市川市立信篤図書館

 先月からぼちぼち図書館通いを始めています。……先週から少し本格的にやっています。

 船橋市民なので、通う図書館は船橋市立図書館のwebサイトで調べました。

 一番近いのは西部公民館の図書室ですが、いまどき珍しいオフライン図書館(学校の図書館と同じで本の後ろに貸出カードが入っている)で、蔵書数はあんまり多くありません。

 次に近いのは西船橋駅近くの西図書館ですが、地震で損壊してしまいました。

 で、先週は船橋駅の近くにある中央図書館まで、自転車で通いました。


110405-115743.jpg きのう、何気なく地図を見ていたら、原木中山駅のすぐ近くに市川市の図書館があるじゃないですか。……歩いて行けます。

 市川市立図書館公式サイトで調べると、船橋市の図書館では隣接市の市民も貸出を受けられる一方で、市川市の図書館は市民のほかは在勤・在学者に限るとのことですが、入っちゃいけないわけじゃありません。

 昭和53年に移転した信篤(しんとく)小学校の跡地とのことですが、跡地どころか見るからに小学校の建物です。

 建物に足を踏み入れると、うおおー! 小学校の廊下だー! 教室だー! 黒板だー! 階段だー! と分かる構造がそのまま残っています。

 こういう、建物のコンバージョン、好きです。


 ちなみに建築基準法施行規則で、階段の寸法は小学校の児童用は段差(けあげ寸法)が16cm以下と決まっていて、メジャーで測ったわけじゃないですけど、明らかに市中の建物(22cm以下)より低いあたり、元小学校なんだなぁ……というのが分かります。

 でも、見るからに、小学校としては建物が小さすぎます。

 減築をしたんでしょうか?

 同じ敷地に公民館と体育館があって、校庭跡と思われる庭と見比べて体育館はともかく公民館の建物が校舎の建物にしては場所が変な気がするものの……そこは市川の郷土史に足を踏み入れる必要がありそうで、気にしないことにしました。
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週末の図書館

 スーツなんか着て、図書館へ行って本を読んで帰る、という通勤のまね事にもならないようなことをしています。……図書館へ行ってこいとは主治医の先生のご指導ですが、服装は自分で勝手にそうしています。

 西船橋駅近くの市立西図書館が地震で損壊してしまい書架や閲覧席を開放していないので、自転車で総武線2駅分を移動して市立中央図書館へ通っています。

 本当は会社に合わせて月〜金にすべきなのかもしれませんが、図書館の休み(月曜日)に合わせて火曜日に始めて、きょうで5日目です。


 平日とは違って少しは混んでいるのかな……と思いきや、混み具合はさほどでもないのですけれども、なぜかホームレスふうの人が目立ちました。

 平日には気がつかなかったんだけどな。


 ある人は読みもしない本を持ってきて机に広げては顔を伏せて居眠り。

 ホームレス(推測)だとは気づかずに隣に座ると、気配で眠りを邪魔してしまったのか、舌打ちや「ぅるせぇな」という小声が何回か飛んできましたよ。

 別の席では、新聞を読みながらラジオを(なぜか)スピーカーで鳴らしている人も。


 自分の記憶の中で図書館でホームレスらしき人を見たのは、大学受験の勉強をしていた頃に原宿の渋谷区立中央図書館のお手洗いで1度見たかどうかというレベルです。
(閲覧席では見たことがなかった)

 スピーカーで音を鳴らすのは論外ですが、それ以外には(極端に不潔でない限り)特に排除する理由がないのはどの公立図書館も同じはずなのに、不思議ではあります。


 しかも、どうして平日にいなくて、土曜日にいきなり……あぁ、そうか、自分と違ってちゃんと働いているんだ。たぶん。(推測)

 そういえば、ハローワークもすぐ近くです。……彼らがこの図書館へ出没することとハローワークが近くにあることに関連があるのかは分かりませんが。
author by よんなん
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これで75万円弁償せよと言われたら!

