サンライズ瀬戸・出雲の「ノビノビ座席」

IMGP6853.jpg 山陽姫路22:54着で、「スルッとKANSAI2dayチケット」を使った1日の鉄活動を終えました。

 東京への帰路に利用したのは、姫路23:35発の「サンライズ瀬戸・出雲」の「ノビノビ座席」。

 列車名からは、四国や山陰と東京を結ぶ列車のイメージですが、関西〜東京の移動にも使えます。

 今回は、寝台料金が要らない「ノビノビ座席」を利用しました。


 寝台列車に連結されている座席扱いで横になれる設備は、ほかに「あけぼの」の「ゴロンとシート」や「はまなす」の「のびのびカーペット」があって、それぞれ設備が違います。

 この「ノビノビ座席」は、毛布と、袋状になっていない枕カバー大の布が1枚置いてありました。

 「枕カバー大の布」はあっても枕がなく、使い道が分からなくて車内改札に来た車掌さんに聞いたら、バッグなど枕代わりにするものにかけて使ってほしいとのことです。


 往路の「プレミアムドリーム号」では「座席はなんだかんだいっても座席」、という感想でしたが、復路のこれはこれで「完全に横になれるぶん、家で寝るのと比較してしまって不満が出る」といったところでしょうか。

 そんなの、家で寝るのと比べたら個室寝台を奮発しようがダメですって。

 なんといっても枕がないのが大きいです。
(空気枕のようなものを持参すればいいんですが)

 クッション類がないので、寝転ばないで起きていると、体をもたれるところもないんですね。……おとなしく寝ているしかありません。

IMGP6859.jpg まぁ、ラウンジ(←写真)もあるので、寝ないならそこで何か飲むなり本を読むなりパソコンを持ち込んで何かするなりできます。

 それと、寝返りを打つと、下は布団ではなく固いカーペットなので、昼寝のような居眠りならともかく、夜の睡眠では違和感があります。
(↑寮でもたまに床で寝ているくせにこんなこと言う人)

 …座席だとそもそも寝返りが打てないので、それだけ正真正銘フルフラットで横になれている証ではあるんですが。

 フルフラットなだけに、カーブで電車が傾くとバッグを枕にしていても頭が下になっったように思えることもしょっちゅう……というのは、座席に座っていると気がつかないことです。


 さらにバスとの違いといえば、バスの騒音はエンジンの低音なんですけど、鉄道の騒音はモーターの「ヒュイ〜ン」という音とロングレールの上を転がる「シャー」という比較的高い音なので、気にし始めるとダメですね。
(鉄道マニアだから電車関連の音が気になるだけなのかもしれませんが)

 あと、毛布が縦に短くて、肩までかぶると足がはみ出て、足が出ないようにすると胸の辺りまでしかありません。

 付け加えると、鉄道も車内を減光するとはいえバスはもっと暗くなるので、そういうのも気になりだすと止まらないです。
(安いアイマスクは窮屈ですし、手ぬぐいを折ってアイマスク代わりにしていると寝返りを打った途端にとれてしまいます)


 列車ならではという点では、列車内にシャワー室があって310円で利用できることでしょうか。

 今回は列車内では使わずに、東京駅で降りてから御徒町駅近くの朝から営業している銭湯へ行きましたが、列車内で済ませてもよかったなぁと思います。


 もちろん、色々不満を述べつつも翌日に寝不足の影響はほとんどありませんでしたが、姫路〜東京は12220円で、やはりちょっぴりいい値段がしますね。
(↑は、相生からの乗車券と相生〜姫路の新幹線特急券をつけて乗継割引利用の値段)

 ……逆に、これと比べれば「プレミアムドリーム号」も決して高嶺の花というわけではありません。
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南海色に染まる一日

