外堀の桜

DSC02775.jpg 東京都心では桜が見ごろをむかえました。

 通勤のとき総武線の電車で外堀沿いを走るとさぞかしいい眺めだろうと思っていたのですが、意外にもあんまりよく見えなかったです。

 学生時代に快速電車から眺めたときは壮観だったように記憶しているのですが……新しい電車は窓ガラスに日よけの薄い色がついているからでしょうか?

 休みだった今日、新宿の家電量販店へ行くついでに、飯田橋駅で降りて市ヶ谷駅まで歩いてみました。

DSC02778.jpg 神田川やら目黒川やら千鳥ヶ淵やら都内の桜の名所には何度か行ったことがありますが、外堀の何がいいって、快速電車や各駅停車がひっきりなしに走ってくることです。

 そんなことを考えるのは鉄道マニアくらいかと思いきや、ちょうど何分間か電車が途切れたタイミングがあって「電車来ないかなー」という会話が(あんまり鉄道マニアっぽくは見えない人から)聞こえてきましたよ。

 NHK「ブラタモリ」で線路脇をタモリが歩くときといい、「電車が通りかかるとついそちらを見てしまう」というのがだいぶ市民権を得つつあるようです。
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「わたしの分もお弁当作って!」

 自炊が高じて、復職以来「弁当男子」になっております。

 昼休みも仕事をしている人が多い事務所の中で、我がグループは12時のチャイムが鳴るや一斉に社員食堂へ出かけてゆく(自分がかばんから弁当を出すより早い)ので、自分の弁当を他人に見られることってあまりないんですけども、きのうはふとしたタイミングで見つかってしまいました。
(別に見られて困るものじゃないですが)

DSC02764.jpg 昨日の弁当は

・鶏の空揚げ
・かぼちゃの煮物
・きんぴらごぼう
・ミニトマト
・ごはん

空揚げは戸棚から発掘されたから揚げ粉(賞味期限切れ)を使って、切った鶏肉をまぶして揚げただけの代物です。
(肉に味つけして片栗粉と卵で衣をつけて揚げるのも一応できるんだからね!)

 かぼちゃの煮物ときんぴらごぼうは日曜日に1週間分まとめて作ってしまいます。


課長「すごいじゃーん、マメだなぁ」
後輩君(既婚)「こんど僕の分も作ってくださいよ」


え、あ、いや……あの、お腹を壊されては大変です、、、と素で返事してしまいました。

 ほかにも、副菜は基本的に毎週同じなうえ最近は主菜も3〜4日は同じものを続けることが多くなったので、他人に食べてもらうなら毎日違う献立で出せるようにならなきゃです。

 まぁ、本当に作ってほしくて言ってるんではないとは思いますが。


 そういえば学生時代に、自分以外の家族が旅行に出かけてしまい、そのときも自炊のついでに弁当を作って大学で食べてたら、やはり大学広報課のガイド同期(♀)から「すごーい、わたしの分も作って!」と言われたことがありましたっけ。

 相方がいるのに何を言っておるのかと即座に断りましたが、10年のときを経てまったく関係ない別の人から同じ反応をされたということは、たぶんいつかまた同じような反応をされる気がするわけで、何かもうちょっと上手な返し方ができないかなぁと思うのです。。

 いい言い方ないかなぁ。
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14:45帰宅指示

 大きな低気圧が来ました。

 昨年9月にこんなことを書いた以上、嵐が過ぎるまで職場にとどまるつもりで、篭城中の食料やら何やら準備して出勤しました。

 が、14:45に「『帰ってもいい』ではありません『帰れ』です」とおふれが出て、ついには「帰れっつってんだろ! モタモタすんじゃねぇ!」と追いまくられて職場を出ました。(´Д`;)

