「早稲田祭2011」

DSC01471.jpg 気が向いたのでぷらっと行ってみました。

 自分が学生だった頃の新生早稲田祭と比べて、いいなと思ったのが

・休憩スペースが多く確保されている
・サインやフロアマップが多く貼られている
・運営スタッフがたくさんいる(ように見えた)

ことでしょうか。

 昼食は結局三品食堂で食べちゃったんですけど、改築された11号館2階の広いラウンジが開放されているのを見て、学園祭なんだし屋台であれこれ買ってきて食べるのもよかったなと思いました。

 しかも、従前のラウンジのようなローテーブルではなく、机くらいの高さがあるテーブルだったので使い勝手がよかったです。……って、これは運営スタッフより、新11号館を設計した大学当局の手柄かもしれませんが。

 前は、こういうスペースがなかったか、あったかもしれないけれど存在が分かりにくかったです。……食べ物を売るだけ売って食べる場所がない、みたいな。

 あと、本気で「早稲田祭2011」をまわろうと思えば、パンフレットを入手してコミケのカタログチェックじゃありませんが、見たい展示に目星をつける必要があるわけで、この点でも満足な休憩スペースが確保されていたことは特筆に価しました。

 今年はスマートフォン向けには事前にパンフを公開していたようですが、紙のパンフは当日にならないと入手できませんので。


 特に11号館や14号館のような新しい建物は、古い建物と違ってフロア間の移動がしやすく、空間にもゆとりを持たせてあるので、学園祭に限らずイベントスペース(特に展示会向け)として充分使えるのではないかと思いました。


 できれば、紙のパンフレットも事前に手に入れてあらかじめサークルチェックして行けたら嬉しいのですが、どんなもんでしょうか。


DSC01472.jpg そして、本当に運営スタッフに頭が下がるのが、各種掲示。……本当にきめ細かにあちこちに貼ってあるんです。
(以前のサークルの貼り紙のような無秩序に貼られているのとも違う)

 現在の「早稲田祭20xx」は正式な早稲田祭ではありませんから、「理工展」では従来どおり1週間の休講があるのに対し、「早稲田祭20xx」が開催される早稲田・戸山キャンパスの学部は当日の土曜日が休講になっているだけで、準備・撤収期間はありません。

 学部によっては前日を学部デー(年一度の休講日)にして配慮しているところもあるようですが、全学的なものではないはずです。

DSC01469.jpg そこへ、展示がある建物の各フロアというフロアへ、こうして貼り紙を貼り(どこへ何を貼るかも事前にリストアップしているはず)、終わったら剥がしているのですから、その手間たるや想像するだけでとてつもないものだというのが分かります。

 これ、運営スタッフがすべて手弁当でやっている(はずな)のですぞ。

 関連して、明らかに自分のときと違うなぁと思ったのが、マンパワーが豊富だということです。

 馬場下町の交差点から南門へ向かう通りには、数十メートル間隔でハッピを着たスタッフが立っていて「歩道を通ってください」と呼びかけているのです。……自分が学生のときも馬場下町の交差点や通りにはスタッフがいましたが、こんなにたくさんはいなかったと思う。。。

 こういうところに人的資源を割けるほど、スタッフがいるということなんですよね。
(もしかしたら運営スタッフではなく協力するイベント系サークルの人なのかもですが)


 嬉しかったのは「記録」の腕章をつけたスタッフがぴょんぴょん飛び回っていたことです。

 自分も当時、当日は記録だったので……「早稲田祭2004」公式サイトで使われている写真は、私が撮った「早稲田祭2003」のものが多いです。
(元の写真がヘタなのにとっても見ばえよく加工されているので、すごいのは私ではなく「早稲田祭2004」のWeb担当ですが)

 たぶん、当日の運営スタッフの仕事の中で一番おいしい…もとい、楽しいと思います。ぬふふ。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

