平日勤務手当がほしい!

IMGP8942.jpg せっかくの7連休ですが、連日、資格予備校へ通ったり、神宮球場だとか、TOTOのショールームへ出かけたりしています。

 別に連休でなくても済みそうな用事ばかりです。orz

 まぁ、5日勤務+週末と違って、土日が終われば次は6日後……とはならず、話が進むのが早いのはありがたいですが。

 そんな折、簿記検定の申し込みをインターネットで済ませました。

 浦安商工会議所は、窓口・郵送以外にもインターネットでの受験申し込みを受け付けていて、これはありがたいと思っていたら……「手数料630円」を取られましたよ。orz

 なんだよそれ!


 高崎で泊まり勤務をしていた頃は、泊まり勤務明けや平日の休みに高崎問屋町駅近くにある高崎商工会議所へ立ち寄れば、手数料なしに受験申し込みができたんです。


 基本的に平日の昼間勤務となった今では、商工会議所へ直接申し込みに行けるはずがなく、郵送かインターネットでの申し込みにならざるを得ません。

 簿記検定の申し込み方法は商工会議所ごとに違うのですが、郵送申込の場合、高崎商工会議所は受験料を現金書留、浦安商工会議所は銀行振込の明細のコピー同封です。

 ……現金書留は特別料金420円がかかりますし(あと硬貨を入れれば通常料金も80円ではなく120円になることが多い)、銀行振込もインターネットバンキングでは明細が出ませんから、窓口ないしATMでの振込になります。


 とまぁ、商工会議所へ平日昼に行けないのなら何らかの形で手数料が必要で、特にネット申し込みでは受験料4500円に対して手数料630円って、手数料14%かよっ!
(3級は受験料が2500円なので、手数料が同じなら25.2%ですよ!)


 ちっくしょ〜、土日祝日休みがこんなに不便で金がかかるとは! とつくづく思うわけです。

 私の趣味は旅行ですが、せっかく7連休をもらっても、年内で一番旅行代金が高いシーズンですよ。……4年にわたる曜日の関係ない仕事でオフシーズンの料金を知ってしまった身には、海外旅行なんてバカバカしくてとてもできません。


 世間には休日勤務手当というものがあるのだそうです(私の勤務先では数年前に廃止になりました)が、逆に、平日勤務の手当をくれ! と言いたくなります。

 というかですね、同じ7連休でも、ゴールデンウィークを外した別の時期にくれれば、それだけで私にとっては数万円の手当をもらったのと同じことになるわけですよ。


 ……もちろん、簿記をはじめとして各種検定試験は日曜日に実施されることが多いので、そういう日は休みたいですけど、、、

 どんだけ身勝手なんだよ、という気もしますが、年間120日近くある週末+祝日のうち、本当に土日祝日でなければいけない用事がある日ってどれだけなんだろう、と考えれば、そういう日こそ有給休暇で休めばよいのでは…と思います。


 まぁ、前職までの同じ平日休みでも、一時期の5日勤務+2連休という具合で休みの曜日が固定されていた頃は、やはりそれは不便でしたから、要はバランスなのではないでしょうか。


 写真は、きのう資格予備校へ通う途中で立ち寄った四谷のスポーツクラブ前にて。……このスポーツクラブは公園の中にあるので、都心の駅近くでもこんな空間でしばしぼけーっとできたりします。
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18時終業の憂鬱

 勤務先の会社では、4月から東京近郊にある大半の非現業部門がフレックスタイム制になったらしいです。

 「らしいです」って、私の職場も非現業なのに(なぜか)リストから漏れて、相変わらず9時20分始業〜18時終業なので、どうやらそうなったらしい、程度にしか知らないのです。


IMGP8880.jpg それはさておき、しばらく途絶えていた簿記の勉強を再開することにしました。

 資格予備校の講座は「DVD講義」なので、都合のよい時間に教室へ行って見ればよいシステムです。

 が、スタートの時間は決まっていて、
1)10:40〜
2)13.00〜
3)14:40〜
4)16:20〜
5)18:15〜

 って、平日は18時終業じゃ18:15の回に間に合わないじゃないかー。orz

 まぁどうせDVD講座なので遅刻したってすでに講義が始まってるってことはないんですけど、当然ながら教室が閉まる時間も決まっています。
(=遅刻した場合もその時間までに見終わらなければいけない)


