東京でSUGOCA

DSC05950.jpg 先日の結婚披露宴で(僭越ながら)司会を務めさせていただいた大学の先輩ご夫妻から、会食に招いていただきました。

 お店は、信濃町駅近くにある「うまや」。

 このお店が鉄道に関係あると知っている人は(マニア以外に)ほとんどいないと思いますが、JR九州系列のお店であります。

 JR九州ファンとしては一回来てみたかったのですが、比較的よい値段のするお店なので絶好の機会でありました。

 何を食べて飲んだのかはいずれ「ごはん日記」に譲るとして(5月7日以降更新止まってますが…)、入店するなりレジの電子マネー読み取り器に注目であります。


 SUGOCAだよSUGOCA!!


 Suicaはもちろん、3月の交通系ICカード共通化でPASMOも使えるようになったので、読み取り器がSuicaだろうがSUGOCAだろうが、支払う側には関係ないんですけども、マニアはこういうところで喜びます。

 東京にICカード乗車券エリアを持っていない鉄道事業者系のお店といえば、東京駅一番街(JR東海系列のショッピングモール)がありますが、こちらはTOICA電子マネーが始まる前に導入されたからかSuicaの読み取り器が置いてあります。

 なので、都内でSuicaでもPASMOでもない交通系電子マネーの読み取り器が見られるのはとてもめずらしいのではないかと思います。
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ピアノを始めました

 厳密に言うと「およそ20年ぶりに再開した」が正しいです。

 病気休職から復帰した去年の春、指先を使えば少しは頭の体操というかリハビリ的なことになるだろうか……と考えて電子ピアノを買いました。

 指先を使うものといえばソロバンなどもありますが、ピアノは左右の手で違うことをやるので、そういうのがいいかなと思って。
(主治医の先生に相談したわけではないので、医学的な根拠があるかは別の話です)


 電子ピアノはピンキリで、5万円くらいで買えるのから40万円を超えるようなのまであります。……大して違いが分からないから5万円くらいので十分だろうと思ってました。

 ところが、秋葉原のヨドバシへ品定めに出かけてみたところ、ローランドのおねいさんに「ブランクが長くてもご経験がおありでしたら1年あれば上達しますし、電子ピアノの寿命は10年くらいなのでそれを見越して入門機よりは…」などと 言いくるめられ もとい、すすめられて、結局、想定の倍の値段で99800円(配送・組立設置料込み)のF-120-SBを有楽町のビックカメラで購入。(ぇ

 買ってすぐは入門書を見ながら楽譜もなく鍵盤を触ったり、どこかで聞いたような10秒程度で終わる簡単な曲を弾いたりしてましたが、昨春のゴールデンウィークあたりから課題曲を決めて練習し始めました。

 我が家から最寄駅までの途中にヤマハの教室もあるものの、定期的に教室へ通うほどには練習できない(次のレッスンまでに進歩するほど練習量を確保できると思えない)と考えて、我流であります。

 我流でいきなり「中級」に手を出すとは無謀な気もしなくはなかったとはいえ、初級向けアレンジは物足りず、10歳の小学生が弾いている動画があるくらいですし、ヨドバシのおねいさんの「1年あれば…」というのと、楽譜提供サイト(上記リンク先)で演奏動画が少し長めの2分半近くあって運指は参考にできることもあって、気長に取り組みます。


 我流といえば、いい歳した大人が恥ずかしいですが音階が5線譜だけでは読めない(こともないけど読みづらい)ので色鉛筆を買ってきてオタマジャクシを「色音符」にします。

 「色音符」は、なかには絶対ダメと言われる先生もいるのですが、幼稚園生のとき最初にピアノを習った先生から教わりました。

 大人がやることじゃないのか分かりませんけれども、どうせ暗譜するまでの間のことですし、弾けてしまえば楽譜が色音符だろうと何だろうと関係ないじゃないか、という理系の理屈です。
(鍵盤に色テープを貼る教本もあるようですが、そこまでは教わってないから無問題)