IMGP6677.jpg きょう大阪に来たのは、昨年の夏に買ってしまった「スルッとKANSAI2daysチケット」の有効期限が5月1日に迫っていたからです。

 3800円で好きな2日間(=別々の日でよい)に使える磁気カードで、関西エリアの外で売っています。(今回は京浜急行の品川駅で買った)

 1日分が1900円で、きょうは南海をのりつぶすことにしました。

 南海電鉄には一日乗車券がないので、うってつけです。


 まずは、なんば駅9:15の特急「こうや」で極楽橋・高野山へ一直線。

 その後橋本駅からJRで和歌山市駅へショートカット(別運賃820円)して、南海線系統を順調に乗りつぶし、汐見橋駅へ戻ったのは19:34。

 非常に乗り継ぎがうまくいって、本当に電車に乗ってばかりの一日でした。

 もともとの趣味が「車掌萌え」なので、ほとんど後ろで車掌さんのしぐさを見ていました。(=迷惑)


 写真は、南海電車の車掌スイッチ。(=ドアを開け閉めするスイッチ)

 一般的なのと上下が逆で、下に引っ張ってドアが開き、上に押し上げてドアが閉まります。……スイッチの下側が大きな取っ手状になっていて、引っ張るのも押し上げるのも下の取っ手側で操作します。

 旧型は運転士側の乗務員用ドアが逆に開く(=助士側のドアと同じものが取り付けられているので、開ける向きが逆になる)ので、半分後ろを向いて到着・発車時の状態看視をするんですね。

 昔は左右でドアを同じものにすると、少しはコストダウンになったんですかね?

 それと、関西は車掌がホームに降りないのが一般的ですが、南海は6両以上だとホームに降りるのが所定のようです。

 ドアを閉めるときは、片足を電車に乗せるスタイルでした。……電気回路上、ドアが閉まっていれば車掌が出発合図の電鈴を鳴らさなくても電車が動くかもしれない、ということなんでしょうか。

 出発合図は「小田急方式」(と私が勝手に呼んでいる)で、車掌が“亀の子状”に乗り込んでから送るという順序です。

 それにしても、車掌の女性用制服は首にスカーフを巻いてますけど、運転取扱をするのに暑苦しかったりヒラヒラして危なくないんですかね? (こういうの
(駅掌の制服と同じでよいのでは…と私は思う)


IMGP6762.jpg あと特徴的なのは、夜間の運転席後ろの遮光幕。……運転席真後ろの1枚しか降ろさないんですね。

 基本的に関西の鉄道は関東に比べて遮光幕を降ろす割合が低いように思いますが、関西でも夜間は真ん中も含めて2枚降ろすのがほとんどです。

 こちらは夕方の帰宅ラッシュでギュウギュウ詰めになっても、前面のパノラマがあればあんまり退屈しなさそうです。そういうのはマニアだけですかね?

 ちなみに南海車はこの部分がスモークガラスになっていて、昼間は山間のトンネルがある区間でも遮光幕を降ろさないです。

 あと、運転席もいろいろ見ていたら、紙ベースの時刻表がありませんでした。

 ……旧型車も運転席にモニターが取り付けられていて、ICカードを差し込むと表示される画面上の時刻表が正式な運転士への業務指示書としての時刻表なんですね。


 日が暮れて汐見橋で南海線を完乗したあとは、毒食らわば皿まで、とばかりに阪神なんば線経由で山陽電鉄を姫路まで移動して、山陽電鉄も完乗(飾磨〜網干も含む)しました。

 実は「スルッとKANSAI2daysチケット」は高野山ケーブルだけでなく、その先のバスも乗れるので、これで1日分1900円でいいんだろうか? と思えるほどお得です。お得すぎます。
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「安全運航に影響はありません」

