新青森のりつぎの「ゆとり」

DSC04714.jpg 新幹線と在来線の接続列車って、時刻表に載っている「標準のりかえ時分」どおりの接続時間で発車するイメージがあります。

 それでもスタスタ歩ければかなり余裕がある時間設定で、お弁当を買うくらいはできます。介助が必要な人も、駅係員の案内など適切な介助が受けられれば乗り換えはできる……のではないかと思います。(たぶん)

 今回、「はやぶさ3号」から「スーパー白鳥19号」への乗り継ぎ時間は、標準8分のところ17分ありました。

 新青森駅は青森市街から離れたところにあるので、青森駅への連絡列車も兼ねています。(青森駅までの自由席は特急料金が要らない)

 青森駅まで7分で行けるのに、9分余計に電車を待っていたのでは「はやぶさ料金」の意味も半減してしまうのでは……という気もしたりしなかったり。

 逆の在来線→新幹線の乗り継ぎ時間を余計に確保しておくのは分からないでもないです。在来線が遅れると新幹線が接続を待ってくれるタイムリミットは意外と限られてますから。

 まぁ、大人の事情ってのがきっとあるのでしょう。


 おまけに、函館方面へ向かうには、青森駅で折り返し時間が7分あるので、新幹線を降りてから青森を発車するまで、実際に電車が動いている時間+標準のりかえ時分のほかに16分浪費していることになります。

 列車を15分スピードアップするってのは並大抵のことではできないですが、こういう時間ってのは見直せると思うのだよな。。。


 ただ、京急蒲田駅みたいに横浜方面から羽田空港へ1分で折り返してしまう芸当を青森で……というわけにもいかないのだとは思います。
(それをやるには運転士さんをもう1人青森駅に待機させなければいけない)

 なにより、新幹線は3年後には新函館まで延びる予定なので、新青森から函館方面へ在来線特急で継走するのも3年後までなのです。
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新青森へ向かっています

DSC04698.jpg 大学鉄研の同期君が昨年青森へ赴任したので、同期3人で訪問することにしました。

 八戸〜新青森の新幹線は去年履修しましたが、「はやぶさ号」は初体験です。

 ……「はやぶさ号」は3月のダイヤ改正から制限速度320km/hにスピードアップするので、それから乗ればよいのですが、東京駅を「はやて号」の40分後に出ても新青森に着くのが13分しか違わない(=土曜の朝に30分近く寝坊できる)ので500円追加して「はやぶさ号」にしました。


 東京駅で、発車2分前に車内清掃終了・乗車の案内が放送で流れたとき、3号車の屋根で新青森方向のパンタグラフがスーッと上がったのに軽く感動しましたよ。


 300km/h運転用のパンタグラフには「向き」があるのだそうで、上りと下りで使うパンタグラフが違うわけです。


iZkmF.jpg 持参したソニーの徒歩ナビ(写真は去年「あずさ号」に乗ったときの)を窓辺に置いておくと、速度のところに295とか6km/hなんていう数字が表示されます。

 カーナビにもなる機種なので、徒歩ではありえない速度もある程度測れるのは分かるんですけども、こんな新幹線の速度までほぼ正確に測ってしまうスペック、などとはソニーは恐ろしい会社です。

 一昔前なら新幹線の食堂車やビュフェに速度計がついていたものですが、個人で(GPSでおおよその速度なら分かる)速度計を持ち込める時代です。


DSC04704.jpg 去年来たとき(当時のツイピク)は、震災で天井材が落ちた跡も生々しかった仙台駅でしたが、車内から見る限りは新しい天井材は貼らずに復旧の様子です。(見た目での推測)

 仙台駅を発車して、再び300km/h運転……とwktkしていましたが、275km/hを超えたのは新花巻駅を通過してから盛岡駅までの1駅だけ。

 ちょっぴり拍子抜けでしたが、盛岡駅が近づいて線路際のフェンスの向こうには住宅が立ち並ぶ環境で、時速300kmの高速列車が騒音などの環境基準をクリアして走ってる、というのがすごいです。

DSC04710.jpg 盛岡を発車するといわゆる「整備新幹線区間」となり、制限速度は260km/hに下がるので徒歩ナビも片付けることにします。

 新青森では、隣のホームにE2系が停まってました。

 3月のダイヤ改正で、新青森発着の「はやぶさ号」「はやて号」はすべてE5系になるので、この光景もなかなか見られなくなりそうです。
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