「うつ」がこんなにつらいとは……。

 久方ぶりにこう思いました。

 きのうの診察で、うつ病薬を「パキシル」から「リフレックス」に変えることにしたんです。

 帰りに寄った薬局には在庫がなく、急遽取り寄せてもらって19時過ぎに再度薬局へ出向いて受け取りました。

#平日19時以降は「開局時間内の夜間〜」で40点(=3割負担なら120円)加算ですが、薬剤師さんの話では「処方せんを受け付けた時刻」によるとのことで、今回はつきませんでした。


 「リフレックス」は抗うつ薬ですが「眠気」という副作用があります。

 おかげさまで、きのう21時過ぎに寝たら朝6時までグッスリでしたよ。……前日まで、午前2〜3時に目が覚めていたのがまるでウソのようです。

 ……が、起きたあとも、ボケーッとしています。何とも形容しがたいだるさと頭痛で、15時頃まで寝込んでいました。

 抗うつ薬の飲み始めの頃は副作用が強めに出て、飲み続けるにしたがって治まっていくのは、頭では分かっていますからひたすらガマンです。


 それにしても、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」とはよく言ったもので、このつらさは一度経験しているとはいえ、こんなにつらかったんだっけ、、、、と思うことしきりです。
(しかも、あの頃よりきょうの調子のほうがはるかに楽なのに)

 会社を休み始めて以来、紙媒体で読めるものはマンガ程度のものが限度でしたが、そのマンガすら目を通す気になりません。
(きのう発売の「週刊モーニング」を買ってあったのに)

 ……8月3日に一度出勤したものの午後半休にして帰ることにした際、先輩から「え? 何の病気でどこがどうつらいの?」と問われて返事に窮したことを思い出しました。
(精神科にかかったのは8月6日なので、まだ病名はハッキリ決まっていなかった)

 具体的な日本語で表現できるのは「頭痛」でしかないんですが、それ以外は、なんというか、本当に形容しがたいものです。

 そんな程度の語彙力で、自分は本当にアナウンサーのなりそこないなのか、と情けなくなるほどです。
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精神科・心療内科の診察(6)

 えー、結論から申し上げます。

 先生の反応は、あれだけ大騒ぎして予約日を前倒しして来て何かと思ったらそんな話? ていうか、俺のこと主治医だと思ってないだろ? みたいな雰囲気で、大変申し訳ありませんでした。。。。λ....


 夕飯を囲んでの家族団らんで「先生にこう言われてしまった…」と話をしたら、また家族から総スカンです。何でそんな話を先生の前でするのか、と。

 いや、あの、自分が先生に処方されたとおり夕食後に抗うつ薬「パキシル」を服用していたら、父親が、先生が以前父親に話した(らしい)服用指導論と違う、そんなはずはない、と言うから、じゃぁ念のため次の診察で訊いてみようか、って話になってたんじゃないかぁ。
(で、早朝覚醒が相変わらず治らないことと併せて前回聞き忘れた)

 父親が一人で勝手に違う指導法を主張しているなら、スルーですよ。私は先生にすべてお任せしてご指導いただいているのですから。

 ただ、ほかならぬ先生が違う指導論をお持ちでそれを父親に話している、と言われれば、こちらだって気になります。

 それに「それなら次の診察のときに訊いてみる」と父親にも話しているんですから。
(こんなことになるんなら、そこで「ヒデノブからは言うな」と止めてほしかったです……)


 医師どうしの不文律みたいなものが、医師の息子を31年間やってますけどいまだに分かりません。。。orz

 妹に言わせれば、それは医師の世界の不文律ではなく、一般社会での不文律(というか常識)なんだそうなんですけれども……。

 んー、自分の言い分(というか、言い訳)としては、妹は医療事務の仕事をしていますから、自分からみれば「立派な業界人」なんですよ。その辺の微妙な立ち振る舞い方、って、やっぱり業界の中にいるから知っているんじゃないのかなぁ、と。