 、、、じゃぁ、土日祝日しか来れないじゃんか。。。

 で、工業簿記・商業簿記ともに10回(1回3時間×20回)ってことは、、、現時点で予定のない休日を全部当てても、6月13日の試験までに受け終わらない可能性が高いですよ。o....rz


 こういう、会社の外にある社会人向けの講座って、18時半くらいまでには始まっちゃうのが多いのではないでしょうか。

 探せば出身大学の一部社会人向け大学院のように19時スタートのものもあるのですが、選択肢が狭まるのは事実です。


 だいたい、東京ドームや神宮球場での野球のナイターだって、試合開始には間に合わないんですから。

 都市対抗野球で勤務先のチームの試合が18時に始まる日だけ夕方の勤務が免除になって早く東京ドームへ行っていい、だなんて、都合よすぎだよ! まったく!


 まぁ、適用職場は徐々に広がるだろうとは思うので、それまでの辛抱なんでしょうけれども。

 ともかく、これまで「泊まり勤務明け」という名の勤務終了後の時間が(べらぼーに眠いけど)一応使えたので、勤務が終わると帰って寝るしかないというのはどうも釈然としないものがあります。

 ……そういう職場に来ちゃったんだから、文句たれてないでさっさと適応しろよ自分。という気もします。(たぶんそれが正解)

 だいたい、今ごろになって簿記の勉強しようなんて、遅いんだよ、という声も聞こえそうです。
author by よんなん
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これだから土日休みは嫌なんだ!

IMGP8450.jpg おとといの日帰りスキーでは上毛高原駅にクルマを置いて新幹線で帰ってきたので、きょうは新幹線で上毛高原まで向かいます。

 先週の日曜日に乗ったのと同じ東京駅6:32発の「たにがわ」号ですが、日曜日のガラガラ度合いがウソのような混雑です。


 昨今の世間では土日営業のサービス業が増えた影響で、いまや働く人の3分の1は土日ではなく平日が休みなのだそうですが、それでも3分の2の人は土日に一斉に休んで遊びに行っていることになります。

 日帰りでなければ、土曜の朝に出かけて日曜の夜に帰ってくるのは当然の帰結であります。

 結果として、土曜朝の下り列車と日曜夕の上り列車だけ、平日の通勤新幹線も真っ青な混雑列車に早変わりするわけです。


 有給休暇でも取得しなければ土日しか連休がないのですから、普段の気の毒なほどガラガラな新幹線なんか見たことがない、という人が大半のはずです。

 まぁ、JRもスキーシーズンの週末は列車を増発したりしているのは時刻表を見て分かりますし、それと、なるべく平日に遊びに行ってほしいということなのか、一部のスキー用割引きっぷは平日が安くしてあります。


 けれども、まさか1年のうちで2〜3か月しかないスキーシーズン中の週末だけ出勤して運転してくれるパートの運転士さんなどいるはずがなく、平日などの平均的な輸送量に合わせた体制の余力でどうにかこなしている水準なんだと思うのです。(推測)

 値段設定も、確かに平日の旅行はJRにも乗客にもハッピーなんですけど、かえって土日休みの人は、割高なキップを買わされて、混雑列車に押し込められて、(実はてんてこまいな)駅員さんや車掌さんにロクな応対をしてもらえず、そりゃぁさぞかしJRさんは儲かるんでしょうねェ、と、よからぬ気分になるんじゃないでしょうか。


 新幹線の車内で読んだ産経新聞に、ゴールデンウィークの時期を地域ごとにずらす祝日法改正案についての記事がありました。(参照

 この議論の旗振り役は(たぶん)星野リゾートの星野社長(のはず)で、氏の「100日の黒字と256日の赤字」という主張はもっともです。
(100日=土日と祝日)