 最近の自分は新聞をナナメ読みしてしまうので見落としていたんですが、昨年、船橋市役所で臨戸徴収した市税のうち300万円を紛失する事故があり、このたび職員が地方自治法第243条の2の規定に基づいて利息つきで賠償した、というできごとがあったのだそうです。
毎日新聞産経新聞東京新聞

 船橋市では新しく臨戸徴収マニュアルを決めたそうで、見てみるとまず冒頭に

納税は憲法により国民の義務とされていることから、納税者は定められた期限までに自主納付することが原則である。

(中略)

納税者に対しては、定められた納期限までに自主的に納付するよう促す事が必要であり、徴収を目的とする臨戸は、自主納付との公平を図るため、納税者が特に外出困難な方であって、やむを得ない場合を除き、原則行わないものとする。

極めて当たり前すぎることが書いてあります。

 税金は役所が取りに来てくれるのではなく、自分で銀行やコンビニへ払いに行くか給料天引きされるもの……さもなくば、滞納になって鬼の行政権力によって(利息つきで)差し押さえられるんじゃなかったんですか。

 ニュース記事をよく読むと、

市によると、納税課の職員五人が昨年四月、六十代の男性方を訪れ、本年度の固定資産税など計二千百四十一万三千七百円を現金で徴収。会計課の金庫に保管し、翌日朝に確認すると三百万円がなかった。(東京新聞)

 職員総勢5人で「臨戸徴収」に出かけたのは滞納の催促でも差し押さえでもなんでもなく「本年度」の税金で、詳しい人に話を聞けば「納税者に呼びつけられた格好で、現地では威圧されて職員はすっかり萎縮していた」のだとか。

 地方自治法では、こうしたとき職員に賠償責任があるかどうか首長が監査委員に監査請求することになっていて、東京新聞によると監査結果は

自分が何を数えたかなど多くが不明で、公務員としての責任、自覚が感じられない

と批判しているそうですが、気の毒としか言いようがないです。

 いや、「公務員としての責任・自覚」、言い換えれば「公務員としてのプライド」を散々奪ってきたのって、われわれ市民であり国民じゃありませんか。

 自分の勝手な推測ですが、この税金泥棒だの、これだけ払ってるんだから少しはサービスしろだの、●●課(←まったく関係ない部署)のあいつの態度が気に食わないだの、何べん数えれば気が済むだの、このバカアホマヌケカスだの、何だかんだと言われては弁解しながらのやりとりだったんじゃないでしょうか。

 しかも、現金をドサドサ積まれたあと、実は納付済みの分があってその金額を返したり、右へ左へ(手品でやってそうな)やり取りがあったのだとか。

 それで間違えずに持って帰ってこれたら、むしろスーパーマンだと思います。


 これまで、「高額納税者に呼びつけられれば市役所から受け取りに出向いていた」というのがおかしかったのであって、これが300万円の紛失をきっかけに改まったと思えば、60万市民が平等に1人5円の「授業料」を分かち合ってもよいのでは、と私は思いました。


 公務員は「公僕」かもしれませんが、「奴隷」じゃないんです。
author by よんなん
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船橋市内で公共の自習スペースを探す

IMGP2427.jpg 主治医の先生から、

「気が向いたときで結構ですから、図書館へ通ってみてください。読む本はいっぱいありますし、自習をするのもよいです。資格を目指すのもいいですね」

と言われました。

 勤務先はフルタイムでしか復職できないので、それまでは「仕事のまねごと」をして慣らしておく必要があり、どうやらその一環のようです。

 お金を払って(!)「仕事のようなこと」をやらせてもらう「リワーク支援」もあるやに耳にしますが、「図書館へ通う」のが一番お金がかからない方法だとか。

 資格を目指す、と言えば、なかなか受からないでいる日商簿記があります。次の試験は例年なら6月です。

 浦安だと、中央図書館に学習室があるほか、富岡公民館には(特に部屋として用意はされていないが)オープンスペースに机とイスを並べただけの自習スペースがあって、大学受験の頃にお世話になったものです。

