1日遅れの角館

 角館へ桜を見に日帰りしました。

 仙北市観光情報センターのTwitterを見ていると、先週末の時点ではまだ早く、行くなら今週末だと考えていました。

 土曜(妻は仕事の日)に出かけようと娘を誘うと「おかあさんといきたい」と言い、日曜に妻を誘うと「日帰りはしんどい」と言うので、日曜に娘の面倒を見てもらう妻の許しを得て一人で出かけました。

 さて、朝6時に家を出て新幹線に乗って着いてみると武家屋敷通りのシダレザクラは葉桜、桧木内川のソメイヨシノはほぼ散っているではありませんか。

DSC02948.JPG シダレザクラは、路地を入ったところで個体によってまだ満開のものもありました。写真は右の木が満開なのに左側の木は完全に葉桜です。しかし期待していたような武家屋敷通り一面の満開の桜はありませんでした。orz

 冒頭のTwitterアカウントをさかのぼると、確かに木曜日には武家屋敷通りのシダレザクラもソメイヨシノも「満開」と書いてありました。

 しかし、きょう午後の投稿は

>【武家屋敷通りシダレザクラ】散りはて
>【桧木内川堤ソメイヨシノ】桜吹雪

散りはて……!!!

 きのうの投稿はともに「桜吹雪」だったので、どうやらきのう散ってしまったようで、来るならきのうまでだったのです。

 花を見に出かけるのは本当に難しいですね……。


 花はがっかりでしたが、温泉につかって、おいしい昼ごはんを食べて、帰りはグリーン車を奮発して、気楽な一人旅を久しぶりに楽しみました。
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「かしま号」に乗る

 JR鹿島線は特急「あやめ号」があったのも今は昔、現在は普通列車が2時間に1本しか走らないローカル線になっています。

 対して盛況なのは高速バス「かしま号」で、運転間隔は10〜20分おき、定期券まで発売されています。

 一度乗ってみようじゃないか、と娘を連れて東京駅13:40発の鹿島神宮駅行きに乗りました。

 窓際に座りたいなと10分後の13:50発を考えましたが途中の鹿島セントラルホテル止まりなので、そのまま13:40発に乗ることにしてバスのステップを上がると運転手さんから「お子さんは膝ですか?」と聞かれます。……高速バスは定員制なので席に座らせると答えると子供運賃を取られるのかと考えて「膝(の上)です」と答え、運賃箱にSuicaをタッチするとその場で1,950円が差し引かれました。乗るときに一度タッチして降りるときに再度タッチして運賃を引かれると思っていましたが、東京駅を出たらどこで降りても運賃が同じならそれでよいのでしょう。

 窓際は一通り埋まっていて、娘の手を引いて通路をウロウロしていたら、親切な方が席を代わってくれました。

 発車まで娘をひざの上に乗せていましたが発車の時点で満席にはならず、周囲には通路側の席に荷物を置いている人もいるので、娘を窓側席に座らせて自分は通路側に座りました。乗客数は30人くらいでしょうか。

 発車後のアナウンスで京葉道路が渋滞していること、首都高湾岸線も渋滞していて迂回せず京葉道路を進むこと、大幅な遅れが見込まれることが伝えられます。そういえば東京駅のバスターミナルでも、成田空港での航空便への乗り継ぎは保証しない、時間を気にする人は鉄道を、というようなアナウンスが流れていましたっけ。

 首都高はまぁまぁ流れていましたが京葉道路はひどい渋滞で、娘はさっそく退屈してしまったようです。ようやく渋滞を抜け出たのは花輪ICを過ぎたところで、東京駅を出発して1時間が経っていました。

 宮野木から東関東道に入ったあたりで自分も寝てしまい、起きたらちょうど茨城県に入るところで水郷潮来に到着。広い駐車場を併設したパークアンドライド型のバスターミナルで、ここで10人ほど降りました。

 水郷潮来を出発したのが15:40ごろで、鹿島線の電車なら潮来駅から鹿島神宮駅まで10分ほどなので、16時ごろには着くんだろうかと思っていたら、次の鹿島セントラルホテルを出たのが15:50。

