な国軍というのがないからなんでしょう、きっと。
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異国で食べる群馬の味

IMGP2386.jpg 「ぺヤングソース焼きそば」といえば、伊勢崎のまるか食品ですので。

 アテネ国際ユースホステルは食事提供がない、ということが分かったので、今日の朝食はスーツケースに何個か放り込んであったペヤングです。

 このユースホステル、5年前の公式ガイドには自炊可のマークがあり、ロビーに自炊用キッチンがあるものの、自炊をしてはいけないようになったらしく、スタッフに声をかけること、みたいな貼り紙があります。

 別に火を使うわけでもないし、お湯くらいくれるだろう、と、ペヤングの容器を小脇に抱えてフロントのおばさんに来意を片言の英語で告げると、ペヤングを一目見てインスタント食品と分かったのかどうやら快諾してくれたらしく、おばさんが奥へ引っ込みます。


 待つことしばし、電気ケトルのような容器を持っておばさんが再登場。

 きょうの朝食代は92円です。
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ギリシャの都市レベル

IMGP2384.jpg 日本の街並みでやり玉にあがるのは、道路の上に張り巡らされた電線と電柱です。

 景観を大切にするヨーロッパにはそんなのない、とか、日本は地震が多いから地下に埋めると大変だとか、電力会社が電柱広告を収入源にしているとかどうとか、いろいろ耳にするのですけれど。

 さて、アテネの街を歩いていると、日本で非常に見慣れた光景を目にすることができます。
(写真はピレウス)

 頭上に張り巡らされた電線です。

 EU加盟国で、ユーロも通用する国にしては、建築物や街並みもこれといってパッとするものがありませんし、めずらしく日本が見習うべきところのない国のような気がします。
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入り江のレストランでタコを食べる

IMGP2374.jpg ミクロリマノという地区にある入り江には、海に突き出たレストランが何軒もあって、どこも似たような雰囲気でしたが、ガイドブックに載っている一軒(ここ)に入ります。

 『美味しんぼ』でギリシャ人はタコを食べる数少ない民族…とかいう話があった(第3巻)のを思い出し、英語のメニューの中からタコの料理をひとつとビールを注文。

 一人で来ている客なんかおらず、周囲を見ると、あれこれ頼んで大皿が出てきたのをみんなで取り分けて食べています。

 確かに私の元にやってきたのも、はっきりいってタコだけでおなかがいっぱいになる量でした。
 どう見ても、一人で食べるのを前提にはしていないようです。

 おまけに会計の際に伝票を見たら、席料らしき項目に2倍の値段(=2人分?)がついてましたし。
(おかしいなと思っていたら、支払いのときに店員が気づいて直してくれましたが)


 値段はもろもろ込みで22.4ユーロ。

 メニューを見た時点で高いなぁと思っていたものの、こういう場所で食べられる雰囲気代なんでしょうね。
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トロリーバスに乗る

IMGP2391.jpg ピレウスは港町なのですけど、フェリーなどが発着する中心部から離れたところに「ミクロリマノ」という入り江があるとガイドブックに書いてあります。

 トロリーバスで15分ほどというので、ギリシャのバスに初挑戦です。
(写真は今回乗ったのとは別の場所)

 ガイドブックによると車内のアナウンスはないとか。

 ……確か、ドイツで乗ったバスもそうだった記憶があり、目当ての20番系統のトロリーバスが来たらドイツでやったのと同じように運転士にガイドブック(日本語の本だけど、項目にはアルファベットでのつづりもある)を見せて「ミクロリマノ??」と聞いてみます。

 最初に乗り込んだのは反対方向のバスだったらしく運転士に「opposite ほにゃらら〜」と歩道橋で向こう側へ行けみたいな仕草をされ、バス停を移動してやってきたバスに乗り込んで再び運転士にガイドブックを見せて同じ事を告げます。

 実際には、車内のLEDで次のバス停名がギリシャ語でスクロールされており(都バスみたいな英語のスクロールは出ない)、なんとなくそれっぽいギリシャ文字のつづりが出てきたところで席を立つと運転士が「ミクロリマノ!」と教えてくれました。


 何とか無事に目的地へ到着。

 トロリーバスで不思議なのは、交差点で分岐するときに、どうやってポールがバスの行く方向の架線をたどってくるのか、ということです。

 それと、私の乗ったトロリーバスが別のトロリーバスを追い越したのですけど、屋根の上では一体何が起こっていたのだろう……と考えはじめるとキリがありません。

 日本だとトロリーバスは黒部ダムの観光用に2路線あるのみです。どちらも専用道を走り、分岐も追越もないはずで、日本にいる限りは都市型のトロリーバスが走る仕組みが分からないのです。
author by よんなん
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