衆議院選挙終わりましたね

DSC04296.jpg 毎度ながら浅はかな考えを垂れ流している当ブログですが、それに輪をかけて政治の話など。

 「小選挙区制度」はまだ定着の途上であって、ここで変えてはいけないのだろうなと思っています。

 一党による長期政権がさまざまな腐敗を生んできて、小選挙区制度が導入されて、選挙による政権交代が実現して、1回目の民主党の政権公約が破綻して、いまここです。

 元の自民党政権時代は、

・自民党の政策勉強会には省庁の局長級が出席する
・民主党の政策勉強会には省庁の課長級しか出てこない
・少数野党にはパンフレットしか渡さない

といったふうなことがあったように3年前の新聞で読んだ記憶があります。
(当時、政権交代が現実的になってきて省庁の対応が変わりつつあるという内容の記事だった)

 民主党が野党時代に主張していた「埋蔵金」が、政権の座についてみたら実は(ほとんど)なかった(自民党の言うとおりだった)、などなどは、目隠しでスイカ割りをするような状態でマニフェストを作っていたからなんだろうというのが自分の考え(推測)です。


 マニフェストは、「公約を数値で示す」ことで4年間(または解散まで)の達成度を「事後に評価できる」、という触れ込みでした。

 今回の選挙では、前回のマニフェストの達成度を評価できるこの「効用」がシビアなほどに発揮された(良かった)わけで、今後も「政権公約を数値で示す」姿勢を変えてはいけないと思いますし、二大政党の他方の自民党も倣うべき部分だと思います。


 振り子現象だの、3割しか支持を得ていない自民党が過半数の議席を得るのが問題だの、言う人は言うのでしょうけれども、中選挙区制に戻して55年体制再び、なんてのがよほどの悪夢です。

 ある程度のスパンで政権与党が選挙で(←重要)変わるシステムは必要だと思いますし、我が国においては定着する途上なんだと考えます。
author by よんなん
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