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神社=町会の集会所

IMGP9081.jpg 先月末に船橋市役所へ行った帰り、船橋駅まで来た道と違うルートで帰ることにします。

 ……知る人ぞ知る近道があるようで、前を歩く人について曲がりくねった路地をいったら駅のほうへ出られました。

 その途中に小さな神社があって、ふと見やると、

「本町一丁目町会」
「本町一丁目百寿会」

の看板がかけられています。


 おお! これが、ときどき新聞紙上を飾ることがある、町内会と事実上一体化している神社ですかっ!

 浦安の中町・新町地域(=埋立地)のような歴史の浅い地域には、神社そのものがないので、自治会の集会所は単なる集会所以外の何物でもないただのハコなんですけれども。

 神社といっても社務所はおろか賽銭箱すら見当たりませんし、宮司さんや神主さんがいるようには見えませんから、神社の建物は何かの名残というだけで、機能上は浦安の自治会集会所となんら変わりはないのでしょう。きっと。
(千葉県庁公式サイトの船橋市内の宗教法人一覧にも載ってない)

 こういうあたりで、まちの歴史のを感じます。


 この広い世の中には、建物の形や軒先にぶら下がっている大きな鈴を指して、特定の宗教や思想を想起させるので気に入らない、という意見があって、それでときおり裁判沙汰になって新聞に載ったりするわけですね。

 とはいえ、じゃぁ、わざわざ取り壊して無難なハコモノに建て替えるほどか……といえば、むしろ現状のほうがいいんじゃないの? という気がします。
author by よんなん
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