気が向いたのでぷらっと行ってみました。
自分が学生だった頃の新生早稲田祭と比べて、いいなと思ったのが
・休憩スペースが多く確保されている
・サインやフロアマップが多く貼られている
・運営スタッフがたくさんいる(ように見えた)
ことでしょうか。
昼食は結局三品食堂で食べちゃったんですけど、改築された11号館2階の広いラウンジが開放されているのを見て、学園祭なんだし屋台であれこれ買ってきて食べるのもよかったなと思いました。
しかも、従前のラウンジのようなローテーブルではなく、机くらいの高さがあるテーブルだったので使い勝手がよかったです。……って、これは運営スタッフより、新11号館を設計した大学当局の手柄かもしれませんが。
前は、こういうスペースがなかったか、あったかもしれないけれど存在が分かりにくかったです。……食べ物を売るだけ売って食べる場所がない、みたいな。
あと、本気で「早稲田祭2011」をまわろうと思えば、パンフレットを入手してコミケのカタログチェックじゃありませんが、見たい展示に目星をつける必要があるわけで、この点でも満足な休憩スペースが確保されていたことは特筆に価しました。
今年はスマートフォン向けには事前にパンフを公開していたようですが、紙のパンフは当日にならないと入手できませんので。
特に11号館や14号館のような新しい建物は、古い建物と違ってフロア間の移動がしやすく、空間にもゆとりを持たせてあるので、学園祭に限らずイベントスペース(特に展示会向け)として充分使えるのではないかと思いました。
できれば、紙のパンフレットも事前に手に入れてあらかじめサークルチェックして行けたら嬉しいのですが、どんなもんでしょうか。
そして、本当に運営スタッフに頭が下がるのが、各種掲示。……本当にきめ細かにあちこちに貼ってあるんです。
(以前のサークルの貼り紙のような無秩序に貼られているのとも違う)
現在の「早稲田祭20xx」は正式な早稲田祭ではありませんから、「理工展」では従来どおり1週間の休講があるのに対し、「早稲田祭20xx」が開催される早稲田・戸山キャンパスの学部は当日の土曜日が休講になっているだけで、準備・撤収期間はありません。
学部によっては前日を学部デー(年一度の休講日)にして配慮しているところもあるようですが、全学的なものではないはずです。
そこへ、展示がある建物の各フロアというフロアへ、こうして貼り紙を貼り(どこへ何を貼るかも事前にリストアップしているはず)、終わったら剥がしているのですから、その手間たるや想像するだけでとてつもないものだというのが分かります。
これ、運営スタッフがすべて手弁当でやっている(はずな)のですぞ。
関連して、明らかに自分のときと違うなぁと思ったのが、マンパワーが豊富だということです。
馬場下町の交差点から南門へ向かう通りには、数十メートル間隔でハッピを着たスタッフが立っていて「歩道を通ってください」と呼びかけているのです。……自分が学生のときも馬場下町の交差点や通りにはスタッフがいましたが、こんなにたくさんはいなかったと思う。。。
こういうところに人的資源を割けるほど、スタッフがいるということなんですよね。
(もしかしたら運営スタッフではなく協力するイベント系サークルの人なのかもですが)
嬉しかったのは「記録」の腕章をつけたスタッフがぴょんぴょん飛び回っていたことです。
自分も当時、当日は記録だったので……「
早稲田祭2004」公式サイトで使われている写真は、私が撮った「早稲田祭2003」のものが多いです。
(元の写真がヘタなのにとっても見ばえよく加工されているので、すごいのは私ではなく「早稲田祭2004」のWeb担当ですが)
たぶん、当日の運営スタッフの仕事の中で一番おいしい…もとい、楽しいと思います。ぬふふ。