無為に過ごす休日

 実は、今月に入ってこのようなタイトルで書くのは2回目です。(1回目

 昨日は昼過ぎに勤務が終わって、15時ごろ帰宅。
 日帰り温泉でも行こうと思いつつスーツを上着だけ脱いだ格好で横になったと思えば、次に気がついたのは夜中の0時。


……ひとまず風呂に入って、3時間くらいだらだら過ごして、再び就寝。

 今朝起きたのは午前9時。


 なんだかシャキッとせず、久々に栄養ドリンクなんぞ飲んで、午前中は机のまわりを片付けたり洗濯をしたり、少しは動きます。

 ですが、昼前にブログを書き始めれば、あっという間に昼の1時、2時。
 きのうの昼食以来固形物を口にしていなかったので、賞味期限をとっくに過ぎたコーンフレークとカステラの切れ端で昼食。

 幸い、土・日の2連休なので、明日も休み。
 明日は、1着しかない冬用のスーツをもう1着作りに都心へ出ようかと思っています。

……が、洋服店から届いたハガキによれば来週末もセールをやるようで、その気になれば先送りもできてしまうのですけれど。
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東武特急「りょうもう」に乗る

IMGP2127.jpg おととい、桐生での所用のあと浦安で予定があったので、東武特急で都心へ向かうことにしました。

 東武桐生線はJRの桐生駅を通らないので、今回は上毛電鉄(上電)で赤城駅へ出てそこから乗ることに。
 桐生駅から徒歩5分ほどの西桐生駅で、北千住までの連絡乗車券と特急券を購入。2430円……「安い」が第一印象です。

 東武の乗車券が赤城〜北千住1160円、というのもそうですが、特急券が「61km以上120kmまで 1000円」という区分になっているのが効いています。

 赤城〜北千住は107.9キロですが、JRの上野〜高崎(101.4キロ)のように1.4キロのために特急料金が「101キロから150キロまで 1300円」に跳ね上がる、ということがないわけです。


 さて上電で赤城駅へ出て、赤城始発「りょうもう28号」に乗り込みます。
 東武特急というと「スペーシア」の印象が強く、それを期待していると見事に裏切られます。
……「りょうもう」はもともと急行用の車両だからだと思うのですが、それでもJRの特急並みの車内です。(写真)

 JRとの対比といえば、JRの特急「あかぎ」は赤城駅に乗り入れず、東武の「りょうもう」が両毛線を走らないのも、よく考えてみれば妙なものです。
(別に名前はどうでもいいんですけど)


 14:36に赤城駅を出発して、赤城(4分)相老(5分)新桐生(6分)藪塚(10分)太田(9分)足利市(14分)館林、と、両毛地域でこまめに停まり、その後は館林(26分)東武動物公園(29分)北千住(10分)浅草と飛ばします。

 私鉄有料特急では当たり前の全車指定席で、車内アナウンスでは「指定と異なる席にお座りの場合、お座席の確認をさせていただきます」という意味のことを言っています。

 JRの新幹線と同じように、車掌の携帯端末で発売済みの座席がわかるようになっているようで、そこに座っていれば車内改札(検札)を受けなくていいのです。

 JRだと「あかぎ」「草津」「水上」なんてローカル特急の1つに過ぎないのか知りませんが、東武だと「りょうもう」は新幹線並みの位置付け、という印象を受けます。
 ちょうど私の後ろに座った夫妻とおぼしき中年の2人連れが、「JRと違って私鉄は安くてサービスがよくて…」と話しているのも耳に入ります。

 おかげで、太田に着かないうちにウトウトし始め、気がつけば久喜を通過するところ。


 東武動物公園は2号車と5号車の2か所だけドアが開きます。(参照
 ちょうど2号車に乗っていたので、ドアのところに駅員が立って特急券を売っているのが見えます。

 手売りの特急券情報はさすがに車掌の端末に届かないようで、東武動物公園から乗った人のところには車掌が検札に来ています。

 それでも30分近く停まらないのですから、6両編成に1人の車掌で充分対応できるようです。


 そして北千住で下車。

 よくよく調べてみれば、赤城からの所要時間は1時間37分、と、実は湘南新宿ラインの特別快速並みのスピードでしかなかったりします。
(湘南新宿ライン=高崎〜(田端)〜新宿107.9キロ・1時間42分)

