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移動式クレーン運転士実技教習(2)

DSC00052.jpg きょうは机上の「合図」と、運転の2時間です。

 学科は免除なんですが「合図」は技能に含まれるのだとか。……1コマだけ教室に入ります。


 法令では「合図」は事業者が定めるものと決まっており、統一されたものはありません。

 実際、コベルコで玉掛けを取ったときと、このクレーン学校とでも微妙に違います。……ほとんど似ているので分かりますが、ちょっと勝手が違いますね。

 最終日の技能試験では合図の項目もあります。


 で、運転のほうは、きょうから試験コースの練習開始です。

 きのうは巻上げ・巻下げ・旋回だけでしたが、水平移動が加わります。


 こないだ取った床上操作式クレーンは単に東西南北へ動かせば水平移動するのが、移動式クレーンは、ジブ(腕みたいな部分)を上下に動かして吊り荷を前後へ移動させるので、吊り荷は上下方向にも動いてしまいます。

 そこでジブを起こしたり倒したりするのと同時に、巻上げ・巻下げの操作もして、水平に移動させるわけです。


 移動そのものはそんなに難しくないものの、難しいのは「振れ止め」です。

 旋回方向に振れてしまうのは、床上操作式と同じ感覚でわりと簡単に止められますが、前後方向に振れたらジブを起こして振れ止めをするので、なかなか感覚がつかめません。


 時間を気にせずにソロリソロリとやればもちろん振れないのですが……、技能試験には時間制限(5分30秒)があります。(時間オーバーしても減点だけで即失格にはなりませんけど)
author by よんなん
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