 ……追い出されたからには電車が止まる前に帰らねばならぬ、と一目散に総武線の電車に乗って帰途につきました。


 どの会社も考えることは同じみたいで、総武線の電車は15時過ぎだというのに帰宅ラッシュです。折りしも15時から間引き運転も始まってました。(JR東日本の発表

 新小岩駅で「この先の風速計が規制値に達したため運転を見合わせます。風が弱まり次第運転を再開しますが、めどは立っておりません」と車内放送が入りました。

 あー「風が弱まり次第」ってこれから荒れる予報なのに……遅かったか……と数時間コースを覚悟しましたが、幸い、30分ほどで運転再開になり、16:40に帰宅しました。

 JRが徐行で江戸川を渡る横を京成電車が華麗に通常運転……かと思って、人いきれで曇った窓ガラスを手でぬぐって目を凝らしてみると、向こうもどうやらゆっくり走っているように見えました。(実は国府台駅を発車したばかりの各駅停車だったかもしれぬ)


 帰宅して運行情報を見てみると京葉線は14:45に止まってしまったようで、実家から通っていたら14:45に職場を追い出されて東京駅あたりで途方に暮れるところでした。(職場へ引き返したでしょうけれども)

#上司が「京葉線の人は早く帰らないと止まっちゃいますよー」と言って回ってたときにはすでに止まっていたことになる


 ところで、事務所の隣にある本社は14時に帰り始めた、という話がまだ帰宅指示のキの字もなかった事務所に伝わってくると「本社が先に帰るってありかよー」「**社の本社はもう帰りましたってその辺のネットカフェからツイッターに書いちゃおうZE」ゲフンゲフン……そのとき誰が何を思ったかはさておき、帰宅してニュース速報を見ると東京都庁が都内の企業に従業員を一斉に帰宅させないよう要請したのだとかで(YOMIURI ONLINE)それと関係があったのかどうか。

#もちろん本社で直接低気圧対応にあたる人は残ってるはずです


 そんなわけで残業代を稼ぎ損ねてしまいましたが、12時発表の天気予報では18時のところだけがひどくて昨年の9月みたいに嵐が過ぎて電車も動き出すまで残って仕事してた人が勝ち組だろう……と思ってたら、16時発表で予報が変わって21時になっても風がおさまらないみたいで、帰宅指示はベターな選択だったのかもしれないです。

 ……なんて言えるのは家に帰れたからで、実家から京葉線で通勤してたり、あるいはあのまま新小岩で電車に缶詰だったら、たぶん「よりによって妙な時間に帰宅指示出した会社のばかー」と書いてたと思いますが。


 さて窓の外ではマンションの中庭の樹木がものすごい音で風に揺れてますよ……会社で食べる予定だった菓子パンでも食べて早々に休むとしましょうか。
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きのうは4月1日でした

 「ネットやめます」とか「転勤の辞令が出ました」という、わりと古典的なネタに走りました……


アーカイブ
よんなん総研終了のお知らせ」(トップページ)
更新停止のお知らせ」(ブログ)


トップページのほうは意味もなくページが下に延びてて、そこにこっそり通常のトップページへのリンクが貼ってあったんですけども(Tabキーを押すと一発で見つかる仕組み)、アクセス解析を見たらそのリンクをたどった跡が一つも残ってなくて、いやはや申し訳ありませんでした。

……べ、別に、一日見られなかったからといって誰かが路頭に迷うようなWebサイトじゃないしね!(そういうこと言うか)


 「転勤の辞令が出ました」のほうには、実際にお問い合わせまでいただきました。

 おそらく分かってて大人な反応してくれたに違いない、と(都合よく)信じております。


 もし不快に受け止めた方がいらしたらすみませんでした。……懲りずにこれからも仲良くしてください。
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いわんこっちゃないのか

 有給休暇の消化も兼ねて、先週は水曜以外休みました。

 月曜は休む用事がなかったんですけども「事務所全体で有給休暇を取る日」だったので(やむなく)休みを取りました。火曜日は祝日、木・金・土は墓参を兼ねて出かけました。

 2月1日に復職して3月の第3週までかけて勤務の日を2日連続…3日連続…4日連続…と順調に伸ばしてきたところでドーンとほぼ1週間休んだので、上司からは「次の週ちゃんと出てこれる?」と心配されました。


