中央線で名古屋まで

DSC02590.jpgQ:JR中央線の終点はどこでしょう。

A:名古屋。

 所用があって名古屋へ行くのに、時間だけはあるので青春18きっぷを使って行くことにしました。

 手っ取り早いのは東海道線を乗り継いでいくことですが、何度もやっていますし、帰りは東海道線を乗り継いで戻ってくる予定です。

 そこで、今回は中央線の快速電車や各駅停車を乗り継いで行くことにしました。


DSC02599.jpg 高尾で乗り継いだ電車は、9:53発の松本行き。

 ……中央線を乗り継ぐ自分は塩尻で降りますが、松本着は13:55という4時間ものロングラン電車です。

 東海道線と違って、甲府までの中央線は30分おきに特急が走るので、大月、塩山、甲府、と12分、8分、20分と(比較的)長時間停まって頻繁に特急列車をやり過ごします。(写真は大月駅)

DSC02601.jpg 名古屋まで快速電車・各駅停車で行くのはもはや酔狂の部類ですが、過ぎゆく景色と追い抜く特急を横目に4時間のんびり過ごして、松本からは篠ノ井線で長野へ抜けて新幹線でその日のうちに帰ってくれば、週末でも楽しめそうです。

 それはちょっぴり贅沢な時間の使い方かもしれないなぁと思いましたよ。

DSC02635.jpg 塩尻からJR東海の区間(中央西線)に入り、沿線の景色も一変しますが、特急に抜かれながらの道中なのは同じです。

 塩尻まではウィルコムも電波の届く区間が多くてtwitterでじゃんじゃんツイートしていましたが、塩尻からは基本的に圏外になってしまい(木曽福島駅も圏外!)、中津川までぼけーっとして過ごします。

DSC02638.jpg 中津川から名古屋行きの快速電車に乗り換えて旅も終盤です。……どうでもよいのですが、JR東海の制服はどうしてズボンがだぶだぶなのだろう、、、

 東京駅を8:15発の電車で出発して、名古屋に着いたのは18:18。……およそ10時間の道中で疲れはしましたが、自分は飽きることがありませんでした。

 出迎えてくれた大学鉄研の同期君曰く、「やけに遅いと思ったら中央線経由か」。
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塩尻大門

DSC02609.jpg 塩尻駅で1時間20分ほどの待ち時間があったので「塩尻大門」へ来てみました。

 昭和57年まで塩尻駅があった場所です。

 塩尻駅は、現在でいうところの秋田新幹線の大曲駅のように、駅の配線と特急の運行系統(=旅客流動)が合っておらず、大阪・名古屋〜松本・長野の特急「しなの」は塩尻駅で向きを変えなくてはいけない構造でした。

 中央本線としては東京〜塩尻〜名古屋で、その方向へ列車が走るには折り返しをしなくてもよい構造でしたが、そんな直通列車はもはや設定されていなかったのに、です。

 そこで、新宿〜松本方面の特急「あずさ」のほか、大阪・名古屋〜松本・長野方面の特急「しなの」もスルー運転できるように配線を変えて駅を移転したのが昭和57年のことです。


 で、いまでも運転取扱上の駅の機能は残っていて貨物列車が元の塩尻駅を使っている、と聞いて様子を見に来たのですが、さすがに敷地外からの観察ではなかなか詳しくは見られません。

 ……せめて旧ホーム(写真手前)へ上がれればなぁ。


 それはそうと現在も塩尻市の中心部はこちらで、現在の塩尻駅は町はずれという印象を受けます。

 秋田新幹線の大曲駅は秋田〜大曲〜山形〜福島の奥羽本線がまっすぐ直通できる構造で、秋田〜大曲〜盛岡と走る秋田新幹線は全列車が向きを変えているのですが、新幹線がスルーできるように駅を移転する……のは、どうなんでしょうねぇ。
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東北くんとヨドバシくん