 船橋はどうかな……とgoogle先生に聞いてみると、どうやら西船橋駅近くの「西図書館」に自習ができるスペースがあるようです。


 実際に行ってみると、確かに机に向かう形の「閲覧席」があって事実上の自習席になってはいたものの、電卓が使用不可。orz

 電卓が使えなきゃ簿記の勉強できないじゃんよう。

 簿記の勉強は電卓がダメならソロバンでもできますが、図書館でソロバンをパチパチやっていたら即刻つまみ出されることでしょう。


 浦安の中央図書館は、書庫に「社会人席」があってノートパソコンなどを持ち込んで使えるようになっているので、電卓も同様に使えるはずです。
(本当は自習……というより、蔵書で調べ物をするための席なんですが)


 浦安市は図書館に特に力を入れている市(すべての市民が徒歩10分以内で図書館へアクセスできる、など)なので、それと比べては船橋市当局の方に申し訳ないというものです。

 なにしろ船橋市の図書館には、まだオンラインでない図書室もあるのです!
(学校の図書館みたいに、本の一番後ろに貸し出しカードが入っている)


IMGP2425.jpg さて、新居に一番近い公民館は「西部公民館」です。

 ここの1階にある図書室がまさに「オフライン図書室」なんですけども、3階建ての館内を見て回ると、2階にどちらかといえば談笑向きの丸テーブルと4脚のイスが2セットあるほかは、とくに「机に向かえる」スペースはありません。

 3階の音楽室と講堂にはさまれた「ホール」はがらんとしていて(写真)、ここに机とイスが並べてあればなぁ、と思いました。


 まぁ、手元には勤務先の社内通信講座もありますから、しばらくは紙とペンだけでできる自習と読書をしに、図書館へ通おうと思います。
author by よんなん
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海神のスーパー復活

IMGP2418.jpg 去年の10月に見に行った「スーパーマックス海神店」の跡が、新しくスーパー「サン・ストアー」になって先月16日に新規オープンした、と聞いて見に行きました。

 開店当日(参照)こそ押すな押すなの大盛況だったようですが、いまは人もまばらです。

 値段や品揃えは、ものによってはディスカウントストアー並みの値段がつけられて「おっ!?」と思わせるものも一部(「お〜いお茶」190ml缶39円、一部の126円アイスクリーム半額63円)ありましたが、総じて高めの印象です。

 生鮮品は、仕入れが控えめなのか、訪れたのが17時過ぎと地域の方が夕飯の買出しを済ませた後であろう時間帯だったからか、棚は隙間が目立ちました。

 一方で、惣菜や弁当なんかも扱っているのが意外です。どこで作っているんだろう。

 店内の広さは(登記簿上)およそ130平方mで、生鮮コンビニと同程度です。

 だったら生鮮コンビニにすればいいのに……と思わないでもないですが、生鮮コンビニは青果や精肉は扱っていても、鮮魚を扱っているところがないですよね。

 たとえばローソンストア100だと、焼き魚やフライなどの惣菜になっているか、さもなくば冷凍になっています。刺身はありません。

IMGP9665.jpg 閉店前の写真と見比べると、空き地になったのが「スーパーマックス」を運営していたユアサ・フナショク系の企業が自前で持っていた土地で、きれいに撤去されています。

 「サン・ストアー」は、スーパーマックス時代に大家さんだった方(のご子息と思われる方)が店長となって、ご自身で所有している部分を改装して新しく始められたお店です。

 レジを打っているのは(募集の貼り紙もありましたので)おそらくパートの方、もう一人、棚の整理をしていた初老の方は、どこかしらのチェーンのスーパーバイザーか何かの方でしょうか?