IMGP6269.jpg 帯広から羽田への帰りは、MD-81

 来たとき(確かA300-600R)と違ってクラスJもなく、新幹線と同じ2列-3列の小さな飛行機でした。

 小さいこともあって、搭乗率は(目測で)8割くらいだったのではないでしょうか。


 で、参ったのは離陸時のすっごい揺れ。

 左右はもちろん、上下にも揺れ、もし地震計があったら震度5〜6くらいはじき出していたんじゃないでしょうか。

 よく「離陸後の3分」とは聞きますが、5〜10分ほど続いていたように思います。

 やっぱり、同じ風にあおられても大きな機材と小さな機材ではゆれ方が違うんでしょうかね。(船みたいに)


 乗る前に空港ラウンジでサッポロクラシックの生を飲み干し、3日間の心地よい疲労感とともにすっかりいい気分で、こりゃ機内サービスが来る前に寝ちゃうんじゃないかな、と思ってたんです。


 それが左右にガクガクするだけならまだしも、上に下に、しかも下にフッと落ちるときの高速エレベーターやジェットコースターにも似た気味悪い感覚と、エンジンの回転音(?)が時折「ギュゥゥゥゥゥ.......ン」と小さくなってゆくのが何度も何度も繰り返され、とても羽田まで帰れる気がせずすっかり酔いが覚めてしまいました。


 地面に足がくっついていない状況で「スゥッ」と一瞬落ちる感覚を味わうと、もしこのまま日高山脈へ真っ逆さまだったら、あぁ、生きて帰ろうなんて思わないほうがいいんだろうな、、、という気分になります。

 この程度の揺れで座席にしがみつくのが精いっぱいな私には、1985年のJAL123便事故を題材にした『クライマーズ・ハイ』『沈まぬ太陽』のどちらにも登場する、ダッチロールが続く機内で家族宛てに書かれた遺書があらためて思い出されます。

 ……あんな状況下であれほどのことを書き遺す相手を持つ「パパ」と遺された家族は、文字通り「本当に今迄は幸せ」だったのだろうなぁ、と。


 あまりに揺れがひどいとすかさずアテンダントが表題のような機内アナウンスを入れるんですが、きっと123便も似たような放送をしていたんだろうなぁ(←推測ですが)……というか、「この世にもともと存在するのは『危険』であり、『安全』とは云々……」と、どこかで習ったようなフレーズが思い出され、この航空会社の客室乗務員は正社員なんだか契約社員なんだか知らないけれど本当に分かってアナウンスしているのかなという気分になります。

 どうせアナウンスするなら「いつものことです」とか「この程度の揺れは朝飯前同然に操縦士は訓練を受けています」みたいに言ってくれた方が信用できます。


 あと、「安全運航に…」に続いて

「気分が悪くなられたお客さまは…」

という言葉が出てきたので、え、シートベルト着用中なのにアテンダントさんはどう対処するのだろう、と思ったら

「座席前のポケットにございます紙袋を…」

セ、セルフサービスですか。。。


 公共の乗り物なんだし、そういう考え方もありだよな、と、ふと思いました。


 さて、揺れも収まってシートベルト着用サインが消えると、機内サービスです。
 アテンダントの数を数えたら、4人でした。

 非常口は6ヶ所ではないのか? と思いましたが、非常専用口を除くドアの数は3つなので、それを考えると異常時の非常専用口はアテンダントではなく付近の乗客3人がアテンダント1人に指導されながら誘導する前提か、あるいは操縦士2人を含めると数がピッタリだなと推測できます。
(この航空会社の社内基準はどうなっているか知る由もないですが)

 自分なんか酒気帯びだけど、こんな乗客が非常口座席に座っていたらどうするんだろう、と思って後で調べたら、今年(2009年)4月から一定の基準を満たさないと座れないようになるんですね。(参照


 私の席は2列席の通路側で、たまたま窓側が空いていたので移ったら、背もたれがリクライニングしません。

 見るからに古そうな飛行機ですし、高崎線の特急「あかぎ」と同じリクライニング故障(←ごくまれに出くわす)かよ! 天下のフラッグキャリアが老朽機材をこんなメンテナンス状態で飛ばしちゃダメだろう、と思いつつ通りかかったアテンダントの方にあの〜と声をおかけしたら

「こちらは非常口の前の席ですので、背もたれが倒れないようになっております」

た……大変失礼致しましたァっ!

