<< 「ちば割」で幕張のアパへ行った話(2) | TOP | 『医者が教える食事術』を読んだ >>

娘と日帰り旅行をした話

 土・日・月の3連休を作って家族旅行をするつもりが、いろいろあって金曜から日曜まで比較的近くのホテルに泊まって過ごすのに終わりました。

 月曜は休みでなくてもよくなってしまったのですが、妻はすでに休暇を取得済みで、自分が出社をするとせっかく取った休暇が娘の世話で終わってしまいます。
(娘の保育園は我が家から遠い+妻の職場の近隣にあるので、妻が休みの日は登園しない)

 そこで、自分も休暇を取って娘と2人で日帰り旅行をして、妻には家で一人の時間を過ごしてもらおうと考えました。

 プランはいろいろ考えた末、9時ごろの新幹線で盛岡へ行き、昼食を済ませて2時間半ほど滞在し、東京駅へ16時ごろ戻ってくる新幹線で帰途につく、というものにしました。

 6時半を少し過ぎたころに娘を起こしてミルクをやり(離乳食は省略)、7時半をまわったあたりで娘をベビーカーに乗せて出発します。

 唯一の心配は、働き方の変化で混雑が緩和している+ピークを少し過ぎた時間とはいえ、朝ラッシュ時の総武線で東京方面へ向かうことでしたが、自宅最寄駅の場面では最後部車両のベビーカースペースが空いていて、どうにか秋葉原駅まで行けました。
(都内に入るとぎゅうぎゅう詰めとはいかなくても徐々にそれなりに混んできて、そこへベビーカーごと乗るのは大変かもしれなかったです)

 秋葉原駅での総武線から山手線へのバリアフリールートは、総武線ホームから一度地平階まで降りて再び山手線のホームへ昇る、という(階段やエスカレーターに比べると)遠回りではありましたが、思ったほど時間はかからなかったです。

 山手線は各車両にベビーカースペースがあるのですが、真ん中の車両は混みあっていて、電車を1本見送って結局先頭車両のベビーカースペースに乗りました。(東京駅のエレベーターも一番前にあるので)

 東京駅9:08発「はやぶさ11号」で出発です。車いすスペース(≒ベビーカースペース)がある1号車6番B席が取れなかったので、偶数号車の最後部席(=トイレとデッキが近く、背もたれと壁の間にベビーカーを置ける席)の指定を取ったところ、上野駅のホームで1号車付近にベビーカーを押す母親らしき姿が見えました。きっとこの人が先に指定を取ったのでしょう。考えることは同じようです。

 赤ちゃんは抱っこすればタダ、席に座らせればこども運賃・料金が必要なので、ひとまず抱っこで出発です。

 上野駅のトンネルを出て、大宮駅へ着くころには娘も笑顔になってきて、窓の外を見てキャッキャッと声を上げ始めます。……泣いたら困るなとは思っていましたが、はしゃぎ声をあげるだけでも、周囲の目を気にしてしまうものです。

 大宮を出ても隣は空席のままだったので、荷物を置いたり、娘を遊ばせたり使わせてもらいました。白石蔵王駅を通過するあたりでようやく寝て、盛岡まであと50分ほどで着いてしまうのに困ったなとは思いつつ、そのまま盛岡が近づいてきてベビーカーに乗せて降ります。1分早着して11:20に着きました。

 さっそくあらかじめ調べておいた盛岡冷麺を食べよう、と駅前広場の向かい側のビル2階にある「盛楼閣」へ。(駅を出るとほんと目の前なのですが地上から行ったので横断歩道を通るのに少し遠回りしました)

 席に着き、注文の際に娘の離乳食をここで与えてもよいか尋ねると、快諾していただけたばかりか「温めるものがあったらおっしゃってください」とまで言ってくださいました。

 冷麺ができあがるまでの間に娘の食事をはじめ、半分食べ終えたころに私の冷麺がやってきます。自分が冷麺を一口食べ、娘に離乳食を一口やるのを繰り返し、おいしく食べ終えるとまだ12時20分ごろで、帰りの新幹線の時間まで1時間半ほどあります。

 外は曇り空でそれほど暑くもなく歩きやすそうだったので、ベビーカーを押して福田パンの長田町本店をめざします。途中、地下道しかない+エレベーターやスロープもない交差点があって、ベビーカーをかついで降りたり昇ったりはありましたが、10分ほどで着きました。

 LINEで妻におみやげの希望を聞いて、コッペパンを5つ購入。

 それでもまだ1時間ほどあり、まっすぐ駅へ戻っても時間を持てあましそうだったので、盛岡バスセンターの跡へ向かってみます。……徒歩で向かうと遠いのですが、バス通りに出てすぐの「石川啄木新婚の家」バス停で時刻表を見たら、循環バスの「でんでんむし」がすぐ来る時間だったのでそれに乗ります。バスは少々遠回りしますが、ノンステップバスですし、歩いて行くよりははるかに速いです。Suicaが使えてありがたいです。

 更地(イベントスペース)になったバスセンターを眺めて、ななっく前のバス停にやってきた盛岡駅行きのバスに乗ります。2ステップ車でベビーカーをかついで持ち上げます。Suicaが使えるのはどうやら「でんでんむし」だけのようで、さすがに盛岡のバスカードは持っていないので150円を現金払いして盛岡駅前に降りたのは13:20。新幹線まであと30分です。

 駅ビルのお土産屋さんを少しながめたり、多目的トイレで自分の小用や娘のオムツチェックを済ませたりして、13:50発の「はやぶさ24号」で帰途につきます。
(実は盛岡駅へ戻るバスに乗っているあたりで娘は寝ていたのですがトイレに入った時点で起きてしまいました……)

 帰りは車いすスペースがある1号車6番B席の指定を取れたので、(席がない)C席のスペースに娘を乗せたままのベビーカーを置き、出発です。

 行きは抱っこだったので、帰りはベビーカーに乗せたままで安心……かと思いきや、娘はバスの車内やお土産屋さん物色中にひと眠りしただけでリフレッシュしてしまったようで、さっそくぐずり始めてしまいます。

 おもちゃを与えたり、麦茶を飲ませたり、いろいろと手段を講じますが、結局どうにもならなくなってとなりの空席(A席)で遊ばせることになってしまいました。

 それでも行きは最後の1時間弱を寝て過ごしていたので、帰りも……と思ったら仙台駅を過ぎても興奮はおさまることがなく、再度ベビーカーに乗せてじっとさせようとすると泣き出してしまい、おもちゃや絵本を与えても床へ放り出してしまう(床に落ちると意外といい音がしてそれが楽しい模様)ありさまで、持参した乳幼児用せんべい(ハイハイン)を与えます。

 ハイハインを与えてもおとなしくしているのは食べている間だけで、3袋(6枚)食べてまだ大宮駅で、もう1袋開けたら食べすぎだと思い、東京駅までの残り30分はベビーカーを揺らしたり、しながら過ごしました…。


 新幹線であれだけはしゃいでいたのに、東京駅と市川駅で乗り換えた総武線の快速電車と各駅停車の車内では、すこぶるおとなしくしていましたよ、、、なぜだ。。。

 妻はずっと家でのんびりできたのかと思ったら、午後は買い物に外出したりしたそうです。……とはいえ、またこういう日を作りたいと思います。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

Trackbacks

Trackback URL :

  1. 無料アクセス解析