 大丈夫でしょう……と思ってたらとんでもなくて、しんどい1週間でした。

 毎朝「きょうこのまま寝ていられたらどんなにいいだろう」と思いながら家を出てきました。

 毎晩「やっとこれから8時間ずっと寝ていられる」と安堵して寝に入りました。
(あっという間に朝が来て満足に寝た気がしなくて2行上に戻る)


 9:20に始業のところ、きのう、おとといは9:14に打刻。(6分前!)

 打刻機はビルの玄関にあるので、エレベーターで職場のフロアへ移動したりする時間もあるのです。


 休職してる間に事務所でフレックスタイム制が導入されたので10時までに着けば遅刻にならなくなったとはいえ、復職以来、9:10を過ぎて打刻したことはほとんどなくて、我ながらよく会社に出てこれたなと思います。

 きょうは9:11に打刻したものの、総武線の電車にはきのうよりさらに6分遅い8:25発の電車に乗っていて、御茶ノ水から快速電車に乗り換えての結果なので、ほんとに綱渡りの1週間でした。

 ……植木等ではありませんが、駆け込んででも始業前に打刻して、どうにか格好だけつけているような具合です。。。(本当に格好だけ)


 個人的には、休んじゃってペースを崩したというよりは、水曜日に慣れない面談をして(我が部門の人事を仕切っている本社の偉い人とだった)、金・土曜日には親戚から放っておいてほしいことを根掘り葉掘り聞かれて辟易したのが響いたんじゃないか、と(都合よく)分析しています。

 ……ほんとに、人が放っておいてほしいと思うことに構わず首を突っ込むのは、タカハシ家の血筋なんじゃないか、と自戒を込めてつくづく思いますな。。。


 で、あすは月末で期限が切れる最後の有給休暇を入れて、残っていた有給休暇を活用した週3〜4日勤務は今週で終わりです。

 あすは休みだー、ゆっくり寝ていられる、と思ってると、午後は主治医の先生の診察があるから、おちおちのんびり過ごしている場合でもないんだよな。。。
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おつかれ休み

 幼稚園でしたっけ、遠足の次の日は休みだったの。


 2月に復職して以来、出かけた次の日は意識して休みにしています。

 土日で出かけるときは月曜日に有給休暇を入れ、今回は土曜日に帰ってくることにしました。


 余暇に出かけるのはリフレッシュのためでもあります(今回は墓参という用事もありました)が、「気分を転換する」のと「体を休める」のは別の話です。

 数年前までは「体を休める」日を意識して作る必要なんかなかったんですけども。……それは30歳を過ぎたからなのか、本調子ではないからなのかは現段階ではよく分かりません。


 きのうは23時に就寝して、起床は8時。たっぷり9時間寝ました。

 日曜日は、フィットネスクラブへ行ったり、ついでに買い物をして帰ってくることが多いですが、きのう就寝前に洗濯機のタイマーでセットした洗濯物を干したり、自室のパソコンやプリンターの配置を少し変えた以外はゆっくり過ごしました。


 本当はクリーニングが仕上がったのを取りに行かなきゃなんだよな。

 今週の弁当のおかずも考えてないんだよな……買い物も行きたいな。。。


 急いでなくても新潟から新幹線でぴゃーっと帰ってきたほうが、体の負担は少なかったかもしれないです。。。
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変体仮名!