 確かに、窓側の席で背もたれを倒したとしたら、非常口が隠れてしまいます。


 それならそうと書いておいてほしい、という気もしますが、こういう席は最後の最後まで空席にしておくのでしょう。きっと。


 アテンダントの方々は来たときの便と違って、飲み終えた紙コップを集めた後も、新聞を配ったりアメを配ったり機内販売だったり常に機内を歩いており、なぁんだちゃんとやることあるんじゃん、と少し見直します。

 …来たときの便との違いは何なんですかね?
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柳月の「ほっと三方六」

IMGP6263.jpg 土曜日だったので、STVラジオで「日高晤郎ショー」を聞きながらレンタカーを運転して糠平から帯広へ向かいました。

 帯広で立ち寄ったのは、柳月が手がけるカフェ「トスカチーナ」。

 ここの「ほっと三方六」(580円)が食べたかったんですよぅ!


 あのバームクーヘンの「三方六」を温めてアイスクリームを載せただけなんですけど。

 この食べ方ってアンナミラーズのパイと同じだよね? という指摘はともかく。


 駐車場は結構クルマが停まっていて、店内では順番待ちでした(直営売店併設なので、他店舗と同じようにセルフサービスの喫茶コーナーで無料コーヒーを飲みながら待てる)が、すぐにまわってきました。

 私までは「4名でお待ちの○○様〜」とか「2名でお待ちの△△様〜」とマイクで放送していたんですが、私のことは「お一人でお待ちの…」などと店内全体に言いふらすマネはせず、直接「タカハシ様〜」と声をかけてくれました。

 こういう配慮をされてみると少し嬉しいですね。


 で、席に案内されてメニューに「ほっと三方六」を見つけるなりさっそく注文。

 こちらはフルサービスの喫茶だからか、コーヒーをセットすると+250円。


 メニューには「お時間をいただくことがあります」と書いてあったものの、案外早く出てきました。


 おいしいものを食べて「やばい!」と表現するのはどうか、という話もありますが、本当に「ウマス!」「ヤバス!」という言葉が頭の中を駆け巡っておりましたよ。

 30にもなる男が一人で甘いものを食べて至福の表情をしているなど、傍から見たらどう見ても変な人ですって。やばいですって。ヘタすりゃ黄色い救急車が迎えに来るんじゃないかというくらいですよ。

 レンタカーを返す時間も近かったので15分ほどでさっさと店を出てしまいましたが、ゆとりさえあれば食べ終えても10〜15分くらいは余韻に浸っていられると思います。


 スキー場で「メガカレー」を残してきてよかった!(ぇ

 無理して完食していたら、こっちは絶対食べられなかったんじゃないでしょうか。
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ぬかびら源泉郷スキー場と「メガカレー」

IMGP6254.jpg 最終日は、帯広空港のレンタカー営業所へ14:30にクルマを返すので、11時ごろまでスキー場で滑って過ごすことにしました。

 旧「糠平温泉スキー場」はもともとプリンスホテル系列のスキー場でしたが(なのに糠平にプリンスホテルはなかった)西武グループのゴタゴタを機に撤退したのち、紆余曲折を経て、今シーズンからは地元経営になって「ぬかびら源泉郷スキー場」に名前が変わりました。

北海道新聞の報道によると、「糠平」の地名そのものを2009年6月から「ぬかびら源泉郷」に変えるとか…

 リフト券が1日2500円。
 ユースホステルで割引券を売っていて、2000円。

 安すぎです!