 そこで「Yahoo!路線情報」を開いて途中停留所の時刻を見たら、ちょうど40分遅れているようです。

 次の鹿島製鉄所は降車がなく通過しましたが通過したのはそこだけで、しかも降車のたびにトランクの開け閉めがあって遅れは増し、15:40着予定だった鹿島神宮駅のロータリーに入るころに、乗るつもりだった16:22発の大洗鹿島線が高架線を走って行ってしまうのが見えました。orz

 車内は鹿島セントラルホテルでさらに10人ほどが降りて、通過した鹿島製鉄所を除いてそれぞれ1組ずつ降車してゆき、終点の鹿島神宮駅で降りたのはおじさん1人と私達2人だけでした。……1本あとが鹿島セントラルホテル止まりで鹿島神宮駅まで行かないのも納得です。

 Gooogleマップのタイムラインを見ると、水郷潮来から神栖市を迂回して鹿島神宮駅へ向かっていて、鉄道のイメージと裏腹に潮来から鹿島神宮へなかなか着かなかったのも道理です。

 前に時刻表を見て、鹿島神宮7:40発の鹿島線に乗れば、佐原で成田線、佐倉で特急「しおさい8号」にそれぞれ1分で接続して東京駅へ9:30着、と高速バスより10分速い1時間50分で到達できることを見つけ、鉄道の利便性も悪くはないんだなぁ……と考えたこともありましたが、過半の需要が水郷潮来バスターミナル(潮来駅から徒歩約50分)や鹿島セントラルホテル(=神栖市の中心地)にあるのでは、そもそも話になりません。

 もし比較しようとするなら鹿島神宮駅〜東京駅ではなく、JRの潮来7:52発→(乗り継ぎ)→東京9:30(運賃+特急料金=3,000円)と、かしま号の水郷潮来7:55発→東京駅9:35(運賃1,950円)で、今回経験したような渋滞さえなければ所要時間は2分しか変わりません。

 潮来市も、鹿島線の駅ではなく水郷潮来バスターミナルにパークアンドライド用の市営駐車場を整備している時点で、鉄道と高速バスのどちらに重きを置いているのかは一目瞭然です。

 50年以上前に、鹿島線をどうして小見川駅から分岐して神栖駅を通るように作らなかったのだろうなぁ……と思います。

 現在神栖駅から越谷や東京貨物ターミナルへ向かう貨物列車は、わざわざ北へ向かって鹿島サッカースタジアム駅で鹿島線に乗り入れているのですから、そのまま南へ向かって小見川から成田線に入ればいいのにと素人の私は地図を見て考えてしまうのですが、鹿島線の工事誌でもひも解いてみないと分からない話です。
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今年の夏休み

 今年の「夏休み」は8月に取らず、10/29(日)〜11/1(水)に取りました。

 去年(←書き残していないのですが)と同じく、栃木県の「エピナール那須」に日曜〜水曜の3泊4日で出かけました。

 去年は4日のうち1日をテレワークに当てて滞在中に1日仕事をして有給休暇2日で出かけましたが、今年は土曜に出張をした分の休みを1日充当して、やはり有給休暇2日での3泊4日です。

 直後に3連休があるというカレンダーの並びを見ずに「日曜〜水曜」で締め切りの迫った業務がなさそうな日にちを選んだので、結果的に今週出社するのは11/2(木)だけ、でした。

 この11/2をテレワーク(ワーケーション)にすれば、1週間くらいリゾートに滞在するのも不可能ではなかったことになります。……来年は考えてみましょうか。


 さて、連休を取ってリゾートへ出かけたら観光地巡りだとかは一切せずにホテルの中でぐうたらして骨を休める流儀なのですが、今年は2泊したあたりから「早く家の布団で寝たい!」と思うようになってきました。

 夫婦ともども家で使う寝具にはまぁまぁ課金をしているので、妻も「枕を持ってくればよかった」「浅田真央みたいに(遠征先へ)持参できる寝具が欲しい」と言う始末です。

 それに加えて、去年は9月末に来たのでまだ全館空調は冷房でしたが、今回は寝苦しい……と思ってエアコンのスイッチをひねっても、この時期はただの送風になっているようで、その点もやや不満が残りました。