 日本国内で義務教育を終えた者として、少々情けないことを書きます。


 最近、「官報」をちょいちょい見ております。

 あんまりいい趣味じゃないだろうな、とは思いつつ、何気なく個人情報どっさり満載の紙面をチラチラめくっております。


kanpou.jpg で、20日付の官報に載っていた、「今次戦争による生死不明者」に関する公告を見つけて愕然としました。

「活字が読めない!!」

*井さんという(高橋さんと同じくらい群馬県に多い)苗字の方なのは分かります。最後の字が「志」に濁点なのもなんとなく分かります。

 で、インターネット版官報はPDFファイルなので、テキストでコピーして辞書で調べようにも、ペーストすると「uw」になってしまいます。
(志に濁点の字は画像のようで文字として選択できなかった)


 漢字の書き方が分からなければ国語辞典を、漢字の読み方が分からなければ漢和辞典(漢字辞典)を引きなさい、とは小学校で確か教わったはずですが、これは何辞典を引けばいいんだ……。

 そもそも、ひらがななのか、漢字なのか、、、、


 でも、PDFでテキスト表示できているんですから、文字コードにはきっと載っているんだと思います……が、どのコードを探せば載っているのだろう。。


yomiuri120222y.jpg そんな折、22日付読売新聞夕刊に掲載された訃報で、似たような文字を見つけました。

 こちらは読み仮名がついているので「は」と読むのか、と、かろうじて分かりますが、新聞に使われる文字を知らぬとは、いやはや恥ずかしい限りです。


 現在は、戸籍法施行規則第60条で、人名には

一  常用漢字表(平成二十二年内閣告示第二号)に掲げる漢字(括弧書きが添えられているものについては、括弧の外のものに限る。)
二  別表第二に掲げる漢字
三  片仮名又は平仮名(変体仮名を除く。)

しか使えないことになっています。……「戸籍法施行規則別表第二」の漢字はいわゆる「人名用漢字」というやつです。


 ん?


>変体仮名を除く。
>変体仮名を除く。
>変体仮名を除く。


あー! 変体仮名!! だんご屋やら、そば屋の看板なんかによくあるアレ!!! そうだそれがあるじゃないか!!!

 Wikipediaによると、昭和23年までは人名に使うこともできたそうです。なるほど!!


 このページと首っ引きで探してみると、どうやら冒頭の方のお名前は、

「*井 くねじ(=具子志")」さん

……で合ってるのかな。。。いまいち自信はありません。。

 ご存命でおいでなら、98歳ということになります。


 変体仮名とは、、、また一つ、賢くなりました。

 それと、歴史の教科書に載る戦争が「今次戦争」と呼ばれ、今もなおこうして関連する公告が官報に載る、現在も進行中の話であるということに、何やら複雑な気持ちになりました。


 google先生に聞いてみると、かつては中国残留孤児が晴れて日本へ帰国を果たしてみれば、祖国ではとっくに死んだことにされていた(=戦時死亡宣告を受けていた)、ということがあって問題になったようです。

 一方、数年前には「勝海舟と同い年の人が戸籍上まだ生きていることになっている」などの事例が報道で問題視されたようなできごともあったように記憶しています。

 そうした世間の流れに翻弄された末に、官報の片隅にひっそりと載っている公告なのだろうか、という気がしました。
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意識してなかったお金

 復職して、任されている仕事の一つが「会社の収入状況を掲示する」ことです。

 日々、本社営業部から前日までの営業収入概況が自分宛に届くので、フロアの一角にあるホワイトボードに書き出します。今年度累計収入額、前年度比(%)、増減収額です。

 誰が見てくれてるんだろ……とは思わないでもない(といっても自分のために作られた仕事ではなく、もともとは当番で毎日誰かがやってた業務)ですが、自分の手で毎日書いていると意識してなかったお金に気づきます。


 我が勤務先も昨年度に比べて減収が続いています。

 小学生でも分かる算数の話ですが、毎日収入があって「年度累計」の収入額は増えるので「前年度比**%」の数字が同じなら「減収額」も増える一方なんですね。

 ざっと計算すると、いまのところ社員1人あたり90万円弱の減収ってところです。

 乱暴な言い方をすれば「社員1人につき約100万円の減収」ですよ!