失敗の軽重が分からない

 おととい、上野の東京障害者職業センターでカウンセラーと面談するのに、「2週間の体験コースを振り返って」という用紙に記入して持っていくのをすっかり忘れていました。

 結論から言えば「なくても面談は(多少の滞りはあったかもしれないが)無事進行した」のですが、帰り道の自分の落ち込みようといったらありませんでした。

・カウンセラーという職業だから暖かく応じてくれたけど、会社だったら……(gkbr
  ↓
・人との約束が守れないなんて社会人失格
  ↓
・それでいて大阪に2度も遊びになんか行きやがって一体何なの
  ↓
・存在自体が人に迷惑をかけている
  ↓
・日比谷線に飛び込んでしまおう
  ↓
・でもそんなことをしたら周りがもっと迷惑する
  ↓
・恥をさらしながらおめおめと無駄飯を食らい続けるしかない……マジ情けない…情けない…


 しかもTwitterで思ったままをつぶやきまくったので、ドン引きした人もいたと思います。……「Twitterは脊髄反射メディア」とはよくいったものです。


 たしかに見方によっては「約束を破った」「課題を放り出して遊びに行っていた」(意図的に放り出したのではなく失念していたのですが)ということ「も」できて、この一面だけを取り出せば、「社会人としてどうしようもない」という結論になります。

 一方、「多少の滞りはあったにせよ、面談は無事に進行した」のも事実で、「体験期間を振り返って、今後のプログラムを決める」という目的が一定水準で達せられた以上、過度に責めることにメリットがないともいえます。


 ……と、後者のように冷静に考えられたのは、地下鉄で原木中山駅に着いて歩いて帰るあたりになってからで、それまで1時間ほど、私の頭の中は大変なことになってました。

 もちろん、重大な失敗をしてあっけらかんとしているようでは問題でしょうが、ことあるごとに毎度「自分はもうダメだ」と思ってしまうようでも困ります。

 病んでいるのだなぁ、と思うできごとでした。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

午前中だけだから続いた

 10月後半、17日(月)〜28日(金)の2週間(土日休み・10日間)、午前中だけ上野の東京障害者職業センターへ「リワーク体験コース」に通いました。

#リワーク=「リターン・トゥー・ワーク(return to work)」の略らしい。

 最初、主治医の先生から「いきなり9時から5時まで職場で座っているなんてできませんよ、たとえ軽作業でもね」と言われて、とっても不思議でした。


 学生時代の最後、ほとんど家でゴロゴロしてたのが、4月1日に入社してからいきなりフルタイムで働けたじゃないですか。(最初の数週間は座学研修=学校みたいな雰囲気でしたが)

 あるいは、世の中で育児休職を取得して数年単位で業務から離れた人が、ある日突然フルタイムで復帰しているわけじゃないですか。


 それが、きのうカウンセラーの方と改めて面談して、2週間いかがでした? と訊かれての第一声が表題のセリフだったんだから、先生の言うことは本当でした。


 いずれ、何かの間違いで結婚でもして、子どもを授かったら育児休職をしようと思っていますが、ある日突然いきなり復帰なんてできるんだろうか……。

 勤務先には、引き続き育児中の社員には時短勤務をする選択肢も用意されてますが、それでも1日6時間あるんだ。。。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

船橋青年会議所11月例会

DSC01455.jpg 船橋市副市長の松戸氏を講師にむかえ、市民も無料聴講可能、と、知人で船橋市議の日色健人君が呼びかけていたので行ってみました。

 時間は19時から、副市長をゲストにテーマは「まちづくり」となれば、タダだしヒマなら行かざるを得ないでしょう。

 基調講演で、船橋市の財政が健全な背景には都市基盤整備にあまりお金を使ってこなかった事実があり、これからも限られた収入で効果を生むには、道の拡幅よりは一方通行化など、市民のコンセンサスを得る地道な取り組みが必要、というお話には非常に興味を覚えました。

 その後のディスカッションは別にどうでもよかったです。(すみません)