 仮に1週間の休暇が取れても、リゾートでのんびりするのは3泊くらいにして、残りは家でぐうたらするのがいいんだろうなぁ、と思い至りました。

 ヨーロッパのサラリーマンは長期のバカンスを取ってどうやって快適に過ごしているのでしょうか。
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万代太鼓と伊達絵巻

DSC_5971.JPG 訪ねた新潟の親類宅でお土産に「万代太鼓」なるお菓子をいただきました。

 帰宅して妻と開封すると……「これ仙台土産の『伊達絵巻』なのでは?」感が満々です。

 仙台銘菓「萩の月」は日本中に似たような土産物がありますが、これもその一種なのでしょうか。

 Google先生に聞くと、とあるブログ記事がヒットして、それによれば伊達絵巻よりも万代太鼓のほうが先だということが分かりました。

 ただ、万代太鼓の2年前に「長崎物語」という商品が発売されてANAの機内で供されていたそうなので、オリジナルは「長崎物語」のようです。
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娘の初フライト(2)

(続きです)

DSC_2383.JPG 昼食は結局13時過ぎになり、海鮮丼を食べようと目星をつけていた「きくよ食堂」にて、僕は「うにいくら丼」(2,950円)、娘にはお子様メニューの「チャイル丼」(720円)を。

 「チャイル丼」はカニ・イクラ・鮭フレークから好きなのを組み合わせられるのですが、残念ながら娘はまだイクラやカニが食べられないので、事実上の鮭フレーク丼になりました。

 サービスの玉子焼きも気に入ったようで、おかわりをせがまれて困りましたが、なんとか食べ終えて会計。(丼はちょっと残したので僕が食べました)

DSC07622.JPG 国際線ターミナルへ向かう途中にあるエリアへ行くと、ロイズチョコレートワールドの工場にちょっと興味を示したものの、ドラえもんやハローキティにはほとんど興味を示しませんでした。(キャラクターものはアンパンマンやしまじろうくらいしか知らない)

 そうこうしているうちに15時近くなり、これも目星をつけていた「きのとや」のソフトクリームをめざします。

 フードコートのような飲食できるテーブルがちょうど空いたのでリュックサックやパーカーを脱いで確保して列に並び、特製牛乳ソフト(410円)を2つ購入。

DSC_2393.jpg マスカルポーネチーズ入りだとかで結構濃い目の味でおいしく、娘は一口食べるたびに「ん〜! おいしい〜〜!」と連呼してだいぶ気に入ったようです。

 割と大きめなので、1つ買って娘が食べ残したのを僕が食べるのでもいいかなと思いましたが、娘は(1つまるまるは食べ切れなくても)かなり食べたので、2つ買って正解でした。

 16時発の便を予約しているのに娘が「いらない」と食べ終えるのを待っていたら15時半になってしまい、急いで片付けて国内線乗り場へ向かって、羽田と同じように特別デスクでバギーを預けてチェックインして保安検査を抜けます。

 バギーを預けた際「赤い袋に入れて優先的に降ろすようにします」と言われ、往路ではなんで赤い袋に入れるんだろうと思っていましたが、そういう意味だと知ります。
(それなのに何も知らずに往路では最後に受け取った)

 復路は満席で、あいにく窓際の席も取れませんでしたが、娘は離陸すると僕の膝の上で寝てしまいました。

 隣の席が使えないとなると、クラスJを取った甲斐があったかもしれません。

 羽田には少し遅れて17:45ごろ着いて、娘は隣のおじいさんや(なぜか離れて座っていた)おばあさんに「お行儀がよかったね」と褒められていましたよ。(確かに、周囲からは子供の泣き声があちこちから聞こえたけど、娘は目を覚ましてからも静かにしていた)

 それからCAさんにグッズをもらったりして最後に降機して、さらに娘が動く歩道を端から端まで乗ったりして、だいぶ時間をかけたのですが、来たときとは逆に手荷物受取場にはまだ荷物が出てきていません。

 ようやくコンベアーが動き始めて、確かにスーツケース数個(たぶんファーストクラスの客のだと思う)に続いてベビーカーがいくつも出てきて、そのなかから娘のバギーを見つけてピックアップ。

 もう18時を過ぎていて、さて夕飯をどうするか、妻には済ませて帰ると言ってあるけれど、空港のなかは高いから下総中山に帰ってからにしようかと考えつつエレベーターを探して(娘がバギーに乗りたがったのでエスカレーターに乗れない)モノレール乗り場がある地下1階に降りたところで面倒になって、通りかかったリンガーハットに入店。

