マイクロツーリズムで養老渓谷へ(2)

 2泊3日のうちの真ん中の1日です。

 同じ宿に2泊するときは真ん中の1日はのんびりする日ですが、お昼を食べるところにも事欠くエリアで、マイカーで来ていることもあり、比較的アクティブに過ごしました。

 まずは朝食を済ませたら部屋に戻らず養老渓谷を少し散策。

 とてもベビーカーで降りられる場所ではなく、きのうの道の駅に続いてベビーカーのほかに抱っこひもを持ってきて正解でした。

 部屋へ戻ったら少しのんびりして、11時ごろマイカーで出発して亀山ダムを目指します。

 亀山ダムの駐車場は何か所かあって、しかも橋が1か所工事中で通行止めになっていて、カーナビを「亀山ダム」にセットして通行止めのルートを遠回りして案内された場所は貸しボート屋しかない駐車場で、とても散策できる場所ではなくてがっかりです。

 ほかの駐車場は来た道を戻る+昼食に目星をつけていたそば屋と方角が逆だったので、散策は後回しにして先に昼食にすることにします。

 そうしたら、そば屋に着いて昼食を食べ終えて外へ出ると「閉店しました」の文字。売り切れ次第終了のお店とはいえ12時半に終わってしまうとは思わず、先に散策していたら食べられないところでした。(おいしかった)

 何が幸いするか分からないものです。

 ふたたび亀山ダムへ戻り、ダム堤体のところの駐車場にクルマを停め、観光案内所で散策マップをもらって歩き始めましたが、進めど進めど散策コースは全然湖畔沿いではなくただの山道です。

 結局、駐車場へ戻って観光案内所と逆の方向へ進み、トキタボート(という貸しボート屋)手前に公園を見つけました。

 紅葉には時期が早く、しかも月曜日の昼とあって、あたりは釣りをしている人が1人いるだけで、観光協会が手配したと思しき作業員の方々が草刈り機の音をさせている以外は静かで、ぼんやり過ごすには最高のシチュエーションでした。

 30分ほどの滞在でひきあげることにして、カーナビが最初に案内した別の駐車場へ道を遠回りしたり、観光案内所でもらった散策マップであさっての方角へ歩き始めた時間ロスがもったいなかったです。

 クルマを宿へ走らせて、滝見苑を通り過ぎて系列の「ごりやくの湯」(宿泊者は入浴券がもらえる)へ行ってみましたが、妻は入浴せずに待っているとのことで、カラスの行水で宿へ戻りました。


 夕飯は、昨日とは別のメニューでしたが、ほかのテーブルから聞こえるスタッフさんの案内に耳を傾けると、きのう私達が食べたものが供されているようでした。……全体を日替わりメニューにするのではなく連泊者だけ作り分けているようです。

 1歳の娘は料金が発生していないのですが、それにもかかわらず白米を出してくださったり、どうやら子連れのグループだけ別の部屋にまとめているようで、周囲も子連ればかりなので娘が多少はしゃいでもあまり気兼ねせずに済み、子連れにはサービス満点の旅館です。
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マイクロツーリズムで養老渓谷へ(1)

 夏の旅行は幕張のアパホテルに2泊して終わってしまったので、もうちょっと遠くへ行こうと妻と示し合わせて月・火の休みを取りました。

 妻の職場では不要不急の県外への旅行を控えるように言われていて、県内で探すことにしてJTBのパンフレットをもらってきて銚子へ行こうと考えました。

 勤務先の福利厚生ポイントを使ってJTBのパックツアーを申し込むには、勤務先の福利厚生センターへ電話するか、勤務先系列の旅行代理店の実店舗へ行かなければいけないのですが、GoToトラベル景気なのかどうか前者はいつ電話しても話し中、後者は営業時間短縮中で平日は行くことができず、週末に行ってみると90分待ち(!)です。

 勤務先系列のオンライン商品なら福利厚生ポイントを使えるのですが、そこでは扱っていない旅館なので、いろいろ迷った末、扱っている宿から選ぶことにします。

 JTBのパンフレットには利用者アンケートに基づく旅館やホテルの点数が載っていて、楽天トラベルには口コミが載っているのですが、勤務先系旅行代理店のパンフレットも予約サイトもそういう参考になる指標が載っていなくて、楽天トラベルの口コミと首っ引きで選び(不便)、養老渓谷の滝見苑を選んで2泊することにしました。

