東京−新青森−津軽鉄道−大鰐温泉−秋田
2012.03.22 Thursday | よんなん的旅行 > 2012年の旅行
「JR線は全部乗った」と自称していた(=過去形)私ですが、2010年度に開業した九州新幹線と東北新幹線の新区間はまだ乗ってなくてタイトル返上状態です。
今回はまず東北新幹線の八戸〜新青森を履修しに、東京駅8:56発「はやて19号」の車中の人になりました。
……このはやて号はE5系電車で運転なのでグランクラスに乗ってみようかと思ったものの、株主優待割引すら適用されない料金にヒヨッてグリーン車へ転進。
グリーン車も自分には充分すぎるほど快適でありました。
新青森からは、日本海側を回って寄り道をしながら3日かけて戻ることにします。
新青森から奥羽線と五能線を乗り継いで、五所川原から津軽鉄道を履修。……これだけ長く鉄道マニアをやってて、津軽鉄道って乗ったことがなかったんですよ。
ストーブ列車(旧型客車)はてっきり過去帳入りしたのかと思いきや、300円追加で乗れるようになっていて、走行中もドアが開く旧型客車も初体験です。
もうちょっとやる気があれば金木で降りて太宰治の生家でも訪ねたのでしょうけれども、津軽中里まで単純に往復して奥羽線の旅を続けます。
きょう中に秋田まで到達すればよいので、大鰐温泉で途中下車。
大鰐温泉といえば適度にさびれた(=ほめ言葉)温泉街で、駅から少し歩いた「若松会館」(写真)はNHK「ふだん着の温泉」に出てきそうなたたずまいが好きな共同浴場ですが、今回駅を降りたら目の前にパチンコ屋かと思うような広い駐車場つきの立派な建物ができてて、何かと思ったら「鰐come」(わにかむ)という新しい日帰り入浴施設でびっくりしました。
時間があったので「鰐come」と「若松会館」の両方を履修。
「鰐come」はどこにでもありそうな最近の日帰り入浴施設といってしまえばそれまでですが、露天風呂の広さは特筆に価して、実用面でも駅に近いですし、若松会館へ行く理由が「中学・高校生の頃から東北旅行の折や北海道へ行く夜行に乗る前に入ってきた思い出に浸る」以外になくなってしまったのは複雑なところです。
大鰐温泉から秋田への移動には、寝台特急「あけぼの」号を利用しました。
かつては、ブルートレインが末端区間で昼の特急の一部に組み込まれて下り列車は立席特急券(空席に座ってよい)、上り列車は指定席特急券で乗れる、通称「ヒルネ」は全国至るところにあったものですが、もはや「あけぼの」号の羽後本荘〜青森だけです。
「ゴロンとシート」を取れば、同じ料金でゴロゴロしながら移動できますが、ここはあえてヒルネを選びました。
秋田では駅に近いビジネスホテルが軒並み満室で、路線バスで5分くらい移動したところを取りました。
なんでこんなに賑わっているのか……と思ったら、秋田新幹線「こまち」号でも東京から片道たっぷり4時間かかるので、日帰り出張はちょっと厳しいエリアのようです。
寝台特急「あけぼの」号も意外と利用が多い(らしい)のは、そういう事情もありそうです。
今回はまず東北新幹線の八戸〜新青森を履修しに、東京駅8:56発「はやて19号」の車中の人になりました。
……このはやて号はE5系電車で運転なのでグランクラスに乗ってみようかと思ったものの、株主優待割引すら適用されない料金にヒヨッてグリーン車へ転進。
グリーン車も自分には充分すぎるほど快適でありました。
新青森からは、日本海側を回って寄り道をしながら3日かけて戻ることにします。
新青森から奥羽線と五能線を乗り継いで、五所川原から津軽鉄道を履修。……これだけ長く鉄道マニアをやってて、津軽鉄道って乗ったことがなかったんですよ。
ストーブ列車(旧型客車)はてっきり過去帳入りしたのかと思いきや、300円追加で乗れるようになっていて、走行中もドアが開く旧型客車も初体験です。
もうちょっとやる気があれば金木で降りて太宰治の生家でも訪ねたのでしょうけれども、津軽中里まで単純に往復して奥羽線の旅を続けます。
きょう中に秋田まで到達すればよいので、大鰐温泉で途中下車。
大鰐温泉といえば適度にさびれた(=ほめ言葉)温泉街で、駅から少し歩いた「若松会館」(写真)はNHK「ふだん着の温泉」に出てきそうなたたずまいが好きな共同浴場ですが、今回駅を降りたら目の前にパチンコ屋かと思うような広い駐車場つきの立派な建物ができてて、何かと思ったら「鰐come」(わにかむ)という新しい日帰り入浴施設でびっくりしました。
時間があったので「鰐come」と「若松会館」の両方を履修。
「鰐come」はどこにでもありそうな最近の日帰り入浴施設といってしまえばそれまでですが、露天風呂の広さは特筆に価して、実用面でも駅に近いですし、若松会館へ行く理由が「中学・高校生の頃から東北旅行の折や北海道へ行く夜行に乗る前に入ってきた思い出に浸る」以外になくなってしまったのは複雑なところです。
大鰐温泉から秋田への移動には、寝台特急「あけぼの」号を利用しました。
かつては、ブルートレインが末端区間で昼の特急の一部に組み込まれて下り列車は立席特急券(空席に座ってよい)、上り列車は指定席特急券で乗れる、通称「ヒルネ」は全国至るところにあったものですが、もはや「あけぼの」号の羽後本荘〜青森だけです。
「ゴロンとシート」を取れば、同じ料金でゴロゴロしながら移動できますが、ここはあえてヒルネを選びました。
秋田では駅に近いビジネスホテルが軒並み満室で、路線バスで5分くらい移動したところを取りました。
なんでこんなに賑わっているのか……と思ったら、秋田新幹線「こまち」号でも東京から片道たっぷり4時間かかるので、日帰り出張はちょっと厳しいエリアのようです。
寝台特急「あけぼの」号も意外と利用が多い(らしい)のは、そういう事情もありそうです。