 旅行する側にしてみれば、休みの日に限っての混雑+割高料金、すいていて安い平日に出かけたくても仕事を休めるのは年間20日(=有給休暇の日数)まで、という論理です。


 ゴールデンウィークだけといわず、土日も何らかの形で分散する法律になりませんかね?
author by よんなん
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1日の「自分の時間」

 「泊まりがなくなると自由時間が減る」……と、前職場でよく言われました。

 異動して、月〜金のサラリーマン生活になると、確かに泊まり勤務の頃の感覚で自分の時間を過ごしていたら何もできないことにようやく気がつきました。(遅い)


 まぁ、泊まり勤務の頃だって、「明け」は眠くてボケーっとして結局何もできない日のほうが多かったのですが、少なくとも「何時間もボケーっとして過ごす」ことはできました。


 考えてみれば、平日に「自分の好きに使える時間」って、どのくらいあるんでしょうか。


 まず、勤務時間は7時間40分で、昼の休憩が1時間ですから実質8時間40分拘束です。

 で、まさか始業時刻ギリギリに職場に着いたり、終業のチャイムと同時に職場を出るマネは日常的にはしないので、始業前・終業後を合わせて1時間くらいは職場にいます。

 なんだかんだと合計して9時間40分になります。

 そして通勤がドアツードアで片道およそ1時間。

 残業なしで11時間40分を会社のことに使っている計算です。


 残り12時間20分が自分のことに使えるわけですが、まず、そのうち7時間は寝ていますから、5時間20分です。

 朝食と夕食で1時間、風呂で30分、朝の支度で30分、残すところ3時間20分になりました。


 で、朝起きて1時間くらいはボーっとメールチェックなどをしているので、2時間20分。


 そうすると、帰宅途中にあちこち寄り道をしたり、夕食後にゴロゴロしてテレビや夕刊・マンガでも見ていようものなら、もう時間は残っていないことになります。

 残業なしでこれですよ。


 こうして羅列してみると、いや、「朝の支度に30分」はかかりすぎだろ、とか、見直しできそうなところもありますね。

 もろもろを差し引いても毎日毎日「3時間20分」は無駄にしようが何しようが好きにできる時間がある……と分かると、工夫の余地があるんでは? という気がします。
author by よんなん
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独身者に不利な世の中

 群馬県から都内へ、突如の異動を通知されて最初の平日出勤です。

 業務の合間に、今後の通勤などについて事務処理などを担当する方と簡単に打ち合わせをします。……私の休憩時間はずれている(昼10:50〜12:10)ので、担当の方自身は昼休みなのに親身に応対してくれてありがたいことです。

 すでに転勤を経験している他のエリアの同期の話だと、お役所仕事で困る、という評判だったのでホッとしました。


 さて、その打ち合わせの結果は……

 高崎から都内なんて新幹線通勤だってザラですし、むしろその方が楽では…と思いましたが、高崎の寮からは通えません、とのこと。

 それと、高崎の寮は本来なら今月中に引き払って欲しいところ、1ヶ月待ちましょう、という話になりました。


 なんだよー! 結婚して社宅に入っている人には、遠距離を新幹線通勤してる人もいる(=職場最寄の社宅へ引っ越せとは言わない)し、とりあえず赴任だけして引っ越しは数ヵ月後…っていう人だっているじゃん!

 まぁ、それは「家族」がいるから、という大義名分があるのは分かるものの……つくづく、独身者は会社に振り回され放題だなぁ、と痛感します。


 独身者、あるいは単身赴任者は、本当の生活の場は実家であって、寮には必要最低限のモノしか持ち込んでいない、というのが前提なのでしょう、きっと。

#そのわりには、単身赴任者には支給される帰省用の切符が独身者には出ないけどね!