 懇親会もタダだったので、ゲストの松戸副市長(←紛らわしいけれど、そういう苗字の船橋市副市長)や、同じくオブザーバー参加だった船橋市議(みんなの党)の2人と意見交換できたのは楽しかったです。

 みんなの党の2人も日色君の誘いで来た、という話で、会派を越えて人を巻き込む日色君の力に支持者の一人として感心しましたよ。


 ただ、例会のオブザーバー参加は会員拡大活動の一環で、無料だからと何度も行っていると青年会議所に入らざるを得なくなりそうで、そこは注意が必要な様子。……青年会議所にまったく関心がないというわけではないですが、会費は高いし活動も結構活発で、背負い込むものも少なくないんですよね。

 青年会議所の活動の活発さと、行事の多さと、それでいて積極的に買って出るメンバーが(実は)あんまりいない点では、似ているのが労働組合の青年部でしょうか。

 会員は活動時間の都合がつけやすい自営業者が多く、実際、商工会議所の青年部とメンバーがかぶっているようです。……会社ではなく地域で人間関係を作りたいと考えるなら、消防団と並んで入る検討をしてもよい組織かもしれません。

#新入社員でまったく土地勘がないエリアへ赴任して、会社の人以外に誰も知り合いがいない、しかも基本的に定時で帰れてヒマ、というときにはピッタリだったかもしれない。


 それと、会費は毎月1万円取られます。年12万円!

 サラリーマンが軽い気分で入っちゃうと大変なことになりそうです。


 それにしても、挨拶を交わした理事長が人の名前を一発で覚えるのがすごかった!!
author by よんなん
- | trackbacks (0)

都市対抗のテレビ桟敷初体験

DSC01445.jpg 日曜日、自分が神宮球場で我が母校を応援している間に、京セラドームではJR東日本東北とJR東日本がともに勝ってコマを進めていました。

 個人的にひいきにしているJR東日本東北が勝ち進んだことと、しかも次のカードは「JR東日本×JR東日本東北」という面白いカードです。

 また見に行きたい欲求には駆られましたが、先週2度も大阪へ行っており、さすがに体力や経済的に無理が出そうです。


 そこで、CATVでスポーツチャンネル「GAORA」が見られる知人にお願いしたところ、快諾していただけました。

 アマチュア野球をテレビで見たのは高校野球と早慶戦くらいで、社会人野球をテレビで見るのも、CSやCATVのスポーツチャンネルでアマチュア野球を見るのも初めてです。


 知人がCATVを契約しているのはご実家で、思わぬ歓待をありがたく受けつつ、試合終了まで知人を巻き込んでテレビの前でひいきのチームを応援してました。

 残念ながらJR東日本東北は負けてしまいましたが、テレビ解説付きの観戦は、「藤井選手は藤井監督の息子」などというスタンドで見ているだけでは分からない知識も得られ、これはこれでありだなぁ、と思うのでありました。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

史上初のプロ併用早慶戦

DSC01419.jpg この週末、都市対抗野球が開催されている大阪にはとどまらずに土曜日だけで帰ってきたのは、秋の早慶戦の週末でもあったからです。

 例年ならプロ野球なんて終わってる時期ですが、春先の節電騒動のあおりでクライマックスシリーズがずれ込みました。

 もともと、神宮球場はアマチュア野球、特に東京六大学野球をやるために作られた球場なので、球場が歩んできた経緯としてはプロ野球よりも東京六大学野球が優先されます。

 ……が、今年はプロ側からかなり強引な要求があったように耳にします。

 もし昨年であれば、、、

・優勝のかかった早慶戦であったこと
・早稲田にドラフト1位指名選手が3人もいて
・特に人気の投手も1人いた

というあたりで東京六大学側も興業面で押し切れたでしょう。実際、昨年秋の早慶戦は神宮球場が満員になりました。(特に11月3日の優勝決定戦)