 娘の「ラーメンたべたい」というリクエストとは少し違いますが、ちゃんぽんを取り分けて食べさせて、モノレールと山手線と総武線を乗り継いで帰ったら、帰宅は当初の予定(19時ごろ)を大幅に過ぎて20時半を過ぎてしまいました。

 外では機嫌がよかった娘は、家に帰ると猛烈なパパイヤが始まってしまい、風呂に入れるにも苦労して寝かせたのは22時をまわってしまいました。

 復路は15時の便が取れずに16時の便になり、こうして遅くなってしまいましたが、新千歳空港から出なくても最後にソフトクリームを食べるころは結構忙しかったです。

 飛行機に乗って、モノレールに乗って、(僕は)海鮮丼を食べて、おいしいソフトクリームも食べて、娘には結構いい経験をさせられたかなと思いますし、娘の世話は大変でしたが楽しんでいる様子の娘を見ていると自分も楽しかったです。

 次は船にでも乗せましょうか。
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娘の初フライト(1)

 GWは5月2日(月)と6日(金)に休暇や代休を入れて、4月29日(金)〜5月7日(土)の9連休です。(残念ながら8日(日)は仕事)

 妻から「どこか出かけてくれば?」と言われ、JALカードSuicaでたまっているマイルがそろそろ期限切れをむかえるのと、娘がタダで飛行機に乗れるのは2歳のうちなのとで、娘を連れて特典航空券で出かけることにしました。

 娘と2人で泊まりがけはハードルが高いので、日帰りをすることにして、空港から出なくても楽しめる場所……ということで新千歳空港への特典航空券を予約しました。娘をひざに乗せるので普通席より広そうなクラスJにしました。

 連休中だというのに出勤する日と同じ5時に起きて、6時過ぎに娘を起こして着替えさせ、7時27分の電車で出発です。……保育園には7時18分の電車で出かけているので、ほぼ同じです。

DSC07600.jpg 秋葉原と浜松町で電車を乗り換えて(娘はモノレールも初体験)羽田空港第1ターミナルに8時31分着。

 折り畳みのバギーが機内持ち込みできるか係の人に聞いたら、持ち込めないサイズなので、と子供連れなどが対象の特別カウンターを案内され、そこでバギーを預けて、同時にチェックイン。

 保安検査を抜けて、24番搭乗口(一番端だった)へ向かう途中の動く歩道を娘は気に入ったようで「わーいわーい」と口に出してはしゃいでいます。

DSC_2371.JPG 飛行機や、外を行きかういろんな「はたらくくるま」を眺めたあと、子ども連れは優先搭乗なので搭乗が始まったらさっさと乗ります。

 9時30分発の飛行機ですが、アテンダントさんは娘を「朝早くがんばりましたね〜」と出迎えてくれました。……確かに、空港に1時間前に着くように逆算して連休中なのに6時には娘を起こしたわけですから、その通りです。

 予約した窓際の席に座ったら、アテンダントさんがやってきてお手伝いできることがありましたら……と声をかけられ、娘は飛行機に乗るのが初めてなので耳抜きができないかもしれないとお伝えします。隣の席は空いているので離着陸時以外は使ってよいと言ってくれました。

 せっかくの窓際席でしたが、離陸したあと娘はあまり窓の外には興味を示さず、離陸後の機内サービスで供されたりんごジュースに夢中です。

 僕はスカイタイム(もも&ぶどう)を飲んでいたら娘も飲みたがってお願いしましたが、娘は1口飲んで「いらない」とのこと。
(帰宅後に妻に「もものジュースにがかった」と言ってた)

DSC_2388.jpg GW中ですが結構すいていて、アテンダントさんは写真を撮ってくれたり、娘のりんごジュースのおかわりにも応じてくれたり、最後にはメッセージ入りのグッズをくれたり、サービス満点でした。

 おむつ交換に最後方のトイレへ往復したら、普通席はもっとすいていて、隣席が空いていて使わせてもらえるのならクラスJじゃなくてもよかったかな……と思ったのは内緒です。