 もちろん、上記の担当の方は、私のワガママにあちこちへ問い合わせをしてくれるなど、役所のように何も動かないで「ダメ」みたいな対応ではなく、本当に迷惑をかけたのも事実です。

 とりあえず、捨てられるものは捨てて、ブックオフやハードオフなどの古本屋・古物商へ持っていけるものは持っていき、引っ越しの荷物を減らすところから始めています。
author by よんなん
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ついに理系が国家元首

 理系出身者が総理大臣になるのは、日本の歴史で初めてのことなのだそうですね。

 ……まぁ、こんど政権与党の幹事長になった前の代表がゴタゴタで辞めなければ、仮に政権交代があっても理系宰相の誕生はなかったわけですが。


 大学で機械工学を6年間専攻するなかで技術者は向いてないと観念して半分文系のような職種で今の勤務先に入社した私は、なんで理系に進んだんだっけ? というようなことを忘れていた気がします。


 端的には、高校の進路指導で家業を継ぐ資格を取れる理系学部への進学をやたら言われたのに対し、家へ帰れば父親はその必要はないと反対する狭間で、結論を先送りして高校2年生からのコース分けではとりあえず理系にしておいた、というのも確かですが。
(↑自分の進路なのに面倒な判断は先送りするような奴)

#父親の態度には、親の反対を押し切るくらいの意思がないと通用しない職種で、単に世襲だなんてとんでもないという意味もあった模様。


 とはいえ、高校生のころ宮脇俊三さんのエッセイで

「戦後日本の発展は、官僚や政治家の手柄ではない、技術者の奮闘がよくそれをなしとげたのだ」

というようなくだりを読んで、まったくその通りだと思ったのでしたっけ。


 ちょうどそのころ、東工大出身で市民活動家だった厚生大臣が活躍していたこともあって、いずれ文系職種に就くにしても、大学は理系へ進もうと決めたんじゃないですか。


 私の勝手な決め付けですが、文系組織でも理系がトップに就いたほうがうまくいっているケースって多いんじゃないかと思うんです。

 中国の国家体制は肯定する気になりませんが、中国の国家主席は先代の江沢民氏も現在の胡錦濤氏も、理系出身なんですよ。
(それどころか、あの国の指導者層はほとんど理系)

 ……中国という国は、社会主義体制でなおかつ指導者も文系だったら今頃は北朝鮮のような明日にも破綻しそうな国になっていたんじゃないか、、、と言ったら言い過ぎでしょうか?


 国鉄改革で誕生したJRでも、JR九州初代社長の石井幸孝氏は国鉄の機械畑出身ですし、JR東日本も会長に三井造船から技術者出身の山下勇氏を迎え、副社長には国鉄生え抜きでやはり機械畑出身の山之内秀一郎氏が就いて、とりあえず22年間は潰れずに鉄道事業が存続できた道筋を作ったわけです。

 山下勇氏が残した「顧客主義 技術主義 現場主義」という言葉がありますけど、後半の2つはまさしく理系の理念のような言葉ですよね。。


 こんどの内閣は、総理大臣と副総理兼国家戦略担当相が2人とも理系出身、ということで、そういう面でちょっぴり期待してみたいなぁ、と思ったり思わなかったり。


 そんなわけで、自分も少しは初心を思い出してみたりするきっかけになった出来事でした。
author by よんなん
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最高裁裁判官の国民審査

 たまにはこんなマジメそうな話でも。

 衆議院議員総選挙と同時に「最高裁判所裁判官国民審査」がありますよね。

 おととい、期日前投票で投票(?)してきました。


 結論から言って、現行の制度で意味があるのかな、と正直に思います。


 確かに、「三権」のうち「司法」を主権者である国民が監視する唯一の手段で、「国民主権」「三権分立」を下支えする重要な制度、、、とは、小学校の社会科で習った記憶があります。

 が、実際に裁判官の顔と名前と経歴を知っていて投票したのは一回しかありません。

 ……たまたま、審査に付されていた裁判官のひとりが近所に住んでいたんですね。(ぇ

#もちろん、その人以外についてはさっぱり分からないまま投票


 不信任の人に「×」をつけるだけで、それ以外の記入はすべて無効票、という投票制度ですから、積極的に投票を呼びかける主張としてはネガティブキャンペーンしかありません。

