ダイニチブルーヒーター「E02」エラーの対処(分解ほぼ不要)

 ダイニチブルーヒーターは、しばらく使っていると「E02」エラーが出て温風が出なくなります。

 結論から書くと、対処法は

1 前面のカバーを外す
  (ドライバーを使うのはここだけ)
2 基盤から「ポンプ」のコネクタを外す
  (機種によりコードの色が違う模様。我が家のは緑色のコード)
3 電源を入れる
4 (ポンプを止めているので)点火しなくてE02エラーで止まるけど、再度電源を入れる
5 4〜5回繰り返す
6 基盤から外したコネクタを元の場所に挿す
7 電源を入れて点火することを確認する
  (点火しなかったら2からやり直し)
8 前面のカバーを元にに戻す


 「E02」エラーは点火不良のことで、原因は2つ、

・炎を検知するロッドにシリコンが付着している
 (点火しているのに検知できていない)
・気化器にススが詰まり、灯油が出なくなっている
 (本当に点火できていない)

です。

 我が家の場合、シリコン入りシャンプーは使っていないので、シリコン付着ではなく気化器のススがもっぱらの原因です。

 これまでGoogle先生に教わって、気化器まで分解して詰まったススをクリーナーで掃除したりしていましたが、

「ススは過熱すれば焼き切れる」
「ヒーターは気化器についている」

というところに行き着きました。

 ポンプのコードを外し、灯油が供給されない状態にしてスイッチを入れれば、気化器のヒーターだけがどんどん熱をもって気化器に残ったススを焼いてくれます。ススは煙になって出てきます。

 点火しないのでE02エラーで止まりますが、その都度電源を入れ直します。

 何度か繰り返すうちに煙が出なくなったら完了で、元に戻せばできあがりです。

 よく考えたら、ポンプのコードさえ外せば、分解して気化器を本体から外さなくてもできる処置です。

 分解にはプラスドライバーのほかにレンチも必要なので面倒でしたが、これなら前面カバーを外すだけでできるので、次回からは楽になりそうです。
author by よんなん
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