家賃滞納その(5) 答弁書が提出された

 貸家の家賃滞納〜内容証明郵便での催促〜建物明渡請求訴訟のその後です。(その(4)


 被告(家賃滞納中の入居者)は建物明渡請求訴訟の訴状を受け取っていないと聞いていましたが、なんと被告から答弁書が提出された、と弁護士事務所からその写しが届きました。

 提出は当初の期日の2日前で、その日のうちに裁判所から弁護士事務所へFAXされ、さらにその日の消印で写しが郵送されて我が家の郵便受けに入っていたのは期日当日の夕方でした。

 もしかしたら、第1回期日は最初の予定通り行われたのかもしれません。

 ……空振りでも裁判所へ足を運んでおくんだったかな、、、


 答弁書は請求に対しては争わず和解を求める内容で、家族が病気だから転居が不可能に近いことや、貸家に不満があることや、滞納分は当初の契約期限までに完済する意思があること、第1回期日は家族の病気のため欠席する(答弁書の提出で擬制陳述する)旨が書いてありました。


 答弁書を読んで思うところはたくさんありますが、原告の私が係争中にブログで主張を連ねることは適切ではないと考えるので、これは解決してからここで書くことにします。


 しかし訴状を受け取らないとか、答弁書を提出して欠席裁判にしないとか、引き延ばしを図る方策を知っているということは、過去に同じような経験をしてきたか、あるいはアドバイスをする人がいるのかもしれません。


 へたすると地裁判決が出ても控訴をするんじゃないかという気さえしますが、逆に、そこまでの知識があるのなら、判決確定を待たずに仮執行宣言をもって強制執行が可能なことも知っているとも考えられ、さすがに病気の家族ともどもその場から裁判所の執行官に排除されて鍵を交換される強制執行の前には自主的に退去するのではないか……という気もします。

 すくなくとも和解なんてとんでもないですし、家賃保証会社が保証をしてくれる間に解決することを望むばかりです。
author by よんなん
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