めざせ「陸マイラー」

 去年の9月に羽田から広州へ往復した航空会社がJALでして、手元にカードだけがあったJALマイレージバンクにとりあえずマイルをためておきました。……1800マイルくらいです。

 かつて、マイルは有効期限を延ばしやすかった海外の航空会社のマイレージプログラムで貯めていましたが、海外旅行から遠ざかっているうちにすべて失効させてしまいました。

 クレジットカードはビックカメラSuicaカードにしているので、陸マイラー生活とも無縁でした。


 JALやANAは3年でマイルが失効してしまうし、12,000マイル溜めないと国内往復できないし、マイルで引き換えられる特典航空券座席の予約はしにくい(らしい)し、成田からLCCが飛ぶようになってからは(レガシーキャリアにこだわらなければ)航空運賃そのものがリーズナブルになりましたし、あんまり関心がありませんでした。

 ……が、JALが「どこかにマイル」という、行先はJALにおまかせする代わり6,000マイルで国内線往復ができるサービスを始めました。

 そうすると「もしかして陸マイラーでも旅行できるかも?」と思っちゃったりするわけです。


 陸マイラー生活をするならJALカードを作るのが一番手っ取り早いわけですけれども、入会特典でもっぱらPRされている「入会搭乗ボーナスで最大5,000マイルプレゼント」を考えると、次にJAL便に乗るときまで先送りしたほうがいいのかな……とも思っていました。

 が、よくよく調べてみると、5,000マイルもらえるのは年会費10,800円の「CLUB-A」だけであって、年会費2,160円の普通カードは入会搭乗ボーナスも、毎年初回搭乗ボーナスも1,000マイルなのでした。

 毎年初回搭乗ボーナスは、入会搭乗ボーナスの翌年以降適用なので、要は、普通カードはいつ入っても、ボーナスの名前が変わるだけで年1回1,000マイルの搭乗ボーナスは同じなわけです。


 それで、いくつかあるJALカードの中で、日常的にJRを使うことが多いのでJALカードSuica(JRJAL)を選びました。

 Suicaにチャージして貯まるビューサンクスポイントもマイルに移行できます。……10,000マイルが10,000円分のSuicaにチャージできるのと比べて、600ポイントが1,000マイル(Suicaチャージなら400ポイントで1,000円分できる)とは少々分が悪いですが、6,000マイルで国内線往復できると思えば、6,000円でレガシーキャリアには乗れないですからそういう点ではお買い得と思うことにします。


 さて来年、どこかへ行けるでしょうか?
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「いちかわエフエム」の続きを聴きたいか

 7月14日(金)に、自己破産手続中だった市川エフエム放送の送信設備などを継承したエフエム浦安による「市川うららFM」の放送が始まりました。

 前の記事でも触れましたが、電波を送信する設備などは引き継いだものの、番組編成は元のエフエム浦安のコンテンツがそのまま引越してきたあんばいで、放送開始後も元の「いちかわエフエム」の番組の続きが流れているのは確認できていません。
(番組表に、以前いちかわエフエムの番組をやっていた方と同名のパーソナリティさんはお見受けしますが、どうやら別の方のようです)


 今後、番組編成に変化があるかどうかについて、7月16日(月・祝)の「今日もうららか市川うららFMです」11時台の放送で、社長が次のような趣旨のお話をされていました。

・民間の商業放送として収益を確保する必要があり、いわば「空いている時間」に東京のタレントさんによる番組を放送している。
・放送料金は徹底したコストダウンでかなり安く設定しているので、地元の方々から番組枠を買いたいというお話があれば、それを差し置いて東京のタレントさんの番組を優先するということはありえない

 つまり、放送料金のページにも明記されているとおり、番組をやりたい人がスポンサーを見つけてきてください(or みずからスポンサーになってください)、というスタンスです。

 元のいちかわエフエムが「ボランティアを起用した自社制作番組」としていた(スポンサーは市川エフエム放送が営業して取ってくる)のとは対照的です。

 ここで「市川うららFMの番組枠に代金を支払う価値がないというのか」と受け取るのか、「パーソナリティにギャラが発生する以前にマイナス価値だというのか」と受け取るのか、これは立場によって議論が分かれるでしょう。

 ですが、それが良い悪いというのではなく、そういう営業体制の事業体が引き継いだことを前提に考えなくてはいけません。
(それが嫌なら、みずから破産管財人の先生に手を挙げて買い取ればよかった話です)