IMGP2132.jpg ヨドバシカメラは、CMソングもそうですけど、駅前立地という特徴がありまして、電車のキャラクターがあるんですね。

 基本は「山の手くん」の様子ですけれども、店舗やポスター広告を掲出する鉄道会社によっていろいろバリエーションがあるようです。

 で、火曜日に降り立った仙台駅前の「ヨドバシカメラマルチメディア仙台」で店頭に大きく描かれているのは「東北くん」であります。

 これがまた、ダイキャスト鉄道模型の「通勤型グリーン」「通勤型イエロー」みたいな(JR東日本の商品化許諾を本当に受けているのか謎なくらいの)インチキさも真っ青の、ちゃんとJR719系電車と分かるイラストなので、鉄道マニアとして敬意を表したいところです。

 自社製品を勝手にキャラにされてJR東日本はどう思ってるのか知りませんが。


IMGP2315.jpg さて、仙台からの帰りに郡山駅で途中下車をしました。

 実は郡山にもヨドバシカメラがあるんですね。

 郡山店は小規模店だからなのか、残念ながらオリジナルキャラではなく、東京で「山の手くん」と名づけられていそうなキャラに「ヨドバシくん」という名前がつけられています。

IMGP2315_2.jpg しかもよく見ると「ヨドバシくん」の右腕のつけ根が実はそこだけ湘南カラーという、鉄道マニアにとっては不思議なキャラ設定であります。

 たぶん横浜の「東海道くん」か何かからコピー&ペーストしたときに塗り忘れたんじゃないか

 だからどうした、色が違うからヨドバシ郡山店の売り上げに影響があるっていうのか、何が言いたいんだ、と言われると困っちゃうんですけれども。
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ごはん日記 2011/2/23

IMGP2205.jpg きょうの朝ごはん
・ハムエッグ
・青菜の胡麻和え
・納豆
・ご飯
・味噌汁

 某同業他社の寮食堂にて。220円。

 高崎寮の朝食は250円でした。……あちらは、納豆が食べられないと言うと別の小鉢をつけてもらえたけれど、こちらの寮のシステムは謎。


IMGP2239.jpg きょうの昼ごはん
・ダブルカツカレー(350円)
・豚汁(105円)
・おかず(84円)

 半田屋箱堤店にて。

 勤務先の社員食堂は毎週金曜日が「カツカレー350円の日」なのだが、半田屋では常時350円で提供していると知るや、そんな金曜日を楽しみにしていた自分が本当に情けなくなる。


IMGP2312.jpg きょうの夕ごはん
・マイアミバーガーセット(クーポン利用640円)

 マクドナルド郡山駅西口店にて。

 ……モスバーガーと違って、バンズだけ、ハンバーグだけをちぎって食べてもちっともおいしくないのだけれど、全体をかぶりつくとまぁまぁおいしいようにできているのだからすごいな、と「BigAmerica2」シリーズを食べていて思う。
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東北大学応援団参上!

IMGP2278.jpg 地下鉄で仙台駅に着き、JRに乗り換えるのにペデストリアンデッキへ上がると、大太鼓の音が聞こえます。

 ドンドンドドドン……

 神宮でよく耳にするようなしないようなノリの叩き方だなぁ、と音のするほうへ行ってみれば、東北大学の応援団が受験生を応援しているじゃないですか。

 受験生応援をやっているのは以前NHKニュースで見たことがありましたが、そういえば国立大学の前期試験は25日からでしたね。

 って、受験生は2日も前から現地入りするもんなんですか。


 仙台駅に降り立った受験生は、駅の外へ出るなりハカマ姿や学ラン姿やチア姿のぁゃιぃおにいさんやおねえさんに呼び止められ、かわいそうに道行く人々の注目を集めながら応援されています。


「受かるぞ受かるぞー さ・とー・し!(←受験生の名前) そらー 受かるぞ受かるぞさ・と・し! 受かるぞ受かるぞさ・と・し!」


かわいそうに……。(笑)