 湘南新宿ラインのグリーン車はSuica利用で改札レスですし、乗車券とグリーン券で2640円(土休日)です。スピードはそのままに普通車で1890円という選択肢もあります。
 東武特急の2160円と比べて「JRと違って私鉄は安くてサービスが…」というほど差があるかといえば誤解のようにも思います。
 

 それに、JR東日本は完全民営化されたのですから、サービスの善し悪しを比較するのにJR⇔私鉄という区分もどうかと…。

 でも、東武とJRを比較するには、やはり特急どうしを比較してしまうのが自然なのかもしれません。
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13年前の記憶

 そして部屋の片付けに突入しています。

 で、何年も中身を見ていなかったダンボールを開けると、「トリプレット・イングリッシュ・スクール」の入塾案内が出てきました。


 中学2年のときだったかあまりに英語の成績が悪いので、よくダイレクトメールが来ていたこの塾の「ためしレッスン」を受けて来いと親に言われてしぶしぶ行ったときのものです。

……こんなのがとって置いてあるから部屋が散らかるのですね。


 当然ながら捨てることにするのですが、当時あまりに驚愕の内容だったので(だから捨てないで箱にしまったのでしょう)、書き留めておこうと思います。


 「ためしレッスン」へ行って「つまずきテスト」を受けて、その結果、あなたのおすすめ授業コースはこれです、みたいな資料を渡されたのですが……

>モデル通塾プラン
>1位 Bコース 48H/M  6.1ヶ月
>2位 Aコース 12H/W 10.4ヶ月

 おそらく、Bコースは「月48時間」、Aコースは「週12時間」のことなのでしょう。
(月48時間も週12時間も同じように見えましたが、よく読んでみると週12時間のは「固定制」、月48時間のほうは「予約制」とあるので、月48時間のは別に決まった曜日や時間ではなく、都合のよいときに行けばよいようです)

 6.1ヶ月とか、10.4ヶ月というのは、成績がよくなるまでこれだけの期間通ってくださいという意味だったと思います。


 ちょっと待て、いくら英語の成績が悪いといったって、週12時間ってことは、英語1科目のために月曜から土曜まで毎日2時間通えってことかい! と、その時点で私の頭から「入塾」の2文字は消え去ったわけです。
(もともと塾なんか行くつもりもありませんでしたし)


 さらに、

> お月謝等
>入塾金 30000円
>教材費 (3ヶ月毎) 3000円
>冷暖房費年各1回 3000円
>月謝
>週12時間 70000円
>月48時間 70000円
>いずれの場合も、月謝は3カ月前納制になります。

この数字を見たときの母の声のトーンが変わったような気がしたのを覚えています。


 で、じゃぁどんな指導かといえば、先生1に生徒5〜10人、生徒が黙々とプリントをやって先生が答え合わせをしたり質問に答えたり………

……私が思うに、公文式と同じです。


 この塾のウリは、教材に各私立中学校の授業内容を反映させていることだったように記憶しており、それが公文式との違いなのでしょうけれど、どう考えたって毎年違う各担任の指導傾向まで事細かに外部から把握するのは困難では、と私は思います。

 推測ですが、生徒に授業ノートやテスト問題を持ってこさせる程度が限度だと思うのです。……だとすれば、同じ学校から何人も通っていないと、その学校についてはあまり当てにならないことになります。


 結局、当時の公文教室が1科目5000円/月程度だったのと、小学生だった妹も通っていたので、そちらへお世話になりました。

 公文式で、苦手だった英語の構文も身につけられたように思います。
(大学進学後は1年ほどその公文教室でスタッフのアルバイトもさせてもらいました)


 で、その「トリプレットイングリッシュスクール」って、今でもあるのかな、と、google検索してみると、公式サイトを持ってはいないものの、今でも営業しているようです。
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帰ったはいいものの

 このあいだ書いたように今回の休みでは浦安へ帰ってきたものの、結局は部屋の片付けもせずに出歩いたりぼーっとしたまますでに2日目の午後です。

 茶の間にコタツとテレビがあるのが諸悪の根源です。
(と、相変わらずヒトやモノのせいにする)