 今シーズンは久しぶりに早慶ともに優勝とは無縁な早慶戦で、しかも秋です。

 ただでさえ人が来ない=興業的にかなり不利にならざるを得ないところ、関係者のかなりの尽力があってようやく「12時試合開始」等々の取り決めがなされたようです。

DSC01435.jpg 秋の早慶戦といえば「デコレーション」ですが、早稲田側は舞台美術研究会が作るのをやめてしまったそうで、横断幕になってました。

 デコレーションの片付けは早慶戦の決着がついた翌日の昼に行うことになったそうで、プロ野球の試合中も出しっぱなしだったそうです。

 早慶戦そのものは早稲田の2連勝に終わったものの、試合後は勝利の拍手も4年生引退セレモニーもなく、「早稲田の栄光」の伴奏だけ(早稲田三唱もなし)で日本総業(=神宮球場のイベント警備会社)にとっとと追い出されました。

 で、翌日、新人戦が行われている日中にデコレーションの撤去作業が行われていた目撃情報が入りました(Facebook←公開範囲はアップロード者の友達まで)。……例年なら早慶戦の決着がついた日の晩のうちだそうなので、この点だけは作業をする学生にとってよかったかもしれません。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

大阪って思ったより近かった

DSC01416.jpg 今回の大阪往復は、行きも帰りも夜行バスの「青春エコドリーム号」でした。

 これまで大阪って「遠い」というイメージがありました。新幹線の運賃と所要時間です。

 新幹線だと「のぞみ号」の回数券を都内のチケットショップで買っても12950円、1往復しただけで私の月給のン割以上が飛んでいく計算です。orz

 速さには目をつぶって「こだま号」を利用する旅行商品「ぷらっとこだま」で行くと11500円でグリーン車に乗れますが、東京から新大阪まで4時間かかります。

 自費で行くにはあんまりホイホイ行ける場所じゃないよなぁ……というイメージでした。
 

 それが、夜行バスだとグッスリ寝ている間に東京と大阪を行き来できちゃうんだから素敵です。

 座席夜行で眠れるの? という心配もあるといえばありますが、現在は諸般の事情で睡眠薬を処方されているおかげでその点は何の不便も感じませんでした。

 運賃も、今回は週末だったので多少割高でしたが、9月以来何度か乗ってポイントが溜まっていることもあり、行きが4470円、帰りが4190円で、新幹線の片道代でお釣りが出ましたよ。

 火曜日に大阪から帰るのに乗ったときに至っては、たった3260円(!)でした。

 「青春エコドリーム号」って「エコノミー」の「エコ」なんですね。たぶん。
(乗合とはいえ自動車の時点でエコロジーのエコではないはず)


 まぁ、このくらいなら比較的気軽に大阪へ行けそうです。


 復職したら、月1回くらい金曜に有給休暇を取って木曜夜に出発(=月〜木発なら平日料金)して金・土はぷらぷら電車にでも乗って、在阪の知人と何かおいしいものでも食べて、日曜朝に帰ってきて日曜日はお疲れ休み、というリフレッシュも悪くないんじゃないかと思いました。

 写真は10月30日の朝、東京駅日本橋口に着いた「青春エコドリーム20号」。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

はんかいさんが通る

 さて、金曜夜の夜行バスに乗って再び大阪に来ました。

 午前中の都市対抗野球第一試合、仙台市(JR東日本東北)−大垣市(西濃運輸)を見たあと、第三試合までの間、阪堺電車を履修することにします。

 大正駅から環状線で新今宮駅へ移動、隣接する阪堺電車の南霞町駅きっぷうりばで「てくてくきっぷ」(=一日乗車券・600円)を購入。

DSC01323.jpg さっそく来た電車で一駅、始発駅の恵美須町駅へ行ってみると、なんと、モ161キター!!

 貸切運行でもちろん私は乗れませんが、これに出くわすとは、なんという引きの強さ!!!