 そういえば、千葉県に40年以上住民票を置いていて養老渓谷は初履修です。


 勤務先系のGoToトラベル対象商品は(なぜか)1泊ずつしか予約ができなかったので、1泊目の地域共通クーポンは2日目までに使わないといけません。

 取扱店舗を探すと、使えるお店は宿から片道30分以上かかる場所ばかりで、2日目をお買い物に費やしたのでは何のために2泊するのか分からなくなります。

 幸い、チェックイン前でも15時になったら使える電子クーポンだったので、15時前に「道の駅木更津うまくたの里」に着いて15時になったら会計できるように、13時過ぎに我が家を出発することにしました。

 日曜午後の京葉道路〜館山道下りは上りの混み具合を横目に順調に進みましたが、「道の駅木更津うまくたの里」はすごい車と人の数です。(写真は撮り忘れた)

 いったん娘をベビーカーに乗せてクルマを降りたのですが、とてもベビーカーで立ち入れるありさまではなく、クルマへ戻って抱っこひもに切り替えて店内に突入です。そのくらい混んでました。

 6,000円分の地域共通クーポンで職場や我が家へのお土産を買い込み、再び車を走らせて16時半ごろチェックインしました。


 JTBや楽天トラベルのように点数で評価されたり口コミをインターネット上で公開させられることがない旅行代理店のプランで予約したので、通された部屋は渓谷ビューどころか眼下は露天風呂付客室の屋根、というまぁまぁのハズレ部屋でしたが、そもそもそんなことは(過去の苦い経験の数々から)織り込み済みでこの代理店を使っているのでよしとします。


 お部屋は決して豪華ではないものの、壁紙は新しくなっていたりきれいで、夕食も目を引くものが出るわけでもなかったのですが、スタッフの方々の接遇もよく、楽天トラベルの口コミどおりのよい旅館でした。
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娘と日帰り旅行をした話

 土・日・月の3連休を作って家族旅行をするつもりが、いろいろあって金曜から日曜まで比較的近くのホテルに泊まって過ごすのに終わりました。

 月曜は休みでなくてもよくなってしまったのですが、妻はすでに休暇を取得済みで、自分が出社をするとせっかく取った休暇が娘の世話で終わってしまいます。
(娘の保育園は我が家から遠い+妻の職場の近隣にあるので、妻が休みの日は登園しない)

 そこで、自分も休暇を取って娘と2人で日帰り旅行をして、妻には家で一人の時間を過ごしてもらおうと考えました。

 プランはいろいろ考えた末、9時ごろの新幹線で盛岡へ行き、昼食を済ませて2時間半ほど滞在し、東京駅へ16時ごろ戻ってくる新幹線で帰途につく、というものにしました。

 6時半を少し過ぎたころに娘を起こしてミルクをやり(離乳食は省略)、7時半をまわったあたりで娘をベビーカーに乗せて出発します。

 唯一の心配は、働き方の変化で混雑が緩和している+ピークを少し過ぎた時間とはいえ、朝ラッシュ時の総武線で東京方面へ向かうことでしたが、自宅最寄駅の場面では最後部車両のベビーカースペースが空いていて、どうにか秋葉原駅まで行けました。
(都内に入るとぎゅうぎゅう詰めとはいかなくても徐々にそれなりに混んできて、そこへベビーカーごと乗るのは大変かもしれなかったです)

 秋葉原駅での総武線から山手線へのバリアフリールートは、総武線ホームから一度地平階まで降りて再び山手線のホームへ昇る、という(階段やエスカレーターに比べると)遠回りではありましたが、思ったほど時間はかからなかったです。

 山手線は各車両にベビーカースペースがあるのですが、真ん中の車両は混みあっていて、電車を1本見送って結局先頭車両のベビーカースペースに乗りました。(東京駅のエレベーターも一番前にあるので)

 東京駅9:08発「はやぶさ11号」で出発です。車いすスペース(≒ベビーカースペース)がある1号車6番B席が取れなかったので、偶数号車の最後部席(=トイレとデッキが近く、背もたれと壁の間にベビーカーを置ける席)の指定を取ったところ、上野駅のホームで1号車付近にベビーカーを押す母親らしき姿が見えました。きっとこの人が先に指定を取ったのでしょう。考えることは同じようです。