 明日は午後から出勤ですから、明日の朝まで浦安にいられるわけで、それまでに部屋の片付けに着手しようか、などなど思っているところへ、高崎での飲み会の誘い。

 昨年、一度高崎へ配属された後に東京へ転勤した同期が高崎へ遊びに来るのだそうで、こちらが浦安にいるときに限って相変わらずの間の悪さです。


 できれば顔を出したい、しかしここで高崎へ帰ってしまっては何のために浦安へ帰ってきたのか……と悶々とするのです。

 そんなの、昨日から片づけをしていればよかっただけの話なんですが。
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早稲田で6年も学生をやったのに

 早稲田大学応援部のチアリーディングステージを見に、早稲田を訪れました。

 新宿で予定していた買い物を済ませ、早稲田に着いたのは17時。

 開場が17時半なので、夕飯を食べようと思うわけです。
 いつもの「三品食堂」は土曜16時までのはずですし、最近行っていなかった「わせだの弁当屋」(ワセ弁)へ。

 近くにあった早稲田実業学校も、早稲田大学の学生会館も移転してしまい、すっかりさびれた感じのワセ弁で、相変わらずのおばちゃんから「唐揚げ弁当」(400円)を購入。


 どこかで食べようにも、学生会館は移転してはるか遠くですし、どこか適当な空き教室というのも思い当たらなかったので、キャンパス内にいくつもあるベンチで食べることにします。


 3号館の中庭で一人ワセ弁を食べていると、なぜだかいまだに学生のような気分。


 学生時代にキャンパス内のベンチで弁当を食べた記憶などほとんどないのですけれども。(たいてい、部室やラウンジや教室で食べていました)


 さて、応援部のイベントも終わり、同席した人たち(=慶應出身)に「早稲田らしい店で飲みましょうよ」と言われ、はたと困ってしまうのです。

 実は、私の飲み屋レパートリーは非常に貧困なのです。

 サークルでの同期だった“藩主”氏にいくつか連れて行ってもらいましたが、そういうふうに飲みに行ったのも学生時代の終わりのほんのわずかな時期でしたし。。

 「わっしょい」「清瀧」「だるま」「一休」……いくつか思い浮かぶものの、個人的に自信を持ってお連れできる店(たとえば、この店に入ったらこれを頼むべし、みたいなのをきちんと知っている店)というのは一つもありません。

 同行者は、早稲田6年のキャリアに期待をしているはずで、散々迷った末、「鳥やす」へ。

 「鳥やす」に入るのはこれで通算3回目、、などとは言えるはずもなく。
(↑数えられる、という時点でおかしい)


 「“こんな飲み屋”に入るのは久しぶり」と、一応ご満足いただけたようですけれども、6年も学生をやっていながら私は何をしていたのだろう、と思ったのでした。
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吾妻渓谷5880円と、筑波山5200円

IMGP1967.jpg ここ数日急に冷え込んできたのと、きのうはちょうど休みだったので吾妻渓谷へ行ってみました。

 吾妻渓谷はJR吾妻線を川原湯温泉駅で降りてすぐのところです。
 川原湯温泉は高崎から電車で1時間15分ほど。

 ……それにしても、今年はいつが紅葉の見ごろなのかよくわかりません。
 電車で一つ先の駅からバスで行ったところにある草津温泉なんて、1か月くらい前の天気予報で「今週末が見ごろ」と言っていたのですけれど。

 きのうの吾妻渓谷も、とっくに葉が散ってしまった木もあれば、まだ緑色の葉をつけた木もあったり、どうも期待していたような見事な紅葉ではありません。

 どういう気候の影響かはよく分かりませんが、山全体が一斉に赤くなる、という紅葉とは今年はどうもどこへ行っても無縁のようです。


 でも、渓谷の遊歩道を歩いていて、風が吹くたびに落ち葉がまるで花見シーズンの花吹雪のようにワーッと降ってくるのには、嬉しくなりました。


 さて、先週末は筑波山へ行きました。
 つくばエクスプレス(TX)が開業して気軽に行けるようになった気がするのですが、実際に行ってみると近いようでいて意外と費用がばかにならないのです。

