働き始めたが貯金が減るようになった
2012.04.07 Saturday | よんなん的戯言
復職して、(業務内容はともかく)傷病手当金ではなく自分で働いて得たお金で暮らすようになりました。社会人として望ましいことです。
……が、通帳の残高は少しずつ減る一方。
休職中は生活に困らないどころか貯金までできてたんだけどな。。。
というのも、休職中に受け取ってきた傷病手当金の算出に使われる「標準報酬月額」には
・通勤定期代
・それまでの残業代
も含まれていたうえ、傷病手当金には所得税がかからなかったのです。
復職してからは、通勤定期は現物貸与で現金収入にはなりませんし、残業をしないのだから残業代なんか出ませんし、給与所得には所得税もかかります。
……天引きで勤務先の株を買うのも自動的に再開されたので、手取りが減った分のいくらかは資産形成にまわっている計算ですが、現金の貯金は切り崩しながらの暮らしがしばらく続きそうです。
もちろん、休職中の暮らしに困らなかったどころか元職に復職できて恵まれている立場です。
世の中には職を失って路頭に迷う人もいるのに、自分なんか家など資産を手放さずともせいぜい冬のボーナスまでが当面の辛抱のしどころ……と理屈は分かっているものの、通帳に記帳するたび「働き始めたのに…」と釈然としないものです。
なぜ夏のボーナスではなく冬のボーナスまでかというと、今夏のボーナスは昨年10月から今年の3月まで働いてない日があれば(当たり前ですが)日数に応じて減額されるので、今回は1月いっぱいまで休職していましたから単純計算して3分の1くらいしか出ないことになります。
#実はまるまる休んでも最低限いくらかは出る決まりで、休職中もいくらかもらっていたのとあんまり変わらない
ほかにもため息をつきたくなる要素は山ほどあって、まず、働いていれば去年が昇進試験の受験資格がある年で、受かった同期諸君は4月1日付で昇進+昇給してさらに新たな手当も出るようになったはずなんですよね。
休んだ分遅れるのは分かるのですが、タイミングの悪いことにこの4月から人事制度が大改正されて、自分が昇職試験(試験の名前も変わった)を受けられるのは1年遅れではなくなんと2年遅れ!
まぁ、試験を受けたからといって受かるとは限らないので単純な比較は難しいものの、あの手当×2年分っていくらだよ……。安いクルマなら買えるよたぶん。
おまけに4月の定期昇給も、惜しいことに前年度に2か月しか働いてないので今回はなし(のはず)です。
(1月に復職して3か月働いていれば所定の4分の1だけど上がりはした計算)
……昇給なし、って、たとえ月給1000円とか1500円でも会社を辞めるまで毎月の給料+ボーナス+退職金に影響するからな。。。この1か月を「ノーワーク・ノーペイ」で割り切るにはちょっと差が大きすぎたよな。。。
そしてそういうことしか頭に思い浮かばないタイミングで届く固定資産税・都市計画税の納付書。……家を持っている以上払うことは分かってる税金ですからさっさと払ってきましたけども。
何か少しでも手取りが増える展望があるかといえば、去年は税金がかかる収入がなかったので、住民税の所得割が6月から1年間課税されなくなる(はず)といったくらいでしょうか。
それと強いて挙げれば、4〜6月に残業をしないなら標準報酬月額の定時決定に反映されますから、休職前に残業をしていた頃のままだった現在の額より社会保険料がほんの少し安くなる……かもしれません。(10月の給与天引から)
#余談ですけど標準報酬月額の「定時決定」は4〜6月の収入を元にするので「4〜6月は残業を控えて他の月で稼ぐのが得」と言う人がいますが、その後収入が大きく上下すると「随時決定」の対象になって標準報酬月額はその都度変わります。
会社員たるものそんなシケたこと気にせずとも、仕事をがんばれば(時間で給料が出るうちは残業すればするほど来月の)給料は増える、という分かりやすいモチベーションみたいなものがあるわけですが、「このタイミングで仕事をがんばって再発させる人が多い」と指導を受けているうちはそれすら夢のまた夢です。
もちろん、給料が変わらないなか目の前の現金収入を増やすのには、毎月定額で勤務先の株を買うのをやめる選択肢があります。……今の住まいを賃貸に出して自分は別の場所に住むのも一つの方法です。
といっても現在のローン返済額+管理費・修繕積立金は賃貸住宅に住むよりかなりお値打ちで、賃貸収入を得ても自分が別に住む場所の家賃が当然かかりますし、引っ越しもそれなりに費用がかかることです。
また、毎月定額(←重要)を積み立てて株で資産形成している場合、株価が安い時期に安易に積み立てを減らすべきではありません。……なにより、会社の持株会を通じている(=会社からいくらか補助が出る)ので、拠出を減らすことは会社からもらう補助も減らす=全体で見ると実は収入を減らしていることを意味します。
先述の通り、満額支給を期待できる冬のボーナスまでが辛抱のしどころなのは分かっているので、貯金残高とにらめっこをしながら欲しい物は選んで買い、がまんするものはがまんしようと思います。
