そうだ 九州、行こう

 先月末に触れた5連休の話です。

 香港でも行こうかと思っていたのですが、目当てといえば香港のICカード「オクトパスカード」で地下鉄に乗るくらいしかなく、それで5日間は長すぎるよなぁ、と。
 ……ついでにマカオや台湾に寄るという選択肢もありますが、これから計画を練るには時間がなさ過ぎます。


 そこでふと思いついたのが、九州。


 前回行ったのは4年前で、まだ九州新幹線に乗ったことがないのです。

 行先が九州でしかも5連休なら、片道は空路としても、帰りに「ひかりレールスター」や飯田線など、乗りに行きたいと思っていた電車に乗りながら帰ってくることができます。

 8日にレポートを提出したら、さっそく時刻表を買ってきてプランを練ろうと思います。
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大規模温泉旅館ほぼ初体験

 ひょんなことから1泊会に誘われ、水上のホテル聚楽へ行きました。

 そこそこの規模の旅館なら職場の旅行でも行きますが、TVCMも流しちゃうような大規模旅館へ行くのは小学生のときハトヤホテルへ行って以来です。

 が、いつも電車から水上の温泉街を眺めていると、そもそも温泉街全体が凋落著しいのに加えて、ホテル聚楽そのものも外観がだいぶくたびれていますから、あんまり期待しないでクルマを水上へ走らせました。


 ところが、到着すると、まず「カギをお預かりします」と言って駐車場へクルマを回送してくれるのにびっくり。


 外観はくたびれているのに、玄関を入ると内装はきちんと手が入ってなかなかのものです。

 そして早速食事。
 食事はバイキングでしたが、ローストビーフやら天ぷらやら寿司やらはコックさんや板前さんがその場で作っていますし、ごはんは係の人が盛ってくれます。

 冷静に考えれば、別にそのくらいは浦安のブライトンホテルのブッフェでも赤坂プリンスホテルの立食パーティーでもやってますけど、最初の期待が小さかったですから。


 それから温泉です。
 ……循環式(しかも加水)なのは致し方ないとして、こちらもまぁまぁ充実。

 大浴場が3つあって、2〜3回入る程度なら同じところに入らずに済んで飽きないのがいいですね。


 まぁやっぱり気の毒なのは、週末なのにこれしか泊まってないのかなぁ、という程度のお客の数だったことでしょうか。

 これでも普段より混んでるんじゃないの、と同行者の一人が言ってましたけれど。


 ちなみに宿泊費は、幹事が集めた会費等を元に公式サイトから推察すると1泊2食11700円のプランだったようです。
 部屋も広かった(6人部屋ですけど)ですし、部屋の備え付けテレビも少し大きめのワイドテレビで、なかなか悪くないかな、とは思いました。

 ロビーを行き交うお客の格好がほぼ全員Tシャツだとかそんな程度の普段着、というのがむしろ場違いな気さえしましたし。

 いままで、温泉街にそびえ立つ鉄筋コンクリートの高層ホテルなんて……と、あんまりいいイメージはありませんでしたが、少しだけイメージが変わりました。

 一人だとか家族で来ようとは思いませんけれども、普段なら飲み会で済ませてしまうような集まり(たとえば同窓会とか同期会とか)を、たまには1泊会でやろうよ、なんてときにはいいのかもなぁ、と。


 ただ、そう思えるのは、高崎からなら電車や高速道路で1時間程度と近いからでしょう。
 東京からわざわざ電車賃や高速代をかけて来るほどか、というと疑問符がつくのも確かかもしれません。
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パリの地下鉄204円均一

「1.40ユーロ 204円(1ユーロ=145.72円換算)」

 今日届いたクレジットカードの明細に記されていた、パリ地下鉄の1回券の明細です。

 そうかー、改めて考えてみると、パリの地下鉄って約200円均一なんだぁ、なんて思いました。


 それに比べれば、東京の電車ってのは割安ですよね。

 東京メトロが初乗り160円で、230円あればたいていのところへ行けます。
 JRに至っては初乗り130円で、山手線内の大半は190円で事足ります。

 まぁ、パリのメトロは路線網が東京以上にきめ細かい上、深夜1時ごろまで頻繁運行しているなど、利便性も高いのですけど。
(駅には時刻表がなく、初電と終電の時間しか書いてありません……それだけ頻繁に来ます)

 それに郊外直通の急行地下鉄「RER」もパリ市内の区間なら共通運賃ですし。

 おまけに、1回券からクレジットカードで買えますし、券売機は仏、独、伊、英の4か国語対応ですし。


 まだまだ日本の鉄道が海外から学ぶべき点はあるようです。
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スーツケース破損