 ……その代わり、ナイター営業をしていなくて日没(15:30)とともに営業終了なんですが。
(照明設備のようなものは見受けられたので、単に使っていないだけの模様)


 今シーズン初すべりですが、糠平の午前8時の気温は-9.7℃。

 もういいよー、おとなしく山を降りて帯広で豚丼か何か食べようよー、と思わなくもなかったものの、ゲレンデスキー用具一式を持ってきてしまった(ストックだけはスキー場で借りた。500円)ことだし、、、と滑り始めると、楽しい! 楽しすぎる! 高崎に帰ったら絶対にクルマを冬タイヤにしてスキー場へ通わなくっちゃ! などなど考えている自分がいました。

 1時間半ほど滑って11時ごろ、昼食です。


 本当は、糠平で「みはる」の豚丼か「麺屋どんぐり」のラーメンを…と思っていたら、2軒とも店じまいしていたと昨日になって知りました。

 ユースホステルのオーナーに「糠平で昼ごはんにはどんなのが…」と聞いたら、喫茶店「ふうか」(2006年にできたらしい)のほかに、「スキー場にありがちですけど…」と言いつつスキー場食堂の「メガカレー」というメニューを教えてもらいました。

 「ふうか」はどの季節に来ても行けそうなので、ここはひとつ「メガカレー」を…とスキー場内のレストランへ。

 ……高速リフトに乗ったとき風よけのフードに「メガカレー(1000円)」の写真が貼ってあって、一緒に写っている普通サイズのカレーと比べてなるほど大きそうに見えましたが、所詮はスキー場の食事、せいぜい大きくて「すき家」のメガ牛丼とか、あるいは三品食堂(早稲田)の「赤カツ玉」くらいなんだろう、と食券販売機に1000円を投入して食券を購入。


 待つことしばし、「91番の番号札でお待ちのかた〜」と呼ばれて行ってみると、

 な  ん  で  す  か  こ  の  皿  の  大  き  さ  は


IMGP6257.jpg 写真だといまいち分かりにくいですが、横に置いた手袋やゴーグルの大きさと比べて察してください、、、、、

 この皿はどこで買ってくるんですかね?
 パーティーのオードブル用か何かですか?

 朝ごはんをしっかり食べてきてしまったことを後悔しました。


 それでも、どうにか15分ほどあれば食べられるだろう、と11:05に食べ始めます。

 で、11:20。
 まだ4〜3分の1ほど残っています。

 おいこら! 注文したからには食えよ自分! お百姓さんに申し訳ないと思わないのか! と自分に言い聞かせたものの、まさかの再履決定。orz orz orz

 名古屋にある某喫茶店では登山になぞらえて、完食を「登頂」食べ残しを「遭難」と言うそうですが、まさしく雪山(=スキー場ですが)で遭難です。

 セルフサービスなので、下膳口に自分で持っていったときの従業員のおばさんの顔といったら! これ以上ない屈辱です!!


 スキー場の食事にありがちな割高感はちっとも感じられず、かえって好印象でした。(負け惜しみ)

 次回は朝ごはんを控えめにして行こうと思います。
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ぬかびらユースの夕飯とお風呂(2日目)

IMGP6243.jpg 2泊目は、個人客が男性2人(私含む)+女性1人、グループ客3人の計6人でした。

 グループ客は、週末に糠平湖上で開催される自動車レースに出場するとかで、駐車場には大型トラックに積まれたレース用のクルマがありました。

 ぬかびらユースの夕飯は、魚と肉が交互に出てくるとかで、きょうはチーズやら何やらを鶏肉で巻いて(?)揚げたチキンカツがメイン。
(そう言われてみれば、きのうの鍋は魚だった)

 ユースといえども食前酒が出るんですねここは。
(右上にかろうじてワイングラスが写っている)