 エフエムで聴くことにこだわるならば、スポンサーになるかスポンサーを探してきて、放送料金とともにエフエム浦安へ企画を持って行くしかないでしょう。

 「業界最安値水準の放送料金」とはいっても、タイム(番組提供)料金60分27,000円+消費税……週1回放送として毎月10万円超、しかも番組制作費別、とは目玉が飛び出てしまいますけれども、元の番組表のページに社外制作+30分番組=1か月10,800円(税込)という表記が残っています。
(2017/8/8追記:記事をUPした時点ではページがあったのですが、翌日8/7には「404 Not Found」になっていました)

 2017年8月現在の放送料金のページには記載がないのでやめてしまったのかもしれませんが、仮に1時間番組で21,600円なのだとすれば、有志を10人集めて1人毎月2,160円×聞きたい番組数で番組枠を買って元のパーソナリティを担ぎ出して放送できる理屈です。

 懐に余裕のある社会人パーソナリティなら、(青年会議所の会費より高いですが)自分で出せない額ではない人もいるかもしれません。……そうすると自分でチバテレビの番組枠を買って自分で出演していたジャガーさんみたいなスタイルですね。


 なお、元のいちかわエフエムと違うのは「社外制作」というところで、要は市川うららFMのスタジオ(元いちかわエフエムのスタジオ)は使えません、という意味でしょう。

 別のところで番組を収録してあとは放送をするだけという状態で納品しなければいけません。……そういうスタジオなり設備を自前で揃えるか、放送局が紹介してくれる番組制作会社に別に代金を支払って収録するかということになり、さらに費用がかさむことになります。
(ただ、市川うららFMを聴いていると、これICレコーダーか何かで自宅のリビングで収録したんだろうか……というような音質に聴こえる番組もあるので、自前の収録設備といってもそういうレベルでよい……のかも?)


 それでも考えようによっては、元の市川エフエム放送の赤字額(自己破産時点の負債総額を放送していた19年間で割ると毎年700万円ずつくらい)を経営陣が背負い込んでいたのに比べれば、はるかにお買い得なのかもしれません。

 そのほか後述のインターネット放送と違い、市販のCD音源を番組で使う上での著作権上の処理が放送局側で済んでいることもメリットかもしれません。


 放送休止直後に、パーソナリティの一部メンバーで(市川市内でも聴こえる)近隣の放送局の番組枠を買って「お別れ番組」をやりたいとかいうアイデアがあったとかなかったとか耳にしました。

 市川うららFMの放送料金のページには「番組提供の契約は、1クール(3ヶ月間)を基本」とあるものの、この放送局の営業スタイルから察するに代金さえ支払うならそういう特別番組も不可能ではなさそうに思えますし、1回限りのお別れ番組といわず季節ごとの特番をやるなら出たいパーソナリティが年2〜4回くらいお金を出しあってやってみるくらいは現実的な線かもしれないです。


 ほかに、エフエム放送にこだわらず番組の続きを聴く(流す)方法は、インターネット放送でしょうか。

 現在、「Nightでないと」と「チームふらいでー」の2番組の存在を確認していますが、市販のCD音源を使用するうえでの著作権上の処理は困難で、BGMなどには自作曲や権利関係が処理された音源を使用するしかありません。

 ……もっぱらトークのみの番組であれば、BGMの雰囲気が変わる以外に特に問題はないのかもしれませんが、曲紹介がメインだった番組はこうしたスタイルで配信することは事実上不可能といえるでしょう。


 さて、フィラーの時間帯の音楽も、好みが分かれそうです。……もっとも、市川エフエム放送の当時も、各曜日の担当ディレクターによってフィラーの音楽ジャンルは違ったようでしたけれども、いいのか悪いのか「いちかわエフエム」の評判がよかった面のひとつがフィラーだったのは確かです。

 フィラーばっかりは、番組枠を買い取って好きな音楽を流してもらうスポンサーになるくらいなら、USENなりミュージックバードなりを契約したほうが月々数千円で24時間好きなジャンルの音楽を垂れ流しで聴けてよほどお買い得といえるでしょう。
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硬軟使い分け