 ま、相変わらずヒデノブ君はKYだね、の一言で片付けておしまい、というレベルの話です。


 で、「今後の再発防止」について自分のKYぶりを前提に考えれば、「実はうつ病の回復期に家族団らんは大敵だった」、という結論になりそうです。(あくまで患者=KYなのが前提)

 父親が息子の行動で何か気になることがあればどうしてもアドバイス(+小言や苦言)をしてしまったり、自分も何か困りごとがあれば真っ先に家族に相談してしまう(+愚痴をこぼす)のは、残念ながら自然のことですし、致し方のないことです。

 いろんな意味で、そろそろ身の回りのことは自分でするようにして新居で暮らしたほうがよさそうですね。


 それはそうと、受付係の方はいつになく自然な受け答えで、診療明細もこちらから言わずとも出してくれました………もしかして、先生、このブログご覧になってますか?(笑)


 一方で、15時予約(=午後の診察1番目)のところ15分前に行ったら、受付係の方は10分前に玄関を開けてくださったものの……診察室に通されたのはなんと15:06!!

 通常の診察時間が10分、普段は余裕を見て予約を入れているところを、少々無理をお願いして余裕なしで予約を入れていただいた(=15:10〜の患者さんがいるはず)のになぁ。。残り4分しかないじゃん!

 こちらが遅れたなら別ですが、10分前には受付に診察券と保険証を出したのに……。


 何がどうなって6分遅れになったのかは分かりませんが、先生も「人間だもの」。

 時間が押しているのですから、え? 何? タカハシさん、訳分かんないこと言ってないでさっさと終わらせてよ、という雰囲気になるのは当然の流れです。。。
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我らがホームスタジアム

IMGP9386.jpg きのう、東京六大学野球の秋季リーグ戦を初観戦(応援)してきました。

 …とはいえ、球場に着いたのは16時ごろで、試合は7回。入場もフリーになっていました。。。

 入場フリーで入るのって、神宮歴12年で初体験です。


 今月初旬の都市対抗(@東京ドーム)が、JR九州の1回戦〜決勝の5試合を自分の目で見られて大満足のうちに終わり、あーもうしばらく野球はいいや、と思わないでもありませんでした。(なので、こんな時間にノコノコやってきた)


 でも、やっぱり神宮に来てみると、屋根のない「野」球場っていうのはいいもんですね。

 ……季節もようやく涼しくなってきて、屋外でも快適になりましたし。


 早稲田の勝利を見届けたあと、いつもの皆さん方とのアフター和民で少々盛り上がりすぎてしまったようで、きょうはお休みです。


 いや、朝は4時半なんてとんでもない時間に起きてはいたんです。
(↑相変わらず早朝覚醒が治らない=疲れが取れない)

 この病気、「あーもう試合始まっちゃう、始まっちゃった、終わるまでに『がんばって』行かなくちゃ」って思っちゃうといけないんですよねぇ。(目下、「心の風邪」を罹患中)

 どうにか風呂に入り、朝食を済ませることはできたものの、そこで力尽きてしまいました。orz


 昼を過ぎて六大学野球公式サイトでの試合速報を見たら、きょうの第1試合は早稲田のサヨナラ勝ちだった模様で…。

 あーあ、9回だけでもいいから行っておけば、一番面白いところを見られたのになぁ。。


 まぁ、日曜の午後に新居に残ったので、これからいちかわエフエムで「真昼の給湯室」でも聴いてゆっくり過ごそうかと思います。
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「ロボット医療事務係」とのバトル

 いまお世話になっている精神科・心療内科のクリニックは、先生はたいへん温和で何でも話しやすい雰囲気の方なんですが、受付係の応対に毎度辟易しています。

 私が近年気に入っている言葉は「バカとハサミは使いよう」でして、あいつはバカだ、(俺はまともで)アイツがおかしい、使えない、などと耳にするたび、「バカ」「おかしい」と分かっているならその前提でその人をうまく使いこなして(相手して)ごらんなさい、と思うんです。