 赤ちゃんは抱っこすればタダ、席に座らせればこども運賃・料金が必要なので、ひとまず抱っこで出発です。

 上野駅のトンネルを出て、大宮駅へ着くころには娘も笑顔になってきて、窓の外を見てキャッキャッと声を上げ始めます。……泣いたら困るなとは思っていましたが、はしゃぎ声をあげるだけでも、周囲の目を気にしてしまうものです。

 大宮を出ても隣は空席のままだったので、荷物を置いたり、娘を遊ばせたり使わせてもらいました。白石蔵王駅を通過するあたりでようやく寝て、盛岡まであと50分ほどで着いてしまうのに困ったなとは思いつつ、そのまま盛岡が近づいてきてベビーカーに乗せて降ります。1分早着して11:20に着きました。

 さっそくあらかじめ調べておいた盛岡冷麺を食べよう、と駅前広場の向かい側のビル2階にある「盛楼閣」へ。(駅を出るとほんと目の前なのですが地上から行ったので横断歩道を通るのに少し遠回りしました)

 席に着き、注文の際に娘の離乳食をここで与えてもよいか尋ねると、快諾していただけたばかりか「温めるものがあったらおっしゃってください」とまで言ってくださいました。

 冷麺ができあがるまでの間に娘の食事をはじめ、半分食べ終えたころに私の冷麺がやってきます。自分が冷麺を一口食べ、娘に離乳食を一口やるのを繰り返し、おいしく食べ終えるとまだ12時20分ごろで、帰りの新幹線の時間まで1時間半ほどあります。

 外は曇り空でそれほど暑くもなく歩きやすそうだったので、ベビーカーを押して福田パンの長田町本店をめざします。途中、地下道しかない+エレベーターやスロープもない交差点があって、ベビーカーをかついで降りたり昇ったりはありましたが、10分ほどで着きました。

 LINEで妻におみやげの希望を聞いて、コッペパンを5つ購入。

 それでもまだ1時間ほどあり、まっすぐ駅へ戻っても時間を持てあましそうだったので、盛岡バスセンターの跡へ向かってみます。……徒歩で向かうと遠いのですが、バス通りに出てすぐの「石川啄木新婚の家」バス停で時刻表を見たら、循環バスの「でんでんむし」がすぐ来る時間だったのでそれに乗ります。バスは少々遠回りしますが、ノンステップバスですし、歩いて行くよりははるかに速いです。Suicaが使えてありがたいです。

 更地(イベントスペース)になったバスセンターを眺めて、ななっく前のバス停にやってきた盛岡駅行きのバスに乗ります。2ステップ車でベビーカーをかついで持ち上げます。Suicaが使えるのはどうやら「でんでんむし」だけのようで、さすがに盛岡のバスカードは持っていないので150円を現金払いして盛岡駅前に降りたのは13:20。新幹線まであと30分です。

 駅ビルのお土産屋さんを少しながめたり、多目的トイレで自分の小用や娘のオムツチェックを済ませたりして、13:50発の「はやぶさ24号」で帰途につきます。
(実は盛岡駅へ戻るバスに乗っているあたりで娘は寝ていたのですがトイレに入った時点で起きてしまいました……)

 帰りは車いすスペースがある1号車6番B席の指定を取れたので、(席がない)C席のスペースに娘を乗せたままのベビーカーを置き、出発です。

 行きは抱っこだったので、帰りはベビーカーに乗せたままで安心……かと思いきや、娘はバスの車内やお土産屋さん物色中にひと眠りしただけでリフレッシュしてしまったようで、さっそくぐずり始めてしまいます。

 おもちゃを与えたり、麦茶を飲ませたり、いろいろと手段を講じますが、結局どうにもならなくなってとなりの空席(A席)で遊ばせることになってしまいました。

 それでも行きは最後の1時間弱を寝て過ごしていたので、帰りも……と思ったら仙台駅を過ぎても興奮はおさまることがなく、再度ベビーカーに乗せてじっとさせようとすると泣き出してしまい、おもちゃや絵本を与えても床へ放り出してしまう(床に落ちると意外といい音がしてそれが楽しい模様)ありさまで、持参した乳幼児用せんべい(ハイハイン)を与えます。

 ハイハインを与えてもおとなしくしているのは食べている間だけで、3袋(6枚)食べてまだ大宮駅で、もう1袋開けたら食べすぎだと思い、東京駅までの残り30分はベビーカーを揺らしたり、しながら過ごしました…。