 店内では、登記簿で見たことがあった名前を名札に書いた「店長」が棚の整理などをしながら働いていらっしゃいました。

 海神商店街には八百屋はありますが、その他の生鮮品を扱う店がありません。

 日ごろから使われるお店となって、末永く営業してほしいものです。

 引き続き、見守りたいと思います。
author by よんなん
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なんでもある八千代緑ヶ丘

IMGP1684.jpg 東葉高速線の八千代緑ヶ丘へ行きました。

 一つ先の八千代中央駅が母方の実家最寄駅で、祖母が存命の頃はよく乗ってきたものですが、あの頃の八千代緑ヶ丘って「イオンモールしかない」というイメージでした。

 それがいまや、八千代中央よりむしろこっちのほうが発展してませんか? くらいの勢いがあってびっくりです。

 イオンがあるのとは反対側にもTOHOシネマズが入居するショッピングセンターがあるわ、少し歩けばニトリを始めとしたロードサイドの店もあります。

 ……さらに行くと、公団の高津団地がありました。


 あー、高津って、ちょっと遠い親戚が住んでいた記憶があるけれど、八千代緑ヶ丘なのか。


 それはそうと、新築中のマンションの隣で立派な横断幕を掲げて猛烈に抗議しているのはAPAマンション。

IMGP1685.jpg 手書きの汚らしい横断幕や看板ではなく、活字でプリントされた立派な横断幕や立て看板を堂々と出しているあたり、単に住民が反発しているというよりAPAグループ主導で反対している様子です。

 あー、この新築マンション、もともとスーパー銭湯があった跡に建ててるのか。

 ということは、あのスーパー銭湯って三井系列だったのね。

 確かに、高層マンションとして売れるんなら、スーパー銭湯なんかやってる場合じゃない、という経営判断も分からないではないです。

 千葉県内で三井系列のスーパー銭湯といえば、「ららぽーとの湯 常葉殿」も撤退しましたなぁ。……あちらの跡地は駐車場ですが。
author by よんなん
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「官舎」のまち船橋

IMGP1595.jpg 市内を自転車でぶらぶらしていて、ときどき自分の目を引くのが、「いかにも」な公営住宅や一昔前まで「官舎」と呼ばれたような集合住宅です。

 いまどき、「4階建て以上でエレベーターがなく」、おまけに「数棟が並ぶ」比較的大規模で、そして「ベランダがない」なんていう集合住宅は民間にはなかなかないでしょう。

 1枚目の写真は、京葉道路船橋料金所近くにある、「南本町県営住宅」。

 東西で2棟が向き合う「ニ」の字型に6棟(=「二の字」が3つある格好)あり、外観はそれほどでもありません。(でもベランダがないのはやはり独特)

IMGP1596.jpg が、「二」の字の内側に回ると、上下水道の配管を建物の外側から更新したようで、パイプがそこかしこに這っている様子は一見何かの工場かと思わせます。

 ……おそらく新築時に水道やガス管をコンクリートに埋め込んでしまい、古くなったときに交換できず新品を外側につけ直すしかなかったのでしょう。

 ちなみに築ン十年の我が新居ですが、建物の内側に「パイプシャフト」という筒状の空間があり、上下水道・ガス管はそこを通してあるので過去の大規模修繕時に外観を損ねることなく取り替えられています。

 この県営住宅はエレベーターも外付けされている様子がうかがえました。

IMGP1597_2.jpg そのすぐ隣は、NEXCO東日本の社宅「海神住宅」でした。

 場所も有料道路の料金所脇というのが、「いかにも」です。

 もちろん、いまとなっては民間会社の社宅ですが、ひところは道路公団の社宅だったわけです。

 こちらはベランダつきですが、エレベーターなんて優雅なものはありません。


 そのときは気付かなかったんですけれども、後で地図を見ると、さらに隣接してUR都市機構の「南海神団地」がありました。

 県営住宅〜道路公団社宅〜公団住宅、と、さながら公共住宅群のメッカですね。


IMGP9457.jpg 場所は変わりますが、船橋市中央卸売市場の隣にあるのが「JR市場町社宅」。

 NEXCOの社宅同様、いまは民間企業の社宅ですが当然ながら元は国鉄の社宅でして、俗に言う「鉄道官舎」ですね。

 なんと15号棟まである広大な団地で、現在は営業していないものの旧国鉄物資部の売店「船橋ストア」(≒スーパーマーケット)の建物も敷地内にあります。

 地上5階建て鉄筋コンクリート造、エレベーターなし、ベランダなし、と、「いかにも」な“みなし公務員宿舎”といった様相です。

IMGP9467.jpg しかし、線路から離れた妙な場所にあって「なぜこんなところに」とは思うんですが、ちゃんと「工」の字の入った境界標が打ってあり、鉄道用地であることが分かります。
(「工」=旧国鉄で使用されたマークで、レールの断面を模している…とか?)

