いいやま雪まつりとかまくらの里
2025.02.09 Sunday | よんなん的旅行 > 2025年の旅行
JRのニュースリリースで冬の臨時列車を見ていたら
「雪のおいこっと(いいやま雪まつり号) 運転日2/8.9」
という列車を見つけました。
飯山でも雪まつりをやっているのかぁ、といろいろ調べていると、飯山には「かまくらの里」という、かまくらで鍋料理を楽しめる場所もあることが分かりました。
かまくらで夕食を食べて花火を見る宿泊プランは残念ながら売り切れで、昼のプランなら日帰りを考えていたら、妻から長野での前泊を提案され、仰せのとおり長野で前泊をしてホテル発9時のシャトルバスで出発しました。
長野駅9:32発の新幹線に乗れば次の飯山まで所要11分。9:43に着きました。
(この新幹線に東京から乗ると7:52発なので、日帰りでも早起きをがんばれば乗れる)
野沢温泉へ行くであろうスキー客でごった返す駅構内をかき分けて観光案内所で雪まつりのパンフレットをもらいます。……係の方が言うには「(駅に近い)『なちゅら』会場は建物の中なのですが、城址公園会場はこの雪ですのでどうなっているか……」とのことで、ひとまず「なちゅら」(飯山市文化交流館)へ向かいます。
館内のステージで仮面ライダーショーをやっているようですが、建物の外では雪だるまづくりや、雪のすべり台で遊べるようになっていて、大学生のボランティアのお兄さんお姉さん方が娘の相手をしてくれました。
ボランティアの大学生の話では、城址公園会場にはもっと大きなスノースライダーがある、ということなので、路線バスで向かいます。
Googleマップでルートを調べると、見知らぬ町の路線バスの停留所やバスの時間も出てくるので、この機能は非常に助かりました。
城址公園会場には雪像もあるのですが、降り続く雪にすっかり埋もれてしまって、なんの像だかほとんど分からないありさまです。
スノースライダーは受付で住所と名前を書かされ、そのとき視界に入ったほかのお客さんの住所はほとんど県内でした。……さきほどの「なちゅら」会場でもボランティアの方に「千葉から来た」と言ったら「どうやって雪まつりを知ったんですか」とたいそう不思議がられましたが、そもそも域外から人を集めようというイベントではないのかもしれないです。
まぁまぁ並んでいたのでスノースライダーは1回滑らせて終わりにして、雪遊びができるスペースで娘と雪合戦のまねごとに転じます。
きのうの善光寺境内も、さきほどの「なちゅら」会場もそうでしたが、雪はちょっと握るとすぐに玉になって、ちょっと転がせばすぐに大きくなります。
上越新幹線沿線の雪ではなかなかこうなった経験がないのですが、降り積もったばかりの雪だからなのか、やはり信州は雪質が違うのか、20年近く前に野沢温泉へスキーに来たときはあまり雪質の違いには気づかなかったので、よく分からないです。
そんな折に雪中神輿が通りかかり、餅まきが始まりました。
実際にばら撒かれたのは個包装のお菓子で、娘もいくつか手にしていましたよ。
「かまくらの里」へ向かうバスの時間が近づいたので餅まきが終わったところで会場を後にしてバス停へ向かいます。……やはりこのGoogelマップの機能は便利です。
かまくらの里へ向かう路線バスは「急行戸狩野沢温泉スキー場線」というのだそうで、「急行」の文字でてっきり飯山駅で行列ができていた「野沢温泉ライナー」のことかと思って、駅で満員になってしまって途中から乗れないのではないだろうかとバス停で待っていたら、見事に「野沢温泉ライナー」が通過して行ってしまい少し不安になっていると、はたして何の変哲もない路線バスが「急行」の表示を出してやってきました。
車内はかなり人が立っていましたが、乗るには乗れて信濃平バス停まで10分ほど。バス停は「かまくらの里」の目の前でした。
受付に予約した旨を伝えると、14番のかまくらをあてがわれ、15分ほど待つと鍋料理とおにぎり、野沢菜がやってきました。
かまくらには、ベンチとテーブル、テーブルの上に卓上カセットコンロがあるだけで、特に暖房器具の類はありません。
鍋を火にかけると暖かくなるのだろうか……と思ったら意外とそうではなく、妻や娘は震えながら食べてましたよ。
鍋は地元特産の豚肉や野菜が入っているようでしたが、言ってしまえば何の変哲もない鍋で、1人6,000円(+未就学児のおにぎり代230円)は事実上かまくらのレンタル代でありましょう。
鍋を食べてもたいして温まらないことが分かり、かまくらには1時間半滞在できるので、娘を広場で遊ばせることにします。いいやま雪まつり期間中は、かまくらの里も「かまくら祭り」を開催中でしたが、物販のほかのメインはスタンプラリーのようで、そちらには参加せずに雪山で遊ばせ……たところ、そり遊びがしたいと言い出して、そりを100円で借りました。
帰りのバスは信濃平バス停特発が1台用意されていて、バスの時間の10分ほど前にバス停へ行ったらちょうど回送車が扉を開けるところで座ることができました。
ほどなくして待合室で待っていた方々が気づいて乗ってくるとあっという間に席は埋まり、発車の時刻になると車内は来た時のバスと同じくらいに立ち客もあり、野沢温泉からのバスが通過したあと、それを追うように発車します。