 20分くらい見ていて、第一応援歌「緑の生命」と東北大学応援団名物「松島の大漁唄い込み」が見られました。

 鉄道マニアとしては、「松島の大漁唄いこみ」が仙台のふるさとチャイム「斉太郎節」と同じなのに感心ですよ。……って、いまどき新幹線の「ふるさとチャイム」と言って分かる人がどれだけいるやらですが。(→Wikipedia

 あのチャイムの原曲を実際に聞ける機会って、実はあんまりないんじゃないでしょうか。


 それにしても、こういうことができるのは仙台だからなんだろうなぁと思いました。

 東大は、東京駅で待ち構えていても人が多すぎて誰が東大の受験生なのか分からないでしょうし、本郷三丁目駅で待っていても、来るのは当日の朝でしょうから。
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仙台地下鉄もホームドア

IMGP2256.jpg 前はワンマン運転をやっていてもホームドアがない地下鉄なんて、あちこちにあったんですけどね。

 3年ぶりに仙台へ来たので、地下鉄に乗ってから帰ろう、と、仙台君にクルマで長町駅まで送ってもらって別れました。

 ホームへ降りれば、なんとホームドアですよ!

 仙台市よ、お前もか。


 いや、別にホームドアをつけるのに反対、というわけじゃないんですが。


 同じ仙台でも、仙台空港線は6両編成のワンマン運転ですがホームドアはありません。

 地下鉄は4両編成です。


 いまのところ、我が国でホームドアをつける基準は何もないのです。

 それ以前に、駅のホームは「白線の内側」にいさえすれば安全は保証されている、というのが現時点では大前提のはずです。
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大人の社会科見学

IMGP2236.jpg 仙台2日目ですが、特に予定はありません。

 泊めてくれた(同業他社に勤める)仙台君が職場を案内してくれるというので連れて行ってもらいました。

 部外者が職場をフラフラしていいのかな、と思うんですが、その辺はおおらかな会社……というか労働組合というか職場みたいです。


 確か、私の勤務先の労働組合と上部団体は同じですよね!?

 この大らかさ、信じられん。。。


 ひととおり見せていただき、衝撃を受けたのは機械装置の中にある操縦スペース。

 この機械装置、私の勤務先にも同じものが納入されてますけど、

・灰皿
・カップホルダー
・操縦席のリクライニング機構

え!? なにそれ!?

 置いてあるってことは、執務中のタバコと飲み物とリクライニングが会社公認ってことですよね!?


 我が社に納入されたものはどうなってるのか気になるところです。


 ところで、説明を受けた内容のうち4割は分かりませんでした。

 たとえば機械の操作方法は、日本語で耳に入ってくる説明を受けて、じゃぁ自分の手をどう動かしたらいいか……というところで頭が止まっちゃうんです。

 一応同業で、似たような別の機械は自分も操作していたので予備知識はかなりあるはずなのに、これには軽くショック。


 いつになったら仕事に復帰できるのだろう。。。
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仙台の夜

IMGP2190.jpg カキ小屋を満喫したあと、塩釜市内の酒造会社をのぞいたりしながらクルマを出してくれた仙台市内の同期宅にクルマを置きに戻り、我々4人は電車であおば通駅へ。

 仙石線の電車は「マンガッタンライナー」が来ましたよ。

 どうでもいいんですが、仙石線の地下区間各駅には20m×4両の直線のホームにどうして車掌さん用のモニタテレビがあるのかが謎なんですよね。なくても見えると思うんだが……。(個人の意見です)


IMGP2192.jpg 仙台君の先導で我々はぶらんどーむというアーケード街を歩きます。

 なんですかっ、このイルミネーションは。

 仙台のイルミネーションイベントといえば12月の「光のページェント」ですけど、このアーケードは2月までずっとピカピカやってるんですねぇ。華やかであります。

 アフターは仙台屋という居酒屋にて開催しました。

 1180円(だったと記憶)で「宮城の地酒(を含む)飲み放題」をやっており、乾杯のビールから何から何まで1180円で済んで、食べ物は別に注文して会計をしてみれば1人3200円。