 建物を見て回ると一部鉄筋が露出するなど劣化も激しいようで、いつまで残ることやらとは思います。……近所の不動産屋さんの話では、新築マンションのチラシをこの社宅のポストに配布しておくとよく売れる、とかどうとか。


 あと、市境をはさんで市川市側に入りますが、西船橋駅の南側には30号棟まである大規模な「公務員市川宿舎」(通称:二俣官舎)と、それに隣接してNTT市川二俣社宅があります。

 二俣官舎は自衛隊の官舎だとか聞いたことがあります。


 そのほか、船橋市内には「船橋市営住宅」もあります。いずれ訪れてみたいと思っています。


 ところで公営住宅とは違い、公務員宿舎や民営化された公団や公社の社宅は、どんなに築年数が古くなっても決してスラム化しないのが特徴です。

 公務員や社員(=少なくとも月給+ボーナスという定収入がある世帯)しか住めないことや、仮に空室が発生しても官庁や会社のしかるべき部門がきちんと管理していることが理由として挙げられるでしょう。


 国営竹平寮(九段下アパート)や、同潤会の各アパート、大阪市営北日東・南日東・下寺住宅(軍艦アパート)の末期がすごいことになっていたのとは対照的です。

 また、築年数が経過するとスラム化しやすい、というのは民間の分譲住宅にも同じことが言えます。……購入当初は自分で住んでいても次第に賃貸に出す人が増え、オーナーの大多数が自ら住んでいないマンションは管理組合や管理規約が有効に機能しないケースが多くなる傾向にあるようです。


 一方、とある筋から耳にした話では、築年数の古い「官舎」は、中身も新築当時のままで、たとえば風呂はバランス釜が定番だとかいう話です。

 ……一時期、都心の公務員宿舎が家賃数万円だとかでやり玉に上がりましたが、「いいところにお勤め」の人も、住んでいるのは「いまどきの民間マンション」に比べると一瞬目を疑ってしまうような設備の宿舎・社宅かもしれませんよ。。。
author by よんなん
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ふなばし三番瀬海浜公園

IMGP1592.jpg きょうは特に所用も来客もなく、天気もよかったので自転車でぶらぶら出かけました。

 本当は、少し遠方のスーパーで砂糖1kg99円の特売をやっているのが目当てだったのですが、「遠方」のつもりが行ってみればそんなに遠くなくて、あっさり用が済んでしまいました。

 さてどこへ行くかなー、と地図を広げると「ふなばし三番瀬海浜公園」というのが目に入ります。

 国道357号線から海側の、物流倉庫が立ち並ぶ地区を通り抜けた先にあります。


 こんなところ、マイカー持ってなきゃ来れないよな……と思いつつ自転車を走らせてたどり着いたらそこにはバスの回転場があって、意外にも船橋駅から京成系列の路線バスが1時間に2本来ていました。(船橋駅から運賃210円)

 野球場やテニスコートのほか、屋外プール(夏季のみ)もあって、シーズンになれば賑わうのでしょう。……この砂浜も潮干狩り場になるようです。


 浦安は三番瀬をドーッと埋め立てて発展しちゃったのでこういう砂浜はなく海岸線の岸壁は立入禁止の区域ばっかりで、4月に住民票を移すまで31年間浦安市民をやっていてこういう場所へ来たことはありませんでした。
(いまは海岸線まで出られる場所が浦安にもあるんでしたっけ?)

#浦安の海で遊ぶには、船を出してもらって沖合いへ出かけ、昼に潮がひいて砂地が露出するのを待つしかない……はず。


 砂浜の岸壁寄りに草の生えている部分があって、そこへコートを放ってシート代わりにしてバッグを枕に寝そべり、12月とは思えないぽかぽか陽気の中、波の音をBGMに1時間ほど昼寝をして帰りました。

 ……ようやく、休職して療養中のうつ病患者らしいことをしたなぁ、と思いました。
author by よんなん
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「鉄砲塚」目標?

