子連れ飲み会

CHXmWlBUMAAsTpD.jpg 高校時代の同級生と神宮外苑のビアガーデンへ行きました。

 うち一人は結婚していて、奥さんと子ども2人も一緒です。


 30代も半ばになると、仕事が忙しいとかではなく子どもの面倒を誰かが見なきゃいけない、等々で、友人どうしの集まりにも出て来にくくなる人が増えるお年頃です。

 こうして、奥様の理解もあって顔を合わせることができるのは嬉しい限りです。


 さて、楽しい楽しい2時間食べ飲み放題ですが、小学校に上がる前の子にとって2時間もテーブルでじっとしてるなんてのは拷問のようなものです。

 屋外の公園に設けられたビアガーデンということもあって、30分経過しただろうかというあたりからそこらを走りまわり始めてしまいます。

 ……ビアガーデンの客は隣接の「にこにこパーク」にも入れるのですが17時で終わりなので、飲み会にしてはかなり早い16:15にスタートした我々でも子どもを遊ばせる場所がありません。


 ときおり同級生の一人が「たかいたかい」をして遊んだりもしましたが、せっかくおいしいものを食べたり飲んだりして話をしようと集まったのに、まさか1時間半以上やり続けるわけにもいかず、目を離さないようにしつつ半ば黙認をせざるを得なかったのが実情でした。


 そんな自分をかえりみると、ママたちがファミレスで子供がそこらではしゃぎ回るのをそっちのけで話に夢中だったりするのを、批判したり笑ったりなんてとてもできません。


 お店だとかそういう公共の空間でなくて誰かの家でやればいいんだ、というのが現実的な答えになるのかもしれませんが、準備をしたり後片付けをしたりは結局はホスト側の負担になるわけでホームパーティー好きな人でない限り難しいのではないかと思います。

 我が家も人が集まれるようにそこそこ広めのマンションを買ったつもりですが、山手線の駅から電車で30分圏内でも、首都圏近郊から集まるには「遠い」と思われてしまうようです。
(5年間に片手で数えられるくらいしかやってない)

 かといって、山手線の内側でそんな広い空間を持っている人は、我々世代だとなかなかいないものです。


 正論を言えば、子どもの面倒を見られるのでなければ、こういう場所に出てくるな! ということにはなるのでしょう。

 じゃぁ、その世代は懐かしい友人との接点もシャットアウトして、2〜3人の子の手がかからなくなるまで10年とか15年とかいう時間を過ごすべきなのか、というとそれも酷な話だと思ってしまうのも事実です。


 次回は温泉に泊まりがけでやろう、という話になりましたが、部屋食というのでもない限り、ある程度は同じ課題がつきまとうことになります。
author by よんなん
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