 いいところですねぇ、仙台は。

IMGP2196.jpg 21時ごろまで飲んで、一人は最終の上り新幹線(21:48発)でさいたまへ、名古屋君は21:30の夜行バスでそれぞれ帰ってゆきました。

 自分は仙台君と東口の半田屋でラーメン(250円!)を食べた後、彼の家(というか、会社の寮)へ向かいます。

 群馬在勤の頃に住んでいた私の勤務先の寮は面会者を泊めてはいけなかったのですが、こちらの会社はOKなのだそうで、ありがたく使わせていただきました。

 さすが同業だけあってよく似たつくりだ……と思ったら、意外にもこの会社の寮として建てられたものではなく、もともと東北地方での一大建設プロジェクトを手がけた特殊法人の宿舎で、完成後は用が済んで放置されていたものを買い取ったのだとか。へぇ。

 そういえばあの特殊法人は、建設プロジェクト工事中しか使わない宿舎なのに鉄筋コンクリートで恒久的に使えるものを建てて、終了後は別の用途に転用されている例を北海道でも見たことがあります。……たぶん、タダ同然で引き渡しているんじゃないかなぁ。(推測)
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ごはん日記 2011/2/22

IMGP2076.jpg きょうの朝ごはん
・カレーライス+半熟たまご
・みそ汁
・野菜ジュース

 生協のレトルト食品。

 高崎にいた頃よく食べた、トップバリュのほうがおいしいような気がする……いや、あの頃はカレーじゃなくてハヤシライスを好んで食べていたのだ。


IMGP2126.jpg きょうの昼ごはん
・めし中(158円)
・豚汁(105円)
・茄子の塩炒め(105円)
・生卵(42円)
・塩辛(42円)
・海苔の佃煮(42円)

 「大衆食堂 半田屋」東口BiVi店にて。

 そういえば前回、仙台で半田屋……というか「はんだや」に来たのは、駅前店があった3年前のことでした。

 店は小ぎれいになり、値段も跳ね上がってしまいました(駅前店はめし中95円、豚汁が84円だった)が、それでもなおこれだけ食べて会計が500円を切って494円という事実!

 勤務先の社員食堂より安いです。……というかですね、あんな商売が許されるなんてけしからんと常日頃から社員食堂には不満です。

#復職したら弁当男子を目指そう……。

IMGP2137.jpg たしか駅前店はこの辺にあったような気が……する場所へ来てみましたが、まったく分からなかったです。

 
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「スーパーひたち」で仙台へ

IMGP2111.jpg 「日帰り旅行」のカテゴリに入れましたが、1泊2日です。……サブカテゴリを増やしてもしょうがないので「日帰り圏への旅行」ということで。

 仙台へ旅行することになりました。

 新幹線で行けば日帰り圏ですが、仙台14時半ごろ集合、と、特に急ぐ必要はなく、こちらも時間はいっぱいあります。

 かといって、在来線の各駅停車で行くにはちょっと間に合いそうにありません。

 ところで、JR東日本が昨年12月にプレスしたところによると、上野から仙台へ延々と直通する「ひたち」をやめるそうです。

 「スーパーひたち」は学生時代に上野から仙台まで一度乗り通したことがありましたが、せっかくなのでもう一度乗っておくことにしました。


 今回は上野からではなく、武蔵野線で新松戸へ出て常磐線に乗り換えたので、柏へ各駅停車で移動してまず「フレッシュひたち5号」に水戸まで乗り、そこから上野発仙台行き「スーパーひたち7号」のお世話になります。

IMGP2079.jpg 新松戸からの常磐緩行線はE233系2000番台。

 千代田線・常磐緩行線と言えば、東京メトロの運転士が唯一空気指令式の電磁直通ブレーキ(JR203系)を扱う路線ですが、JR東日本は新車の投入が始まるとあっという間に旧形式が減りますね。