IMGP1571.jpg 所用で幕張本郷へ行きました。

 帰りの総武線電車を待っていると、向かい側にある京成線の線路脇に「鉄砲塚」と書いてある札が目に入りました。……なんですかねあれ?

 すぐ先の「6」は分かります。6両編成の電車はここに止めなさいと運転士に示している目標ですよね。


 停止位置目標とひっじょーに紛らわしい場所にひっじょーによく似た形で建っているので、運転士に何を示しているのだろうと思うわけです。

 JRだと「電」とか「気」とか「特」みたいに漢字や漢字まじりの目標もあるんですけど。


 一応、駅の真上にある道路橋は「鉄砲塚跨線橋」というそうですが、京成線は跨線橋の真下に逐一こんな看板が立ってるんですかね? こんど京成線に乗ることがあったらよく見てみようと思います。。。
author by よんなん
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境川の係留施設

IMGP1557.jpg 「現在あなたが係留している小型船舶(ボート)は河川法(法律第167号)に違反しております。
ついては係留施設を撤去のうえ移動願います
葛南地域整備センター」

 ……浦安市を流れる境川の川沿いに昔からある看板です。看板そのものは(物理的に)新しくなっていますが、小学生の頃からあったように記憶しています。

 確かに、眼下には「係留施設」とともに、クルーザーやら釣り船やらがいっぱい係留されているんですけど、以前は木造のいつ朽ち果てるだろうかと思えるような代物だった「係留施設」が、スチール(?)製の新しいものに作りかえられているじゃないですか。

IMGP1558.jpg こんな出入り口まである「係留施設」、民間の小型船舶のオーナー陣がゲリラ的に造れるような代物ではないはずです。

 だいいち撤去どころか設備更新されちゃって、こんな大掛かりな工事を誰がやるんですかね。

 豊臣秀吉の一夜城じゃあるまいし、違反工事を県が見てみぬふりをするとも思えません。


IMGP1560.jpg しばらく歩いていくと、こんどは

「注意
ここは、出漁準備や漁獲物等を陸揚げする桟橋ですので、関係者以外の船舶の係留は禁止します。
また、船舶の接岸に支障となる釣りは、ご遠慮ください。
浦安市」

って、えー! この「係留施設」、浦安市が造ったの!?

 「関係者以外の船舶の係留は禁止」……つまり、関係者なら係留していいんですよね?


 千葉県の機関が違法だから撤去しなさいと看板を出し、浦安市は堂々と桟橋を置いている、って、「コンプライアンス」があーだのこーだのうるさい昨今、どうなんですかね?

 ……そういえば、河川法違反の築造物を撤去せよという意味のない看板は、北海道の築別炭鉱近くでも見たことがあります。

 看板が立っていたのは羽幌炭鉱鉄道(=廃線)跡にある鉄橋のたもとなんですが、所有者は撤去せよ、って言ったって、会社そのものがもうないんですから。……看板を立てた役所の人だって、これは元の鉄道橋で誰の持ち物か分かってそうなものです。


 河川法の第何条に違反するのか知りませんが、おそらくは罰則がない違反なんでしょう。

 河川管理者としては撤去せよという看板を出してさえおけば「やることはやっている」と言い張れて、使っている側は別に管理者が実力行使に出てくるわけでもなし、ナァナァになって何十年、コンプラナントカが声高に叫ばれるようになっても、わざわざ引っ掻き回すこともないよねぇってところじゃないんでしょうか。(推測)


 JR東日本の発電所が、取水量超過をきっかけに河川法違反の築造物がゴロゴロ露見して会社の偉い人が平身低頭だったように、浦安市も何かの拍子に市長が頭を下げて回ることになるのか、県に逆ギレするか、何もなくこの現状が今後も続くか、さてどうなりますか。
author by よんなん
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