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わがままな施主

 角部屋特有の冬の寒さに耐えかねて、軽くリフォームをしようと相見積もりが揃いました。

 一者は、昨年のリフォームを手がけた工務店と、出入りしているガラス屋。
 
 もう一者は父親から紹介を受けた、リフォームも手がける住宅資材問屋。

 勤務先系列の住宅会社も呼ぼうか迷ったのですが、5月12日にやった「工務店+ガラス屋」との打ち合わせはかなりしんどかったので、3軒目はカラダが持たない……と思ってやめました。


 で、「工務店+ガラス屋」と「住宅資材問屋」の見積もりが出揃いました。

 全体的な書式は違いますが、トステムの「インプラス」(という製品名の内窓)の見積もりだけはトステムのシステムから出てくるらしく、そこは全く同じレベルで見比べられます……そしたら「住宅資材問屋」の値段が「問屋」を名乗るくせにガラス屋のおよそ5割高! 話になりません!!

 大工工事の部分で値段が違うなら腕を心配しますが、メーカー製のサッシの値段です。
(もちろん施工費は別で、サッシ本体の価格を純粋に比較)

 じゃぁ、去年のリフォームもやってもらったことだし、アフターサービスも気軽に頼めるし、と詳細な打ち合わせをしようと工務店に来てもらったんです。


 最初の打ち合わせから半月以上が経ち、その間、素人なりに少しは勉強してみました。

「見積書では床に敷くのは『合板』の2枚重ねとありますけど、インシュレーションボードですか? パーティクルボードですか?」
「ラーチ合板です」
「え、それって、このコンクリの床の冷たいのはシャットアウトできるのかしら」
「インシュレーションボードは下にいったん合板を敷いて、インシュレーションボードを敷いて、さらにその上に合板を貼って3工程要るからお金かかりますよ」

 費用も確かに大事だけど、そういう問題じゃないです。「床の冷たいのを何とかしたい」と頼んだんだから。

「根太を組んでその間に敷くのは?」(←住宅資材問屋はそういう工法を提案してきた)
「マンションで根太は組まないです、暖かさを言ったら、ウールのジュータンを敷いたほうがよほど安上がりで暖かいですよ」

 ジュータンの肌触りの問題だったら、ニトリで適当なラグを買ってきて敷いてるっての!!

 このときは思い出せなかったんですが、よく考えたら、昨年のリフォームで洗面所の床は根太を組んで張ったじゃないか……。。。


 床はさておき話題は壁へ。

 見積もり時はやろうか迷い中で見積もりには入ってないんですが、その後引きこもり部屋の中空壁(元ピアノ教室だったので防音のためにコンクリ壁からふかしてある)のコンセントをはがして中を見たら一応グラスウールはコンクリに貼ってあるものの、そこから石膏ボードまで20cm近くも何もない空間だったのです。

#値段を調べるだけならタダだから、迷っているなら見積もりに入れてもらうべきだった

 住宅エコポイントは実は外壁の断熱改修でももらうことができると知り、なんと10万ポイントです。共同住宅なら断熱材を1.1〜1.7m3以上(断熱性能による)使うことが条件で、引きこもり部屋とリビングの外気に面した壁に貼りまくれば満たせそうです。

「この壁の向こうに断熱材を詰められたらと思うのだけれど」
「古い時代のグラスウールはいじらないほうがいいです。はがすときにチクチクして大変」
「セルロースファイバーとか吹き込めませんか」
「聞いたことないです。新しい素材は何があるか分からないから使わないほうがいいですよ。それよりこの石膏ボードの上から5.5ミリのベニヤを貼れば暖かいです」

……ベニヤ? それなんて断熱材?? まぁエコポイントは無理でも安上がりっぽいので

「施工費はどのくらいですか?」
「(メジャーで測って)この壁一面で81600円」

 しかも8万円超って……。


 う〜ん、昨冬は暖房を切った引きこもり部屋は常時室温10℃以下で「開かずの間」と化していたので、これをどうにかしたいのだが……。。。

 ガラス屋さんの見積額は魅力なんですけどね。工務店さんも、あのガラス屋さんは話がどんどん決まっていく、と言います。

 この大工さん悪い人じゃないし、昨年のリフォームは自分のワガママをかなり聞いてくれて「工務店+設備業者」チームですばらしい仕上がりになったんですが、、、今回はどうも、、、

 工務店さんにお引取りいただいてから、とりあえず勤務先系列の住宅会社へ電話です。

 住宅会社としては(かなり)マイナーとはいえ、ひとまずプロの建築家に一度ワガママを聞いてもらって、実現できる部分と今回は見送る部分を詰めていけるのが、工務店に直接お願いするのと違う点です。

 最初からやりたい工事の詳細が決まっていれば、住宅会社を通す分だけムダですが。

 ……電話受付はなぜか土日祝日休みですが、たいていこういう会社は火曜ないし水曜休みなので案の定「担当の者が不在」で、しかも昨年の見積もりでお世話になった3人中2人(うち1人は建築士)は異動したという話だったものの、ひとまず明日折り返し電話をいただけるとのこと。


 んで、そもそものきっかけだった固定窓のゴムパッキンは結局、マンション修繕工事の一環でパッキンを外して外側からのコーキングで処置されました。

 エアコンも、新居裏の電器屋には「外壁工事の足場がないと設置は無理、足場が外れると修理もできない」と言われたのですが、父親紹介の空調業者さんは「足場がなくても可能」と言います。

 ……なので、足場がなくなるまでに、というしばりはなくなりました。


 その一方、住宅エコポイントをもらうには7月末までに着工する必要があることと、ぼちぼち通所リハビリ〜復職の話が出てきたので、工事はしたいが平日は家にいない=土曜日しか工事ができない、なんて話になりかねません。
(日曜祝日はマンションの決まりでリフォーム工事不可)

 きょう明日を急ぐ話ではありませんが、ぼやぼやしていると、せっかくのトレインビューの書斎がまた冬を迎えて「開かずの間」になってしまいます。
author by よんなん
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