 もちろん、日々コストダウンをしているので、減収がそのまま減益へ直結するわけではない(→だから労働組合も定期昇給は当然としてベースアップまで要求している)のですけれども。

 それと、年度累計ではとんでもない減収でも、月単位で区切ると収入は徐々に回復基調にあります。

 ……株価は掲示する以前に新聞で毎日チェックしてましたが、自分が復職してから急に上がってるな、と思ったら「復興銘柄」なんだとか。世間からはそんなふうに見られているのですね。

 確かに、(何か大きな経済変動や事件事故がなければ)来月以降は、昨年の反動でとんでもない比率の「対前年同月比増収」という数字がドカーンと出るでしょう。(特に3月と4月)


 ただ、会社の経営陣が何かにつけて比較対象にするのはバブル景気前後に一番儲かっていた頃なので、対前年比いくら、というよりは「対平成*年度比」で数字を掲示したほうがよいかもしれません。(提案してみようかな…)


 意識してなかったお金といえば、休職中の住民税や社会保険料は、(給料0円だから)給料天引きではなくコンビニへ行って(傷病手当金を受け取った中から)現金で払っていました。……それで、あれ、9月から厚生年金の保険料が上がったぞ? などなどそんなことに気がついたのに似ているでしょうか。

 厚生年金の保険料は2004年から2017年まで13年かけて毎年少しずつ上がることが決まっていて、実は毎年9月に上がってたんですが……社会人になって以来、全然気づいてませんでした。
(給料が増えたから保険料が増えたのではなく、保険料「率」が上がっていた)
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電話の取り次ぎ

 職場復帰して、電話が鳴れば出るようにしています。

 電話を取るのは若手の仕事、と世間では相場が決まってるようですが、自分のグループ(この事務所には総務課以外に「課」がない)は全員2〜30代なので、電話が鳴った瞬間ここはテレホンクラブかと(行ったことはないけれど)思うほど2〜3人が同時に受話器を上げます。(笑)


 で、私が引き当てても、復職早々に具体的な案件は担当していないので、結局は取り次ぐことが多いです。受話器を置いた人あての電話だったりすると、結果的に周囲の手間を増やしているだけなわけでちょっと複雑だったりします。

 とはいえ、「若手が電話を取る」のは、「自職場の業務にどんな人が関わっているのかを知るため」でもありますから、結局は取り次ぐだけ、だとしても意味があるんです。(と思うしかない)


 本題はそれじゃなくて、電話の相手がみんな早口なことなんですよ。

 ……というのも、社内の内線電話網といえどもでかい会社なので、

・本社 or **支社 or **事務所
・部署名(**部**課)
・名前

を一気にダーッと言われるわけです。

 ……しかも自分の「2つのことを同時にできない」というクセのためか、「電話を聞き取りながらメモを取る」というのもなかなか至難の業です。

#前職までは、メモはカタカナ2文字程度の略号の組み合わせで事足りることが多かった


 先日、事務所名と名前は書きとめられたものの、部署名が聞こえた途端に頭からどこかへ行ってしまい、

高橋「恐れ入ります、もう一度お名前をお願いします」
   (→それまで、こう言えばどの人も全部繰り返して名乗ってくれた)
相手「□□さん(=電話に出てほしい人)をお願いします」
高橋「ああ、ええっと、そうでなくて…あの、、」
相手「○○です」
高橋「どちらの○○さんでしょうか…」
相手「△△事務所です」
高橋「すみません、△△事務所の(…どちらの、と言いかけたところで)」
相手「○○です、早く□□さんに代わってください」

……と、まもなく社会人経験9年目とはとても思えない頭の悪いやりとりをしておりましたよ。

 確かに□□さんには「△△事務所の○○さんからお電話です」で通じました。


 前職では口頭で業務連絡をするときにこんな場合は

「再度、所属氏名をお願いします」

の一言で済んだんですが、ホワイトカラー職場の電話応対でまさか「所属氏名を…」なんて言えるわけがなく、難しいものです。


 さて、そんな折、先月末から事務所内だけで新しいIP電話システムが試験導入されました。

 イントラネット上の連絡先一覧にリンクしていて、電話に出るとパソコンの画面上に相手の職場名や名前がフルネームで出るので、これは自分のような人間にはありがたいシステムです。