 新幹線であれだけはしゃいでいたのに、東京駅と市川駅で乗り換えた総武線の快速電車と各駅停車の車内では、すこぶるおとなしくしていましたよ、、、なぜだ。。。

 妻はずっと家でのんびりできたのかと思ったら、午後は買い物に外出したりしたそうです。……とはいえ、またこういう日を作りたいと思います。
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「ちば割」で幕張のアパへ行った話(2)

 9月4日(金)は、自分は前日の泊まり勤務の明け番(10時半勤務終了)から13時ごろ帰宅したあと、洗濯などの家事を済ませつつ16時半ごろの生協の宅配を受け取って、17時ごろ出発して電車で海浜幕張へ向かいます。

 妻は船橋市内の職場で15時半の勤務終了から娘を事業所内保育室で迎えて直接向かったので、自分が家を出るころにはチェックインを済ませていましたよ。

DSC06353.JPG 18時ごろにホテルに着いて部屋で妻や娘と合流したあと、さっそく18時半から予約してあった最上階のレストランでの夕食へ。

 実は千葉県内で一番高い建物はポートタワーではなくアパホテルで、その最上階で食事ができる(しかも半額)というのですから、千葉市さまさまです。

 ちょうど9月1日からディズニーランドの花火も再開したので楽しみにしてはいたのですが、幕張から見えるには見えたもののかなり小さかったです。

 食事はたっぷり2時間かかってしまい、最後のほうは娘の機嫌もだいぶ悪くなってそそくさと部屋へ戻ります。……娘はとっくに寝る時間を過ぎているので、入浴などを省略して寝かしつけました。
(ちなみにベビーベッドは無料サービスしてくれます。ありがたいです)


 9月5日(土)の朝食は別料金(2,200円)で、土曜の朝はつけてもらいました。……朝食料金込みから半額にしてくれたらいいのに、という気もするのですが、何か事情でもあったのでしょうか。

 娘が朝寝をしているうちに自分が大浴場へ行って、起きたら+戻ったら外出しよう、と考えていたのですが、生後11か月でもいつもの我が家と違う環境が分かるのか、すっかりはしゃいでしまって遊び疲れてようやく寝る、というあんばいで、そのあたりのタイミングはなかなか合わず、自分が部屋に戻ると部屋は真っ暗です。

 時間つぶしに持ってきた本を読もうにも部屋が真っ暗では読めませんし、カーテンの裏に隠れて過ごします。

 娘が起きて離乳食を食べさせ、13時を過ぎてからホテルを出て、幕張のアウトレットで妻や娘の日用品を買い、翌日の朝食を調達して、2時間ほどでホテルに戻ります。

 夕食は地下の鉄板焼き屋で、予約の電話のとき夫婦+赤ちゃんの旨を伝えたら「それですと個室のご案内になるのですが、土曜日は混みあっておりまして17時半しか空いていないのですがよろしいでしょうか」と言われたのですが、こちらも赤ちゃんはさっさと寝かせたいのでむしろ17時半に予約をしたかったのでむしろウエルカムでした。

 昨晩の反省もあり、娘の入浴を済ませてから部屋を出ます。……地下へのエレベーターの場所が分からず、ベビーカーをかついで階段を降り、17時半からスタートです。

DSC06380.JPG 鉄板焼き屋はあまり経験がなく、シェフの所作や一人で何でもこなすのに感心しながら食べ進めていきます。

 お酒の値段が前日のレストランの倍くらいで、前日は日本酒1合だったのをグラス1杯(それでだいたい同じ値段)にしたのですが、ペースも速くて1時間くらいで終わりました。……電話予約のとき土曜の晩で混んでいるという話でしたから、ペースが速かったのは次の予約があるからということもあったかもしれません。

 帰りにエレベーターの場所を聞いたら、バックヤードを案内され、すごいところを通りながら1階まで連れて行ってもらいましたよ。前身の幕張プリンスホテルとしては1993年開業の建物なので、そのあたりは前時代的な設備です。
(もっとも、鉄板焼き屋などベビーカー連れで来る店ではなかったのでしょうけれども)

 9月6日(日)は、チェックアウトの11時までのんびり過ごして帰ります。……みんな考えることは同じようで、6台しかないエレベーターは上の階ですぐにいっぱいになってしまい、途中階から乗ろうとすると何台も見送らなければいけないあんばいでした。。。

 帰りは妻が乗ってきたクルマを運転して、自宅近所の中華料理屋で昼食を済ませて帰宅しました。


 のんびり過ごすつもりで2泊したのに案外くたびれたのか、帰宅後はリビングで座椅子に座ったまま寝落ちしてしまいました。
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「ちば割」で幕張のアパへ行った話(1)