 今回の例ではせいぜい、新聞に意見広告を出していた「一人一票実現国民会議」が、一票の格差をめぐる裁判に関わった二名の裁判官を具体的に挙げて不信任を呼びかけていた程度でしょうか。

 もし、これが本当に不信任になりそうなほどの世論の動きになるなら、国民審査を待たずして指名・任命権者である内閣の責任が追及されるか、あるいは訴追請求が出るなどして弾劾裁判が実施される……のが現実的でしょう。


 今回、私の手元にあった投票の参考になりそうな資料は、選挙公報と一緒に新聞折込に入っていた「審査公報」と、8月26日付の読売新聞に載っていた9人の裁判官へのアンケートと、上記の意見広告くらいです。

 意見広告を鵜呑みにするのでなければ、ほとんど判断しようがないですよ。。。。


 「審査公報」は、「関与した主要な裁判」に連なる文字列を見ても分からないものがほとんどです。

 たとえば…

「平成二一年一月二二日 第一小法廷判決
 継続的な金銭消費貸借取引における過払金返還請求権の消滅時効は、特段の事情がない限り、同取引が終了した時点から進行する(全員一致)。」

 これは5分くらい考えてようやく、サラ金の「グレーゾーン金利」をめぐるトラブルでサラ金側が時効を主張して持ち込まれた裁判で、消費者有利の判断をしたんだろうな……と、なんとなく分かりますが、、、、


「平成一九年六月一三日 大法廷判決
 平成一七年九月に施行された衆議院議員総選挙における小選挙区選挙の区割り及び選挙運動に関する公職選挙法等の規定は、憲法一四条等の規定に違反するとはいえない(多数意見)。」

 この文字列だけで「一票の格差」を容認する判決だと分かる人ってどれだけいるんですかね??

#自分も、意見広告がなければ気がつかなかったはず


 平易な文面で書いてあるのはせいぜい「裁判官としての心構え」ですが、選挙公報同様に裁判官が自らPRする文面ですから、それを見て積極的に不信任にしようと思う判断材料にはなりにくいです。

 新聞の記事も、まさか社論に反する主義主張を持っているからといって特定の裁判官を罷免するよう主張して読者を誘導したのでは「裁判官の独立」に関わる問題になりますから、当たり障りのない内容になるのは当然の帰結のような気もします。


 じゃぁどうすれば望ましいシステムになるのか、というと特に妙案はないです。。。

 不信任ではなく、信任したい裁判官に積極的に印をしたり名前を書く仕組みだと、意味もなく信任票が過半数に達しない裁判官が続出して最高裁が機能しなくなるか、かつてあった国会議員の「全国区」と同じでただの人気投票になってしまうでしょうし。

 そしたら現行の制度がベターなんじゃん、、、、と考えがスタート地点に戻ってしまいながらも、モヤモヤしながら投票しているわけです。。。
author by よんなん
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電車で缶ビールを飲む

IMGP6894.jpg 基本的に外では缶ビールを飲む機会ってありません。

 ただ、「ぷらっとこだま」で東海道新幹線に乗ると350mlの缶ビールが1本サービスなので、それで飲むことがあります。

 外で缶ビールを飲むときの難点は、「グラスやコップに注いで飲むことが難しい」ことです。


 プレミアムモルツのCMでもビールは注いで飲むのが推奨されていて、注ぎ方まで紹介してますよね。


 今回は「NEWDAYS」で写真のプラスチックのカップを売ってたので、それを買いましたけど、4個入りなんですね。

 1個あれば十分です。

 まさか、残りを旅行中に持ち歩いて家へ帰るなんてマネはしないので、新幹線を降りるときに捨ててきちゃうことになります。


 東京駅「グランスタ」の「はせがわ酒店」は、日本酒を買った人向けにオチョコ大の(本当に)小さなカップはサービスしてくれますが、ビール用の大きさのはありませんでした。