 試験導入だけあって、電話をかける側が初期設定をちゃんとやらないと電話を受けるこちらに名前が出ない(=電話をかける側は困らない)仕様なので、万事解決というわけではないんですけれども。
(あと、事務所外からの電話は従来どおり)

 ……というか、機能をすべて使いこなせば、電話に出てほしい人の電話機だけを鳴らしたり、電話をかけなくても在席状況が分かったり、離席中なら「あとで電話ちょうだい」みたいなインスタントメッセージも送れるので、画面に名前を出せるように初期設定をちゃんとしている人でも私の席の電話も鳴らしている時点でアレなんですが。


 ちなみにこのIP電話システム、マニュアルを読めば読むほどSkypeなど市中のメッセンジャー機能つきインターネット電話ソフトと何が違うのかよく分かんないんですよね。

 ……強いて言えば、従来の内線や外線と共用できるハード(電話機)があることと、社内で閉じたネットワークである(セキュリティ上のリスクが低くなる)、くらいでしょうか。

 セキュリティにコストをケチるとあとで痛い目に遭うのは分かるとして、それでもメーカーからは結構いい値段を吹っかけられてるんだろうなぁ。(推測)


 21世紀になった現在、仕事を進める上で、連絡手段としての音声通話というメディアや「(従来型の)電話」の位置づけに議論その他はあるでしょうが、かように電話を取るだけでもいろいろ逸話があるものです。

 電話が早口である以外にも、なんで本社とか隣接する事務所の社員はこうもせっかちなのかと思う話はほかにもあるので、それはまたいずれ。


 前に、わが母校(大学)の学生はキャンパスで歩くのが早い=行動が早い、という留学生の感想(ほめ言葉)を聞いたことがあって、何かにつけて急ぐのは悪いことではないと思うんですけれども。


 ……それはそうと、社内の部署名には正式なカタカナ略号が絶対にあると思うから、探してみるか、さもなくば(どうせ自分のメモ専用だから)自分でオリジナルのを勝手に作っちゃおうかな。。。
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寄り道制限

 いまの職場の定時終業は18時です。

 家から職場まではドアツードアで1時間くらいです。


 ……そうはいっても、終業のチャイムが鳴ってから15〜20分くらいはだらだらしているので、職場を出るのは18時半くらいになります。

 まっすぐ帰っても家に着くのは19時半ごろです。


 一方、睡眠時間はいまのところ1日9時間確保しないと翌日に差し障りが出るレベルです。

 朝は5時に起きないと家を出るまでのしたくが忙しいです。

 逆算すると20時には寝ないといけない計算です。


 そんなわけで、帰りに寄り道らしい寄り道をするのは、次の日が休みの日(しかも予定がない日)だけにしています。


 きょうは、新宿の東急ハンズで肩をグリグリする「?」型のツボ押しグッズを物色。

 気に入ったものがなくて、店の滞在時間はあんまり長くなかったのですが、それでも、新宿駅から電車に乗ったときにはすでに19時でした。

 自宅最寄駅に着いて、お腹がすいたので西友で買い物をして、コンビニに寄って、帰宅すればもう20時半。

 夕飯にちょっといいものを(金曜だから)作って、食べて、メールチェックなんかしてたらあっという間にこんな時間です。(このブログを書いてたからでもあるけど)

 明日(土曜日)は使い物にならないでしょう。

 いまのところ、土曜日には極力予定を入れないか、さもなくば金曜日に有給休暇を取るようにしています。


 そんなわけで普段の平日は、せっかく職場が新宿にあるのに、しかも毎日定時で終わるのに、紀伊国屋書店にも、ヨドバシカメラにも、新宿TSUTAYAにも寄らずにまっすぐ家に帰ってくる日々です。

 なんだかもったいないけれど、しょうがないです。
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