 それこそ、精神科の世話になるような人でない限り、日本語は通じるのでしょうから。
(なかには思想・宗教的な面で日本語すr…もとい、相容れない例外もありますが…)

 まさに、「バカと言ったら自分がバカ」ってやつですね。

 そんな私に毎度刺激を与えてくれるのが、精神科・心療内科クリニックの受付係です。

 私は「ロボット受付係」と勝手に名付けて、毎回バトルをしては負けています。(笑)
(過去のバトル歴→その1その2


 さて、火曜日の診察のとき、待合室で待っていると別の患者さんが受付で会計をしている光景が目に入りました。

患者「いや、きょうは暑いですねぇ」
ロボ「そうですねぇ、暑いですねぇ」
患者「そろそろ毎日涼しくなってくれるといいんですけど」
ロボ「そうですよねぇ」

……あれ? ロボット受付係にしては、まともな会話ができてんじゃん、と一瞬思いましたが、実はオウム返ししかしていないことに気がつきます。

そして

ロボ「次回の予約ですが、○月×日でよろしいですかー?」
患者「はい、10時台とか11時台はあいてますか?」
ロボ「いつがよろしいですかー?」

来た!! 患者は「10〜11時台」って言ってるじゃんよ!! これは自分も毎回見舞われるパンチです。(笑)


 さて、先日母親が偏頭痛の話をしていたので、そういえばここの待合室に製薬会社のリーフレットがあったぞ? と思って棚を探しても見当たりません。そこで

高橋「お忙しいところすみません、このあいだそこ(棚を指差して)に偏頭痛のリーフレットがあったと思うんですが、もうありませんか?」
ロボ「そうですねぇ、なくなってしまった『みたい』ですねぇ」
高橋「………」(投了)

こーのーやーろー! 接客業として「みたい」「思う」というあいまいな返答はNGだろうがっ!

 もちろん、そこで私が、「じゃぁ確かめてくれませんか?」「欲しいので製薬会社から取り寄せてもらえますか?」と会話を続けられなかった時点で、ロボット受付係の勝ちであります。

 ふんっ、受付係も何か作業をしていたから邪魔かと遠慮したんだようっ。(負け惜しみ)


 帰り際、「もしお手数でなければこの領収証のほかに診療明細をいただけますか?」と告げたら、すっごい渋い顔をして面倒そうにマシンを操作して出してくれました。
(ちょっと手間がかかるっぽい)

#本当は患者が「不要」と告げない限り無償発行するのが義務で、その旨の掲示もしてある

 つか、ちゃんと「明細書発行体制等加算 1点」がついてんじゃねーか! 毎回出せよ!
(1点=10円)

#もちろん、明細を出したから加算されたのではない

 へっへっへっ。
 ♪言ーってやろー言ってやろー、(院長)せーんせいに言ってやろー。(←まるで子供)


………レベル低い「バトル」だなぁ。。。


 近年、精神科は「心療内科」「メンタルクリニック」とも呼ばれるようになって敷居が低くなっていますが、明細にはしっかりと「受診科|精神科」と書いてありましたよ! やったね☆

 まぁ確かに、診療明細には「本当のこと」が書いてあるので、実家の内科診療所ですら明細を見た患者さまの気分が変わる……というか、事務係がその場で怒りのターゲットにされてしまうケースがあるようで、ましてや精神科では…と考えれば受付係の気持ちは分からなくもありません。


 こんなこと考えちゃうから、いつも負けるんだよ。。。
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「特定薬剤管理指導加算」!?