 それとは別に、実家から指の練習本を引っ張り出してきました。……父親に見つかると根掘り葉掘り聞かれてしかも三日坊主になった日には面倒なことになるのでこっそり。

 google先生に聞くと「ハノン」がメジャーのようではあるものの、自分が通っていた教室でもらったのは「新訂 ピアノのテクニック」で、しかも、現在も書店でまったく同じものが売られているのにびっくりです。
(上記の面倒さを考えると新しく買っちゃうという選択肢もあった)

 弾いていて退屈極まりない指の練習というか準備体操ですが、1日の練習の始めに1回でもやると、全然違うという実感があります。


 そうして始めてみると、我ながらヘタっぴでも、一人暮らしで誰に聞かれることもなく練習できたのは、とてつもなく嬉しかったです。

 幼少の頃は電子ピアノなんかなくて、祖父が買ってくれたアップライトピアノで弾いているとどうしても家族の耳に入るわけで、父親からは「曲に聞こえない」と冷やかされ、母親からは「夜にピアノの音色が聞こえるのは気味が悪い」と言われ、結局は教室でレッスンのときにしか弾かなかったのを思い起こすと、なんとありがたい練習環境でしょうか。


 さて、徐々に弾けるようになってはきたものの、Youtubeに上がっている数々の演奏動画と比べて、自分のはどうにも幼稚園児が弾いているレベルにしか聞こえません。

 ペダルを踏んでいないからだ、と気づくまで時間はかからなかったですが、実はペダルの踏み方を教わったことがないのです。

 思いつくままにまさに我流で踏んでみても、音は濁るばかりです。。。


 google先生に聞いてみたら、こういう動画を教えてくれました。

 ……「弾いた後にペダルを踏む」「手と足で違う動きをする」というのを実演つきで(しかもタダで)教えてもらえるなんて、すごい時代です。。


 一曲を通して弾けるようになったのは、昨春のGWから1年と少しかかりましたが今年の7月です。

581702_505772456167242_1042489036_n.jpg いちおう人前で披露しても恥ずかしくないんじゃない? むふふ……というわけで、曲も曲ですし、先日の大学の先輩の結婚披露宴で、先輩に頼んでピアノを式場から借りてもらいました。(写真:知人のカメラマン氏提供)

 10万円の電子ピアノと本物のグランドピアノは音も感触も違って、当日は挙式もすっぽかして一足早く会場で練習したのに、新婦のぶっつけ本番と思えない見事な演奏ぶりと裏腹に、弾き始めに5回くらいトチるなど散々でしたが(→後々までの笑い種になりそうな予感)、実際に曲に入ってしまえばどうにか最後まで弾き終えることができました。

 式場のグランドピアノはペダルを一番下まで踏み込んだときの音の伸び方・響き方が我が家のと全然違って、これはもはや快感の域です。(←自己満足)

 電子ピアノの調子でペダルを踏んだり離したりすると「ガタン」と音がする(←ヘタ)のを聞いて、本当に機械的な原理で音が出ているんだなーと、そんなところに感心したり。


 来賓の皆様には、曲紹介をしなかったのに木村カエラの「Butterfly」と分かってもらえたので、弾き始めの失敗はありましたが一応はきちんと弾けたと思うことにします。。。


 30代半ば、という働き盛りのはずのサラリーマンが、仕事もそこそこにピアノいじってるなんておめでたいね、という指摘もありそうですし自分でもそう思わないでもないです。

 が、きっかけは冒頭に書いた通りで、一応は成果も少しは出ているようですし勘弁してもらえませんか……と自己弁護というか正当化をしてみたりします。。。
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「披露宴の司会」というお仕事体験(2年ぶり2回目)

DSC05893.jpg 大学の先輩の結婚披露宴があり、司会を務めました。

 前回(2年前)、知人の披露宴で司会をしたとき「プロと大して変わんない」と評してくれた先輩です。

 場所は、栄えある「帝国ホテル」です。(←打ち合わせでこんなこと書いといて言う人)