飯山駅に着いたら駅前の県内スーパー「つるや」で買い物をしてから新幹線で帰途につきました。
昼のかまくらは真っ白けで夜に来たほうが風情があってよさそうだと思った以外は、僕の満足度はまぁまぁ高かったです。
しかし、寒いのが苦手な妻は終始機嫌が悪かった(特に、かまくらの中が暖かくなかったのがとどめだった様子)ので、残念ながら次はなさそうです……。
「雪のおいこっと(いいやま雪まつり号) 運転日2/8.9」
という列車を見つけました。
飯山でも雪まつりをやっているのかぁ、といろいろ調べていると、飯山には「かまくらの里」という、かまくらで鍋料理を楽しめる場所もあることが分かりました。
かまくらで夕食を食べて花火を見る宿泊プランは残念ながら売り切れで、昼のプランなら日帰りを考えていたら、妻から長野での前泊を提案され、仰せのとおり長野で前泊をしてホテル発9時のシャトルバスで出発しました。
長野駅9:32発の新幹線に乗れば次の飯山まで所要11分。9:43に着きました。
(この新幹線に東京から乗ると7:52発なので、日帰りでも早起きをがんばれば乗れる)
野沢温泉へ行くであろうスキー客でごった返す駅構内をかき分けて観光案内所で雪まつりのパンフレットをもらいます。……係の方が言うには「(駅に近い)『なちゅら』会場は建物の中なのですが、城址公園会場はこの雪ですのでどうなっているか……」とのことで、ひとまず「なちゅら」(飯山市文化交流館)へ向かいます。
ボランティアの大学生の話では、城址公園会場にはもっと大きなスノースライダーがある、ということなので、路線バスで向かいます。
Googleマップでルートを調べると、見知らぬ町の路線バスの停留所やバスの時間も出てくるので、この機能は非常に助かりました。
城址公園会場には雪像もあるのですが、降り続く雪にすっかり埋もれてしまって、なんの像だかほとんど分からないありさまです。
スノースライダーは受付で住所と名前を書かされ、そのとき視界に入ったほかのお客さんの住所はほとんど県内でした。……さきほどの「なちゅら」会場でもボランティアの方に「千葉から来た」と言ったら「どうやって雪まつりを知ったんですか」とたいそう不思議がられましたが、そもそも域外から人を集めようというイベントではないのかもしれないです。
まぁまぁ並んでいたのでスノースライダーは1回滑らせて終わりにして、雪遊びができるスペースで娘と雪合戦のまねごとに転じます。
きのうの善光寺境内も、さきほどの「なちゅら」会場もそうでしたが、雪はちょっと握るとすぐに玉になって、ちょっと転がせばすぐに大きくなります。
上越新幹線沿線の雪ではなかなかこうなった経験がないのですが、降り積もったばかりの雪だからなのか、やはり信州は雪質が違うのか、20年近く前に野沢温泉へスキーに来たときはあまり雪質の違いには気づかなかったので、よく分からないです。
実際にばら撒かれたのは個包装のお菓子で、娘もいくつか手にしていましたよ。
「かまくらの里」へ向かうバスの時間が近づいたので餅まきが終わったところで会場を後にしてバス停へ向かいます。……やはりこのGoogelマップの機能は便利です。
かまくらの里へ向かう路線バスは「急行戸狩野沢温泉スキー場線」というのだそうで、「急行」の文字でてっきり飯山駅で行列ができていた「野沢温泉ライナー」のことかと思って、駅で満員になってしまって途中から乗れないのではないだろうかとバス停で待っていたら、見事に「野沢温泉ライナー」が通過して行ってしまい少し不安になっていると、はたして何の変哲もない路線バスが「急行」の表示を出してやってきました。
車内はかなり人が立っていましたが、乗るには乗れて信濃平バス停まで10分ほど。バス停は「かまくらの里」の目の前でした。
受付に予約した旨を伝えると、14番のかまくらをあてがわれ、15分ほど待つと鍋料理とおにぎり、野沢菜がやってきました。

鍋を火にかけると暖かくなるのだろうか……と思ったら意外とそうではなく、妻や娘は震えながら食べてましたよ。
鍋は地元特産の豚肉や野菜が入っているようでしたが、言ってしまえば何の変哲もない鍋で、1人6,000円(+未就学児のおにぎり代230円)は事実上かまくらのレンタル代でありましょう。
鍋を食べてもたいして温まらないことが分かり、かまくらには1時間半滞在できるので、娘を広場で遊ばせることにします。いいやま雪まつり期間中は、かまくらの里も「かまくら祭り」を開催中でしたが、物販のほかのメインはスタンプラリーのようで、そちらには参加せずに雪山で遊ばせ……たところ、そり遊びがしたいと言い出して、そりを100円で借りました。
帰りのバスは信濃平バス停特発が1台用意されていて、バスの時間の10分ほど前にバス停へ行ったらちょうど回送車が扉を開けるところで座ることができました。
ほどなくして待合室で待っていた方々が気づいて乗ってくるとあっという間に席は埋まり、発車の時刻になると車内は来た時のバスと同じくらいに立ち客もあり、野沢温泉からのバスが通過したあと、それを追うように発車します。

昼のかまくらは真っ白けで夜に来たほうが風情があってよさそうだと思った以外は、僕の満足度はまぁまぁ高かったです。
しかし、寒いのが苦手な妻は終始機嫌が悪かった(特に、かまくらの中が暖かくなかったのがとどめだった様子)ので、残念ながら次はなさそうです……。