 あと、食後のデザートが出るんですけど、きのうは自家製アイスクリームだったのが、今日はパウンドケーキ。

 ……パウンドケーキはさっき三股山荘で食べてきたばかりでしたよ、、、orz


IMGP6244.jpg それと、自分が帯広空港から来る途中に「柳月スイートピアガーデン」で買ってきた、限定「ガーデンロール」も出してもらえました。

 一度食べてみたかったけど高崎へ持ち帰って自分ひとりで食べるには大きすぎる(というか、要冷蔵)、と思って、お茶の時間か何かに、、とお願いしていたんですね。

 ごま風味の面白い味でした。……昼からケーキばかりで少々くどかったですが、少し残ったのが談話室に置いてあって翌朝食べたらおいしかったです。
(冷蔵庫から出してすぐより、少し経ったほうがクリームがやわらかくておいしい)


 毎週金曜夜は、20時から幌加温泉の露天風呂に入りに行くツアーがあり、さっそくついていきました。

(自動車レースの人は来る途中に入ってきたとか)

 幌加温泉は糠平温泉から15kmほど北上した(三股山荘との中間)ところから国道を折れてまた1.2km入ったところにある、“2軒宿”の温泉です。

 ユースのツアーで行くのは奥にある「鹿の谷(かのや)温泉旅館」。
(もう一軒の「ホロカ旅館」はこちらから独立した旅館だとか)


IMGP4249.jpg 今回は夜でまともに写真が撮れなかったので、5年前に昼間来たときの写真を。

 この露天風呂のほかに屋内に4つの浴槽があって、全部源泉が違う+すべてかけ流しという贅沢極まりない温泉です。

 ……ちなみに混浴でして、来るたびに(みのもんたが言うところの)お嬢さん方がいらっしゃいます。(一応、女性脱衣室となりに専用のきわめて小さい浴槽もある由)


 ユースに戻ったのは21時半ごろで、温泉ツアーがあった関係でお茶の時間はなし。
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めがね橋と三股山荘

 天気は「雪」で決してクロカン日和ではなかったんですが、オーナーとともに9:30、ユースホステルをクルマで出発。(途中、国道脇の駐車スペースに車を止めて、そこからクロカンで行く)

 クロカンツアー代は2500円で、今日の参加者は私一人。

 スキーウェアとスキー用の手袋・帽子・ゴーグルさえ用意すれば、クロカン用のスキー板や靴は貸してもらえます。
(スキーウェア等も持ち合わせがなければユースにあるのを使わせてもらえますが、サイズが合うかどうかは別)

 天気がひどかったら無理をしないで引き返しましょう、とのことでしたが、雪こそ降ってはいたものの風はあんまり強くなく視界も悪くなかったので、無事、めがね橋(タウシュベツ橋梁)へたどりつきました。(クロカンで進むのは1km少々)

IMGP6228.jpg 前回(2004年2月)はちょうど十勝沖地震で壊れ始めたばかりだったんですが、5年経ってまだ全体が崩壊するには至っていないとはいえ、だいぶ壊れ方が進んでいます。

 Wikipediaによると、この橋の構造は鉄筋コンクリートで枠を作ってその中に石を詰め込んだものだとかで、5年前には壊れ始めた橋の中にまだ石が詰まっているのが見えたのが、今回はすっかり見えなくなっています。

 また、5年前にはなかった穴も、橋のあちこちに空きはじめているのが見えました。


 11時ごろ、橋が見えるところでスキーを脱いで腰掛けて軽食。(大きなおにぎり1つ)

 朝の天気予報で「4月上旬の陽気」と言っていたのが納得できるような暖かさ(手袋を脱いでおにぎりを食べていても全然つらくない)ではあったものの、雪は相変わらず降り止まないので、早々に引き上げて12時半ごろには駐車場に戻りました。

IMGP6215.jpg 途中、湖と国道のあいだの森を抜けるんですけど、こういうところをクロカンで歩いていると、冬らしい遊びをしている気分になります。

#歩くだけでも意外と体を動かしているらしく、気温は0℃前後なのにすぐ暑くなる

 それと、国道から少し森に入ったところに士幌線の廃線跡があります。(写真)