 もともと9月第1週の週末は、私も妻も月曜に休暇をとって3連休にして、夏休みの旅行をする計画でした。

 妻の勤務先から(クラスター発生以前の話として)プライベートでも県外への不要不急の旅行を控えるよう通知されていたので、銚子あたりいいなぁと考えていたのですが、妻の勤務先の他部署でクラスターが発生+保育園からも娘の預かりを拒否されたりいろいろあって、とても旅行のプランを練る気分でなくなってしまったようでした。

 妻が乗り気でないなら家でぐうたらするか……とも思ったのですが、日に日に妻の表情や言動に疲れが見えて取れるようになり、これはいかん、と妻抜きで勝手にプランを仕立てて手配に動いたのが1週間前。

 考えていた銚子の宿はとっくに満室で、GoToキャンペーンで安く旅行できるなら高い宿に、だなんてみんな考えることは同じですね。

 GoToの地域共通クーポンが9月1日に始まるようにも思えなかったので、GoToから「ちば割」に転じて、幕張のアパホテル(元プリンスホテル)へ行ってみることにしました。
(ちば割=千葉県民を対象に千葉市内での宿泊費の50%を千葉市が補助してくれる。GoTo併用不可)

 幕張なら1泊でいいかなぁ……と思ったのですが、妻が2泊して真ん中の1日をゆっくり過ごしたいと言います。

 アパホテルの「ちば割」プランは「地上180mのレストランで楽しむ夕食付宿泊プラン」(税別6,500円)と「千葉県産黒毛和牛の鉄板焼き夕食付宿泊プラン」(税別7,500円)があって、2泊するなら違う夕食にしよう、とそれぞれ1泊ずつ予約しました。

 月曜の休暇を取ったので土日に泊まりたかったのですが、アパ公式予約サイトで「地上180mの〜」が土曜も日曜も設定がないのか満室なのか料金が表示されず、金土の2泊としました。

 アパ公式宿泊サイトから予約すると、10%ポイント還元か5%割引かを選べたので、5%割引を選んで税込6,790円と税込7,835円になりました。
(調べたら3,000ポイントからプレゼントがある+新規会員登録の時点で500ポイントをくれたので、ポイント還元でも今回の宿泊だけで何かもらえた計算でした……ちょっともったいなかったかな)
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「どこかにマイル」で広島へ(1日目)

 3年前に大学の後輩(留学生)の結婚式で中国の桂林へ行ったときのおよそ1,800マイルが期限を迎えるとメールが届きました。

 その後JALカードSuicaを作って(そのときの記事)せっせと貯めたショッピングマイルを足して出かけることにします。

 JALの「どこかにマイル」で岡山・熊本・広島・徳島のどこか、とのことで申し込んで引き当てたのが広島でした。


DSC_5102.JPG 最寄駅4:56発の始発から2番目の電車に乗り、秋葉原・浜松町と乗り継いで羽田空港へ向かいます。……浜松町駅のモノレール乗り換え改札は以前は一度改札外に出る構造だったのが、改札一つでモノレールとJRを行き来できるようになっていましたよ。(自分はJRとそれ以外を乗るSuicaを分けているので、昔からの階段を降りたり昇ったりするほうへ…)

 ここ何年か国内線はLCCに乗ってばかりで、レガシーキャリアの国内線に乗るのはなんと大分空港のホーバーフェリーに乗りに行った(当時の記事)とき以来10年ぶりで、搭乗券はLCCみたいなスーパーのレシート状のものになり、搭乗口では搭乗券とJALカードSuicaが紐づけられていてカードをタッチすればよいしくみに、なんかもう時代が変わってました。

 羽田6:50発のJL253便は15分遅れで離陸して広島空港へ。8:10着予定→8:30発または8:45発のバスへ乗り継ぐつもりだったので少しはらはらしましたが、国内線の地方空港は飛行機を降りてから外へ出るのがあっという間なので、荷物さえ預けなければ難なく乗り継げました。

DSC_5129.jpg 白市駅9:10発の岩国ゆきに乗って岩国駅には少し遅れて10:55着。いったんSuicaで改札を出て、有人窓口に「錦川清流線昼得きっぷ」を予約したタカハシですと名乗って改札を通してもらい、錦町行きの運転士から往復1,000円の切符を買います。