 学生時代に出入りをしていた放送局のつながりで、何年に一度かのペースで集まっている方々がいます。

 その中のお一人が海外へ赴任されることになり、先週、2年ぶりくらいに集まりました。


 みなさんおもしろい方ばかりで、なぜかその場に私も呼んでもらえるのは、酒の肴にちょうどよいいじられキャラということもあるのだろうと思います。


 さて、私のどうでもよさそうな身の上話を酒の肴に供しつつ盛り上がっているところ、主賓の席で終始笑顔だった方が急に怖い顔になって私にひと言

「待っていたってなんにも変わらないんだからね」

と超低音で告げられ、ふたたび元の笑顔で会話に戻られました。


 こんな急に怖い顔になれる方、という共通点でふと群馬在勤当時の上司(→いまは本社の部長)を思い出しました。

 今後の進路について面談をして自分が(はたから見れば)甘ったれたようなことを口にした瞬間、急に表情と声色が変わったのはいまでも記憶に残っています。


 自分は(感情的にカッとなる以外に)人に何かを伝える手段としてあえて怖い顔をする、というスキルを持ち合わせていないので、それなりの立場に進まれる方というのはそういうところが違うのかも……と思ったりしたのでした。
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あてにならない洗剤のスプーン計量

DSC09393.JPG 洗濯用洗剤のたぐいって、「スプーン○杯で驚きの白さ!」みたいに、スプーンで計量するもの、というイメージがありました。

 我が家で使っている粉石けんも、計量スプーンがパッケージに入っているか店頭で計量スプーンを配布しています。

 ……ですが、パッケージに書いてある使用量は、「水○リットルに対し○グラム」と、容量ではなく重さです。

 もちろん、そこには専用スプーンなら何杯と「目安」書いてあるか、専用スプーンそのものにグラム数のメモリがついているかしてあるので、それで量って使っていました。


 さてそんなある日、ふと思い立って専用スプーンで量ったときのグラム数が合っているのか、キッチンスケールで量ってみたらびっくりです。

 キッチンスケールに容器を載せてゼロ点合わせをしたあと、専用スプーンに書いてある目盛に粉石けんを盛って容器に入れると、目盛で量ったグラム数より大きい数字がキッチンスケールの液晶画面に表示されるではありませんか!


 明らかに使いすぎていたということです。


 粉石けんはただでさえすすぎにコツがいるとされているのに、使いすぎていたのでは、そりゃぁ色の濃い衣類を洗って干したあとにすすぎ残しが白い粉状で浮き出るわけです!

 後日、洗濯機がメーカーのリコール対象品だったので修理に来てもらったら、「洗剤の残りのようなものがかなりこびりついていますが、使い過ぎということはありませんか?」とズバリ言われました。

 以後、スプーンではなくキッチンスケールで量って洗濯に使うようにしています。
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生協の米ぬか石けん終売

DSC09330.jpg 洗濯用粉石けんは、生協PBの米ぬか石けんを使っていました。

 3kg入りで600円を切る(税抜548円)コスパのよさがお気に入りでしたが、先日生協で洗濯洗剤売り場を通りかかったら置いてないことに気付きました。

 一時的な品切れか……と思って翌週にもう一度見てみるとやはりありません。


 Google先生に聞いてみると、製造元のボーソー油脂が粉石けん事業から撤退したそうで、在庫限りで終売になるようです。

 ボーソー油脂のオンラインショップを見てみると、自社ブランドで売っている製品も、粉石けんは在庫限りと書いてあります。
(液体石けんは引き続き扱うようです)


 生協(コープみらい)の取り扱い製品で後継品というと、「おおぞら」か「純石けん」のようですが、それを買うなら製造元のミヨシ石鹸のブランドで売られている「そよ風」「ミヨシのせっけん」などのほうが割安に見えます。

 以前は「そよ風」を使っていたので、ふたたびそれに戻ることになるでしょうか。
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2017年の都市対抗野球まとめ

 今年の都市対抗は、鉄道会社で出場していたJR北海道クラブ、JR東日本、JR西日本、JR四国のうち、JR四国を除くチームの応援席に入りました。
(JR四国×ホンダは、ホンダの応援席に入ってました…)


DSC09345.JPG●JR北海道クラブ
 今年から企業チームではなくクラブチーム化したJR北海道です。

 企業チームの末期から、吹奏楽団なしでカセットテープ(?)音源になっていましたが、今年は攻撃の展開に応じた応援曲の切り替えがテンポよかったです。

 後日の新聞報道によると、去年まで外部の音響業者に委託していたのを、自前でやるようにしたのだとか。……業者に委託してたんならその費用で大学の応援団から吹奏呼んで生演奏で応援できたんじゃなかろうかと思っちゃったのは内緒です。