 私は冬にしか来たことがないので、こうしてクロカンで進むのに都合のいい空間、という認識しかないんですが、最近、遊歩道として整備されていくつかのアーチ橋も渡れるようになったそうです。
(整備されたとはいっても、砂利道のままだそうですが)



 クルマに戻った後は、オーナーのご好意で「三股山荘」という名前の喫茶店へ。

 場所は、国鉄士幌線が昭和62年に廃止されるまで終着駅(十勝三股駅)だったところですが、現在は喫茶店ともう一軒の住宅だけがある人口8人の地区です。


 店を切り盛りしているのは奥さんで、ご主人はかつて国鉄代行バスの運転手だったそうですが私はお目にかかったことがないです。

IMGP6239.jpg 場所柄、鉄道マニアも来ることがあるのか、店内には十勝三股駅が現役だったころを再現した模型があったり、十勝三股駅に置いてあったスタンプがあったり。

 ……それを見た常連客がグッズをいくつか寄贈したとかで、合図旗やら国鉄の制帽やらタブレットキャリアーやらそんなのも店内にはこじんまりと置いてあります。(だが奥さんは三股の住人というだけで決して鉄道マニアではないし、ましてやこの店は鉄道喫茶でもない)

 合図旗が緑色のを表にして巻いて置いてあったので、これ巻き方が違います、などといらんことを言い出してしまい(←ばか)、ほかにお客さんもいなかったのでなんだかんだと結局は電車の話ばっかりしてました。。。orz (すみません)

 今回いただいたのは、ケーキセット750円。

 ケーキは日替わりなので、糠平に数日間滞在する人には全種類制覇を目指して通う人もいるとかどうとか……。

 店内には落書き帳があって、前回来た(2004年2月)ときのを探したらちゃんとありました。(前回も、めがね橋をクロカンで見に行って三股山荘に寄ったと書いてある・笑)


 ぬかびらユースには14時半ごろ戻り、あとは温泉に浸かりつつゆっくり過ごしました。
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ぬかびらユースの夕飯とお風呂(初日)

IMGP6212.jpg で、夕飯。

 見よ!
 その辺の適当な温泉ホテルの夕飯よりよほどちゃんとしてますよ!

 鍋も含めてこれで1人前です。立派なもんでしょ?
(別の2人組は2人用の少し大きめの鍋)

 名物料理が出るとかそういうのではないんですが(糠平湖ワカサギ釣りツアーがあった日の夜に、その日釣れたワカサギが出ることがある程度)、糠平温泉の旅館同士で実施している「2泊目以降は気分次第で別の旅館の夕食が食べられる」企画でユースの夕食を食べに来ている人も見たことがあります。(料金は+αになるにもかかわらず)



 ぬかびらユースも温泉を引いた関係で、ユースも含めた5旅館・ホテルの温泉に無料で入りに行けるようになったそうで、さてどれにしようかと思ってリストを見たら…

・温泉民宿山湖荘 洞窟風呂
・ペンション森のふくろう ふくろうの湯
・中村屋 露天風呂「星の里」
・糠平温泉ホテル 大雪の大泉

……全部行ったことがあるよ。。。orz

 前項にも書きましたけど、前回までユースには温泉がなかった(しかも、定員1人の小さい風呂場だった)ので、宿泊する都度、近くの宿に入りに行ってたんですよ。……連泊するときは日替わりで違う風呂へ行ってましたから、いつのまにやら制覇してたみたいです。(笑)

 というわけで、

・東大雪ぬかびらユースホステル ひのきの湯

を初履修。

 たぶん、「森のふくろう」より立派だと思います!