 ベルトサインがついて新千歳へ降下が始まり雲の中に入るとだいぶ揺れて、娘が「おなかいたい」と言い出すので何だろうかと思っているうちに少し吐いてしまうアクシデント(揺れで酔ってしまった模様)や、着陸のやり直しなどがありつつ、新千歳空港には20分くらい遅れて到着。

 降機の際の機内アナウンスでは、初めてのフライトとなる子が乗客にいたことに触れていただき、最後まで至れり尽くせりでした。

 降りてさっそくトイレへ行き汚したズボンを履き替えさせ(着替えを持ってきておいてよかった!)ているうちに、手荷物受取場へ行ったらとっくにコンベアーは止まっていて娘のバギーがぽつんと残されていました。

 さて、11時半を過ぎて昼食にちょうどよい時間ですが、自分も軽く酔ってしまったようで食事というより外の風に当たりたい気分です。

DSC07618.JPG 娘をバギーに乗せてざっとターミナルビル内を一巡して展望デッキに出ました。

 午前中は雨でそのあとくもりの予報でしたが、ありがたいことに天気予報が外れて晴れです。……予想最高気温は16℃でしたが寒くもなく、持参した娘のフリースの出番もなさそうです。

 自分はベンチに腰かけて娘をバギーから降ろして“放牧”すると、そこらを走り回ったり、離陸する飛行機に向かって「ひこうき、ばいばーい」と手を振ったりすっかり楽しんでいる様子です。

 「ごはん食べに行こうよ」と誘ってもイヤイヤして遊びまわるほどでしたが、とりあえず楽しんでくれてなによりです。(続く)
author by よんなん
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芝山鉄道と空の湯

 妻が土曜休みで「一人で好きに出かけてよい」と言ってくれました。

 どこかへ遠出をするか考えましたが、夕方に家族で焼肉食べ放題に行きたいと思っていたので、それまでに帰ってこれる場所でないといけません。

 乗ったことがなかった芝山鉄道に乗り、終点の駅近くにあるという日帰り温泉「成田空港温泉 空の湯」へ行ってみることにしました。

 調べてみると「空の湯」は3時間以内の入浴が休日1,200円と結構いい値段で、それだったら成田の少し手前の公津の杜駅近くにある「華の湯」は840円で入れて一度行ったことがあってよかったよなぁと思いましたが、遠出をして散財したと思って新規開拓をしてみることにします。

 この日は少し朝寝坊をしてゆっくり過ごしているうちに家を出るのが10時近くになってしまいました。

 下総中山駅10:02発の総武線に乗って船橋で京成に乗り換えます。芝山鉄道はSuica・PASMOが使えないのでキップを購入します。880円。

DSC_1709.JPG Yahoo!乗換案内によれば10:25発の特急に乗ればよいのですが、先に来た10:16発の快速佐倉行きに乗ります。

 どこで特急に抜かれるのかなと思っていたら結局終点まで抜かれず、佐倉で成田空港行き特急に乗り換え、成田で降ります。快速は津田沼から、特急は佐倉から各駅に停まるので、結局津田沼から各駅停車で来たことになりました。

 成田11:12発の「東成田(芝山)」行きに乗り、芝山千代田11:21着。
 きっぷをもらおうと改札口で駅員さんに声をかけようとしたら「御用の方はボタンを押してください」と無人です。正しいきっぷは持っているのだし、いいか、とそのまま素通りしてしまいました。

DSC07415.JPG 目当ての「成田空港温泉 空の湯」に入り、フロントで受付です。3つのプランのうちどれにしますかと聞かれ、3時間以内に帰ることは決めてあるのですが、3時間以内の入浴だけ(1,200円)と、岩盤浴つき時間制限なし(1,500円)が300円しか違わなかったので、岩盤浴つきを選択しました。

 さっそくロッカーで館内着に着替えて岩盤浴エリアへ。……ホットヨガのスタジオくらいの室温で、館内着のままごろごろ寝転がります。

 すいていて静かな館内・室内で、少しウトウトして目が覚めたらロッカーに戻り、今度は館内着を脱いで浴場へ。……お風呂は小ぢんまりとしていてあまり長湯できる感じではなく、温まったらまた出ます。