 まず、つくばエクスプレス往復で2300円。
 つくば駅から筑波神社までのシャトルバスが往復1400円。
 ケーブルカーとロープウェイが往復1500円。

 これだけですでにおとな1人5200円。
 家族で紅葉を見に行きたいとせがまれるお父さんはたまったものではなさそうです。

(…TXと競合するJRハイウェイバスの割引きっぷを活用する方法もありますが)


 吾妻渓谷なんて、東京からだと新宿・上野から湘南新宿ライン・高崎線で終点まで乗って、さらに乗り換えて……ずいぶん遠くまで行くようなイメージがありますが、東京山手線内からのJR往復運賃は5880円と、+700円程度でしかないんですね。

 新宿駅から川原湯温泉駅まで4600円で往復できるJRのハイウェイバス「上州名湯めぐり号」もあります。


 おまけに、川原湯温泉と吾妻渓谷はいずれダムに沈むことになっているからか、妙な開発の手が入っていないのも魅力です。

 私も群馬に来るまで知りませんでしたし、平日だった昨日はもちろん、このあいだ週末に吾妻線に乗ったときもそれほどの人出ではありませんでしたから、どちらかといえば穴場の部類に入るのではないかなぁと思います。


 目的が「つくばエクスプレスに乗る」ではなく「紅葉を見る」のであれば、たいして費用も変わりませんし、吾妻渓谷はおすすめです。
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浦安へ帰らない日々

 浦安へ帰るのが延び延びになっています。
 いいかげん、入社以来そのままになっている部屋を片付けないといけないのに。
(↑まだやってない)

 前回帰ったのは10月最終週の日曜日。

 きょうも、午前9時ごろに仕事が終わり、明日が休み、明後日は午前10時過ぎに出勤なので、このタイミングで帰ろうと思ったのですが、寮に戻って少し昼寝をするつもりで横になればもう午後4時。

 冷静に考えれば、昼寝なんて高崎線の車内ですればいいのですけど。


 今から帰ってもなぁ……などと思ううち、明日は紅葉を見に吾妻渓谷へ行こうか、などと思い始めました。

 次の休みは今週末の土日です。今度こそ。
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つくばエクスプレスで筑波神社

IMGP1828.jpg 臨海亭東雲師匠の企画で、「TXで行く筑波山紅葉狩りの旅」がきのう行われました。

 個人的に、つくばエクスプレス(TX)とJR常磐線の特別快速に“そのうち”乗ろうと思いつつ、結局行かないままでいたのと、ちょうど休みの日だったので加わることにしました。


 秋葉原駅のTX改札口に8:50集合。
 東雲師匠と神楽橋かなめさんとの3人で、さて……というところで師匠が取り出したのは明治サイコロキャラメルと6つの行き先を書いたボード。

 神楽橋さんはえええーという顔をされているのですけれども、実は「水曜どうでしょう」を見ていない私には何やらさっぱり。
 ……いえ、番組の存在そのものは、3年半くらい前から耳にしていたのですけれども、見たことはないんです、はい。すみません。。


 9:00の快速つくば行きに乗って出発。6両編成の一番後ろに陣取ります。ワンマン運転なので車掌はいません。
 北千住まで各駅に停まるんですけど、電車が止まってからドアが開くまで5〜7秒くらいかかるんですね。ホームドアがあるとはいえ、ホームドアが開くのに4〜6秒くらいかかるのです。

 既存の路線ではごくまれに車掌さんがあわててホームの反対側のドアを開けてしまう事故を耳にしますが、こういうのに乗っていると、別にあわてなくても電車が止まってから5秒くらいドアが開かなくたっていいんだなぁ、と思えてきます。
先日の東武東上線もそうでしたし)


 北千住を出ると、後ろの運転室の速度計を見ればいつのまにやら130km/hになっています。
 あんまりスピード感はありません。

 スピード感はありませんが、たったの45分で終点つくば駅に到着。
 駅は高速バスのつくばセンター停留所と同じ場所にあります。
 高速バスだと1時間以上かかるイメージがあったつくばにもう着いているのです。

 さて、今回は紅葉を見に来たわけですから、筑波神社方面へのバスに乗り換えます。
 師匠の情報にあったシャトルバスに乗るわけですが、やってきたバスの行先幕には「貸切」の文字。