 披露宴の司会、というとそれなりの技量を要求されるように見えるかもですが、事前準備の面では、台本は前回のものを再構成して、さらにプロの方に2度ほど添削をお願いし、披露宴独特の「忌み言葉」の言い換えや、司会からのプロフィール紹介文の組み立てなど、プロの知恵をお借りしました。

 披露宴当日のタイムキーパー役は式場側のチーフ(「キャプテン」と呼ぶ式場もある)がすべて取りしきってくれるので、司会は進行の度合いを特別に気にする必要もなく、式場スタッフが出してくれるCueとともに、添削済みの台本を読み進めていけば滞りなく終わる……なんて、手の内を明かしてみたり。

 ……もちろん、「用意された原稿を、話すように読む」というアナウンサーのような技能も少し必要ですが、そこは「昔取った杵柄」で自称セミプロ級です。


 で、「友人司会」として世間並み程度のお礼をいただいて、添削をお願いしたプロの方に添削代を包んでみると、はて、プロの司会代ってのは(払う側には)確かにばかばかしいよな、と、ふと思ったりするわけです。……式場紹介だと7〜10万円取られます。


 「プロの仕事」を期待するのは、披露宴独特の言い回しを使い分ける(知っている)ことであったり、新郎新婦のプロフィール紹介文を作る技量、だと私は思うのですが、今回のようにここを「添削代」として金額に換算すると、司会代相場の10分の1程度なのです。
(ただ、私の場合、添削をお願いしているのが学生時代の先輩なので「お知り合い価格」なのかもしれません、、、)

 あとは、台本にない突発事象が起こったときの対応力、という点もありますが、ここに長けているのは「プロ」といってもよほど場数を踏んだベテランの域でしょうし、それに司会の腕もさることながら、式場のチーフをはじめとするスタッフの力にもよります。

 腕のよいチーフが仕切る披露宴ならば、そもそも突発事象が起きても来賓に「突発事象」だと気づかれない程度のものにしてしまうはずです。……なにしろ、事前に用意してある進行表(≒台本)の中身を知っているのは新郎新婦・式場・司会だけなのですから。


 ちなみに今回の披露宴で台本になかったことといえば

(1)新婦母が急きょ欠席となり、新婦の親が関係する場面で「ご両親」という言葉を言い換える必要が発生した
(2)帝国ホテル名物の「炎のデモンストレーション」でアナウンスを入れるタイミングが、事前打ち合わせでの式場側プランナーの話と当日打ち合わせでのチーフの指示が違った
(3)肉料理を冷めないうちに食べてくれ、とアナウンスするよう式場側から依頼された
(4)司会からのプロフィール紹介で新郎新婦と詰めた中身以外の(できれば伏せたかった)ことを来賓代表が挨拶でしゃべってしまった

くらいです。……(1)には困りましたがチーフを始めスタッフの方々の助言をいただくことができましたし、(4)は涼しい顔をして華麗にスルーです。


 もちろん、プロに頼む場合、事前準備と当日の拘束時間のわりに高い報酬(代金)とはいえ、結婚式場なんて平日は閑古鳥な業界ですから、専業でやっている人に頼むならば、式場の取り分も考えると確かに式場が要求する額くらいは支払わないと、その人のメシの種になりません。

 ……ということを考えると、披露宴専業でなくMCや司会業を手広くやっているフリープロ(披露宴司会は副業のような位置づけの人)を探してお願いするか、私のような「友人」に頼んでしまうのが“賢いお買い物”といえそうです。

#フリー司会者はgoogle先生に「フリー司会」とか「フリーMC」とか「フリーアナウンサー」とか聞けばたくさん教えてくれます


 最後に、個人的な備忘録として今回の反省点を書き残しておきます。

(1)祝電の下読みをしなかったので、読めない固有名詞があった(←最悪)
(2)新婦友人挨拶の紹介を、直前の新郎友人挨拶が終わったときの拍手が鳴り止まないうちに始めてしまい、拍手にかき消された(→新婦友人の肩書きが立派なので新郎親族にハッキリ聞かせること、という事前打ち合わせだった)
(3)オープニングの「新郎新婦の入場です!」は(声量は出たけど)やはり緊張していた(→所詮はアマチュア司会)
(4)司会が自ら弾いた余興のピアノが下手だった。