 きのう、精神科・心療内科の帰りに市中の保険薬局で処方薬をもらいました。

 この薬局、大手ドラッグストアチェーン店でして、店員(というか薬剤師)の応対もよく、きちんと「調剤明細書」を何も言わずに発行してくれます。(本当はこれが当たり前ですが、言わないと出してくれない個人経営の薬局・病院もあります)

#後述しますが、この薬局は実家の診療所内での評判がすこぶる悪い

 で、前回の薬剤師さんに「後発医薬品を試しに2〜3日ぶん飲んでみたい」(その日は後発品の在庫がなかった)と告げたところ、「この患者さんは後発医薬品を希望している」という(大手ならではの)伝言ゲームになり、今回、睡眠薬「サイレース錠2mg」(先発品)15日分が全部後発品「フルニトラゼパム錠2mg『アメル』」で出てきました。。。orz

#「フルニトラゼパム」は「サイレース」(商品名)の成分名

 帰宅して前回の調剤明細と見比べると、やはり後発医薬品(またの名をジェネリック医薬品とかゾロ品とか)にしたからといっても、先日試算したように、

・サイレース15日分30点→アメル15日分15点 (1点=10円)

ではあったものの、

・後発医薬品調剤加算 2点
・後発医薬品情報提供料 10点

が加わって、差し引き3点=30円=自己負担3割で9円=自分は自己負担1割なので3円しか違いませんでした。

#先日、自立支援医療(精神通院)の申請をしたので1割負担なんです

 よっしゃ、自己流で勉強して試算した結果が合ってた! と思いきや、

「特定薬剤管理指導加算 4点」

とあります。なんじゃこりゃ?

 睡眠薬が後発品に変わっただけで、前回とは同じ薬・同じ日数分しかもらっていないのですぞ?

 google先生に聞いてみると、どうやら特定薬剤=ハイリスク薬で、私の場合は「精神用神経剤」、つまり「パキシル」(=うつ病薬)が該当するようです。

 じゃぁなんで前回はつかなかったんだ? と、この大手ドラッグストアチェーンの本部(フリーダイヤル)に電話で問い合わせると、「報酬請求はこちら(本部)でやっていませんので、店舗へ直接お問い合わせください」とのこと。

……いやいや、研修やら指導をする人がいるでしょう! とは思いつつ、確かにお客さまコールセンターにはいないか、仮にいても電話口に出してクレーマーの相手はさせないのでしょうな。


 店舗に直接電話なんかしたら、クレーマーとしてマークされちゃうじゃんよ、という気もしますが、この薬局、実家の診療所内ではすこぶる評判が悪いんです。
(この薬局“だけ”、問い合わせや照会などと称して業務妨害まがいの電話を頻繁にかけてくるとかこないとか……?)

 ただ、この店舗は駅ビルのテナントで、新居へ本格的に移ったあとも診察帰りに立ち寄るのが便利なのと、自立支援医療(精神通院)の受給には、利用する薬局を一軒に決めなくては1割負担にならないので、ここを使うことにしちゃったんですね。

#通常の健康保険利用なら、処方せんを全国どこの薬局へ持っていっても保険適用

 じゃぁ、「4点」=自分の場合「4円」のことで電話しちゃってもメーワクじゃないよなー(むしろ当方の電話代の方が高い)、と電話してみました。

 保険証が自営業の「国民健康保険」なら券面に実家の屋号(=診療所名)が書いてあるので「意趣返しか!」とバレバレですが、就職してサラリーマンになった自分は勤務先の「社会健康保険」ですからまず分からないでしょう。

 「先ほどそちらで調剤していただいた高橋です」と名のると、「タカハシ」なんていうありふれた名前なのにすぐカルテが出てきた模様で(←これすごい!)すんなり話が通じ、

自分「この『特定薬剤管理指導加算』ってなんですか、今回は睡眠薬が後発品になっただけで、前回と全く同じ薬・全く同じ日数分だったのに、前回はついていませんでしたよ」
薬局「あぁ、これは『パキシル』のような、めまいなどの強い副作用や重要な注意事項があるお薬をお渡しするときにご説明をしますので、このような場合につきます」
自分「じゃぁ、前回は、つけ忘れたってことですか」
薬局「……えぇ、まぁ、そうですねぇ」

「つけ忘れですか?」ってこっちから聞いちゃった自分のばかー!