 店員さん曰く「無料サービスなので…」とのことでしたが、写真の4個入りは175円で売っているので、40〜50円くらいで1個ずつバラ売りしてくれれば私は買いますよ。


 あるいは、マクドナルドなどでM(R)〜Lサイズの飲み物に使われる紙コップなら、タダ同然でサービスできるんじゃないかなぁ、という気もします。

(ただし紙コップは、ビールを「3度注ぎ」するときに泡の加減が見えない難点があるんですが)


 というかですね、今回は(余分な4個入りとはいえ)東京駅構内の「NEWDAYS」で入手できましたが、先月名古屋から「ぷらっとこだま」で東京へ向かったときは、名古屋駅構内のコンビニはおろか、駅を出た外にある一般コンビニ(?)でもこの透明カップを扱ってなかったんですよ!

 ……あのとき結局入手できたのは、紙コップは紙コップでも、病院で検査に使いそうな小さな紙コップです。

 わびしいったらありゃしませんでした。
(それでも缶から直接飲むよりマシ)


 せめて、400〜500mlサイズの使い捨てグラスが、駅構内の売店で気軽に手に入れられたら……と思うんですけど、そういう人ってあんまりいないんですかね?
author by よんなん
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「おじいさんは山へたき木を取りに」は許容できるか

 日曜日に書いた話ですが、きょう書店へ行った(時刻表の発売日だった)ついでに絵本コーナーを見てみました。

 最初に見た棚(ハードカバーの絵本が並んでいる)で「ももたろう」を見比べると、各社で若干の違いこそあれ、どれもおじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行き、おばあさんが川で洗濯をしていると大きな桃が「どんぶらこ」とか「どんぶらこっこ」とか「ごっくりごっくり」と流れてくるお話でした。

 ……くもん出版の「ごっくりごっくり」は初めて目にする擬音語ですが、巻末には長野県に伝わる昔話を元に構成した旨の記載があり、なるほど長野県出身の親戚がいない私には聞き慣れないわけです。

 ちなみに値段を見るとこのコーナーは1000円を下回るものがなく、こんなに薄くて比較的大量に流通しているはずなのに、値段は専門書か同人誌並みだなぁ……って、そりゃフルカラー本ですしサイズも変形版ですからね。


 さて、少し離れたところに「○○○社の368円絵本シリーズ」という専用ラックがあって、日本の昔話や世界童話が気軽にそろえられそうなラインナップが目に入ります。

 そこにも「ももたろう」があって、手にとってみると

「おじいさんは山でたきぎを取ってきて、それを町で売って暮らしていました」

 ん! ま……間違ってはいないけど、、、、「柴刈り」より分かりやすいけど、、、、いいのか??

 ……確かに、私も幼少時に「しばかり」=「木の枝を取ってくること」と大人から教わりつつ読み仮名が同じ「(庭の)芝刈り」と混同してしまい、「なぜ芝刈りに山へ行くのか」と理解できなかったのは事実ですが。。。

(ちなみに、桃が流れてくる音は「どんぶらこ」だった)


 ついでに「おむすびころりん」も見ると、ストーリーは大きく間違ってないうえに読みやすい展開になっているものの、表題にもなっている「おむすびころりんすっとんとん」というフレーズが出てきません。

 んー、気軽にそろえて子供に与えやすい価格設定とはいえ、このシリーズを買ってきちゃうのはどうなんだ? と率直に思いました。

 日曜日に話に出たのは、この種の絵本シリーズのことですね。


 ただし、より現代の言葉に書き直されて理解しやすくなっているのは、中学〜高校で「古文」「漢文」に散々苦労した理系人間の私にはありがたいな、と思えてしまうのも事実だったりします。


 中学〜高校と古文を6年間やって、記憶にあるものは

 「今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり」

という、中学1年の一番最初にやったフレーズだけで、あとは何も頭に残っちゃいませんし…。


 漢文だって、現代語訳はあれだけ示唆に富む内容なのに、「返り点」やら「送り仮名」やら「助字」やらそういう「白文→書き下し文」のレベルで挫折していましたから。
(で、試験でも一定のウエートを占める → 点が取れない → 物理で高得点を取る → 理系人間の一丁上がり)