逆に言うと、プロとアマチュア(自称セミプロ)の品質の差は(我ながら)この程度、と自負しています。……次に頼んでくれる知人がいたら、祝電はちゃんと紹介の前に一度読んでおきます。。。
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人間ドックへ行ってきた

DSC05793.jpg 年度末35歳、と勤務先の福利厚生制度で(定期健康診断の代わりに)人間ドックを受けられる歳になり、初めて受けに行ってきました。

 都内には勤務先の直営病院もあるのですが、健康保険組合が提携している他の病院でも受けられるので、我が家から一番近い船橋中央病院の人間ドックへ。

 人間ドックの定番のようなイメージがある胃カメラは実はオプション(別料金)で、鼻やら口からチューブを突っ込まれてオエオエ……ということはなかったです。

 人間ドックらしいといえば「ゲップをしてはいけない」という胃を膨らませる薬を飲まされて、宇宙飛行士の訓練かと思うくらいレントゲン台が上下左右にグルグル回る、というイベントと、腹囲を測るメタボ検査がいかにも独特な(定期健康診断にはない)検査でした。


 あと、診察台で仰向けになったらお腹にヌルヌルな液を塗られて、振動しないマッサージ器のようなものをあてがわれて医療スタッフのおねいさんにグリグリやられるのは、妙にエロかったです。(ぇ


 汚い話になりますけども、レントゲンのときに飲んだバリウムが「内臓の形をした白い大便」となって出てくる、という話をよく耳にしていたものの、帰るときにカロリーメイトと自動販売機で硬貨がわりに使えるメダル(冒頭の写真)とともに下剤を渡され、2時間ほどあとに真っ白は真っ白でも下痢のような液状の代物として排出されました。。。


 次回、会社・健康保険組合の全額負担で受けられるのは3年後ですが、反省点は

・受け付けた順から検査はどんどん始まるので早く行けば早く終わる
 (今回、「9時半までに来てください、8時受付開始です」という案内を受け取って、8時に受付しても9時半まで待たされると思い込んでいた)
・2〜3時間で終わるので、別の用件と組み合わせれば午前半休でも行けなくはない
 (勤務先は半休の使用目的に制限があるので、その用事を組み込む必要がある)
・つまり午後は使えるので、用件の組み合わせ次第で有給休暇を計画的に消化できる

でしょうか。

 ……特に、今年は7月26日(金)の午後から事務所の職場レク(1泊2日)があって、参加するには金曜に有給休暇を取らなきゃなのですが、要はこういう日に人間ドックを受ければ、「人間ドック」「職場レク」の2つのイベントがあっても消化する有給休暇は1日分で済んだわけです。。
(今年は翌27日に知人の結婚式があったのでレクには参加せず出勤しましたが)


 さて、今回は勤務先経由で申し込んだので費用をまったく気にしない能天気ぶりでノコノコ出かけたところ、病院に掲示されていた「39900円(税込)」(≒4万円)という値段にびっくりです。

 会社側にも定期健康診断でいくらかコストカットできるメリットがある(後日の定期健康診断を受けに行ったら受付で追い返された)とはいえ、病院の帰りに非常勤の公務員をしている知人と昼食を食べたら散々うらやましがられました。。
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「生鮮コンビニ」その後