なにより、休職中に作ってきた貯金も少しはあるうえ、仕事を失って路頭に迷うよりよほどマシなのです……んーむ、、、分かってはいるのだが、、、
……が、通帳の残高は少しずつ減る一方。
休職中は生活に困らないどころか貯金までできてたんだけどな。。。
というのも、休職中に受け取ってきた傷病手当金の算出に使われる「標準報酬月額」には
・通勤定期代
・それまでの残業代
も含まれていたうえ、傷病手当金には所得税がかからなかったのです。
復職してからは、通勤定期は現物貸与で現金収入にはなりませんし、残業をしないのだから残業代なんか出ませんし、給与所得には所得税もかかります。
……天引きで勤務先の株を買うのも自動的に再開されたので、手取りが減った分のいくらかは資産形成にまわっている計算ですが、現金の貯金は切り崩しながらの暮らしがしばらく続きそうです。
もちろん、休職中の暮らしに困らなかったどころか元職に復職できて恵まれている立場です。
世の中には職を失って路頭に迷う人もいるのに、自分なんか家など資産を手放さずともせいぜい冬のボーナスまでが当面の辛抱のしどころ……と理屈は分かっているものの、通帳に記帳するたび「働き始めたのに…」と釈然としないものです。
なぜ夏のボーナスではなく冬のボーナスまでかというと、今夏のボーナスは昨年10月から今年の3月まで働いてない日があれば(当たり前ですが)日数に応じて減額されるので、今回は1月いっぱいまで休職していましたから単純計算して3分の1くらいしか出ないことになります。
#実はまるまる休んでも最低限いくらかは出る決まりで、休職中もいくらかもらっていたのとあんまり変わらない
ほかにもため息をつきたくなる要素は山ほどあって、まず、働いていれば去年が昇進試験の受験資格がある年で、受かった同期諸君は4月1日付で昇進+昇給してさらに新たな手当も出るようになったはずなんですよね。
休んだ分遅れるのは分かるのですが、タイミングの悪いことにこの4月から人事制度が大改正されて、自分が昇職試験(試験の名前も変わった)を受けられるのは1年遅れではなくなんと2年遅れ!
まぁ、試験を受けたからといって受かるとは限らないので単純な比較は難しいものの、あの手当×2年分っていくらだよ……。安いクルマなら買えるよたぶん。
おまけに4月の定期昇給も、惜しいことに前年度に2か月しか働いてないので今回はなし(のはず)です。
(1月に復職して3か月働いていれば所定の4分の1だけど上がりはした計算)
……昇給なし、って、たとえ月給1000円とか1500円でも会社を辞めるまで毎月の給料+ボーナス+退職金に影響するからな。。。この1か月を「ノーワーク・ノーペイ」で割り切るにはちょっと差が大きすぎたよな。。。
そしてそういうことしか頭に思い浮かばないタイミングで届く固定資産税・都市計画税の納付書。……家を持っている以上払うことは分かってる税金ですからさっさと払ってきましたけども。
何か少しでも手取りが増える展望があるかといえば、去年は税金がかかる収入がなかったので、住民税の所得割が6月から1年間課税されなくなる(はず)といったくらいでしょうか。
それと強いて挙げれば、4〜6月に残業をしないなら標準報酬月額の定時決定に反映されますから、休職前に残業をしていた頃のままだった現在の額より社会保険料がほんの少し安くなる……かもしれません。(10月の給与天引から)
#余談ですけど標準報酬月額の「定時決定」は4〜6月の収入を元にするので「4〜6月は残業を控えて他の月で稼ぐのが得」と言う人がいますが、その後収入が大きく上下すると「随時決定」の対象になって標準報酬月額はその都度変わります。
会社員たるものそんなシケたこと気にせずとも、仕事をがんばれば(時間で給料が出るうちは残業すればするほど来月の)給料は増える、という分かりやすいモチベーションみたいなものがあるわけですが、「このタイミングで仕事をがんばって再発させる人が多い」と指導を受けているうちはそれすら夢のまた夢です。
もちろん、給料が変わらないなか目の前の現金収入を増やすのには、毎月定額で勤務先の株を買うのをやめる選択肢があります。……今の住まいを賃貸に出して自分は別の場所に住むのも一つの方法です。
といっても現在のローン返済額+管理費・修繕積立金は賃貸住宅に住むよりかなりお値打ちで、賃貸収入を得ても自分が別に住む場所の家賃が当然かかりますし、引っ越しもそれなりに費用がかかることです。
また、毎月定額(←重要)を積み立てて株で資産形成している場合、株価が安い時期に安易に積み立てを減らすべきではありません。……なにより、会社の持株会を通じている(=会社からいくらか補助が出る)ので、拠出を減らすことは会社からもらう補助も減らす=全体で見ると実は収入を減らしていることを意味します。
先述の通り、満額支給を期待できる冬のボーナスまでが辛抱のしどころなのは分かっているので、貯金残高とにらめっこをしながら欲しい物は選んで買い、がまんするものはがまんしようと思います。
なにより、休職中に作ってきた貯金も少しはあるうえ、仕事を失って路頭に迷うよりよほどマシなのです……んーむ、、、分かってはいるのだが、、、