 岩国・川西駅間のJR線部分(往復380円)も含めて、岩国・錦町間往復1,000円でよいというのですから、JR改札での手間賃もJRに取られるのでしょうし(推測)いったい錦川鉄道の手元に残るのはいくらなんだろうかとも思いますが、あらかじめ予約して決められた列車に乗ればその値段でよいというのですから使わない手はありません。

DSC05048.JPG 錦町駅からは岩日北線の未成線跡を走る「とことこトレイン」で雙津峡温泉を往復して、再び錦川清流線で引き返します。錦町駅から乗って雙津峡温泉で降りてよい乗り物ですが、未成線跡が「岩日北線記念公園」でその公園内の遊具という扱いみたいです。

 国鉄〜JR線で「○○北線」という路線は「○○ほくせん」と読むところがほとんどですが、とことこトレイン車内での案内では「がんにちきたせん」と言っていて、Wikipediaによるとほかにもそう読ませている資料があるのだとか。

DSC05132.JPG 帰りの錦川清流線は清流新岩国駅で降りて、徒歩10分の新岩国駅から新幹線で広島に戻ります。……新花巻駅の新幹線と釜石線のような位置関係で、連絡通路まであるのですが、山陽新幹線が開業したとき国鉄岩日線の御庄駅だったこの駅はなぜか新岩国駅とはならず、そのまま岩日線が廃止されて第三セクターになり、現在の駅名になったのは2013年のことです。……錦川清流線昼得きっぷは「下車前途無効」で、岩国まで戻らなくても使えました。

DSC_5177.JPG 広島駅では駅ビルのお好み焼き屋で「ウニホーレン」を履修して、可部線に乗ります。可部以北は三段峡まであったころに一度乗っていますが、あき亀山までの「新線」は未履修だったのをのりつぶしました。

 帰りの可部線は大町駅で降りてアストラムラインを乗りつぶすことにして、広域公園前へ行って本通へ戻ります。

DSC_5205.JPG 本通からは平和記念公園を通って土橋まで歩き、テレビドラマ版「ワカコ酒」に出たお店で府中焼きを食べて、路面電車で広島駅前へ戻り、22時ごろ宿に入りました。

 ちなみに宿はカラオケ館がやっているカプセルホテル「広島のお宿」で、パセラがやっている「安心お宿」と名前が似ていますが、カラオケ屋さんがやっているカプセルホテル、という点が共通です。
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ホイアン旧市街散策

 ダナンのリゾートで過ごしていますが、クルマで30分ほどの場所にホイアンという街があり、街並みは世界遺産になっているのだとか。

DSC00908.JPG ホテルも無料シャトルバス(実際にはワゴン車だった)を出しているのと、チェックイン時にホイアンにある系列カフェの生春巻き無料クーポンをくれるので、ぜひ行ってこいと言っているかのような場所みたいです。

 15:30発のバスに乗り、16時ごろ着いて散策開始です。帰りのバスは19:15発なので3時間ほど散策できます。


DSC00917.JPG はるか昔に日本人が住んでいた時代があり、日本人が作った橋が見どころらしいのでまず向かいましたが、当時のまま残っているのは橋の基礎だけらしく、橋にかかっている屋根はその後中国の人たちによって作り替えられた代物です。

 ガイドブックに載っているほかの見どころも、中国の人が作った古い家みたいなのばかりです。

 世界遺産とは言うものの、通りにあるのは食べ物屋さんとお土産屋さんばかりです。


DSC00958.JPG とはいえ、ほんの1時間ほどの間に見るからにウェディングフォトをおぼしき写真を撮っている2人組を2組見かけましたから、地元でも絵になる街並みとして知られているのでしょう。


 遠くからゴロゴロと雷の音が聞こえ、ぽつぽつ降り始めたころにホテル系列のカフェに雨宿りも兼ねて戻り、無料クーポンで生春巻きをいただき、ベトナムコーヒーを飲みます。

DSC00969.JPG ガイドブックには、ホイアンにはホワイトローズというワンタンのような食べ物があり、たいていどこのレストランでも出しているようなのですが、このカフェのメニューにはありません。


 さて、ホイアンの街並みは日が暮れてからがきれいらしいので、雨がやむ気配はありませんが再び散策に出かけます。

 雨のホイアンは、雨カッパ(←100均のよりさらにしょぼい)を売る物売りばかりが通りにはびこり、小さい折りたたみ傘ひとつで歩いていた我々(妻が折りたたみ傘を持ってこなかった!)は3歩歩けば声をかけられるありさまで「No Thank you」を連呼しながらの街歩きです。