DSC05332.jpg 「SHOP99」全盛の頃、他のコンビニ各社も同業態に参入していた時期がありました。

・Food Style(am/pm)
・99イチバ(サークルKサンクス)

 am/pmはそれそのものがなくなり、SHOP99はローソン傘下になって「ローソンストア100」になりました。

 「ローソンストア100」は店名と裏腹に税抜き100円でない商品を「お客さまのご要望にお応えして」などと称して揃え始めてけしからんことです。


 さて、サークルKサンクス(というかユニー)系列の「99イチバ」は千駄ヶ谷に一軒あって、神宮球場の帰りにたまに様子を見たりしていました。

 SHOP99以上に店内が雑然としていてこりゃダメだと思ってましたが、「みんなのイチバ」へ店名が変わるなど少々迷走していた時期を経て、きょう神宮球場の帰りに見たら「miniピアゴ」になってました。

 ピアゴといえばユニー系列の食品スーパーの名前なので、「生鮮コンビニ」というより「ミニスーパー」へ業態転換したようです。


 店内は、主に税抜き98円で商品がラインナップされてはいるものの、ローソンストア100以上にそうではない値付けの商品のほうがむしろ多いです。

 ミニスーパーというと、まだ行ったことはありませんがイオン系列の「まいばすけっと」などが思い当たります。そちら寄りのお店、という感覚でしょうか。


 値段はつべこべ言わないからNBを品揃えしてという需要もあるのか分かりませんけれども、個人的には、品揃えを増やすなら「100円分の少量でよいからPBを開発する」ほうへ知恵を絞ってほしいなぁ、と思ったり。
(↑そんなことを言いつつ、ローソンストア100が100%果汁の内容量を900mlに減らしたのを苦々しく思っている人)

 むろん、100円より安く出せるもの(たとえばパックごはんやカップ麺など)は、100円分の「大盛り」よりも、そうしてもらったほうが歓迎ですけれども。
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久しぶりの上野

DSC05289.jpg 先週の金曜は午前半休を取得して主治医の先生の診察を受けたので、終わって職場へ向かう途中、上野でお弁当を買ってお昼にすることにしました。

 個人的に上野で平日の朝や昼にお弁当を買うといえば、「紅や」であります。(→食べログ

 JR上野駅から「紅や」へ行く道のりは、以前は破たんしたらしいバイクショップ跡に未払い賃金を求めていたらしい労働組合(地域ユニオン)の旗やらスローガンやらがものものしかったところです。

 1年ほど来ない間に、建物がそっくりなくなって新しいマンションになっており、すっかり変わりました。

DSC05293.jpg お弁当を買ったら、JRの線路を渡って上野公園へ向かいます。

 橋の上からは、行き交う電車よりもレールに目が行って、ダブルスリップスイッチ(赤い丸)があんなところやこんなところに! などなど大喜びです。

 群馬在勤時に高崎線でよく上野へ出入りしていたときはまったく気がつかなかったのに、そんなところに夢中になるなどとは末期症状です。(ぇ


DSC05299.jpg すでに修学旅行のシーズンなのか、公園内は自分と同じように公園でお弁当を食べようという修学旅行生でいっぱいです。

 彼らの手元には、勤務先の事務所でお昼が出る会合のときに支給されるような、仕出し屋の何の変哲もない……というか今どきコンビニやホカ弁のほうがマシな弁当売ってるよ! と思うような弁当が配られています。

 引率する側は楽だろうけど、あとは上野駅から新幹線で帰るのみ、というタイミングで東京の最後の食事がこれ、とはちょっと気の毒だなぁと思ったり。

 とはいえ、一度に何百人という大量需要に応じられるのも、「紅や」みたいな弁当屋ではなく仕出し屋くらいしかないんだろうなぁという現実もありそうです。


DSC05301.jpg あとは、美術館をちょびっとのぞいたりしてから職場へ向かいました。

 東京都美術館って確か行ったことがなかったはず……と思って行ってみましたが、中に入ってみると何やら見覚えがあります。。

 確か中学生の頃だかに「日展」の入場券をもらって見に来たんでしたっけか。。

 病気を患って以来、どうにもいろんな記憶があやふやになってしまい、困ったものです。……まぁ、だてにこういう公共の美術館に無料で入れる立場だけあります。。
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飲み会「セルフコース」