IMGP1073.jpg 成田空港に着いて、ベルトコンベヤーで出てきた自分の荷物を引き上げると、本来ならシャキーンと出てくるはずの取っ手が出てきません。

 何回やってもダメです。


 どうやら壊れてしまったようです。


 搭乗前に預けるまでは使えていたので航空会社のカウンターに申告すると、修理代を負担してくれると言われました。

 ただ、帰宅後に航空会社が指定する修理業者に発送して、修理が終わって戻るまで2〜3週間を要するとか。

 あいにく、母が来週の旅行で使うのでそんなに時間がかかっては困ります。


 すると、修理が終わるまで航空会社側で似たようなものを貸してくれると言ってくれました。

 どうせ2000円程度のスーツケースなんですし、手間をかけて直すより似たようなので新しいのをくれたほうがいいのでは……と思ったものの、代替品をくれるのは直せないくらいに壊れたときだけなんだとか。


 まぁ、結局は、航空会社側で用意していた貸し出し用のスーツケースがたまたま新品だったそうで、もしお客さまさえよろしければ修理をしない代わりにこのまま差し上げます、と言われ、そうしました。
(写真の左側のが今回もらったもの)


 一時期耳にしていたような、バックヤードで作業員が手荷物をぞんざいに扱っているというわけではなく、ベルトコンベヤー上など人手を介さないところや、運行中の機内のゆれなどで、近くに固いスーツケースがあったりするとぶつかって壊してしまうことがよくあるのだとか。


 それにしても、こうしたトラブルが行きではなく帰りのできごとで助かりました。
 旅行先で困るというより、成田に着いてからなら日本語で対応してもらえますから。
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ワイン片手に読書

IMGP1063.jpg なんだか優雅な気がしなくもないですが、国際線ではお酒がタダですから。

 もう帰りの飛行機で、あとは家に帰って寝るだけですから、別に飛行機の中でずっと起きていたっていいわけです。

 今回持って行った文庫本は、『二十歳の原点』(新潮文庫)。

 2か月近く前にめがねさんから「akibaさんのバイブルだそうです」と言われて貸していただいた本です。


 まだ読了には至りませんが、職場への行き帰りの電車の中で読むより、こうして飲んだくれながら読んだほうが、より筆者の気持ちに近づけて読めるのではないかとふと思いました。
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機内上映

 国際線の楽しみのひとつが、機内上映です。

 そのうち見たいなぁと思っているのをやっていたりして、ちょっと得した気分になります。

 あるいは、何気なく見た作品が意外に面白かったり。


 今回、パリから成田へ帰る機内でやっていたのが、「NANA」。

 ストーリーはもちろんですが、冒頭のシーンが新幹線だったり、北海道のローカル線の駅が出てきたり(JR北海道が撮影協力)、そういう面でも面白かったです。


 新幹線のシーンがどう見てもセットだったり、逆に北海道の駅がどこなのか見当がつかなかったり。
(北海道の駅はあとで調べると蘭島駅であることが判明)


 ぜんぜん旅行の話じゃないですね、すみません。
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パリのメトロで「飲ま飲まイェイ!」

 エッフェル塔見物を最後にメトロでホテルへ戻ります。

 時間はすでに23時半過ぎ。


 手元の「るるぶ情報版」には「メトロも夜は危険度が高くなるので、安全のためにタクシーを利用しよう」なんて書いてあります。


 実際には、襲われたらひとたまりもなさそうな年配者も乗っていますし、その辺の日本人旅行者みたいに、いかにもお金持ってますと顔に書いてありそうな格好さえしなければ、あんまり心配なさそうです。

 が、途中の駅から中学生だか高校生くらいの男の子が「チェケラッチョ」とでも言いそうな格好をして乗ってきて、突如ラジカセのスイッチを入れてラップを歌いながら踊り始めるじゃありませんか。


 日本では、新宿やらの路上ならともかく、電車の車内ではまず見かけない光景です。

 わー、やっぱりパリは違うわ、この時間ならまだ踊ってるだけだけど、もっと遅くなったら……


 なんて、一人で不安になるものの、周囲を見ると全く意に介さない様子。
 日本でも路上でやってるのを相手する人がいないのと同じですかね。


 さて、そんな冷ややかな反応を察したのか、少年は曲を切り替えます。


「♪(ドンドンドンドン…)マイヤヒー、マイヤフー、マイヤホー……」

……妙に聞き覚えのある曲。。。


 そこには、さっきの不安はどこへやら、急に一人でニヤニヤしてしまう私がいました。

 日本で流布されている“空耳歌詞”とは微妙に違うなぁ……と思いつつ、残念ながら、「♪米さ米酒か! 飲ま飲ま……」に差し掛かったところで、私の降りる駅に着いてしまったのでした。
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おととい来やがれ