 本来なら「前回も今回もそんな説明受けていません」とさらにツッコむべきでした。。。

 実際、薬剤師さんとは後発品に関するやりとり(試しに2〜3日分なんじゃなかったっけ? という話)はあったものの、パキシルについては前回同様「お薬情報」のような紙切れをもらっただけなんですから。


 再びgoogle先生に聞いてみると、どうやら「後発医薬品情報提供料」のように特にきちんと説明しなくても(実態として)毎回算定する「ベタ取り」ができちゃう性格の加算点数じゃないみたいなんですね。

 おそらく(推測ですが)前回は「つけ忘れ」なのではなく、当局の監査が入ったときに「ベタ取りしている」と指摘されないように、適当なタイミングで加算しているってところなんじゃないかなぁ……


 たぶん、この薬局は自分に「前回はつけ忘れ」で納得させたとマーク済みのはずなので、今後はもれなく加算されるのではないかと思います。
(当局に指摘されれば「この患者様からは毎回の説明・指導を希望された」とでも言っとけばいいんですよ、きっと)

 もし次回「つけ忘れ」ていたら、その場で指摘するか、帰ってから電話してみようかなぁと思います。


 自己負担額4円のことでこれだけ盛り上がれるって、どれだけヒマ人なのかねタカハシ君。
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精神科・心療内科の診察(5)

 「つまり、勃つけどイかないってことですね」


 先生! 「ズバリ快答!テレフォン身の上相談」に来たんじゃないんですってば!!

 ……おっしゃる通りなんですけどね。。。

#ついでに、あのラジオ番組が4月から関東ローカルになっていたとは知りませんでした…


 このところ調子はいかがですか、という問診のなかで小便のキレが悪くなった、という話をしたところ、なかには小便が出なくなる人がいて最終的には管を入れて出すなんてこともしますよー(まじで!?)、という話題になり、あ、そういえば「出ない」と言えば……

自分「あと、このところ性欲を自分で満たすことができなくっt…」
先生「あ、それはパキシル(=うつ病薬)の副作用です」(ズバリ)

即答でした。とほほ。

 冒頭の言葉は、その後に出てきた先生のセリフです。。。


 この副作用は自分の友人も経験したそうですけど、時代は進化しているようです。


 先生は続けて

「そんな高橋さんにうってつけのお薬があります」

と卓上のパソコンでスライドを開くと、そこには「ノルアドレナリン・セロトニン作動性抗うつ薬(NaSSA)」の簡単な解説がありました。


 つまり、そういう副作用が出ない新薬(2009年登場)で、今月末まで処方期間が2週間に制限されているのがこのたび解禁される、というのです。


 ははぁ、それはいいですね、と思いつつも、別に夫婦関係があるわけでも、そういうパートナーがいるわけでもないので、いまのところ人間関係には支障をきたしていないのです。

 せいぜい、外出したときに「けいおん!」の秋山澪がポニテになったような女子高生や、真鍋和のような本屋の店員を見かけると、か…カワユス! と思わずハートに矢がグサッと刺さる頻度が増えた程度です。(ほんの一例)

 そこで手が出てお縄になるほど悪化しているならともかく、とりあえず今回は引き続き「パキシル」を処方していただきました。。。


 とはいえ、オナ…もとい、お縄になってからでは遅いので、次回あたりお願いしてみようかなぁ……と思ったりしています。


 で、もっと困っている「早朝覚醒が治らない」ことを先生に相談するのを忘れたまま診察が終わってしまいましたよ! ………ナニやってんだか。
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居心地のよい新居