 形式としての161形は「昭和40年代復元車」のモ161のほかに8両が現役で、非冷房車のため真夏の土休日は運行されないものの、10月となればバリバリ走っているようでこのあと何度か乗る機会がありました。


DSC01376.jpg この貸切車が出た後の、あびこ道行き(=途中駅止まり)に乗り、途中住吉で降りて住吉公園までの支線を履修したのち(実は住吉鳥居前で降りて徒歩で住吉公園駅へ向かい、電車で住吉へ戻ってきたほうがよかった)、浜寺駅前行きに乗り継ぎます。

 浜寺駅前駅(←「浜寺駅前」という名の駅)では、先に出た貸切車が駅に停車中で、なんと駅手前でドアが開いて「ここが終点です」と降ろされましたよ。

 まぁ路面電車ですからステップがあって降りるのに差し障りはないんですが。

 驚いたのはこの先で、場内信号機が停止現示なのに、何らかの誘導があるようにも見えなかったのに、乗客を降ろした電車が停車中の貸切車の手前まで移動していって、一般の乗客を乗せて折り返したことです!

 ポイントはどうせスプリングポイントでしょうから切り換える必要はなく、ぶつからなきゃなんでもあり……のはずはなく、無線で何らかの指示を得ていたのか、、、と考え始めると疲れてしまうのでやめました。


 この鉄道会社は南海電鉄系列で、駅名標などは南海電車の駅で見かけるものと同じ仕様で、制服にも南海のマークが入っています。

DSC01370.jpg ただ、経営は決して順調ではない様子で、堺市の支援を受けて全線均一200円の実験中の由。

 「RACDA大阪・堺」って、元は「阪堺線存続検討ワーキンググループ」なんだそうで、「存続検討」の文字が切迫感を感じさせます。

 まちづくりや交通システムとしての路面電車を勉強してて「RACDA」というNPOを知らなかったらモグリというくらい有名ですが、有効に機能しているのって岡山くらいしか知らなかったので、こんなところにもあったのか(失礼)という思いです。


DSC01399.jpg さて、乗りつぶしの過程で、うわー大阪! と思ったのが、沿線にあった「スーパー玉出」。

 この毒々しい色合いの看板といい、雰囲気がいかにも。。。

 新今宮にも店があるらしいんですけど、行ったことはないです。


DSC01406.jpg 限られた時間で「とりあえず完乗はした」という程度の履修でしたが、天王寺駅前で電車を降りるとき、

「顔なじみ 今日も乗ってる 阪堺電車」

というキャッチコピーが印象的でありました。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

パンダを見に行ってきた

 毎日上野へ通っていて、しかも午前中で終わるのに、平日の上野動物園へ行かないのはもったいない……と行ってみました。

 現在取得の準備を進めている障害者手帳が交付されれば入園料はタダですが、まだ“健常者”なので600円。

 前回来たのは大学生のときモノレールに乗りに。

 その前は、確かトントンが生まれたときだったかの大賑わいのときに来たような記憶があります。

 あのときは、もう本当にすごい人だかりで、パンダ舎ではとにかく立ち止まってはいけないという人の流れの中で父親に肩車をされてほんの一瞬それっぽいのが見えて通り過ぎちゃったような、そんなような有様でした。……たぶん、週末に行ったんでしょう。

DSC01238.jpg パンダ舎に入ってみると確かに記憶にある通路とガラス張りの飼育小屋ですが、さすが平日で立ち止まって好きなだけ眺め放題。

 見てる人が全員携帯電話を持って同じポーズをしているのが面白かったです。

 動いてるパンダもよいですが、2頭のうち片方は「たれぱんだ」も顔負けなほどぼへらーとしており、個人的にはそちらの様子にとっても癒されました。

DSC01247.jpg どうせなので園内を一回りしてみることにします。

 アジアゾウのところでは、ゾウがホウキを鼻で持ち上げて見せていましたよ。すごいー。

 ……ただ、こういう光景を見てると、小学2年の国語の教科書で読んだ「そしてトンキーもしんだ」で餌欲しさにゾウたちが飼育員に芸をしたというのはこういうのだったんだろうか、などと、ちょっぴりしんみりもしてしまったり。。
(教科書に載った題は「かわいそうなぞう」ではなかった)

 Wikipediaによれば、小学2年の教科書に掲載されていたのは1986年までとのことなので、国語でこの話を習ったのは私の学年(1978年度生まれ)が最後ということになります。


DSC01271.jpg 「いそっぷ橋」を渡って西園へ行くと、さっそくレッサーパンダが! うおおおお!! かわええええええええ!!!

