燃料費調整額の衝撃

 電気料金の燃料費調整額がすごいことになっています。

 我が家は東京電力の旧「朝得プラン」(選択約款)で、現在は系列のPinTに引き継がれていますが、燃料費調整額は東京電力と同額です。

 で、今年(2022年)の1月まで燃料費調整額はむしろマイナスで、2月にプラスへ転じてからもいわゆる規制料金(従量電灯Bなど)と同額だったのが、9月から差がつくようになりました。

 9月の規制料金は燃料費調整額が5.13円/kwhで、10月以降もこの額で推移していることから、おそらくこれが規制料金のもとでの上限なのでしょう。

 選択約款の燃料費調整額は、9月6.50円、10月8.07円、11月9.72円、12月11.92円、2023年1月12.99円……と発表されています。

 「朝得プラン」の夜間料金(1時〜9時)は12.51円/kwhだったのが、2022年11月に16.73円/kwhに値上げされたばかりです。

 そこへ、1kwh使うごとに、12月は11.92円、1月は12.99円がプラスされていくわけですから、実質28.65円、29.72円……って、従量電灯Bの第2段階料金(26.48円+5.13円=31.61円)とたいして違わない……!

 夜間料金でこれですから、9時〜翌1時の昼の料金(もともと従量電灯Bより割高)なんか目も当てられません。

 これまで夜間料金はほぼタダ同然の感覚で、洗濯乾燥機もエアコンの暖房もタイマーをかけて、食器洗い機は朝起きてから使ってきましたが、そもそも電気以外で代替できるものは切り替えないといけません。

 とはいえ原料費調整があるのは都市ガスも同じなので、あとは灯油くらいしか……灯油も一時に比べてかなり高いですが、18Lで2,000円を超えることはなくなりました。

 ガスや灯油のファンヒーターを寝ている間に使うわけにはいかないですし、洗濯機や食器洗い機は電気でしか動かないので、せいぜい、朝起きたらエアコンを止めて灯油ファンヒーターをつける、浴室の暖房をやめて脱衣所に置いた灯油ファンヒーターで浴室も一緒に温めるくらいでしょうか。


 電気料金を従量電灯Bに戻すのも一案ですが、「朝得プラン」などは新規申し込みをやめていて元に戻れないですし、石油価格は今後下がっていくと見込んでここはがまんのしどころ……と思うことにします。


 しかしほんとに石油やガスが高いなら石炭や原子力で発電すればいいのに……
author by よんなん
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