 休憩コーナーは、館内着がないと入れないリクライニングチェアーがたくさん置いてあるエリアがあり、そこでまったり過ごします。土曜日だというのにすいていて、とてものんびり過ごせます。入浴のみの1,200円のだと館内着がついてこない=この休憩コーナーが使えないので、300円の差額の価値は十分ありました。

 再び岩盤浴をして、お風呂をもう一度浴びて、帰りの電車の時間が近づいてきたので会計を済ませて駅に戻ります。

DSC07416.JPG 芝山千代田14:57発の電車から、京成成田で快速特急、京成津田沼で普通電車に乗り継いで、大神宮下16:01着。

 駅から歩いてすぐのところにある、焼肉きんぐ船橋宮本店に入ると、店内は順番待ちの人が大勢います。……とりあえず受付を済ませて番号札を受け取るものの、現在案内されているのが80番台なのに、手元の番号札は130番台です。50組待っているということでしょうか。

 店内で娘を連れて待ち合わせをすることにしていた妻から電話があり、道が混んで到着が遅れるとのことでしたが、いつ案内されるか分からないと告げると、食事をあきらめて僕をピックアップして帰ると言います。

 仰せの通りにして、店の前で妻のクルマを待って乗り込み、じゃぁサッポロビール園でも行こうかと聞くと、とっくに妻はカーナビで調べたようで、とても道が混んでいて無理だと言います。

 結局、コルトンプラザを目指すことにしましたが、大神宮下の焼肉きんぐからたっぷり1時間かかり、着いたのは17時半。妻は15時半に家を出たというので2時間運転していたことになります。

 フードコートの丸亀製麺で夕飯を済ませて帰りました。

 ……焼肉食べ放題へ行くつもりで昼ごはんも抜きにしてきたのに、週末に焼肉きんぐなぞ行こうなどと考えず、空の湯でもっとゆっくりしてくるか、もっと遠くへ出かけるんでした。
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亀山ダムへ紅葉狩り

 亀山ダム(亀山湖)には、昨年以来二度訪れているのですが、紅葉のシーズンではなくて静かな雰囲気でした。

 一度紅葉の時期に行きたいねと妻と話していたら、あっという間に12月になり、出かけることにしました。

 Google先生によると紅葉シーズンは駐車場も混み合うようで、JRで行こうかとも思いましたが、クルマなら片道1時間半で着くところJRは2時間半かかると分かり、クルマで行くことにします。

 9時すぎに家を出て「蕎麦畔蒜」をにカーナビをセットして向かったら、11時オープンのところ20分以上早く着いてしまいました。

 いったん亀山湖を往復したら、JRで来たら寄ろうと思っていたそば屋の上総屋京兵衛が長期休業中でした。

DSC_1615.JPG 「蕎麦畔蒜」に戻って11時のオープンと同時に入店。メニューは舞茸天そばの温かいのかせいろそばかの2択で、舞茸天せいろを注文。

 あとでGoogle先生に聞いたら、「インスタを見た」と言えば裏メニューの鴨南蛮そばもあったのだそうで、ちょっと残念でした。

 実はきょうは財布を忘れて家を出てきてしまったのですが、PayPayが使えたのでそれで支払い。(しかも君津市内でも20%還元中だった!)

 亀山湖の紅葉クルーズを予約しているのは14時なのでまだ時間があり、「るるぶ」を見て「濃溝の滝」へクルマを走らせます。

DSC07375.JPG 駐車場は満車でしたが回転は早いようで、5分ほど待っていたら停められ、妻・娘と3人で散策します。

 思ったより時間がかからずに戻ってこれて(だから駐車場の回転も早い様子)、再び亀山湖へ。……クルマを走らせている間に娘が寝てしまい、亀山ダム事務所の近くの駐車場が空いていたのでそこにクルマを停めて車内で3人とも軽く昼寝。

 娘が目を覚ますと13:15で、ボート屋さんの駐車場に移動します。なんとか停められて受付へ。ここは現金のみだそうで、妻に払ってもらいました。

 紅葉クルーズの時間まで湖畔の公園を散策していたら、おばあさんに声をかけられ、新聞紙に包んだ何かをくれました。……包みを開くと小さな小さな焼きいもが5〜6本入っていて、少々不審に思いながらもいただくと、おばあさんは公園に面した家に帰っていきました。