 新車は1日1両ペースで作れるってんですから、2週間に1編成ずつ減る計算です。


IMGP2089.jpg 今日の目当ては「スーパーひたち」なんですけども、柏から「フレッシュひたち」に乗って、そういえば「フレッシュひたち」に乗るのはかなり久しぶりではないかなぁ……もしや2006年の夏以来? と思ってましたが、書いている2/24時点で振り返ってみたら去年乗ってました。

 最近、物忘れが激しくて困ります。


IMGP2098.jpg 水戸駅に着きました。

 ほんとに、目当ては仙台行き「スーパーひたち」なんですけども、先に挙げたプレスによれば現在「フレッシュひたち」に使われているE653系は水戸駅には来なくなるので、この売店はどうするんだろうなぁ、と、どうでもよいことが気になります。

 今晩世話になる友人に、おみやげを購入しました。……なぜか水戸駅で「銚電のぬれ煎餅」が売られていて、千葉土産にそれをチョイス。


IMGP2112.jpg あとは水戸から仙台まで、えっちらおっちら3時間かけて北上です。

 JR東日本の特急は、特急を乗り換えるごとに特急券を買い直さなきゃいけないんですが、なぜか常磐線だけ水戸か勝田で乗り継げば(改札を出ない限り)1枚の特急券(通しの特急料金)でよいことになっています。

 実際は「フレッシュひたち」と「スーパーひたち」が30分交互というダイヤで、30分待って特急どうしを乗り継ぐよりは「スーパーひたち7号」も停まる土浦まで普通列車で来たほうが(待ち時間を含めた)所要時間は短かったんですが、今回はありがたく活用させてもらいました。


 「スーパーひたち」用651系電車は、国鉄が民営分割されてJR東日本が最初に手がけた特急型の新車で、ずいぶん気合を入れて作ったみたいですが自分は正面デザインのイマイチさに「カッコ悪ッ!」と思っていたもんです。(個人の感想です)

 それが、引退するとなると「タキシードボディ」とかどうとかいう外観にある種の風格を感じてしまったりして……勝手なもんですね。

 窓の日よけがブラインドではなくカーテン、というのは、懐古趣味の鉄道マニアにはたまらんでしょう。たぶん。

 実用的にはブラインドのほうが便利だけどな!


IMGP2113.jpg 11両編成は、いわき駅で後ろ7両を切り落として身軽な4両編成になります。
(繁忙期は11両のまま仙台まで行く模様)


 写真は、いわき駅を出てすぐ右手に見える「自由党」の看板。

 なぜか取り外されないままなんですよね。


IMGP2114.jpg 車窓に海が見えたり、複線だったのが単線になって上野ゆきと行き違いの停車があったり、新幹線では味わえない車窓にすっかり満足です。

 かつて上野と青森を結んでいた夜行列車には、東北本線の線路容量が足りないとかで常磐線経由も設定されていました(東北本線経由が「はくつる」、常磐線経由が「ゆうづる」)けど、考えてみれば東急の東横線+目黒線もびっくりの「壮大な複々線」で、国鉄というのはかようにスケールのでかい会社だったんだなぁ、と、どうでもよいことを思っておりました。

#「国鉄の都合」で常磐線経由だったので、運賃・料金は東北本線経由で計算できた

 新幹線では貨物輸送をしていないので貨物列車にとっては現在も常磐線は変わらぬ大動脈ですが、旅客輸送にとってはもはやオーバースペックという印象です。(個人の感想です)

 とはいえ、4両編成にコンパクトになった特急は、火曜日だというのにざっと見た印象でも座席の8〜9割が埋まっていて、仙台の求心力をうかがわせました。

 車窓に「白松がモナカ」の野立て看板やホームセンターの「ダイユー8」が見えてくると宮城県で、岩沼駅から東北本線に合流して仙台駅には12:23に到着です。
(ダイユーエイトは福島の会社なんだそうですが……)
author by よんなん
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