 パリに着いたのは21:40。

 オルリー空港から「オルリー・ヴァル」という「ゆりかもめ」のような乗り物に乗ってRER(急行地下鉄)の駅へ出て、RERとメトロを乗り継いで予約しておいたホテルへ着いたのは23時過ぎだったでしょうか。

 平和な地方都市のストラスブールから来てみると、パリは電車も線路も落書きだらけで、おまけに深夜とあってはどうも穏やかではありません。


 さて、フロントにバウチャー(クーポン)を見せてチェックインをお願いするものの、どうも様子が変です。


 フロント係の手元にある書類に私の名前がどうもないようです。

 係の言葉もフランス語なんだか英語なんだか要領を得ず(たぶん、フランスなまりの英語)、深夜のパリへ放り出されそうな勢いです。

 なんとなくの雰囲気で伝わってくる様子では、

「君の予約なんか入ってないよ、(PCのモニターを示して)ほら、部屋も一杯だ。別のホテルを探してあげないこともないけど、その後のことは知らないね」

と言っているかに聞こえます。


 バウチャーには、JTBが委託している外資の旅行会社GTAの緊急連絡先(日本語可)が書いてあるので、そこへ電話しようとするも、「電話代を君が負担するなら使っていいよ。いくらかだって? さあね」という反応。(この英語だけは理解できました)

 たぶん、日本でいうところの「100番電話」みたいなのを使え、ということなんでしょう。フランス語のオペレータを介さなくてはいけないのでしょうし、日本のように通話料もべらぼーに違いありません。

 じゃぁ一旦外に出て公衆電話…といっても、メトロの駅からホテルまでには見かけませんでしたし、仮にあってもフランスの公衆電話はテレホンカード専用(ターミナル駅などにはクレジットカードが使える公衆電話もありますけど)ですから、ムリな話です。


 宿無しで深夜のパリへ放り出されることを考えると、とりあえず今はフロント係の提案に妥協したほうがよさそうです。

 とりあえずお願いして、別のホテルを紹介してもらいます。
 で、交通手段は、さらにメトロで2駅先。

「歩いていくと遠いよ、地下鉄かタクシーで行くんだね」

って、あのう、地下鉄代は? というか、まだ電車走ってるんですか? と聞きたかったものの、私の語学レベルでは要領を得ないことは明らかです。

 どうやら宿泊費だけは、私が持っていたバウチャーに「GTA」のマークが入っていたことから、ホテルと旅行会社のあいだでやり取りして、もう一度支払わされることがないような感じでしたけれど。
(というか、紹介されたホテルが、予約したホテルより高いのか安いのかもよく分からない)

 去り際の

「See you. Good night.」

という言葉に、本当は「おととい来やがれ」くらいに思ってるんだろうな、という印象を持ちつつ、小雨がぱらつくなかを再びメトロの駅へ歩くのでした。
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低床ディーゼルカー?

IMGP0832.jpg ストラスブール空港の目の前にはSNCFの駅があります。

 駅は無人駅で、日本語のガイドブックでは空港アクセスの手段としての紹介はされていません。

(ただし、空港の公式サイトに時刻表が載っているほか、数年後には電化して路面電車を直通させる「トラムトレイン」の計画があるようです)


 パリ・オルリー行きのチェックインを済ませて、空港周辺をブラブラしていたら、その駅を通過して行ったのが写真の車両。


 あっという間のできごとだったのでうまく撮れませんでしたが、どうやら単行のディーゼルカーで、しかも車両の真ん中は低床構造になっているようです。


 デザインも、JR各社の新型ディーゼルカーよりかっこいいですし。
(というか、JR貨物の電気機関車に似てますかね)


 それにしても、とんでもないスピードで目の前を通過していきましたけれども、ローカル列車なのか、優等列車なのか、よく分かりませんでした。
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まるで夢のよう

IMGP0663.jpg 2日間にわたってストラスブールに滞在しました。

 私にとって象徴的な場所は、なんといってもオンム・ド・フェール停留所の円盤屋根。(写真)

 もうとにかく、ストラスブールのトラムが紹介される本では必ずこの場所の写真が載っていましたから。


 ストラスブールの場所がパリからさらに遠く離れたドイツ国境付近、と知って、とても行くのは難しい……と思い込んでいました。

 実際には、休みを確保して、JTBで航空券を買ってホテルを手配してしまえば、あっけなく来れちゃったのですけれど。


 写真に写っている電車は、文献で紹介される電車と違いますが、新型だそうです。

 バシバシ写真を撮っていたらお巡りさんふうの人に話し掛けられ、そう説明されました。


 ちなみに、この停留所の名前「オンム・ド・フェール(Homme de Fer)」は直訳すると「鉄の男」。

 この広場にあった武具店の看板にちなんだ名前なんだそうですが、鉄道マニアにとって何やら意味深な名前ではありませんか。
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