 2011年に大きな事故を起こして以来、(応援団コンクールの審査項目にある)地域性のある出し物を全部引っ込めていたJR北海道ですが、今年は「YOSAKOIソーラン」や「ジンギスカン」のダンス披露がありました。

DSC09355.JPG そのほか、東武鉄道が「がんばれ!JR北海道 東武鉄道はSL「大樹」とともにJRグループを応援しています!!」と書いた横断幕を(おそらく)ゲリラ的に掲げて応援席を走っていたのが印象的でした。

 ……確かにSL「大樹」の機関車はJR北海道から借り受けていますし、なんら無関係ということはないのですけれども、国鉄の分割民営化から30年経って私鉄がこういうことをやるのは隔世の感があるような気もします。


●JR東日本
 最大の変化は、これまで「F1」(早稲田大学のファンファーレ)から「ダッシュケイオウ」に入るのをやめて、「F1」から「コンバットマーチ」に入るようになったことです!

DSC09319.JPG そのほか、「JR Fire」のコール「1・2・3『せーの』ファイヤー」が「1・2・3『JR』ファイヤー」に変わりました。……この応援曲が使われだした頃の社長の苗字がコールの由来なんだろうかと思っていましたが、曲のタイトルに合わせたということでしょうか。
(ちなみに元の曲は「NIGHT OF FIRE」で、オリジナル曲ではないです)

 あと今年は「NEO」が使われませんでしたが、お蔵入りでしょうか?


●JR西日本
 それなりに観客を動員するチームなのにチアスティック(スティックバルーン)を使うのが大変残念です。……せっかくの吹奏の音が全然聞こえません。

DSC_0076.jpg 広島のチームですが応援曲は東京の大学のもの(法政、明治、慶應)が中心です。……配られた紙にしっかり「チャンス法政」「ダッシュケイオウ」と曲名を載せているのがいさぎよかったです。
(たいていは「法政」「ケイオウ」が企業名に置き換えられたりします)

 「GO! GO! JR西日本」は、「JR西日本」のコールの部分が社歌と同じように聞こえた気がしますが、曲そのものが社歌のアレンジでしょうか?
(吹奏の音が本当に聞こえなかったのでさっぱり分からなかった)


 個人的に好きなJR東日本東北やJR九州が予選敗退していたのが残念でしたが、来年に期待したいです。
author by よんなん
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まるで吉野家

 ごはんを炊いて盛り付けるとき、(当たり前ですが)目分量で盛っていました。

 まとめて炊いて冷凍しておいたシール容器で1.5個分が1食分、という目安はありましたが、シール容器に盛り付けるときはかなり適当でした。

 朝食のおにぎり用は少なめに、お弁当用は気持ち多めに、というさじ加減(?)もしていました。


 このシール容器も5年以上使っていると、いくつかプラスチックにひびが入ったりして数が減ってきました。

 確か買ったときはニトリで商品入れ替えのための値引き品だったはずで、同じものは手に入りません。

 別の容器で同じように盛り付けるにはどうするか……と考えたところで、グラムを量ることにしました。


DSC09334.JPG 量ってみると、これまでのシール容器一杯分がだいたい200gだったので、1食分は300gということになりそうです。

 ごはん300gというと、市販の特盛レトルトごはんの分量です。


 お弁当用には気持ち多めに持っていたので、同じような感覚で盛り付けて秤に載せてみると、400g近くありました……さすがに35歳を過ぎてこれは多すぎないか、、、と思い、ごはんは一律300gにすることにしました。


 それ以後、炊きたてのごはんを食べるのに直接茶碗に盛るにも秤ではかるようになりました。

 ……そんなことをしていると、まるで吉野家みたいだなぁと思ったり。


 目分量だと案外多く盛り付けていたようで、きちんと量って盛るようにしてからというもの、体重が増えすぎないようになったのは、うれしい副産物です。
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本を読む気になるまで7年

 2010年に心身のバランスを大きく崩して以降、マンガ以外の本がとんと読めなくなっていました。

 業務用資料のたぐいは読めましたが、それ以外は実用書もライトノベルもほとんど読めませんでした。

 読めないというか、読み進められないというか、1ページを何べん読み返しても書いてあることが頭に入ってこないというか理解できないというか、そんなあんばいでした。

 ようやく小説が読めるようになったのが2015年だったでしょうか。
 箱根駅伝を舞台にした『風が強く吹いている』で、箱根駅伝そのものは正月に中継で楽しんでいましたから、背景も想像しやすくて読みやすかったのかもしれません。