 何らかの団体がチャーターして運行しているようです。
 ……貸切バスで運賃を取って乗合運行して道路運送法に抵触しないのかと薄々思っていたら、乗るときに「会員券」を渡されました。
 運賃表の部分には貼り紙がしてあり、「つくばセンター⇔筑波神社入口 会費(片道) 大人700円 小人350円」と。

 あくまで運賃ではなく「会費」。

 こんなのがまかり通るようでは道路運送法もへったくれもありませんが、ケースバイケースで当局も黙認しているのでしょうか。
 旅行業法に基づくツアーバス、ということにしているとしても、それはそれで旅行業法第12条に基づいて取引条件等を書面で交付しなければならないはずです。……もしや、「会員券」がその「書面」なのか、と思うものの、「会員券」には「関鉄観光・関東鉄道」とは記載されていても、「旅行業務取扱管理者の氏名」が書いてありません。
(↑いちいち細かいことにうるさい奴)


 さて、到着した筑波神社ですが、期待していた紅葉はさほどでもなく、ちょいと拍子抜けの感。
 まぁ今日のメインはつくばエクスプレスですから、私にはどうでもいいのですけれども。

 筑波山のケーブルカーとロープウェイの切符を買い、まずはケーブルカーで男体山に登り、徒歩で女体山へ移動。
 登山のような格好の人が目立ちましたが、スーツ姿の人もいました。(←旅行会社の人?)


 ロープウェイで「つつじヶ丘」へ着いたところで、13時ごろ。
 一行から別れて再びつくばセンター行きのバスに乗ることにします。
 もう一つの目当てだったJR常磐線の「特別快速」は土浦14:57発が最後だからです。


 つくばセンターで土浦駅行きのバスに乗り継ぎ、土浦駅に着いたのは14:40ごろ。
 15両編成の特別快速に乗り込みます。

 先頭車に乗っていたら、やはり運転席の後ろは一目で鉄道マニアとわかる人たちが。
 JR東日本が普通列車で初めて130km/h運転をはじめた列車ですから、その瞬間を見たいのも分かります。(……私も見たいですし)

 いろいろ噂に聞いてはいましたが、取手まではやはり各駅に停まることもあってさほどスピードを出しません。
 取手を過ぎたところで、運転席の後ろの一群に加わって運転席のモニターを見ます。

 TXと違ってずっと130km/hで走るということはないものの、カーブがあればブレーキ、直線があれば加速をくり返し、一度だけ128km/hが出ました。


 TXの130km/hもそうでしたが、思っているほどスピード感がありません。
 乗ってしまえばあっけないものです。


 とはいえ、競合路線さえあればJR東日本もこういうことをやり出すわけで、群馬方面の高速バスにはもうちょっとがんばってほしいなぁと毎度のことながら思うわけであります。
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東上線に乗る

IMGP1762.jpg 休みだったので、東武東上線に乗りに行きました。
 東武東上線と言っても、末端の小川町から寄居までの間です。

 仕事の都合でよく乗るようになったJR八高線も小川町と寄居を通っており、おまけに越生からは東武越生線なんていうのも出ています。
 このあたりの地理感覚があまりなかった私には八高線に乗っているだけではよく分からなかったので、実際に乗り歩いてみることにしたのです。


 地図を見ると、寄居と小川町の間はJR八高線と東武東上線で「◇」のような形になっており、「◇」の左側の「<」がJR八高線、右側の「>」が東武東上線というあんばいです。


 池袋から出ている東武東上線って、寄居が終点だったんですね。

 ただ、池袋近辺で走っている東上線の行き先に「寄居」という文字を見たことがないのも道理で、池袋から直通する電車は全部小川町止まり。
 小川町〜寄居は4両編成のワンマン電車が往復しています。


 東上線は寄居から順に、玉淀、鉢形、男衾(おぶすま)、東武竹沢、小川町。
 八高線は同様に、折原、竹沢、小川町。
……JRの竹沢駅と東武竹沢駅は、地図を見ると近いようです。