 木曜夜に本八幡で飲んで、その晩は下総中山(=JRで1駅)の新居に帰りました。

 金曜には浦安へ帰るつもりが、あまりの居心地のよさに、そのまま土曜…日曜……ようやくバッグに入れてあった薬が底をついて、きょう(月曜)になって実家へ戻りました。

 近辺はコンビニ激戦区なので、新居のすぐ裏にもコンビニが一軒ありまして、食料の調達には困りません。

 着替えも、もともと1晩泊まるつもりで持ってきていたのと、洗濯機をすでに買ってあるのでその点も不都合はありませんでした。

#ついでにシーツやタオルケットなんかも洗ったり。

 おまけに、エレベーター不停止階なので廊下を歩く人がいなくて窓は開け放題(そして風通しもすばらしい!)。そのうえ、部屋からはトレインビューときたもんです。


 実家へ帰っても、またゴタゴタするだけだし、職場復帰の前にリハビリと称してこっちで暮らしちゃおうか、なんて考えてしまうほどです。

 休みはじめの頃は、せっかく買ったけど当時の状況では自分のことを自分でするなんて絶対無理! という具合でしたが、少なくともこの4泊5日のあいだは問題なく過ごせました。
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「ワクワクしていることはあるか」

 木曜日の、本八幡での飲み会は、市川JC(青年会議所)出身で某社専務・某法人の事務長+その部下の方との3人でした。

#ということにしときますから。>専務

 専務とは出身大学が同じで、私の学生時代には何かと面倒を見てくださいました。

 で、先般購入した新居の売主が、なんという偶然か某法人の監事だったんですね。(本当)

 そんなことがあったのと、私の近況(=会社を休んでいる)を知って、新居祝い+近況報告を兼ねて誘ってくださったものです。


 本当は、私の近況を聞きたくて設けた一席のはずだった(らしい)んですが、専務の面白いお話に場は盛り上がり、終わったのは総武線の終電1本前。

 ……上り電車は終わっていて、部下の方はタクシー帰りでした。
(普段はクルマ通勤なのをその日は電車で出勤してくださったのに…すみません)


 それはともかく、専務とは出身大学が同じ、ということから午前中会った方に人生の先輩として相談した中身を専務にもしてみたところ、また違った視点から面白いアドバイスを聞くことができました。……なるほどね。


 そんな4時間近い一席の中で、一番印象に残ったやりとりは、専務からの表題の問いかけ。

 んーむ、と4〜5秒思いをめぐらせて、

「いま読んでいるマンガのページ構成とコマ割がうまくて、ページをめくると次は何が待っているんだ! というのにワクワクする」

と答えたら、

「おい、いま答えながら『某大学の理工学部、それから大学院まで出といて、今ワクワクしているのはマンガの構成です、って情けねー』って思っただろ」

んなッ! こっちは本気でそれしか思い浮かばないんだってば! ほんとですって!


 んー、確かに、就職したての頃のような「明日の△△業界、そしてこの国をどうしてくれようか!」(←上州弁?)というワクワク感は、いまの自分にはありませんわな。

 逆に、入社して6年が経つにつれて、

なぁんだ、本社採用なんて損な役回りばっかりじゃん、別にこの会社を引っ張っていく筋合いなんかねーよ、好きにしてくれや。あーあ、本社採用で入社したのが間違いだったね。
(って、当時は大学院卒は本社でしか募集してませんでしたが)

とも思ったり思わなかったり。


 そういう観点では、いまの勤務先で取得させてもらった国家資格を引っ提げてとらばーゆ+次の会社では偉くならなくていいから副業も楽しみながら好き勝手過ごそうか、みたいなことにワクワクしないでもありませんが。

 まぁ、副業OK+その資格を活かせる会社を探すのが大変なのと、会社を辞めるだとかの「重要な決断」は先送りするように精神科・心療内科の先生にも言われていますし。

 それに、こんな状況でもいまだに、「大学院まで出たんだし相応の何かで世の中の役に立つことしたいなぁ」なんておめでたいことは考えてるんですから。


 むしろいまの勤務先は、地方議会の議員に立候補するには会社を辞めなくても休暇+当選後は休職でOKな会社(=落選しても元に戻れる)なので、そういう点ではおいしいんですよ。

#当選後も勤務を続けて、議会のある日だけ休むこともできます、、、けど、昨今の政治家でそれは難しいでしょう。

 ……でも、さすがに30過ぎちゃうと「地盤・看板・カバン」なしで新規立候補は厳しいしなぁ。

 いまから労働組合の活動家? それはないね!