 娘を連れて歩いているとやたらとおばあさんに声をかけられるので、今回もそれだったのでしょうか。

DSC_1626.JPG さて、きょうのメインイベントの紅葉クルーズです。

 クルーズと言っても屋根のないボートなのですが、東京ディズニーランドにも「ジャングルクルーズ」というクルーズ船とは程遠い「クルーズ」があるので、その仲間だと思えばそんなものでしょうか。

 ライフジャケット着用のところ、娘がなぜか嫌がってしまい、それを見ていたボート屋さんが「嫌がるようでしたら、きちんと抱っこしていただければいいですよ」と言ってくれました。

DSC07391.JPG 湖畔の紅葉はたいしたことがなかったのに、船で川を遡るときれいなスポットがちらほらあり、乗った甲斐があります。

 ただ、何にせよ寒いです。もっと着込んでくればよかったです。ボートの上ではじっと座っているだけなので、なおのこと寒いです。

 50分ほどかけて戻ってくると、妻もすっかりこごえていて、散策どころではなくクルマに戻ります。

 一応、湖の対岸に紅葉がきれいな公園があったので、そちらに移動して歩いて一回りしましたが、帰ることにします。時計は15時を少し回ったところです。

 カーナビをセットすると、来たときとは違って久留里線沿いに木更津へ出て高速道路に乗るルートが出て、それに沿ってクルマを走らせます。

 高速に乗るところで「市原〜穴川 渋滞10km35分」と電光掲示が出ていてさてどうしたものかと思いつつ高速道路にクルマを進めます。

 カーナビでルートを再検索させたりしているうちに、蘇我ICで降りると到着予想時刻が高速道路経由でも一般道経由でもあまり変わらなくなり、一般道に降りることにします。

 ……が、国道357号もそれなりに混んでいて、ナビの到着予想は延びる一方です。なんだかナビにだまされた気分です。

 ナビの画面の渋滞を示す赤い線は、京葉道路上に穴川の先でも出ていたので、あのまま高速に乗っていたら穴川を過ぎてもずっと渋滞だったのだと自分に言い聞かせつつ、でも渋滞といっても信号がないぶん一般道よりは早かったのでは……と悶々としてしまいます。

 結局、夕飯を食べようと考えていた西船橋の銚子丸に着いたのは当初の予定より1時間遅い17:50ごろで、店の外から見ても分かるくらい待っている人がいて諦めることにし、サイゼリヤで夕飯を食べて帰りました。

 帰路は後部座席でずっと寝ていたはずの妻も「疲れた」と言って家族3人で早々に寝ることにします。

 高速道路が渋滞でも一般道へ降りたりしないでそのまま乗っていたほうが早かったのかな……。(まだ言ってる)
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16年ぶりの筑波山紅葉狩り

 妻の職場で県外への不要不急の外出が解禁され、妻の土日休みに合わせて紅葉を見に行くことにしました。

 この時期だと水戸の偕楽園か筑波山か、となりましたが、妻が「山の紅葉が見たい」というので筑波山へ出かけることにしました。

 つくばと言えば、つくばエクスプレスの終点からバスに乗って筑波山の上から景色を眺めた記憶があり、自分のブログを検索したら16年前に来ていました

 ……バスに乗ったのと景色を眺めた記憶しかなくて、ケーブルカーやロープウェーに乗ったのや、ましてや紅葉を見に行ったことはまったく覚えていないのですが。

 これまで娘を連れて家族で出かけるときはもっぱらマイカーでしたが、紅葉の見ごろなので駐車場の心配もあり、電車とバスで出かけることにしました。

 家を8時過ぎに出て、総武線と武蔵野線で南流山へ出てつくばエクスプレス(TX)に乗り換えます。

 TXと現地のバスやケーブルカー・ロープウェーがセットになった「筑波山きっぷ」というのを売っていてそれを購入。南流山から3,770円と結構いい値段だなぁと思いますが、それぞれ別々に支払うよりは安くなっています。

 最高時速130kmでビュンビュン走るTXの区間快速であっという間につくばに着いて、筑波山シャトルというバスに乗り換えます。

 前回(16年前)は会員制の貸切バスでしたが、立派な路線バスになったようです。時刻表上は30分間隔のところ、最盛期だからか臨時便が出ていて9:50に発車します。35分ほどかかるので座れてよかったです。