 ふとしたなりゆきで、職場で10人規模の懇親会の幹事をやることになりました。

 懇親会(飲み会)の幹事ほどサラリーマンの力量を試されるシゴトはなくて、本当は病気休職から復帰間もない自分が引き受けるような話ではないのですけれども。


 群馬在勤当時は居酒屋の選択肢もあんまりなくて、あとは日程調整と出欠の取りまとめや当日の采配だけ気配りすればよいのですが、現在の職場は「新宿」という日本有数の繁華街です。

 星の数ほどある居酒屋からどの店を選ぶのか……から始まります。。


 職場ではいろいろ理由がついて月に何度も飲み会がある(自分は可能な範囲で出席している)ので、予算も考えなければいけません。3000円台には抑えたいところです。

 あと、ただgdgdどうでもよい話に付き合う場ではなく懇親会ですから、できれば個室がよいです。

 しかし、単に個室で3000円台で……だけでは選択肢が多すぎて話になりません。


 ここは幹事特権で「新宿駅トレインビュー」ということにして、新宿駅西口のパレットビル(小田急ハルク向かいのユニクロが入居しているテナントビル)の上階から選ぶことにしました。

 パレットビルに入居する居酒屋各店について「ぐるなび」や「ホットペッパー」、「食べログ」、各居酒屋の公式サイトなど、インターネットで分かる範囲で調べてみるものの、窓際にどんな席があるか、その予約の可否などまでは分かりません。

DSC04317.JPG ならば、と、とある日の退勤後、パレットビルに足を運んで、「窓際に個室があって、かつ電車が見える部屋を指定して(←最重要)予約ができますか?」と各店に聞いてまわった結果は「日本海庄や」。

 ……去年の12月に神宮関係のみなさまと飲んだ店でした。。
(写真はそのときのもの)


 しかし、「日本海庄や」は大庄グループの中でも客単価が高い部類の業態で、コースは4000円からです。……同じパレットビルの地下には同社の「やるき茶屋」(←比較的安く飲める)が入っていて、この差はやはり「眺め代」ということなのでしょうか。

 しかも、宴会メニューの内容を見ると、どうも4000円にしては料理がしょぼいです。それに、飲み放題コースだと、飲み物の選択肢も限られて面白くありません。


 12月に行ったときは行き当たりばったりで注文して1人当たり5000円くらいに突入していたような記憶がありますが、あらかじめ注文するメニューを組み立てて計画的に注文すれば、どうにかなるのではないでしょうか。

 いわば「セルフコース」です。

 3000円台=上限は4000円として、飲み物は1人生ビール4杯相当と仮定すると、料理代の予算はおよそ2万円です。

 店に入らずともメニューを見られるよい時代なので、値段のわりに食いでがありそうな品を選びます。「丸ごと一杯イカフライ」(819円)なんて、いいじゃありませんか。……逆に、「ぶり大根」(1260円)などは写真を見ても分量が少なすぎて却下です。

 ○○君はから揚げが好きだから多めに注文して、揚げ物ばかりでは年配の上司が食べるものがないのでその辺も考慮して……などなど。


 そのように料理の選択は“準備播但線”で当日です。

 コース料理と違って注文した品が出てくるまでの時間が読めない難点があったほか、みなさんの飲み物の進み具合にまでは気が回らず、当日の幹事としての点数は残念ながら100点満点中20〜30点といったところでしたが、飲み物の注文は○○君がサポートしてくれて助かりました。


 あと、飲み物は嬉しいことに、上司が早々に焼酎のボトルを入れてくれました。

 ボトルが入る=部下が上司の飲み物を作らなければならない、という事態にはなりますが、会計の面から見ると、「焼酎を割る用」の割安なソフトドリンクを頼めるようになる、ということなのです。……私みたいにお酒を飲まない人のお茶は、それにしてしまいます。


 そんなわけで、終わってみれば飲み代は単純平均で1人3000円。
(集金時は職制などに応じて傾斜するから、2000円台の人もいる計算)