DSC01017.jpg 川では遊覧ボートやランタン流しをやっていて、川沿いの道を歩けば雨カッパ売りに加えてボート屋からも声がかかるようになり、「No Thank you」を連呼する頻度がさらに上がります。


 ホワイトローズをまだ食べていませんが、安心して入れる店も分からず(製造元でも食べられるとガイドブックに載っているもののかなり遠い)、仮に入っても30分くらいで出ないと帰りのバスに間に合わない時間です。それに、さっきの生春巻きでそれなりにお腹も膨れていたので、残念ながらあきらめてホテルのシャトルバスで帰途につきました。
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インフィニティプール

DSC00884.JPG 部屋にはプライベートプールもあるのですが、ホテルに面した砂浜(実質的なホテル専用ビーチ)もあり、ビーチに面したプールもあります。

 リゾートを知らない自分は、海辺に面したリゾートでプールに入る需要なんてあるのかと思っていましたが、海は波が高いと入れませんし、泳いだり波に乗る趣味があるならさておき、浮き輪で浮かんでのんびりしていると遠くへ流されてしまうリスクもありそうです。
(きのう着いた後も、きょうも、波が高くて遊泳禁止でした)


 海は眺めるもので、入るならプールなのでしょう。


 さて、このホテルのプールはいわゆるインフィニティプールで、海に向かって続いているかのような見た目の解放感あるプールです。

DSC_1758.jpg プールわきのパラソルの下にあるイスを確保したあと、家から持ってきた浮き輪でプカプカ浮かんだり、イスに戻って飲み物や軽食を頼んで遅めの昼食をとったり本を読んだりして、いかにもリゾートで過ごしているぜ! みたいなひとときを過ごしました。

 とにかく物価が安いので、リゾート価格に違いないのにほとんど値段を気にしないで食べたり飲んだりできるのはうれしいです。
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意識高く過ごすリゾート(1)

DSC00864.JPG 今回来ているリゾートはスパ(エステみたいなもの)もタダなら、朝や夕方にヨガや太極拳の無料クラスがあります。

 海辺のプールの一角で朝7時半から1時間のヨガをやっているので、さっそく参加してみます。


 10人分のヨガマットが用意してあり、5分ほど前に行った我々で満員になります。……なんと自分以外は全員女性です。

 いつも行くスポーツクラブのヨガのクラスは3人に1人くらいは男の人がいるんですけれども。


 内容は太陽礼拝を15分くらい繰り返したあとに、木のポーズとか杖のポーズとか戦士のポーズとかわりと初心者向けのをいろいろやって、最後の死体のポーズも5分くらいと長めに取ってあり、50分ほどで終わります。


 ……が、朝7時半から1時間の屋外とはいえ、沖縄よりも台湾よりもはるか南のダナンはすでに朝の最低気温が25℃を超す陽気で、日本でいえばホットヨガをやっているようなものですっかり汗だくになりました。
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エステなんて受けてみる

 今回滞在しているリゾートは妻が選んだところで、1日2回のスパ(たぶん日本でいうところのエステとほぼ同義だと思う)が宿泊費に含まれているのが特徴なんだとか。

(3回以上受けてもタダではあるものの予約ができるのは2回目までで、以後はキャンセル待ち)


 さて、ベトナムまでやってきてエステを受けて思い出すのは、群馬在勤時の後輩新入社員(女性)が実習を終えたあとのプレゼンで、群馬に人を呼ぶのに宿泊施設に働きかけてたとえば温泉に泊まりながらエステを受けられるプランを作ってはどうかという提言があったことです。

 当時も今もエステに全然興味がなくて、そんな東京でもできることを群馬でやる意味は何か、もっと群馬でしかできないことを企画したほうがいいんじゃないか、みたいな(いま思えば)度量の狭いコメントをしてしまいました。


 いまこうして飛行機で6時間かけてやってきてしていることは、きっと東京でもできるに違いないエステなわけですよ。……自分は妻に連れられて宿泊費に含まれているから受けてるんですが。


 財布を握っている女性の気持ちが分からないのに、女性の発想にあれやこれや難癖つけるなんてダメな企業がやること、みたいな話を思い出して反省しながら施術を受けていました。
author by よんなん
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