 とにかく、現時点では、いまの勤務先で影響力を行使できる立場になる、というモチベーションがかなり薄まっているのは確かです。

 ……まったく、誰の影響なんだか。>辞めていった入社同期一同

 専務は、以前の自分がそんな気分でいたことに違和感を持ったそうですが、いや! 「1分の1△△模型を好きにしていい」だなんて夢のようじゃないですか!! ねぇ。
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次長面会

 会社を休み始めてから、会社とのコンタクトは直属の課長が窓口で、1〜2週間に1度のペースでお会いしていました。

 そこへ、きのう課長から電話があり、きょう・明日の予定を聞かれました。


 次長が会いたい、と言っているとか。


 ひええ。絶対怒られる!

 ……そう思いながら、きょう10時に新宿駅で課長と待ち合わせ、近所の喫茶店へ。いつもの事務連絡等を済ませると、課長と交代で次長登場です。

 課長は「次長が何をお話しになりたいのかは、俺も知らないんだよね」と帰っていきました。。

#会社によって職制の違いがあると思いますが、現在の△△事務所は「事務所」を名乗りつつ社員数6〜700人のちょっとした中小企業レベルな規模なので、そういう会社なら副社長にあたるでしょう。


 以前、職場での雑談中に「心療内科」という単語が出たとき、次長が

「心療内科って何?」

とおっしゃっていたので、こりゃ絶対に部下のメンタルヘルスには理解がない人だな、と思っていました。

 そんな人から見れば、うつ病などただの「なまけ病」ですってば。


 と、ビクビクしつつ次長をお迎えすると、予想とは裏腹に温和な雰囲気でお話をされます。

 30分ほどの間に

・高橋君のようなケースは3人目で、過去の2人は現在は無事復帰していること
・赴任前情報では向いていると感じていたが「ものづくり」という仕事は高橋君にとってどうか
・本屋で、高橋君に合いそうな本を見つけたから買ってきた
・いまは心のチャージにつとめること。自分のオススメは「寺めぐり」と「ポタリング」……だが、過去の2人は実践していない(笑)

というお話をされてあっけなく終了しました。

#ちなみに次長の趣味が本格的な自転車で「ポタリング」は本格的サイクリングのワンランク下。一般人がイメージする観光地めぐりでのお散歩的サイクリングに近い


 「ものづくり」に関しては、そこは正直に、大学・大学院の「機械工学(研究)科」に6年いて、もう懲り懲りであること、就職活動の場面で現勤務先と同業でも機械工学系でものづくり職しか募集していない会社は文系で応募したことなどをお話ししました。


 「過去の2人は実践していない」という言葉が示すとおり、次長ご自身でも認識していらっしゃるようですが、一般的に対うつ病患者にはNGとされるアドバイスが結構ありましたね。

 自分自身がわりと調子が良くなってきている(ように感じている)のと、次長も課長からの報告を踏まえてのアドバイスだったろうと思うので受け入れられましたが、休み始めの頃ならおそらくパワハラに近いレベルのプレッシャーだったと思います。

 分かったかね、ヤバかった頃にやたらとアドバイスをくれた心当たりのある人よ!>私信


 本は、“高橋君に合いそう”と言うので電車の本かと思いきや、聖書に関する本でした。

 ……とはいっても、次長ご自身もクリスチャンではなく、著者はフィナンシャルプランナーの中村芳子という人で、バリバリの宗教本というより、曽野綾子のコラムに近そうです。


 いまのところ、紙媒体で読めるのはマンガと新聞程度が限度なんですが、気が向いたら少しずつ目を通してみたいと思います。
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「うつ病」になって良かったこと