 ちなみに、糠平温泉はどのお風呂も源泉かけ流しで、もちろんユースのお風呂もです。
(夏だけ、湯温が高いので加水することがある)


 普段だと大昔のミーティングの名残のようなお茶の時間があるんですが、今日のもう一組はカポーということもあってか(あとで聞いたら夫婦だったそうです…)特にないようなので、お風呂に入っておとなしく休むことにします。

 …せっかく余暇をリフレッシュしに来たんですし、休めるときには休みますよ。。。
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ぬかびらユース

IMGP6211.jpg いろいろ寄り道しつつ、17:35ごろ到着。

 ユースホステルといえば男女別相部屋ですが、今日は木曜日だからか泊まる人が私のほかにもう1グループだけらしく、12畳くらいある和室を独り占めです!
(明日は、さすがに週末なのでもう一人の方と相部屋と言われましたが)

 「旅達北海道」のクーポン券利用ではあるものの、1泊につき差額500円がいるのと、クーポンには食事代が入っていないのとで、2泊で+4700円を精算。

 「旅達北海道」のパック料金が29300円だったので、合わせて34000円だった勘定です。
 ……それでも、これで羽田〜帯広の往復航空券と2泊4食がついてて、ユースホステル会員証も要らないってんですから。


 さて、前回来たのは2004年9月…のはずで、当時は廃業した民宿を買い取って改装した建物でしたが、その2年後になんと新築で建て直して温泉を引いています。
(前の建物のときは宿のお風呂が温泉ではなかった代わりに、近隣の宿の外来入浴券を割引で売っていた)

 このユースホステルのオーナーはいわゆる「脱サラ」ですが、まさしくサクセスストーリーですね。
(それでいて、直接お話する限りはめちゃめちゃ癒し系ないい人です)
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柳月スイートピアガーデン

IMGP6207.jpg 帯広空港に着いてさっそくレンタカーを借りてやってきました。


 「三方六」などのお菓子で有名な柳月の工場併設店です。

 セルフサービスの喫茶コーナーもあって、コーヒーがタダで飲めます。
(六花亭本店も手狭ながら似たようなコーナーあり)


 工場は思ったほど広くなくてせいぜい5〜10分もあれば見終わる規模で、その後はここぞとばかりにケーキを食べまくりです。

 残念ながら、スイートピアガーデン店限定のお菓子やケーキは喫茶コーナーでは提供してなくて(クレープとかパフェなら限定品もありますが)、六花亭は本店限定の「サクサクパイ」がその場で食べられるのとは対照的です。

#というか「サクサクパイ」は一刻も早く食べないとおいしくない、というのもありますけど


 それでも、一人で

・ガーデンクレープ(オレンジ・420円)
・チーズケーキ(130円)

を食べ終えてから

・ロイヤルショコラ(150円)
・ショートケーキ(180円)
・エクレア(180円)

と、次々食べてしまいました。

 六花亭もそうですけど、ケーキそのものの値段が安いんですよね。


 写真を撮りながら食べていたら、後ろのテーブルにいた地元の方と思しき夫妻から「内地から来たの? ケーキ安いでしょう、最近は韓国や台湾から団体でも来るよ、もちろん日本人も団体で来るけどね」等々話しかけられました。

 まぁたしかに、これだけ食べて1000円でお釣りがきたわけですし。

 ケーキの大きさだって、ちゃんと大きいんですよ。


IMGP6199.jpg 空港からここへくる途中に「幸福駅」に立ち寄りました。

 大型バスが停まっていて、いまでも観光バスで来る人がいるようです。。

 駅を説明する案内板には、日本語や英語のほかに簡体字・繁体字中国語もありましたし、愛国駅も含めて一連のコースなんでしょうかね? (なぜか韓国語はなかった)

 駅舎は古い定期券やら名刺がびっしり貼られていて、自分も前回来たとき(おそらく7〜8年前)に貼っているはずですが、どこに貼ったやら覚えておらず、見つけられませんでした。。。


 今回は、特に貼る道具を持ってこなかったので貼りませんでした。

 …その場で思いついて適当に貼っても、すぐにどっかへ行っちゃうでしょうから、次回来たときにもう一度見たければ画鋲なりホチキスなり接着剤なりきちんと固定できるものを持参する必要があります。
author by よんなん
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