 もちろん、もしも高校生が「今は昔〜」も知らずに「竹取物語」を現代語訳されたあらすじでしか知らなかったら、大人たちは顔をしかめるに決まってますが。

 ただし、それを言っちゃったら、海外小説や、それこそ世界童話はすべて「日本語(しかも現代語)訳」なわけで、おそらく現地語を母語にする人が日本の書店で手に取ったら卒倒するような表現はさらに多いことでしょう。きっと。


 仮に、高校生が現代語でしか古文に接したことがなくても、それが瀬戸内寂聴の『源氏物語』だったらどうでしょうか。 ……たぶん、許容する大人はグンと増えると思うんですね。


 たぶん、現代語に書き換える作家の力量による部分が大きいはずで、より分かりやすい表現に直す出版社の姿勢は否定しないものの、「大量にシリーズ化して368円」という前提で出版社が作家を探すと一定の水準を保つことは難しいだろう、と結論づけておくことにします。

(当該のシリーズを手がける作家も、調べると絵本作家としてのキャリアはかなりあるようですが……昨年、犯罪を起こしてお縄になっていることも判明)
author by よんなん
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自分の給料を比較してみる

 先日の早大鉄研OB・OG総会に来ていた、3年生の現役会員(=就職活動中)が、私の勤務先に興味があると連絡してきました。

 ……私に言われても個人的にアドバイスする程度しかできないんですが、まぁ、何も知らずに受けるよりはマシかも、と応じることにします。


 さて、あらためて私の勤務先の採用ホームページや、同業他社の採用ページを見ると、本当に勤務先の本社採用はハズレくじ引かされてるよなぁ、という気がします。


 まず給料。

 初任給は公式サイトで公表されてますが、「東京23区内勤務の場合」とただし書きがあります。

 私のように、入社早々に首都圏の外へ配属されると、本社採用ではない東京エリア採用の皆さんのほうが高待遇です。

 ……本社採用は本社で働くための採用ではなく、所管部の都合に合わせて部長だろうが取締役だろうがあらゆる地域へ赴任する採用枠なので、公表されている23区内の賃金をもらっていない人のほうが多いんじゃないですかね?


 逆に、本社だとか管理職には、本社採用だろうがエリア採用だろうが関係なく登用されます。
(違いは、初任給と入社後数年間の人事運用だけ)


 年収に直すと、その辺の大学や予備校へ1年間通えるくらいの違いがありますよ。orz

 おまけに、浦安へ帰ったり都心での所用を済ませるのに往復する交通費などはタダではないので当然持ち出しですし。。

 確かに、いまの配属エリアで採用された周囲の皆さんよりは多くいただいてますが、「いいよなー本社採用は仕事を教える先輩より(以下略)」って、東京エリアの人に言ってください!


 同様に、在京の同業他社総合職も同じことが言えます。

 さすがに公表されている金額を比較すると、私の勤務先が一番額面が多いものの、10000円も違いません。

 10000円くらい、首都圏の外へ配属されれば簡単にひっくり返ります。


 というかですね、少しはえらそうな人に向かって、本当にこの会社の賃金制度にはハズレくじを引かされた、と言うと、君はわが社のボーナスや福利厚生がどれだけか知ってるのか……って、ボーナス計算や福利厚生制度は本社採用だろうがエリア採用だろうが同じですよう!

 それに、月給が数万円違うと、えらい人が言うボーナスを同業他社より高めに設定したところで、ようやく年収で他社に追いつけるか微妙なライン、という計算です。。。。

 まぁ、就職活動の面接では、いまの勤務先だとかNHKで「これからは地方の時代!」と大口たたきましたから、希望通りのことをやらせてもらっているわけで、ひとりでいるぶんには別に生活に困ることもないですし、いいんですが。

 ……ただ、ときおり、入社以来の5年間を東京近郊で過ごせば、貯蓄額はもっとまとまった額になっていたよな、、、などと考えたり考えなかったり。
author by よんなん
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