 その後も『火車』のタイトルが気になって読み始めた(中国語で「汽車」の意味なので、きっと鉄道に関するお話だろうと勘違いしていた)のや、『熊嵐』などを読み終えることができました。
(タイトルを個別に挙げられる時点で、その程度しか読んでいない証左ですが)


 しかしビジネス本や実用書のたぐいは、相変わらず読めないままでした。


 ふとした転機は、4月に赴任した新上司から「出張のとき駅の本屋で買って新幹線の中で読み終えた本だから、君くらいの通勤時間(片道2時間)なら片道で読み終えるだろう」と1冊の本を渡されたことでした。

 コミック本といえども1冊読み終えるのに数日かかっていたのにハードル高いぞ……と思ったのですが、昨今書店でよく見かける「マンガでわかる〜」自己啓発本で、元の文字版(?)に比べて内容もダイジェスト版になっていたこともあってか、確かに片道で読み終えることができてしまったのです。


 じゃぁこれの原著を読む気になるかというとなりませんでしたが、書店の店頭でふと気になった新書を買ったら、3日とかからず読み終えてしまって自分でもびっくりです。

# 話は脱線しますが、ecute大宮のリブロに立ち寄ると何かしら本を買ってしまうので危険です……JRのエキナカモールなのにモール運営会社がJR系列の書店ではなくリブロを入れたのがなんとなく分かる気がします

 4月に昇職して、おかげさまで毎日1冊ずつ新書を買ってもお釣りがくるくらいには給料が上がったので、日々1冊は読み切れないにしても、文字で書かれた本をもうちょっと積極的に読んでみようと思ったのでした。


 ……この域に戻ってくるまで7年かかりました。
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総武線早起きキャンペーン

DSC09250.jpg 東京都知事の号令の成果か、総武線で早起きキャンペーンが始まりました。

 東西線では何年も前からやっていた、早朝時間帯に駅の端末にIC定期券を一定回数以上タッチすると商品券がもらえる、というオフピーク通勤奨励のキャンペーンですが、総武線や京葉線の混雑は東西線の激しさに比べればはるかにおだやかなので(最混雑区間の混雑率は総武線が首都圏のJR線で一番高いものの、乗っている実感では快速電車と分岐する錦糸町駅から秋葉原駅・御茶ノ水駅までの3〜4駅が瞬間風速的に混むだけのイメージです)、そういう趣旨のキャンペーンをやる動機が鉄道会社にはないに違いないと思っていました。

 今回の総武線のものは、キャンペーン期間(7/1〜7/31)中の朝7時までに駅の売店(NEWDAYSやKIOSK)で200円以上の買い物をSuicaで10回以上すると、Suicaポイントがごっそり当たるかもしれない、というものです。

 今般の時差通勤奨励の取り組みは、田園都市線の「時差Bizライナー」といい、東西線の増発といい、鉄道各社のどの取り組みも期間限定なので今後も継続するかは不透明の様子に見えます。

 総武線のキャンペーンも、東西線のような専用端末を駅に新規設置するのではなく、駅の売店での買い物、という既存の設備を活用したもので、今夏限りで終わりになってもハードとしては特に痛くもかゆくもなさそうです。
(実はシステムの改修などに手間がかかっているのかもしれませんが)


 さて、時差通勤するも何も片道2時間通勤のため8時台に職場に着くように自宅最寄りの総武線の駅から6時台の電車に乗っている身には、普段通り電車に乗りに駅へ行けば参加できるおいしいキャンペーンといえます。
(むしろ、早めの電車に乗ろうとすると売店がまだ店を開けていないのでキャンペーンに参加できなくなってしまいます)

 ところが、よくよく考えてみると、駅の売店で200円以上の買い物をし続けるというのは、案外ハードルが高いことに気がつきます。

 ペットボトルのお茶を1本買うだけでは、200円には到底足りません。

 新聞だって、1部200円以上のものはなかなかありません。日経ヴェリタスとか競馬新聞くらいじゃないでしょうか。

 お茶と新聞をいっしょに買えば確かに200円は超えますけれども、新聞は定期購読で家に宅配されているのがありますから、ほかの新聞によほど読みたい記事が載った(知人が取材を受けた、とか)などの事情がなければ駅で新聞を買うことはなさそうです。