 しかし見た目とは裏腹に、すばしっこくてなかなかカメラに収められないのが憎たらしい!

 レッサーパンダなら市川市動植物園にもいるんですけれども、あちらはまだ行ったことがないのです。。。


DSC01281.jpg あとペンギンは外せませんな!! 23区内の都立公園にペンギンは葛西臨海水族園で見られるんですけど、上野動物園にもいます。

 以前は、ペンギンといえばピョコピョコ歩いてるのが好きだったんですけど、きょうは、さっきのパンダ同様に寝そべってたり、直立したままちぢこまってぼけーっとしてるペンギンに非常に癒されました。

 動物園に来てるのに、止まってる動物に惹かれるのはなんでだろう。。。


DSC01282.jpg これすごいと思ったのが、動物の解説パネルの広告。

 キリンの解説パネルに飲料メーカーの「キリン」が広告を出しているほか、カバの解説パネルには「カバヤ食品」の広告。

 そうするとペリカンのところには通運会社(動物名のサービスなくなっちゃいましたが)、ライオンのところには洗剤メーカーが……と推測するわけですが、大幅に戻る格好になるので面倒になり、そのまま西園の出口(池之端門)から出て根津駅から地下鉄で帰りました。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

そのほか気になる鉄道諸設備

DSC01193.jpg 普段乗らないような新幹線や関西の電車に乗ったので、鉄道マニアの視点で気になったものを……。

 まず1枚目の写真は新大阪駅で。在来線の中継信号機と同じ形状の信号機が置いてありました。

 新幹線は運転席に信号機がありますから、在来線のように「カーブや駅ホーム屋根の先の信号機が手前から見えないので中継信号機を建てる」という発想はないはずです。

 ただし、駅構内の入換運転のための信号機には在来線の入換標識と同形状の地上信号機があるので、その中継、ということでしょうか。……と思ったら、Wikipediaの「日本の鉄道信号」にその旨の記述がありました。

 在来線では入換信号機の中継信号機の例は聞いたことがない(京浜急行の品川駅で係員が入換信号機を中継している例はある)ので、興味深いものです。


DSC01212.jpg 2枚目の写真は大阪環状線の天王寺駅で。

 赤白のシマシマで囲われた表示灯はおそらく特殊信号(→非常の場合の停止信号)でしょう。

 同じJRでも、東日本の駅ホームに設置されている特殊信号発光機は上下2灯なので対照的です。

 1灯しかないのは大阪のケチケチ文化かしら? と要らんことを推測してみたり。

 やはりWikipedia「日本の鉄道信号」の項目で「発光信号」を見ると、「赤色灯の明滅により停止信号を現示するもの」としか定義されていないようです。

 たしかに実際の形状は、ほかにも5角形に並んだ5灯の赤色灯がクルクル点滅するものとか、トウモロコシのような縦長のものがパカパカ光ったりとか、バリエーション豊富です。


 もう一つ、その右にある長方形の電光表示器は、たぶんJR東日本の駅でときどき「抑止」とか「延発」とかの文字がピカピカ光ってるアレのJR西日本版でしょうか。(推測)

 仮にそうだとすれば、ダイヤが乱れないと使われている様子を見ることができないので、ときどき関西へ行く程度ではお目にかかることはないでしょう。たぶん。
author by よんなん
- | trackbacks (0)
  1. 無料アクセス解析