 筑波山神社入口で降りて、神社の境内を通ってケーブルカー乗り場へ。

DSC_1516.JPG 山頂付近の紅葉は終わっていて、見どころは境内とケーブルカーの沿線だそうですが、自分が期待していたようなあたり一面まっかっかの紅葉、というわけではなくて、色づいていたりまだだったり終わっていたり、というのが入り混じっています。

 これだったら偕楽園の紅葉のほうがよかったのでは、と個人的に思わないでもなかったですが、妻はところどころ色づいている木を見て満足しているようだったので、それでよいのでしょう。

HORIZON_0002_BURST20211120111818432.JPG ケーブルカーの駅に着いて、バス停からそれなりに歩いてきたこともあって売店でソフトクリームを買って休憩。「ソフトクリーム」の写真つきののぼりを見て娘が「アイス!」というので娘にも買い与えます。

 立ち客もあるケーブルカーの車内でしたが、窓の大きな車内からも紅葉をそれなりに眺めて筑波山頂駅に到着。

 筑波山頂駅近くの「みゆき茶屋」で昼食。付近には何軒も食べ物屋があるのですが、入る店は妻が食べログの口コミを見て決めていました。

DSC_1522.JPG 私と妻は「つくばうどん」(1,000円)、娘には焼きそば(600円)を。

 つくばうどんは「まっぷる」にも載っている食べ物で、「まっぷる」ではふもとの「杉本屋」でしか食べられないような書き方でしたが、現地ではどの店でも出している食べ物のようでした。

 山頂付近からの眺めは残念ながらふもとはかすんでいて、ハッキリとした視界ではなかったですが、店を出て女体山側のロープウェーの駅をめざします。

 山登りの道のりなので娘は抱っこで行くしかないかなと思っていましたが、意外にも娘は自分で歩き通しました。すごい!(←親ばか)

HORIZON_0001_BURST20211120132302257_COVER.JPG ケーブルカー・ロープウェー乗り放題の「筑波山きっぷ」でロープウェーを何度も往復したら楽しいなと思っていましたが、ロープウェー乗り場はすごい列で、このまま片道だけ乗って帰ることにします。

 ロープウェー側は紅葉はほとんどなくて、つつじが丘14:30発の筑波山シャトルに乗って(帰りも座れた!)、TXと武蔵野線・総武線を乗り継いで16:30ごろ帰宅しました。
author by よんなん
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家族で鴨川シーワールドに行った話(3)

 鴨川シーワールドホテル滞在3日目です。

 朝食を済ませたら8時半からの「朝のシャチ観察」ツアーに娘と2人で参加します。(妻はゆっくり過ごしたいと部屋に)

 「シャチ観察」と言いつつ、シャチのプールにはトレーナーもいてショーへ向けたウォーミングアップを観察できるツアーで、BGMがないだけで実質的にシャチのショーでした。……ただ、やっぱりBGMがあったほうが盛り上がります。

 9時の開園とともに朝のツアーも園内で現地解散になり、娘のリクエストに応えてペンギンを観察して部屋に戻り、10時前にチェックアウトをしてクルマに荷物を積んだら海岸を散歩したりしてから11時のシャチのショーをめざして再度入園します。

 自分はシャチショーの会場で場所取りをしている間に妻と娘には10時半のイルカショーを見てもらいましたが、妻曰く娘は「シャチショーを見た後のイルカショーはどうもいまいちの反応だった」ようです。

 火曜日ではありますが、校外学習の中学生や小学生で園内はにぎわっていて、シャチのショーも大盛り上がりでした。……レインコート持参で水しぶきを浴びるのも楽しいでしょうけれど、9段目以上に座って高みの見物をするのも楽しいです。(←言い方)

 最後にもう一度ペンギンを観察してホテルに戻り、入園用のカードをフロントに返して帰路につきます。

 昼食は君津IC近くの「地魚回転寿司 丸藤」でとり、来た時の逆で館山道〜京葉道路で帰ります。

 行きも帰りも渋滞にはあわず、スムーズに行き来できてよかったです。

 原木ICを降りたらコーナンによって給油と洗車をして帰宅しました。おつかれさまでした。
author by よんなん
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