IMGP9334.jpg ヘンな言い方ですけど、このところ少しずつではありますが調子がよくなってきて、こんなことも考えられるようになりました。

 思いつくままに書き連ねてみます。どうぞお付き合いのほどを。

1.水虫が治った
 まぁ、会社へ行かずに家でゴロゴロするようになった=靴をはかなくなったんですから、当たり前といえば当たり前ですわな。

 秋冬になれば治るのと同じで、復職して来年の夏になれば再発しますよ。きっと。

#前職場は土足禁止で靴とは無縁だったので、去年だけは発生しませんでした


2.長い夏休みをもらえた
 実は、かれこれ2〜3年くらい前からでしょうか、「そろそろ少し一旦休みたいな」って思ってたんです。

 入社以来、本人は水を得た魚のつもりでも、周囲にはまったく手に負えない「困ったちゃん」で、トラブルには事欠きませんでしたから。

 自分自身も、好きで騒ぎを起こしていたわけではなく、ほとほと疲れていた、という一面もありました。

 ……そのKYな性格を直せばいいのに、って、そりゃそれは正論ですが、もう30過ぎたら性格なんか直りませんよーだ。(開き直り)

#何年か前「今年の目標は空気を読めるようになること」と掲げて半年で挫折しました


 ただ、休みをもらい始めた時期が、酷暑も酷暑、記録づくめの真夏だったので、日によって少し調子がよいからといってむやみに外出できない(先生からも暑い日中の外出は止められている)のはもったいなかったです。

 有給休暇・病欠中は通勤定期がそのままなので、遊びに出かけるならいま!(こら)なんですけど、病気休職に入ると通勤定期は没収されてしまいます。

 これから徐々に良くなって、季節も涼しくなるといっても、おいそれと出かけられなくなっちゃいますよ?(何言ってやがる)

 休職への日数カウントダウンはすでに始まっていて、先生や上司から「あせらないように」と言われても……その一点だけは、ちょっと焦っています。orz


 次は、堂々と「育児休職」で休んでやるぜ!

 って、結婚どころかカノジョの「k」の字すらないけどな!


3.新居の「リフォーム臭」を消す期間ができた
 せっかく新居を購入・リフォームし終えて、家具もあらかた揃ったしそろそろ住めるよ、誰か遊びに来ない? というところで倒れてしまったので、新居は空き家状態のまま実家にて療養中です。

 ……ですが、新築とかリフォーム後の独特のにおいってありますよね。

 最近の壁紙やペンキは全然ニオイがしないんですけど、システムキッチンの引き出しや戸棚の中がすごいんです。

 どうせ使わないんだし、扉と引き出し開けっ放し+換気扇つけっぱなしにして放置(写真)していたら、見事に消えてくれました。うっしゃ。

 その代わり、住んでもいないのに電気代はしっかり取られました。えへ。


4.少しは他人をいたわるようになった(気がする)
 たぶん、周囲から見れば、相変わらずの自分勝手な人だと思いますけど。

 以前、仕事が楽しくて楽しくて仕方がなかった頃は、同期に悩みを打ち明けられても、ふーん、俺は楽しいけどね! へへーん、としか言えなかった(←最低)んです。

 それが、ああ、あのときの同期は、こういう状況だったんだ……なんでちゃんと耳を傾けてあげられなかったんだろう、と、少しは反省するようになりました。


 あと、、いつだったか知人が「元カレとは会うたびにヤラれるのが嫌だった。自分はそんなに性欲ない。今カレはその点が楽」と言ってるのを聞いて、いや、「卒業」してそんなに時間経ってないオトコを相手にそれって無理でしょー! つか、今カレはもはや悟りの境地? と思っていました。

 そして現在、うつ病薬の副作用(たぶん)でJR特急料金払い戻しレベルの遅延が発生するようになると、ああ、こういう状況下でパートナーと会うたびに求められたら、そりゃ、いくら未使用でも、たとえ痴女のおねえさんが一方的にリードしてくれても「ウゼェ」の一言に尽きますわな。やっと分かりました。。。o....rz


 ……と、まぁ、ザッと思いつくだけでもこれだけありました。

 きっと、ときが過ぎれば「いい経験だった」と思える日が来るでしょう。
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