ちょっと海まで

 所用があって休暇を取ったのですが、午前中で用が済んでしまいました。

 いつも通勤電車に1時間以上揺られながら「このまま出かけられたら気分も少し違うのになぁ」と思っていたので、船橋駅から家に戻る方向ではなく下りの快速電車に乗りました。

 せっかくなら、木更津から先の新型電車か久留里線に乗ってみたいものです……が、内房線の木更津から先や久留里線は1時間に1本で、ふと思い立って乗りに行くには無計画だと難しいです。

 船橋駅12:06発の快速電車に乗って時刻表を開くと、千葉駅に着く12:22の2分前に12:20発の内房線が行ってしまっていて、久留里線に乗るには12:20発の電車が接続がよかったようです。

 木更津の先へ行くなら次の電車でもよいのですが、行き先を外房線に変えることにします。

 千葉駅12:30発の外房線は茂原止まりで、途中の駅でいったん降りて14分後に京葉線から来る上総一ノ宮行きに乗り換えます。……茂原駅の手前ならどの駅でもよいのですが、ふと思い立って永田駅で降りてみます。

 14分あれば郵便局でも行けるかなと思いましたが最寄りの郵便局は700m離れているようで、14分では戻ってこれそうになく駅前を一回り歩いて上総一ノ宮行きに乗ります。

 京葉線からの10両編成はがらがらで、10両で直通する意味あるのかな……と思いつつ上総一ノ宮駅に着きます。

 10両編成の電車をリレーするのは新型の2両編成で、輸送力にずいぶん落差があります。このあたりでデータイムの電車に乗るなら座りたいのが人情ですがはたして……と思っていたら、立っている人はいるものの空席はちらほらあって、座れないのではなく座らない、ということのようです。

 大原駅を過ぎると立っている人もいなくなり、輸送力はこれで適正、というのもずいぶんさみしい話です。

 千葉駅から外房線に乗ったあたりでは行川アイランド駅まで行ってみようかと思っていましたが、ふと海を見たくなり、勝浦駅をでて車窓に海岸が見えたので次の鵜原駅で降りました。

 地図もろくに見ずに、本当に駅から徒歩圏に海岸があるのか分かりませんでしたが、降りてみると500mの距離に海水浴場があるという看板があり、行ってみます。

 海水浴場に着いてみると、それまで曇り空だったのが晴れてきてそれほど寒くもなく、コンクリートの岸壁にゴロンとしてみたり、波打ち際に降りてみたり、20分ほどそんなふうにして過ごしました。

 帰りの電車を1本落としてもう1時間滞在してみようかとも考えましたが、海水浴場には20分ほどの滞在で駅に戻ることにして14:57発の電車で帰途につきます。

 スマホアプリで乗り換え検索すると、上総一ノ宮から京葉線直通の快速電車に乗り換えた後は、蘇我・船橋で乗り換えるより、そのまま京葉線に乗って行って南船橋・西船橋で乗り換えたほうが早いとあり、そうやって帰りました。
(蘇我で乗り換える内房線からの電車も総武線直通の快速電車なので意外でした)
author by よんなん
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