 寄居〜小川町の運賃は、JRが230円、東武が240円。

 ですが、東上線は本数が少ない日中でも30分に1本走っているのに対し、JRは1〜2時間に1本です。


 今回は、高崎10:35発の八高線でとりあえず寄居駅に降ります。
 せっかくの平日休みなので、郵便貯金通帳も持ってきて、まずは寄居駅周辺の郵便局めぐりから。

 寄居と玉淀のあいだは600mしかなく、郵便局から直接玉淀駅へ歩き、東上線の旅は玉淀からスタートです。


 やってきた12:56発の電車は、4両編成のワンマン電車。

 JRだと3両編成以上のワンマン列車を見たことがありませんが、西武国分寺線に乗ったときもそうでしたから、私鉄ではそんなに珍しいものではないようです。

 また、この区間は各駅に自動改札があるほか駅員もいるので、バスのような運賃箱もありませんし、どのドアからも乗り降りできます。

 運転士の仕草を見ていても、別に運転席にバスのようなドアスイッチがあるのではなくて、駅に着くと車掌と同じように窓から顔を出して「車掌スイッチ」を操作してドアを開け閉めしています。


 次の鉢形で下車。
 「さいたま川の博物館」というのが20分ほど歩いたところにあるようで、郵便局を訪れたのちに行ってみましたが、祝日の翌日で休み。

 電車は30分ごとに来るので、1本遅らせれば済む話です。


 次の男衾駅からは郵便局などのある市街地が離れているようなので、男衾は通り過ぎて東武竹沢まで乗ることにします。

 男衾と東武竹沢の間が寄居町と小川町の境界で、駅間も3.7kmありますが、地図を見ても車窓を見ても見事に何もありません。
 八高線の折原〜竹沢も4.0kmありますが、同様に何もない区間です。


 さて、東武竹沢駅に降りてみるとハイキングコースの起点になっているようです。
 区画整理事業に伴なうものだとかで駅舎は新しくなっており、エレベーターも完備。

 JRが「竹沢」なのに対して「東武竹沢」ですが、東武の方が先に開業しています。
 で、そのJR竹沢駅まで歩いて行ってみます。

 東武駅周辺は商店が数軒ありましたが、JRのほうは国道脇にひっそり建っているだけです。
 以前、夜に来たことがあってそのときは無人でしたが、今回はきっぷうりばが営業しており、昼間は駅員がいるようです。

 Wikipediaによれば一日の利用者数は東武竹沢駅が1013人である一方、JRの竹沢駅は28人だとか。
 ……JRのほうはちょっと目を疑いたくなる数字ですが、JR東日本の公式ページにもそう載っています。

 八高線の列車があればそれで小川町へ出てもいいなとは思ったものの、12:41発の次は14:27発。
 再び東武竹沢駅へ戻って14:05発の電車で小川町駅へ。


 小川町駅では池袋行きの急行に接続しています。
 池袋でよく見る「小川町」というのは、この小川町駅のことだったんですね。

 いままで八高線の駅というイメージしかありませんでしたが、完全に東武の駅で、駅舎の看板には「JR」の文字もありません。
 それもそのはず、同様にWikipediaによれば、JRの利用者は623人、それに対して東武線の利用者は12545人とあっては、その差は歴然です。


 小川町15:05発の八高線で帰途につきました。

 越生から出ている東武越生線は、東上線の坂戸から分岐している支線で、坂戸で乗り換えれば池袋まで一直線、というのも、東上線の車内に出ている案内図で理解できました。
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やっぱりうらやましい北本

 きのう高崎へ帰る途中、北本で途中下車しました。

 北本は駅のすぐ近くに「SHOP99」「マルエツ」「ダイエー」が揃っており、便利そうだなぁと以前から思っていました。


 SHOP99で、店内で流している曲のCDを99円(税込み104円)で売っていると聞き、それを目当てに行ってみました。


 あいにく、目当ての品は「ずいぶん前に」売り切れたようでしたが、パックのごはんやらを買って店を後に。

 で、すぐ隣にマルエツがあるんですね。そちらものぞきます。
 オレンジジュースが1リットル100円で売られており、購入。

 さらにその先にはセブンイレブンの看板も見えます。
 向かい側にはパン屋もあります。


 店をいくつかはしごしてもちっとも苦にならない環境、というのはうらやましいものです。

 ただ、自転車の駐輪場が民営で、1回180円、というのが割高に思えましたけれども。


 北本駅はちょっとした駅ビルになっていて、以前行った新京成の八柱駅に似ているなと感じました。

 すでに日が暮れていましたし、本当に駅前を見ただけでしたが、また歩いてみたい街です。
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