 そのほか、200円以上の品といえば雑誌が思い浮かぶものの、定期的に駅の売店で買っている雑誌は、月2回刊のマンガ雑誌くらいです。


 1か月で200円以上の買い物を10回するには、上記のマンガ誌のほかに(読む習慣がない)週刊誌を2誌、1か月続けて買わなければ達成がおぼつかない計算です。

 ふだん本屋で雑誌を買っているのなら、駅の売店で買うようにすることはできますが、買う用事がないものをわざわざ買ってまでキャンペーンに参加するかどうか……というと難しいところです。


 このご時世、駅の売店でもPOSレジを打っていますから、(夕方以降に酒類やおつまみを買う人を除いて)駅の売店で200円以上の買い物をする人の比率がどのくらいかなんて売店の運営会社(←鉄道会社の系列)は知っていると思うわけです。

 その辺も計算して設定したキャンペーンだとしたら、鉄道会社のやる気は推して知るべし……と考えるのは邪推のしすぎなんでしょうかどうでしょうか。
(個人の勝手な推測です)

 ただ、そう考えるとむしろ「(参加する人が少なくて)当たりやすいキャンペーン」なのかもしれず、お茶といっしょにお菓子のひとつでも週2回ペースで1か月買ってみるくらいなら、やってみてもいいかも……という気もしてきました。


 もっとも、このキャンペーンはSuicaポイントクラブに登録したSuicaでの買い物が参加対象です。……このキャンペーン以前の話として、Suicaポイントクラブは駅ナカの有人店舗では200円の買い物につき1ポイントですから、ポイントを付与されない程度の買い物をキャンペーンの参加対象にすることは、それはそれで公平感を欠くのかもしれません。
(Suicaポイントクラブのポイント付与そのものは、自動販売機での買い物なら100円につき1ポイントなので、自動販売機へ誘導したいのだろうな程度に思ってました)
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築古マンション8年目

 2010年にいま住んでいるマンションを購入・リフォームをして住み始めてから8年目です。

 群馬在勤時にいた社員寮が滞在5年半でしたから、それより長くなりました。

 そうすると、住宅設備もそれなりに傷んでくるようになりました。


 まずはエアコン。

 LDKのエアコンは、売主(前の住人)が現状有姿で置いて行ったもの(1995年製)をそのまま使っていました。

 去年にはリモコンが壊れてしまいそれ以後は汎用リモコンで操作していましたが、風向設定などができなくなりました。

 本体はまだまだ動くのですが、どうやら部屋の広さに比べて小さいエアコンらしく、冬の暖房があまり効かないのが少々不満でした。

 さすがに20年以上前の製品とあっては内部のクリーニングもしづらい(引き受けてくれる業者が少ない)ですし、フィルターの掃除くらいしかしたことがなかったので、買い替えることにしました。

 エアコンを買うなら秋〜春がお買い得らしいですが、gdgdしているうちにこんな時期になってしまい、価格.comでどうにか一世代前の2016年モデル(2015年秋発売)を探して本体が15万円弱、設置工事を含めて18万円ほどでした。


 もうひとつは洗濯機。これは入居するとき新品を買ったのですが、乾燥運転のときにドッカンドッカンすごい音がするようになりました。

 静音が特徴の製品だったから買ったのに……

 メーカーの出張修理を呼んだところ、吊り棒がだめになっているのと、その原因はモーターまわりのベアリングがだめになっているから、とのことで吊り棒とベアリング交換で修理費は29,900円+消費税。

 3万円で全自動洗濯乾燥機は買い替えられませんが、このメーカーは洗濯機の耐用年数を6〜7年で設計しているのだそうで、ここを直してもまた別のところが壊れ始める時期ですから、と、買い替えをお勧めされました。

 ただ、一般的な家庭では洗濯機は毎日使うであろうところ、我が家は週2〜3回程度、と半分〜3分の1以下の頻度でしか使わないので、ここは修理をお願いしました。


 あと3年すると、住み始めて10年になり、当時設置したガス給湯器や、買い替えたエアコンなどが耐用年数を迎えることになります。

 そのほかにも冷蔵庫が買い替えの時期になるでしょうか。
author by よんなん
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