 しかも、「日本海庄や」は席を予約しても時間制限がない、とのことで、4000円の宴会コースを頼んで1時間半でラストオーダーになるよりよほど幸せになれたと思うと、嬉しかったです。
author by よんなん
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菖蒲湯をやりました

DSC05260.jpg 近所のスーパーで菖蒲が78円(税抜)だったのを見て、ああそうか端午の節句かと思って買いました。

 食べるものではないので、特に洗ったりはしないで前夜にそのまま湯船へ放り込んでおいてきょうの朝入りました。

 で、この菖蒲はどうやって栽培しているのか知らないけど、洗わないで1晩お湯に浸しておいたらたぶん「菖蒲湯」というより「農薬湯」になっちゃってるんだろうなと思っちゃったり。

 とはいえ、毎日入るものではないですし、季節の気分が味わえればそれでよいのです。


 ……それにしても菖蒲が80円前後で手に入る、下総中山の物価事情もすごいです。
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新聞契約の期間と集金と景品

DSC05216.JPG 新聞を最初に1年契約したときこそ、気前よく景品をくれた新聞屋さんでしたが、次に1年契約したら箱ティッシュ3箱、というシケたありさまで大憤慨しました。

 同じマンションで同じ新聞屋さんがビールケース抱えて歩いてるの、見ちゃってるんだけどな……。。。

 このまま「いいお客さん」でなるものか、と、3年目からは3か月でしか契約しないことにしました。

 そうしたら、まず米2kgが2袋と食用油が2本ついてきました。……長期契約のほうが新聞屋さんにはありがたいはずなのに、待遇がまるであべこべですが、どうやらそういうものみたいです。

 3か月過ぎてまた新聞屋さんがやってきて、再び3か月で契約したら、やはり同じ景品をくれると言います。……一人暮らしで食用油はあまり減らないので米が欲しい、と告げたら食用油の代わりに米2kgをもう一袋つけてくれました。

 油より米のほうがスーパーで売っている値段は高いのでありがたいです。


 新聞購読の景品をめぐっては、3か月おきに購読紙を変えてつり上げる、という家庭もあるようですが、そこまであさましいことをする気はないです。

 ただ、同じ新聞を購読し続けるのでも、景品の良し悪しは「新聞屋さんにとってありがたいお客さんかどうか」ではなく「新聞屋さんと対面する頻度」で決まるらしいことは学びました。


 そうすると、月々の新聞代金支払もクレジットカードではなく対面の集金のほうがいい、ということになりますが、日勤職のサラリーマンで一人暮らしをしていると、毎月、新聞屋さんの集金時に在宅していなければいけないわずらわしさもあります。

 いまのところは、3か月契約で年4回新聞屋さんと直接顔を合わせる、というところに落ち着いています。
author by よんなん
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ジャブジャブ池

DSC05145.JPG 実家の近所のマンション敷地内に表題の「池」があります。

 分譲当時は文字通り水が張ってあって、我々子どもたちがずぶ濡れになってジャブジャブ遊んでいた(と言っても自分は最後まで服を濡らしたくない部類の子だった)記憶があります。

 いつしか水は張られなくなり、ただ段差が大きいだけの広場になって、子どもたちはボール遊びの場として使っているようでした。
(段差が大きいので、ボールがあさっての方向へ転がっていかない……から?)

 で、大震災と液状化があって池の底のタイルが多少でこぼこになったようでした……が、深刻な被害というほどのものでもなく、タイルはいずれ敷き直すんだろうな程度に思っていました。

 そんななか、きょう通りかかったら復旧工事の一環かどうか、池が埋められていましたよ。


 でも、看板は「ジャブジャブ池」のままです。

 分譲開始から30年近くが経って、我々も社会人になって散り散りになり、本当にここが「池」だったことを知る人も減ったでしょうし、「なぜか名前が『池』の広場」という「不思議スポット」になりそうな予感です。
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